6月 8日(金)
甲州、武州、信州の三国にまたがる「甲武信ヶ岳」。
そして、千曲川、笛吹川(富士川)、荒川の水を育む山でもある。
富士川の水源地は、山梨県と長野県境にある鋸山の標高1700m地点にあり、釜無川から富士川に注ぐとされている。
富士川の水源地が甲武信ヶ岳に無いのは残念だけれど、甲武信ヶ岳に降る雨や雪の一滴一粒も笛吹川となり富士川に注ぐ。富士川は、何本もの支流を集めて大河となる。
子どもの頃は、泳いだり釣りをしたりした富士川。駿河湾河口は、いい波が来るので、夫は若い頃、サーフィンによく出かけた。
今日は、その大河の一滴を育む山へ行く。
当初、明日9日(土)に計画されていたが、今日が梅雨の晴れ間ということで、山の会6人で歩く。
朝、5時。我が家に集合、出発
7:35 毛木平駐車場 着 🅿️

平日だというのに、もう20台以上の車が停まっている。ほぼ満車に近い。きっと、私たちのようなリタイア組が、梅雨の晴れ間を狙って来てるんだ
7:45 登山開始⛰

新緑のカラマツ林を気持ちよく歩く。

登山口から、いきなりステーキ🥩…じゃなかった💧いきなり急登というのでなく、緩やかな上りなので、ウォーミングアップにちょうどいい
左手には、千曲川。

今日は、この源流を目指して行く。
大山祇神社⛩に、登山の無事を祈る🙏

千曲川の源流まで、あと4キロ。あと1里。
200mのグラウンドを20周か(笑)

8:15 やっと山道らしくなった…

と、思ったら、また緩やかに。

こんな道を繰り返し、ゆっくり高度を上げて行く。
千曲川の川幅が、徐々に狭くなる。

8:25 山津波で亡くなった人の慰霊碑。

ここで体温調節。立ち休み。今日も暑いワ😵

9:25 ナメ滝

その名の通り、岩肌がツルンツンルで滑らかに水が流れる。

ここで、H本さんが、体調不良を告げる。
会長が、H本さんをサポートする事になり、他4人で先に水源地を目指し、そこで2人を待つ事にする。
9:35 水源地まで、あと2.1キロ。半分まで来た。あと、グラウンド10周半か。

右手の山あいから、苔むした木々の下を清水が流れてくる

こうした細い何本もの支流の水も千曲川になるんだ。
橋を渡ると、千曲川が右手になる。

キバナノコマノツメ

水源地まで、あと350m。グラウンド 約2周(笑)

次の橋は、腐っているので、ご用心⚠️

10:45 千曲川 信濃川水源地(左下、人が二人いる所が水源地)

大河の始まり
を、

頂きまーす❣️

冷たーーーーーいっ
味は、普通(笑)
この水でコーヒーを淹れるんだと持ち帰る山人もいた。
この水が、千曲川から信濃川になり、日本海へ注ぐ。壮大な川の旅の始まり。
ここで、会長とH本さんを待つ。
ソイジョイ、お煎餅、胡桃パン…お腹ペコペコなので、パクパク食べる。
11:10会長とH本さん、無事到着♡
H本さんは、いつもと違う大量の汗をかき、足がつるので、ここで待つと言う。甲武信ヶ岳は、何回も登っているから、気にしないで、みんなで行って、と。
11:15 H本さんを水源地に残し、再び山頂を目指す。
ここから、急登が始まる。

水源地で食べ過ぎと、休み過ぎ
消化不良で胃が重いし、乳酸が溜まって足がだるい。山で休み過ぎは禁物。
11:20 国師ヶ岳・金峰山への分岐

国師ヶ岳にも、甲武信ヶ岳への道標があったっけ。
11:30 木々の間から、甲武信ヶ岳の山頂が見える⛰

右手の林が切れて、富士山も見える🗻

一気にダルさを忘れて、足が上がる、上がる
ゴロゴロ石の道が始まると、

森林限界を超えて、

イワカガミが、ガレ場の隙間に健気に咲いてる

可憐😍

もう山頂は、目の前
会長の粋な計らいで、甲武信ヶ岳 初登頂の私とY井さんが先にてっぺんを踏むようにと、2人を先頭にしてくれる

11:45 甲武信ヶ岳 山頂
標高2475m。日本百名山⛰

〜 山頂からの眺望 〜
西から〜
八ヶ岳連峰

甲斐駒ケ岳 〜 金峰山 〜 北岳 〜間ノ岳

金峰山の五丈岩に、ズーム❣️

そして、乾徳山と、我が富士山🗻

さあさ、お弁当🍙
最近、手抜き(笑)

