Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

 F1 メインっス。
 外野から好き勝手な事をギャースカ喚いています。

史上最年少とは思えない完勝でした

2008年09月15日 22時03分18秒 | F1
イタリアGP。
ベッテル勝っちゃいましたねぇ。
しかも内容的にも完勝と言っていいくらいの強い勝ち方でした。
本当に速かった。

もちろん雨が降らなければ、この勝利はなかったと思います。
だからと言って、この勝利が色褪せることはないでしょう。
史上最年少優勝、おめでとうございます。

トロ・ロッソチームもちゃんとした仕事しましたよね。
スタンダードウェットに変えるタイミングや、ピット作業。すごい適切だったと思います。
やはり普段勝っていないチームが勝つ時って、全てがミスなくきっちり仕事するんですよね。
あのHondaでさえ、一昨年のハンガリーは素晴らしい仕事しましたもん。
あの時の姿を少し重ね合わせてしまいました。

少し話は変わりますが、いよいよこのチームのテストに琢磨が、明日乗り込むんですよね。
楽しみですよね。
いきなり初めてのチーム、初めてのマシンは大変だと思いますが、これまで数々の逆境を跳ね返してきた彼ですから、今回も我々を驚かせてくれるのではないかと、ワクワク感を高めているところであります。
期待して待ちます。



話はイタリアGPに戻ります。
2位はコバライネン。
今回は至るところでバトルが行われていたため、トップベッテルの快走があまり国際映像に捉えられなかったのですが、それにもましてほったらかしにされていたのがコバライネン。
ピットインの時以外で映りましたっけ?

それくらい可哀想なんですが、空気扱いでした。
が、かく言う私も主にマッサばかりを追いかけていたので、ごめんなさいですが空気でした(苦笑)。
『ああ、ベッテルに少しずつ離されているなぁ』って、差をちょこちょこ見るだけでしたから。
でも、彼以下の3位~5位は1ストップ作戦だった者が続いていますから、2ストップやって2位に入ったのは頑張った証でしょう。
正直勝ちたかったでしょうが、納得のいく2位だったと思います。



3位はクビカ。
いや~、彼はモンツァと相性いいですねぇ。
予選11番手から表彰台ですからね。
1ストップを決めて、良い仕事したと思います。

地味なんですが、この3位でトップとのポイント差を少しだけ縮めたんですよね。
トップとは14ポイント差ですか。
なんか『振り向けばクビカ』といった感じで不気味です。
時にノーマークの無欲のものが最後に笑うということがありますが・・・ まさかね。



他ではまずはご贔屓、マッサについて。
正直ガッカリでした。
なんなんですか、あの中途半端なタイミングで1回目のピットインは。
私はてっきり、レースの半分くらい引っ張る1ストップ作戦だとばかり思っていました。

それが蓋を開けてみれば、ちょっと遅めの2ストップ作戦。
1ストップ作戦の連中が笑う路面の乾き具合だったのは結果論ですが、土曜日の段階で雨の可能性はあったんです。
積むんであればガッチリ積むのが定石でしょう。
日曜日は晴れだと読んでいるんであれば、もう少し軽くして予選順位を上げる作戦でしょうし。
ホント、中途半端でした。

フェラーリのチーム力低下は今季何度となく目の当たりにしていますが、ここでも再びです。
チームがドライバーの足を引っ張る現実。
タイトル獲得に向けて、心配が募るばかりですよ。
ちゃんとレース後に反省会開いてるんでしょうかね?甚だ疑問です。

とはいえ、個人的に厳しいと思っていたここモンツァで、逆に1ポイントとはいえ縮めれたのもまた事実。
この点には納得しなければいけないんでしょうか?
でも獲れるときに獲らなきゃ、最後に泣くって歴史を幾度となく見てきているので・・・ 何事もなくいってくれと願うばかりです。



