晴れたらいいね ♪̊̈♪̆̈

温泉が好き♡山に登った後の温泉は、もっと好き♡
食べることも、だぁ~い好き🎶

今夜は付き添い

2017-09-28 22:51:59 | 母のこと
9月 28日 (木)時々

「ベッドの柵を、2度乗り越えようとしたので、来て下さい。」と、夜9時過ぎに病院から呼び出し🏥

帯状疱疹から体調を崩した母が、昨日から入院。

環境が変わると、せん妄状態になる母・・・と、いうか、アリセプトを服用しているから、すでに認知症は始まっているのだけれど。


病院へ行くと、他の患者さんは、寝静まっているのに、ナースセンターで、ちゃっかり車椅子に座ってる母。眠剤を飲んでいるのに、目は爛々👀

「私の薬を持って来て欲しい。」だって。


昨夜もコレをやって、「呼び出そうかどうか迷った 。」と、今朝、食事の介助に来たときに看護士さんから告げられていた。





だから、今夜は付き添い。

硬い簡易ベッド🛏

山小屋よりマシかσ^_^;


今週末は、涸沢パノラマコースに誘われていた⛰
仲良し3人で仙丈ヶ岳にも行こうって、計画を立てていた⛰

母が帯状疱疹になった時点でキャンセルしたけれど・・・・・

ライブカメラで涸沢カールの紅葉をチェックしたりして🍁

「登山天気」で、山の天気予報を見たりして☀️


ヤマケイ オン ラインで、紅葉の山を見たりして⛰



先日の白峰三山縦走で自信を付け、また1UPしようと意欲満々だったけど、こればっかりは、しょーがない。

当分、山は、お休みかな。


「私、寝ていい?」と、母。

「ぜひ、寝て下さい🙏」と、私。






でも、トイレの横で寝るのは初めて(笑)

今夜は寝られるかなぁ〜

寝たら介護にならないか?


🏥 一応 おやすみなさい 🏥

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白峰三山縦走、大門沢小屋〜奈良田温泉へ無事下山

2017-09-19 10:12:42 |  山歩き
9月 11日 (月)時々

大門沢小屋での朝。今日もいい天気🌤



3日間、雨に降られないのは、ホント、ラッキー



またザンネンな朝食σ^_^;


おかずは、生卵と焼き海苔だけ。

でも、ここに大門沢小屋がある事に感謝しなければならない。よほどのツワモノでなければ、農鳥岳から奈良田まで一気に下るのは無理だもの。

大門沢小屋では、自炊をオススメします(笑)



3日目のルート。1日目、2日目に比べれば歩行時間は、1/3。


大門沢小屋は、標高1776m。
奈良田温泉は、標高 825m。
標高差、951mを下る。


アルカリ性のトロントロンの湯、奈良田温泉に浸かることだけを楽しみに、今日も張り切って下ろう♨️

山小屋の個室を出る時は、嫌でも、あの大阪のオバチャンの前を通らなくてはならない。

私たちが出発する時、目の前にいる数人の男性を前に「1人で白峰三山を縦走して来た。女1人で山歩きを楽しんでいる。」みたいな自慢話をしている。そして、男性たちは感心して話を聞いている。

アナタ!女1人で、ちゃんと歩けてないでしょう?ま、いいか、今日はついて来ないだろう。布団の上には、ザックから出した物を散らかして店開きしている。

そして、サヨナラもお礼も言われない(苦笑)



6:00大門沢小屋を出発

ハイ、さっそく出ました 不安定な橋👎



岩を回り込むようにかけられた橋もある。怖いっ!



