静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

≪ 若者自身が描く ”世の中どうでもいい若者像” ≫   ≪ 天皇陵だから研究多指症にもしない 宮内庁の正当性とは?≫

2019-07-06 19:26:03 | トーク・ネットTalk Net
◆ 『中村文則の書斎のつぶやき』:国が壊れている状況 https://mainichi.jp/articles/20190706/ddl/k23/070/281000c?fm=mnm
 ともかく中身をお読み戴いたうえで、貴方がこのやり取りから何を感じ取るか?   胸に手を当てて、来るべき選挙に合わせ、お考え戴きたい。
 
・ 中村氏の綴る言葉は「浮動票」と分類される人たち(年代層は必ずしも若いとは限らない)に有りがちな態度を鮮やかに描写している。
  有りがちな態度とは≪自分と世の中との関わり合いへの無関心/立ち止まって考えることの拒否/受動的生き様≫であり、こういう人たちが嘗ては少数派だったが、
  今は大勢を占めるようになった大きな変化。・・これを中村氏は" 国が壊れている状況 ”と表現しているのだ。
・ 更に言えば、最近の日本の政治の運び方が" 国が壊れている状況 ”を根城にする勢力に巧く活用され、回っている
。これもまた" 国が壊れている状況 ”である。


* 若者とのやり取り全てではなくても、そこの貴方、部分的にでも同じ/似たような反応で逃げてる事柄、有りませんか??

★ 百舌鳥・古市古墳群を世界遺産登録 ユネスコ 自然遺産含め23件目 https://mainichi.jp/articles/20190706/k00/00m/040/180000c?fm=mnm
 本件は前にも書いた。「仁徳天皇陵」ではないかもしれない可能性を科学的・考古学的に示す研究結果が出ているにも関わらず、知らぬ顔を決め込み、世界遺産
 登録に血道をあげつつ、調査発掘は禁じる宮内庁の不可解な態度。それを合法化する体系。ここにメスを誰が入れるのか? 国会議員の仕事ではないか?


 ご存じのように「世界遺産登録制度」が世界にもたらした効果は観光ビジネスの振興による経済浮揚だ。それは丁度、産業界における<I.S.O.>認定制度が
 様々な周辺ビジネスをもたらしたのと瓜二つ。 ・・・ホンと、ずる賢い奴が居たものだ。

 それはいいとして、例えばエジプトの古代王朝をめぐる発掘研究は古くから外国の援助まで受けて続く。それに対し、宮内庁の態度を貴方はどう位置づける?  
  発掘研究の結果、仁徳の墓でないと断定されたら、宮内庁は、神社庁は何を失うというのか? カスミのような『王権の権威』か?  何を隠したいのだ??
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≪ 今朝の 呆れた2題 ≫  学会報道における実名公表の判断基準?    メディアの諸君よ!選挙前の議席予想は誰を利する? 考えろ

2019-07-06 09:29:12 | トーク・ネットTalk Net
★ 【毎日】土記・松山基範と地磁気逆転=青野由利 https://mainichi.jp/articles/20190706/ddm/002/070/039000c?fm=mnm
 地球の方角の南北を決めるのが磁気であることは小学校の理科で習う。それは、まるで地球の自転と公転が永遠で不変のものであるかの(錯覚)ごとく、
 疑う余地のない真実だ、と刷り込まれる。だが、地球の長い歴史の中で、実は現在の南北と真逆の方向を指していた時期が何度か存在した発見については、
 どの段階で耳にしただろう? 大学等で地学を専攻する道に行かなかった者にとり、こういう記事しか知る機会はあるまい。

 ⇒ 私が『呆れた』のは、次の事だ。日本人地球物理学者・松山基範による世界的な発見に関する地層が千葉県市原市に見つかり、研究者たちが国際学会による
 公式認定手続きを進めるさなか、何と驚いたことに以下の顛末が発生したという・・・。
 国内の学者が問題の地層を含む土地の借地権を地主から取得、学会の認定要件である「地層の自由な研究」が阻まれる恐れがでてきたのだ。なんとも不可解な
 話だが、せっかく日本という島国が見せてくれる地球史の現場を「研究禁止」にしてはもったいない。>
 <市原市は調査研究のための地層への立ち入りを確保する条例案を策定し、今月いっぱいパブリックコメントを募っている。>
    ← 今から条例作って借地契約を無効にできるのかい?

* メディアの皆さん、此の「国内の学者」が何者で、借地権を地主から取得する行動に出た理由/背景が何なのか? 取材中だろうね? 
 其の内容次第では、その学者の行動が学問研究に与える影響についても国民に報道し、論じて欲しい。 そりゃ、刑事犯と違い、研究対象の土地の借地権を
 取得した行為自体は従来の「実名公表判断基準」に照らせば合わないかもしれない。 だが、その意図が悪質な場合は公表することも許さるのでは?
 その「某学者」の意図が何であれ、結果として研究活動を阻害するならば、名誉棄損にも該当すまい・・・。


▲ 序盤情勢・毎日新聞総合調査 改憲、3分の2割れも 与党、改選過半数は確保 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190706/ddm/001/010/159000c?fm=mnm
 これも選挙のたび、報道各社が新聞であれ、放送であれ媒体を問わず嬉しそうに血道をあげる行事。 毎回ウンザリするだけだ。 皆さんは?
 ● まず有権者にとり、全体のザクっとした議席予想が何の役に立つのだ? 新聞やテレビの予想がこうだから此の政党(または候補者)に投票しとこか。 
   なんて有権者は少ないだろう。仮に居たとすれば、いわゆる「浮動票」と呼ばれる判断基準なき票田に間接的ながら良からぬ影響を与える百害のみだ。

 ● では候補者並びに支持母体、所属政党にとっては?  有難いだろうな。  例え外れても無いよりは有難い、という感覚では? 
   その受け狙いでメディアは時間と労力を割き、興奮するのか?  阿呆じゃないか?   与党不利と書くほど、却って頑張らせてしまう愚を犯すのだぞ
!!

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