もう一人挙げましょう。
ハミルトン。
7位でした。

確かに雨では速いのですが、やはりあの抜き方は褒められた物ではないですねぇ。
多くのドライバーから非難されまくっています。
だって、強引に抜くのは競争しているんですからまあいいとしても、その後相手をコース外に押しやって『ハイ、サイナラ~』でしょ?
もう『発つ鳥、跡濁しまくり』なわけです。

シケインなどをショートカットして前を抜いたら、元の順位に戻さなければいけないんですが、相手をコース外に追いやって際については明記されていません。
だからもうこれは各々のモラルの問題なのですが、彼の度重なるああいった振る舞いは多すぎます。
今回のグロックとの場面なんて、グロッグが上手くコントロールしてくれたから大事にならずに済みましたが、あれ下手したらグロッグはコントロールしきれなくてスピンくらいは大いにありえた場面でしたからね。
ホント、自分さえよければそれでいい。
重ね重ねですが、人間性を疑います。

お上は厳重注意くらいはしてもいいと思うんですがね。
『あんたの遠吠えは、毎度毎度見苦しいわ』って言われるかもしれませんが、世界最高峰の戦いであるべきはずなので、今回もグチグチ言っちゃいました。
彼にはいい加減、大人になってほしいものです。

イタリアGP決勝 モヤモヤする~

2008年09月15日 19時04分39秒 | Honda Racing
イタリアGP決勝が終了しまして、Honda勢は残念ながらバトン・15位、バリケロ17位でした。
決勝も雨でしたが、結局は望みうる結果は入りませんでして・・・
特にバトンはセッティングを雨寄りに施すために、ピットスタート選択したんですが、駄目でした。

スタート前は、『ピットスタートするくらいですから、やっぱり結構晴れ寄りなセッティングだったんだな』と少しホッとしつつ、セッティングを変更してどれくらい速くなるのか、とても期待したんですけどねぇ。
特に第1スティントが『期待外れ』なペースでした。
もう少しやれていいだろ? 少なからずショックでしたね。
まあ、路面が乾きだしていた第2スティントは良かったと思います。

それにしても不可解だったのは戦略面での選択。
二人とも1ストップ作戦を採っていたらしいのですが、終盤に二人とももう一度ピットに呼んで、ドライタイヤに換えたことです。
まあ、あのまま走っていても自力ではポイント獲れなかったのだから、積極的に動いて道を切り開こうとしたんでしょうが。

でも、バリケロさんのあのタイミングでのドライへの交換はいくらなんでも早かったでしょう?
その後はしっちゃかめっちゃかタイムの連発で、結局事実上のビリ(後ろのブルデーはスタート時にトラブって、まるまる1周遅れていたんで)になっちゃいましたからね。
2回目のピットインする前は9番手を走行していたのですから、上位陣のマシンにトラブルが出れば即ポイントなんですから・・・
また燃料がちゃんと入ってなかったんでしょうか? それとももうタイヤが磨耗して限界だったのでしょうか?
でも、ピットインする直前のタイムは良かったですからね。
これはちょっと解らないです。

そしてバトンは残りがたった8周の時点でピットイン。
タイヤはどうやらドライには替えなかったようですが、なんで1回目のピットストップ時で最後まで走りきる燃料を入れてなかったんでしょうか?
また燃料システムのトラブル?
残りの周回数を考えると、もったいなくてしょうがないです。

ということは、バリケロももう一回ピットインしたのは単に燃料が無くて、どうせならドライにチェンジしてみようってことだったんでしょうかね?
確かにバリケロは1回目のピットインが早かったので、フルタンクまで給油しても残りの周回は走れなかったのかもしれません。

結局今週末のグランプリの空模様同様、パッとしませんでした。
もうすぐ日本に帰ってくるというのに、なんか落ちていく一方な気がするのが残念でなりません。
次は初コースのシンガポールGP。
同じく今年初開催だった、バレンシアが速さはあったので、その再来を諦めずに期待したいところです。
今回採った『積極性』は、まだやる気は失われていない証だと想い。

