バンドではトロンボーンを吹いていますが、個人的にはサックスも吹いています。サックスを初めて買ったの40年くらい前だと思います。最初は勤務先にBig bandがあり、アルトサックスで参加したのですがサッパリ吹けませんでした。「楽譜を読めない」からです。そのうち子供が産まれ、仕事は超ハードになり、音楽はどこかにいってしまいました。
時は流れ、52歳くらいのころ会社の前に「ヤマ〇大人の音楽教室」があり、知らず知らずのうちにそこのレッスン生になってました。7年間ほどお世話になりました。楽譜を見て吹けるようになりましたが、アドリブとは無縁でした。また57歳のとき魔がさしたのかトロンボーンを通販で買ってしまい、トロンボーンとサックスという2種類の楽器を練習することがだんだん負担になり、ヤマ〇を退会しました。
その後、62歳で会社を退職、あり余る自由な時間を手に入れました。自己流ですがトロンボーンとサックスの練習を楽しんでました、ところが自分の「サックスの音色が情けないほど貧弱」なのでどうしたものかと思案していたら、当バンドのバンマスさんから「H先生」の存在を教えてもらい、2019年からサックスの指導を受けてます。
前置きが長くてすみません、H先生のレッスンは50分のうち半分を基礎練習(スケール、オーバートーン)、残り半分でアドリブの取り組み方を教えてもらっています。
今日は「枯葉」を「アベイラブルノート」と、「アプローチノート」で吹くというものでした。アベイラブルノートは練習してあったので詰まりながらも吹けましたが、アプローチノートは「ターゲットノートのひとつ上の音から」始める慣用句みたいなフレーズですが、この「ひとつ上の音」がすぐに思いつかず、特にAm7,B7がダメでした。
対処法として「音名ではなく数字で音を理解する」とアドバイスもらいました。「一つ上の音がすぐ浮かばない」の解決法として、iRealを鳴らしながら、コードの「9,8,7,6,5」と吹く練習、「1,9、1,9」または「9,1,9,1」と吹く練習をしてみよう、との指導を受けた。
また、今日指摘されたのは、
〇タンギングを忘れがち、とくにシンコペーションの4拍目のタンギング
〇(アドリブのために)テーマやソロフレーズは暗譜するべき。間違ってもかまわない、自信をもって唄えばいい。楽譜やフレーズのメモ書きにかじりつきながら吹いていてはいつまでたっても吹けないよ
H先生のレッスンのおかげで、かなり音色は改善してきました。楽譜に気が行ってしまうと情けない音色に戻るのが注意点です。また少しですが理論を学んでいます。あと10年くらいは音楽続けたいので、いつか自由にアドリブできるようになりたいものです。