橋は続く。



私もリーダーの真似をしてバランスをとって渡ってみる。
おっとっと(・・;)滑りやすい丸木橋の上を両手を広げて渡るのって、結構難しい。下っ腹に力を入れて渡る。



大門沢沿いの道に出る。



ブナやミズナラの美しい森の中に入る。



奈良田まで、あと2時間20分。




出ました‼️本日、最急降下の道!(◎_◎;)!
どうやって下るんだ?リーダーもしばらく下を眺めて思案する。


そして、リーダーに導かれて下る。


不安定な橋は、コレが最後。



最後の橋は、わりとしっかりしている。



今度は、ロープを使っての下り。




8:05「大岩」



浮き石に気をつけて沢を渡る。



8:25 初めて人工物が見えた。早川水系発電所取水口だ。



よく揺れる吊り橋を、面白がって揺らして渡る



取水槽の水は、綺麗なエメラルドグリーン底まで透き通って見える。




8:35 とうとう、下界に降りて来た。



ここからは、舗装された道路を歩く。
🎶うちら陽気な、かしまし娘ぇ〜〜🎶





と、ここでスマホの電波が繋がった📲

家族のグループラインを見て、思わず「えええ〜〜⁉️」



夫と、娘2人と、mareの彼氏の4人が、築地でお寿司を食べている

どーゆーコト⁉️

「お母さんは、遠くのお山にいたでしょう?」だって❗️

私が山へ行っているから、夫は、1人で那須高原へツーリング🏍〜〜
帰り道、娘たちを「メシでも食おう。」と、誘ったそうだ。

なんだか悔しい
私より先に彼氏に会うなんて(~_~;)


なんて悔しがっていたら、ゲートが見えて来て、




9:15 バス停「第1発電所」


左が広河原へ行くトンネル。右は、発電所へ行くトンネル。


ちょうどいいバスはないから、




9:45 奈良田温泉まで30分歩いて来た。



リーダーは、1人で駐車場まで車を取りに行く。車の中に着替えと温泉セットが入っている。まったくリーダーには、頭が下がりますm(_ _)m

「奈良田の里温泉」の下にある駐車場でリーダーを待つと・・・・・

なんと!あの大阪のオバチャンが、男性の車から2人で降りて来た。

「あのな、あの人、名古屋から来てんねんて。私、新富士(新幹線駅)まで送ってもらうんよ。」と、涼しい顔・・・

一同呆然 (*_*)
一同無言 (*_*)

奈良田から新富士駅まで行くのには、まずバスに乗って〜身延線に乗って富士駅まで行き〜またバスに乗って新富士駅へ向かうのだ。

どうやって新富士まで送ってもらう算段を取りつけたのだろう?

恐るべし!大阪のオバチャン‼️



10:00「奈良田の里温泉」



トロントロンのお湯が待っている




が、ここでも大阪のオバチャンの武勇伝!
自分は湯船に浸かりながら、風呂場に入って来る人に「なぁ、今、何時か見てくれはる?」だって!
(時計は、風呂場にはなくて、脱衣所にある)

お風呂に入ろうとした人は、もう一度、脱衣所へ戻って時計を見るのだ。

自分で時計を見に行きなよぉ〜!みんな疲れてるんだからさぁ〜!
使える者は、手当たり次第、誰でも使おうという魂胆👊❗️

山で、この顔にピンと来たら、ご用心 ご用心⚠️


普通なら、
「昨日は、お世話になりました。」
「いえいえ、困った時はお互い様。」
なんて和やかに談笑し、温泉で疲れを癒すのに・・・

フツーならね。


なんだか同じ湯船に浸かるのがウンザリしてきて、早々にお風呂を上がる。



風呂に入ったら、腹が減った(孤独のグルメ 井之頭五郎 風)


去年、夫と白根館に立ち寄り湯した時と同じ席に座る。


あの日は雨だった。あの日の疲れ切って下山して来た山人の姿を思い出しながら、ほうとうを頬張る。疲れているのか、味付けが薄く感じる。


白峰三山を縦走するなんて凄いなぁ〜と、感心していた去年の私。

今年は、歩いちゃったよ、白峰三山⛰⛰⛰
皆んなが「今が育ち盛りだね〜。」だって。
いえいえ、皆さんのおかげで、ここまで来れました🙏



と、また隣の席に大阪のオバチャン登場!
名古屋から来たという男性と仲良く食事を初めるのだが・・・

もう、いいや!大阪のオバチャンの話は!


それより、楽しかった山の話をしよう

北岳と農鳥岳は、晴れて良かったね☀️
気の抜けない山道を慎重に歩いた。
山頂からのパノラマが心に焼き付いている

憧れの天空ロードを気持ちよく歩いたね

間ノ岳までは、寒かった!辛かった!