イタリアGP予選、です・・・

2008年09月15日 10時22分20秒 | Honda Racing
イタリアGP予選です。
ヘビーウェットコンディション。
Hondaファンとしましては、この路面状況に開始前は少なからず気持ちが昂ぶりました。
が、結果はバリケロ・16番手、バトンに至ってはブービーの19番手で、またしても2戦連続Q1敗退です・・・

ただ、今日のフリー走行での雨の走行を見ていても、速くはありませんでした。
でもそれは燃料積んでるからだといいなぁって、思い込みたかった。
思い込みたかったのですが、蓋を開けてみたら・・・、駄目でした・・・

ああ、この心のモヤモヤは一体どこにぶつければいいのでしょうか?
特にバトン・19番手はガビョ~ン以外の何者でもないわけでありまして、『一体どうなっとんのじゃい、責任者出してキッチリ説明せんかい!』ってレベルなくらい、私的にはショックでした。(苦笑)
ただ、その理由を自分なりに納得させるためにも考えるのなら、かなり晴れ寄りのセッティングを施してきたのではないか?ということです。
明日は雨が降らないかもしれない。降っても小降り。ということらしいですし、そっちに賭けたのだと。

予選での最高速順位は、おおよそHondaらしくない、6番目と8番目のスピード出てるんですよね。
いつもせいぜい16番目とかのあのマシンがです。
これって一体どっちなんでしょうかね?
ギヤレシオを雨側に決めているから、スピード出てるのか、逆なのか?
それでもたかだか6番目なんですがね・・・

ま、とにかく現実から目を逸らして、晴れ寄りのセッティングだったと信じたいのであります。(苦笑)
もし本当に晴れ寄りセッティングだとしたら、個人的には明日も雨降る可能性があるわけですから、雨寄りで良かったと思うんですがね。
晴れのレースだと、雨の時ほど抜けませんしね。
明日晴れても速さが無かったら・・・、考えたくはありませんがどうしようもなかったということでしょう。
とにかく明日。
天気も心も晴れでお願いします。



上位陣では、快進撃は天突き抜けました。
トロ・ロッソ&ベッテルがポール。
ブルデーも4番手と、勢い恐ろしすぎます。

本当にトロ・ロッソのコンビは雨が得意ですねぇ。
ベッテルなんてトップスピードも出てますし、雨でのテクニックが秀逸なんでしょう。
これは何が何でも、琢磨にはこのチームに乗ってもらわなければいけません。
燃料はどれくらい積んでいるのか?
明日も雨だと、まさかの・・・?
私は個人的にはハッキリ言ってベッテルは好きじゃないんですが、注目せざるをえません。


2番手はコバライネン。
最後まで熾烈なポール争いに敗れはしましたが、彼も予選を通してずっと速かった。
いつもは上位に来るはずのマシンは今回はずっと後ろですからね。
2勝目、狙っているんじゃないでしょうか?


3番手はウェーバー。
もうレッドブル勢は笑いが止まらない予選になっちゃいましたね。
彼は燃料結構軽めな気がしますが、どうなんでしょう?


一方、マッサは6番手。
まぁ、タイトル争いしている他のライバルのことを考えると、まずまずの位置とは言えますがね。
明日の雨の可能性を考えて、1ストップも可能なくらい燃料をしっかり積んでいるのであれば、かなりいい位置と言えます。
なんか雨コンディションで他のタイトル争いしているメンバーの中で最上位ってのが少々気味悪いですが、ここでランキング首位に立ってほしいです。
もし決勝も雨降ったとしたら、くれぐれもイギリスGPの二の舞はしないで下さい。マジで。


他にもう一人、素晴らしい仕事をした人がいるので、彼を挙げないわけにはいきません。
ハミルトンです。
15番手獲得。
やりました。
久しぶりにいい仕事した。
やればできるじゃないですか。
Honda勢と勝負できる位置。
フフフ、燃えるゼ。(笑)



予選ではまた新しい快挙が生まれましたが、明日の決勝でも生まれるのか?
雨でも晴れでも、なんか凄いレースになりそうってことだけは思います。
笑顔で終われるレースを!