今日も損切り!徒然なる列車

損切続きの人生ですが、そんな事は忘れて鉄道旅や鉄道模型とかの話、日常生活での発見や思い浮かんだ話とか書いてみます。

31年前の北海道旅行6

2008-07-14 21:40:53 | 鉄道旅行
東京駅地下街で食事を済ませるために改札を出る。「ニュートーキョウ」と言う店だったと思うが700円のカツ定食を求める。2月に「東京温泉」の食堂で食べたそれより落ちる。スープの入ったコップは汚いし、なぜかカツが冷えていて美味くない。食べ終わる、とこんなところに長居は無用と、さっさと立ち去り上野へと向かう。
 乗車予定の2241発急行「津軽2号」までまだ2時間ほどある。とりあえず14番線「津軽」の発車する地平ホームへ向かう。14番線にはEF62に牽かれる信越線経由の急行「越前」が発車を待っている。旧型客車で編成された普通車は、ほぼ100%の込みようである。EF62は関西ではお目にかかれない機関車なのでホームの先端まで行って眺めていたら、2051、耳どころか頭までつんざくような警笛を鳴らして「越前」が発車。上野駅14番線は上に高架ホームが乗っかっており音が反響するのだ。
 ところで、となりの15番線では先ほどから2108発の急行「八甲田54号」が発車を待っている。見れば、自由席にかなりの空席が見られる。一応、私は「津軽」に乗車することを決めたものの、まだ「八甲田54号」に乗ろうか迷っていた。後者を利用すると、途中での連絡の都合により半日も行動時間が長くなる。そうすれば、以前から行きたいと思っていた摩周湖を回ることもできる。しかし、まだ乗ったことのない奥羽本線も魅力である。迷っているうちに12系「八甲田54号」は発車。
 「津軽2号」を待つ間に14番線からは「おが2号」が発車。旧型客車で編成された普通車は1BOXに2~3人と言うところで比較的すいている。この分なら「津軽」も空いているのではないか。次に上り気動車急行「おが1号」が到着。さらに寝台電車特急「はくつる」の発車と3本の列車を見送り、先ほど売店で買った雑誌やゼミの参考書を読んで待つうち、2235頃予定を10分ほど遅れて「津軽2号」が推進運転で入線。機関車の騒音と警笛を嫌って前から2両目に乗車。ブルーに塗られたスハ43系客車で編成された普通車は予想通りすいており、私の乗車した車両では乗車率50%くらい。1BOX独り占め。