農鳥オヤジは、意外と単純な山男だった(笑)

北岳山荘で出逢ったフレンチナイスガイたちも
楽しい思い出


帰り道、母と夫のお土産に「身延まんじゅう」を買って、




13:30 市役所 着。解散



リーダーに導かれ、見守られ、助けられながらの二泊三日の白峰三山縦走⛰⛰⛰は、雄大な山並みと、可憐な高山植物と、ハプニングに満ち満ちていた。

私にとっては、次へのステップを踏んだ 1UPの山行。

去年は、体力も自信もなく、行きたくても諦めていた山へ、徐々に登れるようになってきた。

その基盤となるのは、ジム通いで、脚力腕力を付け、体幹を整えてきた事もしかり。

でも、山の仲間と共に歩き、山の中で学んだ事が、大きな礎となっている。育てて頂いていることに深く感謝🙏

山は、ただ歩けばいいというものではない。
技術もルールもマナーもある。

山には山の歩き方がある。


それぞれ長年勤めた職をリタイアし、山が好きで集まった山トモ。
ひとつ、またひとつと山へ行くたびに絆が強くなる。

私たちは、見えない何かで繋がっている
って思ってるのは、私だけ?(笑)



⛰おしまい⛰






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白峰三山縦走、間ノ岳・農鳥岳へ

2017-09-15 08:39:40 |  山歩き
9月 10日 (日)のち

5:00 起床。

北岳山荘の朝。標高3000mにある山小屋の朝は寒い。



5:40 朝食🍚今朝は、フレンチナイスガイの姿はない。



外へ出ると、富士山が雲の向こうに うっすらとみえる🗻



2日目のルート。長い道のりだ。
中白根山〜間ノ岳〜西農鳥岳〜農鳥岳と、4つの山を越え、大門沢小屋まで歩く。
幸い筋肉痛はない。

よし!今日も行くぞ!



6:25北岳山荘を出発



行く手にガスがかかって来る💧



ほう〜〜♡八ヶ岳だ⛰
いつか、主峰「赤岳」も極めなければ💪



と、間ノ岳からフレンチナイスガイが走って帰ってきた。朝早くから、間ノ岳へピストンして来たそうだ。若いね〜。


7:05 ひとつ目の山「中白峰岳」3055m 山頂🙌


もう、ガスガス💦

だんだん辺り一面ガスに覆われて来た。



ケルン



ガスで岩も濡れている。



ヤバいヤバい!(◎_◎;)!ホワイトアウト!



そして、寒いっ!😨
気温1度。北の風、風速8m。

鼻がもげそうだ!指先の空いた手袋なので指先の感覚がなくなる。マンパカのポケットに突っ込んだ手はグー✊のまま。
フードを被り、ファスナーを顎まで上げる。

「いい事ばかりじゃないぞ!」と、3000m級の山の洗礼を受ける。
みんな無口になる。

黙々と登り続けて・・・


8:25 「間ノ岳」山頂 🙌標高3190m。日本で3番目に高い山⛰





三等三角点には「相ノ岳」とある。



富士山は、mareが小学校 六年生の時に、市が主催する「親子登山」で登った。

これで日本の高い山、トップスリーを制覇した事になる


10分ほど休憩し、次は二百名山「農鳥岳」へ向かう。今日は、忙しいのだ。霧が晴れるのを待ち、山頂からの景色を楽しむ余裕もない。



間ノ岳から農鳥岳方面へは、山人の数がグッと減る。
北岳山荘にザックをデポして間ノ岳をピストンする人がほとんどだ。



霧に濡れたチングルマのピンクの綿毛と、チシマギキョウ。愛おしいねぇ



9時を過ぎる頃、次第に霧が晴れて来て、農鳥小屋が見えて来た。



目指す農鳥岳も見えてくる⛰(AR山ナビ)



アカモノ



左の三角ピークが農鳥岳⛰農鳥小屋も近くなる。



10:00 農鳥小屋 着。

名物 農鳥オヤジが、このドラム缶に座り双眼鏡で訪れる山人を見て、歩き方を指南すると言われている。



以前、TVで見たけれど、なかなかの頑固オヤジ。
小屋を利用しない者は、さっさと行けと言うらしい。

私たちが到着した時、チラリとこちらを見たけれど、知らん顔して自分の小屋の中へ入って行った。

売店を覗くと閉まっているが、北岳山荘で売り切れていた北岳のバッジがある👀

恐る恐る、でも愛想よく「こんにちはぁ〜。バッジを頂きたいんですけどぉ〜」と、声をかけてみる。

「はいよ。何番のバッジ?」と、テカテカに日焼けした山男は、ニコニコして見本のバッジを持って出て来た。
小屋の中には、3匹の黒系の甲斐犬がおとなしく寝そべり、ダルマストーブが焚かれている。

そうそう、農鳥オヤジは、女性には優しいと聞いている(笑)

温かい物を飲みたいと言うと、
「インスタントコーヒー、500円だけどね。何杯飲んでもいいよ。向こうの小屋の中にあるから自分のコップを使って自分で入れて。ゆっくりしてきな。」だって。