この素晴らしい山々を眺めながら

下山前、雲が取れ、瑞牆山も見えてきた。

横岳、瑞牆山、甲斐駒ケ岳、金峰山、北岳、間ノ岳、乾徳山…
雲がかかってなかったら、農鳥岳、雲取山、三つ峠、北奥千丈岳、国師ヶ岳も見えるそうだ。
自分が登った山々を眺める満足感
(富士山は、毎日見てるから、どーって事ない)
集合写真📸 H本さんがいないのが淋しい。

12:30下山開始
下山しながら、「H本さん、ひとりで大丈夫だったかなぁ?淋しくないかなぁ?」と、優しい会長。
「だいじょーぶ、だいじょーぶっ!山女は、強いのヨ!」と、女性陣(笑)
水源地でH本さんと合流。

体調を取り戻し元気だ。「淋しくなんかないわよぉ。人が次々に来て、お花摘みにも行けなかったワ。」だって。よかった、よかった
水源地から、また6人揃って歩く。
このルートは、ずっとシロバナノヘビイチゴが点々と咲いている。


え?こんな大きな穴があったっけ?

15:15 大山祇神社に戻って来た⛩
ありがとうございました。山頂からの眺望は最高でした

マルバダケブキの群生

ミツマタツツジ

15:30 無事下山

怪しい雨雲が近づいてくる
今日のルート

ストレッチをして車に乗り込むが、駐車場に入る手前の白樺林で車を停めてもらう。
ベニバナイチヤクソウの、

大群生

それはそれは見事な群生だった
上高地のそれとは比べものにならない。
走り出すと雨が降り出した。本当に梅雨の晴れ間の山行だった。
立ち寄り湯は、明野町「ハイジの村・クララ館」

ナトリウム 塩化物炭酸水素塩泉。アルカリ泉のいい温泉♨️でも、820円は、ちと高い。
晴れていれば、南アルプス一望だとか。(HPより)

帰りの車中、会長に「瑞牆山から乾徳山までつながったね。あとは笠取山と飛竜山を登れば、雲取山までつながって、奥秩父山系 制覇だよ。」と、言われる。
うう〜ん…笠取山と飛竜山は飛び越えて雲取山までつながった事にして🙏

⛰ おしまい ⛰

甲州、武州、信州の三国にまたがる「甲武信ヶ岳」。
そして、千曲川、笛吹川(富士川)、荒川の水を育む山でもある。
富士川の水源地は、山梨県と長野県境にある鋸山の標高1700m地点にあり、釜無川から富士川に注ぐとされている。
富士川の水源地が甲武信ヶ岳に無いのは残念だけれど、甲武信ヶ岳に降る雨や雪の一滴一粒も笛吹川となり富士川に注ぐ。富士川は、何本もの支流を集めて大河となる。
子どもの頃は、泳いだり釣りをしたりした富士川。駿河湾河口は、いい波が来るので、夫は若い頃、サーフィンによく出かけた。
今日は、その大河の一滴を育む山へ行く。
当初、明日9日(土)に計画されていたが、今日が梅雨の晴れ間ということで、山の会6人で歩く。
朝、5時。我が家に集合、出発

7:35 毛木平駐車場 着 🅿️

平日だというのに、もう20台以上の車が停まっている。ほぼ満車に近い。きっと、私たちのようなリタイア組が、梅雨の晴れ間を狙って来てるんだ

7:45 登山開始⛰

新緑のカラマツ林を気持ちよく歩く。

登山口から、いきなりステーキ🥩…じゃなかった💧いきなり急登というのでなく、緩やかな上りなので、ウォーミングアップにちょうどいい

左手には、千曲川。

今日は、この源流を目指して行く。
大山祇神社⛩に、登山の無事を祈る🙏

千曲川の源流まで、あと4キロ。あと1里。
200mのグラウンドを20周か(笑)

8:15 やっと山道らしくなった…

と、思ったら、また緩やかに。

こんな道を繰り返し、ゆっくり高度を上げて行く。
千曲川の川幅が、徐々に狭くなる。

8:25 山津波で亡くなった人の慰霊碑。

ここで体温調節。立ち休み。今日も暑いワ😵

9:25 ナメ滝

その名の通り、岩肌がツルンツンルで滑らかに水が流れる。

ここで、H本さんが、体調不良を告げる。
会長が、H本さんをサポートする事になり、他4人で先に水源地を目指し、そこで2人を待つ事にする。
9:35 水源地まで、あと2.1キロ。半分まで来た。あと、グラウンド10周半か。

