静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

☆ 暁 星 ;  2015.01.17    私はシャルリー?

2015-01-17 10:18:31 | トーク・ネットTalk Net
  ☆   布施広の地球議:  http://mainichi.jp/shimen/news/20150117ddm007070128000c.html
   ・  14年前の仏紙ルモンドの論説を思い出した。2001年9月、同時多発テロが米国を襲った直後、同紙は「私たちはみな米国人」という長文の論説を載せたのである。
   ・  米同時多発テロ後、いち早く訪米したのはシラク仏大統領である。ブッシュ米大統領と会談したシラク氏はテロとの戦争(war)
      というスローガンが気になるらしく、対米協力を約しつつ「戦争と呼ぶのが適切かどうか」と言葉を濁した。
   ・  その後いろいろあったが、シラク氏が首をかしげた会見から14年、今度はバルス仏首相が「フランスはテロとの戦争に入った」
      と議会で宣言したのは、歴史的な既視感というか因縁を感じさせる出来事だ。
   ・  別の仏週刊紙は2年前、福島県の原発事故と夏季五輪開催地問題を結び付け、腕が3本ある力士と脚が3本ある力士、それに「フクシマのおかげで
      相撲が五輪種目になった」とコメントする人物を描いた風刺画を載せた。これも風刺や文明批評といえる代物だろうか。

   この新聞社は日本政府の抗議に対して謝罪を拒否、「我々は集団ハラキリの可能性も検討したが、よく考えたら過ちはないので断念した」とちゃかす発言もした。
   思うに、ここでの表現の自由とは、笑いのめす自由はもとより、被災者をさらに傷つけ、人々のひんしゅくを買い、軽蔑される自由までも含むようだ。

   <「風刺」は、日本人が親しんできたバレリーやサルトル、アランといったフランスの知識人の批評の作法にはなじむまい。人間に関する深い洞察と英知こそフランスの
   華であり宝ではなかったか。テロは言語道断である。だが、表現の自由に限って言えば、私自身は「シャルリー」になれない。>
   ワシントンで9.11.取材に追われていた布施氏を感動させたル・モンド紙。  そのル・モンド紙は 今いずこ?

 ☆  韓国財閥なぜ巨大化?   http://mainichi.jp/shimen/news/20150117ddm003070067000c.html
 
   日本が戦後とった所謂「重点傾斜資源投入」政策を(故)朴大統領が採用した経緯から財閥が形成された。当時としては賢明な国策だろうが、今となっては日本よりも
   米国に近い3権分立制度をもちながらも、財閥規制/解体が出来そうにはみえない。韓国も開発独裁型でやってきた国のひとつだが、開発独裁も”制度疲労”をきたしたか?
コメント
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