Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

 F1 メインっス。
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新車デビューのドイツGPを前に思うこと

2006年07月25日 15時56分43秒 | SUPER AGURI
新車デビューとなるドイツGPで、私が気になってるとことを2~3点、書かせていただきます。

ドイツ・ホッケンハイムサーキットは昔のハイスピードサーキットから、テクニカルサーキットに変わって5年目。
ダウンフォースレベルは中くらいだと思います。
特徴は、どちらかと言えばストップ&ゴーサーキットなんでしょうかね。
トンガリヘアピンを始めとした、ガツンとブレーキを踏んで、アクセルブイーン。ってなコーナーが結構あります。
なので、トラクション性能が重要。
SA06Aで重心低下・リヤサスペンション変更・シームレスギヤボックス搭載したので、この効果がどれくらいかが試されると思います。
(シームレスギアボックスは、シフトチェンジの時振動がほとんどないので、安定感激向上するでしょう)
特に個人的には180°で回りこむコーナーが連続するセクター3のクネクネ区間が他チームとどれくらい差がでるのかに注目しています。
ブリヂストンの意見を多く取り入れたサスペンションがどこまでタイヤの効果を余すところなく使えるかも注目です。

その点では、決勝のレースペースも非常に注目すべき点です。
このサーキットはリヤタイヤに厳しいコースとして有名。
今のところ、天気予報では土・日はくもりで気温が25℃前後までしか上がらないみたいなので、例年に比べて楽ではあるんでしょうが。
なので、スティント後半のタイヤのタレによるラップタイムの落ち方で、他チームとのタイヤの使い方の良し悪しを判断できるでしょう。
タイヤがうまく使えると、予選の一発の速さにも繋がります。(特にセクター3)
ただ、気温が上昇しなければ、ブリヂストンタイヤが今回もアドバンテージを握れるかどうかの懸念は生じますが。

あと、ビートニクさんの記事に書いてあったんですが、『リヤばかりを改善しているので、リア周りのダウンフォースは増えているはずだが、アンダーなマシン特性になっているとやっかい。フロントに合わせ、リアを軽くするなら直線番長の性格はそのままだ。』と。
確かにそれの懸念はあります。
前後のマシンバランスが全然違うマシンになってしまってるかもしれないし。
ただ、20kgの軽量化に成功したので、バラストを20kg弱、積めるでしょう。
それをフロント側に重点的に配置すれば、そこそこ安定するんじゃないのかなぁ、と私はまだ比較的、楽観しています。
その判断も、低速コーナーである程度判断できるでしょう。
大きく回りこむ(120°以上の)コーナーでアンダーが出ると、大きなタイムロスに繋がってしまうので、どのくらいのアンダーレベルで妥協できるかも重要です。(さっきから重要とか注目ばっかり言ってるな~)
そういう意味でもセクター3が特に重要なのかな?(ただ、どのセクターも大きく回りこむコーナーがあるので、比較が難しいですが)

まあ、まずはそれ以前にまともに走れなきゃダメなんですけど(笑)。
よかったら、これ読んだ方の注目点も教えてほしいです。

あと、実はHondaエンジンのF1参戦、300戦目なんですよね。
Hondaも頑張れ!