右手の山あいから、苔むした木々の下を清水が流れてくる


こうした細い何本もの支流の水も千曲川になるんだ。
橋を渡ると、千曲川が右手になる。

キバナノコマノツメ

水源地まで、あと350m。グラウンド 約2周(笑)

次の橋は、腐っているので、ご用心⚠️

10:45 千曲川 信濃川水源地(左下、人が二人いる所が水源地)

大河の始まり


頂きまーす❣️

冷たーーーーーいっ

味は、普通(笑)
この水でコーヒーを淹れるんだと持ち帰る山人もいた。
この水が、千曲川から信濃川になり、日本海へ注ぐ。壮大な川の旅の始まり。
ここで、会長とH本さんを待つ。
ソイジョイ、お煎餅、胡桃パン…お腹ペコペコなので、パクパク食べる。
11:10会長とH本さん、無事到着♡
H本さんは、いつもと違う大量の汗をかき、足がつるので、ここで待つと言う。甲武信ヶ岳は、何回も登っているから、気にしないで、みんなで行って、と。
11:15 H本さんを水源地に残し、再び山頂を目指す。
ここから、急登が始まる。

水源地で食べ過ぎと、休み過ぎ

消化不良で胃が重いし、乳酸が溜まって足がだるい。山で休み過ぎは禁物。
11:20 国師ヶ岳・金峰山への分岐

国師ヶ岳にも、甲武信ヶ岳への道標があったっけ。
11:30 木々の間から、甲武信ヶ岳の山頂が見える⛰

右手の林が切れて、富士山も見える🗻

一気にダルさを忘れて、足が上がる、上がる

ゴロゴロ石の道が始まると、

森林限界を超えて、

イワカガミが、ガレ場の隙間に健気に咲いてる


可憐😍

もう山頂は、目の前

会長の粋な計らいで、甲武信ヶ岳 初登頂の私とY井さんが先にてっぺんを踏むようにと、2人を先頭にしてくれる


11:45 甲武信ヶ岳 山頂

標高2475m。日本百名山⛰

〜 山頂からの眺望 〜
西から〜
八ヶ岳連峰

甲斐駒ケ岳 〜 金峰山 〜 北岳 〜間ノ岳

金峰山の五丈岩に、ズーム❣️

そして、乾徳山と、我が富士山🗻

さあさ、お弁当🍙


この素晴らしい山々を眺めながら


下山前、雲が取れ、瑞牆山も見えてきた。

横岳、瑞牆山、甲斐駒ケ岳、金峰山、北岳、間ノ岳、乾徳山…
雲がかかってなかったら、農鳥岳、雲取山、三つ峠、北奥千丈岳、国師ヶ岳も見えるそうだ。
自分が登った山々を眺める満足感

(富士山は、毎日見てるから、どーって事ない)
集合写真📸 H本さんがいないのが淋しい。

12:30下山開始
下山しながら、「H本さん、ひとりで大丈夫だったかなぁ?淋しくないかなぁ?」と、優しい会長。
「だいじょーぶ、だいじょーぶっ!山女は、強いのヨ!」と、女性陣(笑)
水源地でH本さんと合流。

体調を取り戻し元気だ。「淋しくなんかないわよぉ。人が次々に来て、お花摘みにも行けなかったワ。」だって。よかった、よかった

水源地から、また6人揃って歩く。
このルートは、ずっとシロバナノヘビイチゴが点々と咲いている。


え?こんな大きな穴があったっけ?

15:15 大山祇神社に戻って来た⛩
ありがとうございました。山頂からの眺望は最高でした


マルバダケブキの群生

ミツマタツツジ

15:30 無事下山

怪しい雨雲が近づいてくる

今日のルート

ストレッチをして車に乗り込むが、駐車場に入る手前の白樺林で車を停めてもらう。
ベニバナイチヤクソウの、

大群生


それはそれは見事な群生だった

走り出すと雨が降り出した。本当に梅雨の晴れ間の山行だった。
立ち寄り湯は、明野町「ハイジの村・クララ館」

ナトリウム 塩化物炭酸水素塩泉。アルカリ泉のいい温泉♨️でも、820円は、ちと高い。
晴れていれば、南アルプス一望だとか。(HPより)

帰りの車中、会長に「瑞牆山から乾徳山までつながったね。あとは笠取山と飛竜山を登れば、雲取山までつながって、奥秩父山系 制覇だよ。」と、言われる。
うう〜ん…笠取山と飛竜山は飛び越えて雲取山までつながった事にして🙏

⛰ おしまい ⛰