Brawn GP & SAF1 & HRF1 - Fan

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SA06A、実戦デビュー

2006年07月29日 13時59分33秒 | SUPER AGURI
遂にきました、この日が。
本当のSAF1のデビュー戦と言えるドイツGPが。
金曜日の記事を書くなんて、久しぶりだな~。
金曜のフリー走行を終わって、SA06Aもタイムを出しました。
結果だけを見ると、これまでと変わらない位置にいて、一部では早くも「失敗作だ」言ってるヒトもいるみたいですが、私は“まあまあ”かなと、感じてます。

フリー走行1回目は良かった方の我等が琢磨のタイムと、全体のトップであるブルツとのタイム差は3”753。
パーセンテージでは、4.92%
フリー走行2回目はトップのクビカと、3”140 の差で、4.12%

これはトラブル無く、かつ3rdカーありのSA05と同じと言ってよいでしょう。
「なんだよ、速くなってないジャン」
という感想も出るかもしれませんが、今回のSA06Aが違う点は、まず実質の初テスト走行だということ。
なんもデータもないんですから、これは厳しい。

あと、順調に走れなかったこと。
2回目は前半が雨の影響があったとは言え、周回数が少ない。
両者共に、2回目はハイドロ系のトラブルで予定通りにはいきませんでした。
特に左近は2回目、確認走行だけで終わってしまった。

それに付随して、琢磨がニュータイヤでの走行が出来なかったことも大きいです。
ライブタイミング見ていたんですが、フリー2回目で琢磨は残り8分くらいのところで出てきて、「お~し、タイム出しにキタか~」と色めきたったのですが、すぐにピットへ直行。
これがハイドロ系のトラブルで走れませんでした。
この時、琢磨はニュータイヤを装着していたとのことです。
そのまま走れていたら、1秒は短縮できていたと思います。
なので、この時点でSA05より1秒速い?

ちなみに、ミッドランドはズーッと琢磨の下の位置にいて、残り5分でレギュラー2台とも出てきて、2周のアタックをして、なんとか琢磨の上にきたくらいでした。
もう、彼らは必死やね。
ロックオン!って、感じです。

さらに、我等が琢磨はフリー走行を終えて、「セクター3のセッティングが決まって、空タンクなら、17秒台は出るでしょう」
と、話しています。
17秒台なら、2回目のタイムを約1.5秒は上回ると言う事です。
いいぢゃないですか!
まだ20周ちょっとしか走ってないんですよ。
こういった諸々の事情を考えるとキテると思いません?

個人的にはセクター1が特に遅いと感じました。
セクター1は難しいわけでもなく、距離も短く差がつきにくい区間なんですが、直近のライバルに対してもコンマ3秒は遅いです。
セクター3も遅れていることは遅れていますが、私はセクター1の方が気がかり。
原因は1コーナーの高速コーナーでしょうか?
SA05が苦手だった部分を新車でも引きずっているのでしょうか?
まぁ、まだセッティングを探っている最中なんで、言うべきことではないのかもしれませんが。

初日はトラブルはありましたが、初期にありがちな類のものなので、キッチリ直してもらって、あと数時間後に始まる土曜日フリー走行で、片目くらいは開けてほしいです。
両者とも20周チョットしか走れてはいませんが、色々とデータも取れたでしょう。
セッティングももっと良い方向にいくのは間違いありませんし。
期待します。