農鳥オヤジは、機嫌がいい。

農鳥オヤジと肩を組む(苦笑)



農鳥オヤジの「山の鉄則」


15:00までに小屋に着かないと泊めてくれないと言う。山小屋は基本、避難小屋だから断っちゃいけないのにね。


インスタントコーヒーを一杯飲んで、出かけようとすると、「なんだ、もう行くのか?もっとゆっくりしてきな。」と、言う。
私たちは、大門沢小屋まで行くんだよ。
「早発ち、早着」が山の鉄則でしょ?笑っちゃうよ、まったく

でも、名物 農鳥オヤジと話ができたのは、愉快な思い出になる。



10:25 農鳥小屋を出発。


次は西農鳥岳へ。



振り返ると農鳥小屋が小さく見える。今夜、泊まる山人はいるのかなぁ?頑固オヤジ、淋しいんじゃないの?



だんだん天気が回復してくる
体も温かくなってくる♡
歩くのが楽になってくる


11:25 「西農鳥岳 」3051m 山頂🙌


背後には、間ノ岳と、その奥に北岳⛰
北岳は、鋭く尖って槍ヶ岳の様だ。


西農鳥岳で、鳥になる∧( 'Θ' )∧


西農鳥岳って、眺望のいい山だ。一度来て見て♡



さぁ、まだ道のりは長いですよ。



足場を確認しながら慎重に歩く。





12:25 農鳥岳 山頂🙌 3026m。日本二百名山の最高峰。



⤵︎この左下に写りこんでいるオバサンが、後に厄介な事になる💧



大町桂月の碑


「酒呑みて 高嶺の上に吐く息は 散りて下界の霧となるらん」

あ〜〜ビールでも呑みたぁ〜い〜🍺


塩見岳、赤石岳もよく見える⛰



農鳥岳でランチタイム🍱
北岳山荘で作ってもらったお弁当(1000円)は、ちらし寿司。疲れたときは、お酢がいいね♡



13:00 農鳥岳を出発。



起伏の多い岩稜を超えていく。



大門沢下降点への標識を、


すこし過ぎた所で、上記のオバサンに呼び止められる。

「大門沢下降点は、どこやろか?さっき標識があったけど分からへんのや。」
大阪のオバチャンだ。1人で来ているという。

下降点は、少し先である事を知らせる。
今夜は、同じ大門沢小屋へ泊まるというので下降点まで一緒に行きましょうという事になる。


悲劇の始まりは、その数分後・・・
ギャーという悲鳴と共に、大阪のオバチャンは、ハイマツの上を一回転半転がり、下にいたタマちゃんが押さえて止まった。

「痛い〜、痛い〜〜!」と、泣き叫ぶ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)!

骨折?と思わせるような泣きっぷり。でも、あのくらいで折れるかなぁ?

膝を打ったと言うので、靴を脱がせ、踵と膝を押さえてゆっくり曲げ伸ばししてみた。何回も曲がるから大丈夫、折れてはいない様だ。

「でも、痛いねん。」と、まだメガネを外し涙を流して泣いている。
アナタ、その歳で泣く?

しょーがないから、私のザムストを取り出して巻いてあげる事にしたが、ザムストはSサイズ。
大阪のオバチャンの足はLサイズ(笑)

