今朝の毎日に、上記内容に関し、パトリック・ソーンベリー英国キール大学名誉教授の寄稿が載っていた。Web版には出ていないので、念のため紹介しておきたい。
要点は以下の3つ。 日本のいまの地方自治体、そして政府の取組姿勢を考えるときの指針としたい。
1) どんな国でも完全な表現の自由は存在しない。社会の調和を乱す表現にはおのずと線引きがなされてしかるべきだ。
差別的な表現でも、聞いた人が気分を害するだけなら法的処罰の対象にまでする必要はないが、人間の尊厳を踏みにじったり、特定の人種や民族グループに
「社会に居場所はない」などと公言するのは許されない。
2) 「人種差別撤廃条約」(19965年採択/日本は1995年に加入)に加入する国は、人種差別を禁じる法律を制定し、刑法や民法を組み合わせた枠組みを作る必要がある。
(国連条約には法的拘束力がない、とうそぶいて知らん顔している政府、それを許す国民を 誰が尊敬するだろうか?)
3) 法規制が逆に社会的少数派の抑圧につながったり、正当な抗議の制限に拡大されるのを防ぐには、裁判官・警察官への教育が非常に重要だ。
国際的な人権基準も含む教育はメディアに対しても必要で、市民運動でのたゆまぬ活動は大事だ。
色々な機会を捉え私は法規制の必要性を訴えてきたが、規制反対派ないしは消極派がトリデに用いる(3)についてもソーンベリー教授は明快に助言している。 我が国は国連加盟国であり、国連を基軸とした外交が基本方針であると歴代の政府は繰り返す。 だが、条約を批准しながら国内法の整備を放置し、20年間着手しようとしない。 これは明白な「不作為=意図的な無視」で、人権意識の啓蒙・向上など本当はしたくない国家では? 或は、何もしないのは・・隠れた意図があるのでは? と勘ぐられても弁解の余地がない。
自民党は韓国における「反日ヘイトスピーチ」なるものを調査するとの報道がある。真偽は不明だが、「相手が同じことをするから俺もしてもよいのだ」とは絶対にならない。
これこそ”成らぬものはならぬ!” なのだ。 私はナマでヘイトスピーチを聞いたことは未だないがTVで耳にし、日本人として実に情けなく恥ずかしい。
韓国人がそんなことをしていたとしても、<日本はそういうことはさせない仕組みを国がちゃんと創るんだよ>と何故いえないのか?
官僚+議員お得意の<握り潰し> もういい加減に やめさせようではないか!
要点は以下の3つ。 日本のいまの地方自治体、そして政府の取組姿勢を考えるときの指針としたい。
1) どんな国でも完全な表現の自由は存在しない。社会の調和を乱す表現にはおのずと線引きがなされてしかるべきだ。
差別的な表現でも、聞いた人が気分を害するだけなら法的処罰の対象にまでする必要はないが、人間の尊厳を踏みにじったり、特定の人種や民族グループに
「社会に居場所はない」などと公言するのは許されない。
2) 「人種差別撤廃条約」(19965年採択/日本は1995年に加入)に加入する国は、人種差別を禁じる法律を制定し、刑法や民法を組み合わせた枠組みを作る必要がある。
(国連条約には法的拘束力がない、とうそぶいて知らん顔している政府、それを許す国民を 誰が尊敬するだろうか?)
3) 法規制が逆に社会的少数派の抑圧につながったり、正当な抗議の制限に拡大されるのを防ぐには、裁判官・警察官への教育が非常に重要だ。
国際的な人権基準も含む教育はメディアに対しても必要で、市民運動でのたゆまぬ活動は大事だ。
色々な機会を捉え私は法規制の必要性を訴えてきたが、規制反対派ないしは消極派がトリデに用いる(3)についてもソーンベリー教授は明快に助言している。 我が国は国連加盟国であり、国連を基軸とした外交が基本方針であると歴代の政府は繰り返す。 だが、条約を批准しながら国内法の整備を放置し、20年間着手しようとしない。 これは明白な「不作為=意図的な無視」で、人権意識の啓蒙・向上など本当はしたくない国家では? 或は、何もしないのは・・隠れた意図があるのでは? と勘ぐられても弁解の余地がない。
自民党は韓国における「反日ヘイトスピーチ」なるものを調査するとの報道がある。真偽は不明だが、「相手が同じことをするから俺もしてもよいのだ」とは絶対にならない。
これこそ”成らぬものはならぬ!” なのだ。 私はナマでヘイトスピーチを聞いたことは未だないがTVで耳にし、日本人として実に情けなく恥ずかしい。
韓国人がそんなことをしていたとしても、<日本はそういうことはさせない仕組みを国がちゃんと創るんだよ>と何故いえないのか?
官僚+議員お得意の<握り潰し> もういい加減に やめさせようではないか!