Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

 F1 メインっス。
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フェラーリ強し!1年越しのリベンジ

2006年07月03日 23時48分15秒 | SUPER AGURI
もう、フェラーリに尽きますね。
去年のミシュラン勢ボイコット事件以来のワン・ツー。
しかも今回は実力による完勝でした。
マッサがキッチリ2位に入ったのは大きいです。
ミハエルがマッサをお姫様抱っこしたところで『ウオォーー』ってなって、ミハエルが浜島さんと抱き合うシーンを見て『ジーン』ってなっちゃいました。

対するアロンソは全く蚊帳の外の5位。
これでドライバーズ選手権、コンストラクターズ選手権、共に俄然面白くなってまいりました。

ブリヂストンの新構造タイヤ、イイ!
ブリヂストンの過去の結果を見ても、インディアナポリスは最もと言ってよいほど得意なコース。
トヨタも良かった(これは個人的には喜ばしくないんですが)ですし、ジャパンパワー炸裂!


ただ、他のジャパンパワーのHondaとSAF1は残念でした。
Hondaはバリケロが6位入賞したんですが、特別驚くような速さ(予選では4番手を獲得しましたが、最も軽い状態だった)でもありませんでしたし、妥当だったかなと。

バトン様とモンタニーはスタート後の混乱でリタイヤ。
我等が琢磨はセーフティーカー明けの1コーナーでモンテイロと接触してリタイヤ。
そして、この琢磨とモンテイロの接触について色々話題(琢磨が悪い、モンテイロが悪いとさまざま)になっているので、私もこの件で感じたことをちょこっと。

レースアクシデントと言えるような接触だったんで、どっちもどっちの部分があるんですが、私は7:3くらいでモンテイロが悪いと思います。
映像を何度も繰り返して見たんですが、モンテイロはミラーを見ていないようなインの閉め方に感じました。
そして、琢磨は回避しようとして縁石に必要以上に乗ってしまい、コントロール不能になって接触。
と言うふうに私には見えたんですが、どうでしょう。
レース後はお互いが相手を批判しています。

が、悲しいかな色々話題になっている中にもあったんですが、“琢磨だから”と言うだけで100%琢磨が悪者になってしまう可能性があると。
まぁ、見る人が見ればどっちが悪いか解るんでしょうけど、少々心配です。

その他で感じたことは、クルサード先生、7位でまたまた入賞。
本当にこの人はしぶとい、もとい、レースの運び方がニクイですね~。
そして、リウッツィがトロ・ロッソに初入賞をもたらしました。
琢磨が生き残っていたらとも思うんですが、ここはリウッツィを称えるとします。


あと、決勝の前にSAF1の特番やってまして、その中で川井チャンが新車SA06について非常に興味深い情報を。
「SA06はダウンフォース10%アップし、それだけで1.2秒~1.4秒速くなるのでは」と。
SA06の開発に一番重点を置いているのはダウンフォースで、風洞テストの結果ではでは10%アップを予定している情報はF速で得ていたんですが、それによって1.2秒も速くなるとは。
これは嬉しい誤算だ。
っていうか、前向きな妄想が現実になっちゃう?
ウヒョ~。

さて、次こそはSA05の最終戦となるフランスGP。
今回果たせなかった、他チーム超えは有終の美で果たして頂きましょう。
あと、今回は思いっきり(特に予選)速かったフェラーリ&ブリヂストンが本物かどうかも見物です。
フランスGPはルノー&ミシュランの母国レース。
さらに御前レースでしょうし、必死で攻めてくるでしょう。
去年アロンソが圧勝したここでもフェラーリが勝つようなら、選手権は全くわからなくなります。

2週間後も非常に楽しみです!