ザムストをおもいっきり引っ張って、なんとか装着。

どうですか?と聞くと、「あら、大丈夫や。歩けるわ。」と、立ち上がる。

さっきの泣きは、なんやねんっ‼️

ストックが短いから、下りは長くした方がいいですよと言うと、「これでええねん。」と、言う事を聞かない。

下りだというのに、足首の靴ひもは、ユルユル。
もう、勝手にせいっ‼️



13:45 大門沢下降点。標高2820m。



もちろん 大阪のオバチャンも一緒。


オバチャン、ここから大門沢小屋まで、約1000mの急降下を下れるのだろうか?
見捨てるわけにも行かず、一緒にスローペースで下って行く。


ザレ場あり、ロープありのキビシイ下り道。

オバチャンは、段差のある所に来ると、「ギャー」とか、「ヒャー」とか騒ぐので、いちいち止まって確認しなければならない。

かと思えば、ペラペラとおしゃべりが止まらず、アナタ、ホントに膝が痛いの?って聞きたくなる。

私たちだって、自分が安全に下るのに精一杯だ。かんべんしてくれよぉ〜💦



14:25 広い所に出たから休憩。



富士山、私たちを見守って下さい🙏厄介なオバチャンと道連れです。



と、富士山に願いが届いたか?1人で東京から来たオジサンが、大阪のオバチャンの面倒を見てくれるようになった。

とても優しいオジサンで、段差のある所ではストックを持ってあげたり、足場を教えてあげたり。

自然と私たちパーティと離れる様になった。後は、東京の優しいオジサンに任せよう。
やれやれ💧だいぶ遅れてしまった💧


約400mほど下って来た。大門沢小屋まで、後600m下る。まだ半分も下ってないじゃないか。



役立たずのハシゴ。



長いハシゴは、後ろ向きで下る。


とにかく荒れた山道だ。


16:15 やっと大門沢が見えてきた。



今度は、ドコモに乗り換えようか?



これでは予約した大門沢小屋の5時の夕食に間に合わないので、「後ろの2人を頼むよ。」と、リーダーがひと足先に下る事にする。
後ろの2人を確認しながら、危ない所は注意を呼びかけながら下る。



あと200mちょっと。



また、役立たずの橋。仕方ないから沢を歩く。



またまた、文字通り 間抜けの橋。



下から、山小屋のチェックインを済ませたリーダーが、私たちを迎えて来てくれて、ホッとする


林の向こうに大門沢小屋の赤い屋根が見えた♡




17:35 「大門沢小屋」標高1776m着 🙌



個室が空いていたので、個室に泊まる。



1000m下り、力尽きた後のザンネンな夕食💧


鮎の甘露煮、ワラビのおひたし、柴漬け、ご飯、味噌汁。味噌汁は、お代わり自由。



歯磨きに行くと、大阪のオバチャンがいてニコニコしてる。が、お礼も言われない。
ザムストを返してもらえないんじゃないかと不安がよぎる。
と、リーダーが、「無事に下れて良かったですね。明日は、お会いできるか分からないので、サポーター、いいですか?」と、話してくれた。
大阪のオバチャンの汗がしみたザムストが無事に帰ってきた(笑)



大門沢小屋・・・

トイレは、便器がなく、トイレットペーパーもなく、板を2枚 渡してあるだけ。恐怖のトイレ💧

ビールや飲み物は、ひとり1缶。

スマホの充電は、500円。

期待していた温水シャワーは、ボイラー故障で使用不可。


今日は、農鳥岳までは、とても楽しかった

でも、大門沢下降点から長く荒れた道を歩き、厄介な大阪のオバチャンと関わって、オマケにザンネンな山小屋で、どっと疲れが増す(-_-;)

寝よっ!💤

*翌日も、大阪のオバチャンの武勇伝は、まだ続く(苦笑)

⛰ つづく ⛰









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白峰三山縦走、北岳へ

2017-09-13 23:05:00 |  山歩き
9月 9日 (土)

ついにこの日が来た。白峰三山縦走⛰⛰⛰

白峰三山とは、南アルプスの北岳〜間ノ岳〜農鳥岳をいう。
日本百名山、標高第2位の北岳と、第3位の間ノ岳の頂を踏み、二百名山の農鳥岳の頂へ縦走する二泊三日の山行だ。

山の会へ入って1年3ヶ月の私には、まだ早いかと思っていた白峰三山縦走。
でも、先週末の高妻山を歩けたら、そして翌日の体調に問題がなかったら参加しようと決めていた白峰三山縦走。

高妻山も楽しく安全に歩く事ができ、翌日の体調も問題なかった。

よし!行くぞ!


3時半 市役所集合、出発
山の会Bのメンバー4人(男性1人・女性3人)で行く。


7・15奈良田着。ここからはマイカー規制。
バスで広河原へ向かう



7時30分発の始発に間に合うも、途中「丸山林道入り口」で、さらに10人乗せるため10分ほどのロスタイム。シーズンなんだからさぁ、増発してよー


6:30 広河原。
今日は、土曜日。
この夏、天気不安定で山へ行けなかった山人たちが、今週末は逃さないぞ!と、集まった感じ。



トイレを済ませ、ストレッチをしっかりやって、さぁ、行こう❗️

1日目のルート〈広河原〜北岳〜北岳山荘〉




広河原からガスがかかった北岳が見える。



案内図でルートを確認



野呂川にかかる吊り橋を渡って、



6:55 北岳登山口



沢沿いの道を歩く。



山道にアルプスの天然水が流れる。



50分ほど歩くと、北岳がスクッと姿を現した。
あのてっぺんを踏むわョ❣️



と、ここでアクシデント!(◎_◎;)!
Hさん、転倒‼️石につまづき左膝を打った。寝不足と高山病が原因らしい。高妻山では、あんなに快調だったHさん、今日は調子が良くなさそうだ。
少しザックを軽くしようと、Hさんの荷物をリーダーのザックへ移す。


左膝にスパッツの上から痛み止めのスプレーをし、Hさんは大丈夫だと言う。

でも、歩くと体が左右に揺れている。膝は痛いはずだ。でも、ひと言も不調を訴えない。


キツリフネ



ダケカンバの森を歩く。



大樺沢二俣まで、あと1時間。



岩がゴロゴロしてくる。



キタダケトリカブト



サラシナショウマとキオンの向こうに北岳⛰



森を抜けると雪渓が見えた。



歩き始めて2時間。この沢で休憩する人が多い。



ここを左へ行けば「ハ本歯のコル」ヤバいルートらしい。でも、北岳のバットレスが見えるそうだ。



私たちもここでひと休み。



タカネグンナイフウロ



ミヤマハナシノブ



9:10大樺沢二俣。バイオトイレがある🚻



ハクサンフウロ



ヤマホタルブクロの紫が濃い。




10:15 雪渓の横まで上がってきた。



植生保護柵の向こうにお花畑が広がる。



カワラナデシコ



ヤマハハコ



コウメバチソウ




振り返ると鳳凰三山⛰⛰⛰
この秋に行くからね👋



スッキリとした草原に出る。
秋の山道を彩るナナカマド



アザミだって負けていない。




どこまでも青い空の下を登りつめると、




11:30「小太郎尾根分岐」



背後に南アルプスの女王、仙丈ケ岳がドーン⛰



ここで、昼食🍙



南アルプスの貴公子、甲斐駒ケ岳もよく見える⛰
相変わらず色白ね♡だけど手強い男だったヮ!




30分のランチタイムをとり、

12:00 肩ノ小屋へ向かう。



ここは、「肩ノ小屋北陵線」
清々しい稜線を気持ちよく歩く



トウヤクリンドウ



生ビールまで、あと3分❣️



12:45「肩ノ小屋」は、大賑わい



ここは、「北岳の肩 」3000m。



高山病で体調を崩したHさんは、15分ほど仮眠をとる💤


水は1リットル100円なり。



温かい物が飲みたくなったから、


ホットミルクで、ホッとする。
少し甘めで疲れた体にしみわたる500円は高いけどな。



25分の休憩をとり、Hさんの体調は大分良くなったようだ。

13:10再び北岳を目指して歩き始める。



13:25 両俣小屋分岐



後ろの2人との間が徐々に開いていく。少しでもフラつけば、右の谷へ落ちてしまう。

「僕が後の2人をフォローするから、先に行って。」と、リーダーは下って行った。

よし!今日はリーダーから、ちゃんとお許しが出た。私が先頭を切るのか!
お言葉に甘えて先に行かせてもらう。
気持ちは迅るが、ココはひとつ落ち着いて、一歩一歩確実に進もう💪

ガスがかかる あの三角ピークが山頂か?


違った💧


来た道をしみじみと振り返る。よく頑張って来たよ。あと少しで北岳だよ



山頂への最後の稜線。山頂に多くの人が見える。





13:45 北岳山頂🙌
日本で2番目に高い山。標高3193m。日本百名山(そりゃそーだ)


⤴︎さっき肩ノ小屋で写真を撮ってあげた青年がいたので、アイコンタクトするだけで写真を撮ってくれた。

三角点にタッチ🤚三角点には「白根山」と、ある。



お地蔵さまに、北岳で滑落死した叔父の冥福を祈る🙏




すぐさまザックを山頂に置いて、仲間の所まで下る。
Hさんのザックを背負い、再び4人で山頂を踏む🙌


山頂の岩陰にはタカネビランジが可憐に咲いている。こんな高い所で健気に咲く白い花に疲れを癒される♡



イワベンケイ越しに深い山並み⛰⛰⛰




私は山に来ると無になる。
何も考えられない。

ただただ、ここに来た者にしか味わえない風景に溶け、言葉にならない想いに胸を熱くする



14:30
北岳山頂からの景色を十分に味わったから、北岳山荘を目指して、天空ロードを歩こう



14:55 吊尾根分岐



北岳山荘の赤い屋根までは、この岩稜帯を越して行く。



赤い屋根が近くなる。



草もみじと、トウヤクリンドウ



草もみじと、ハイマツのコントラストも美しい





15:55 北岳山荘 到着



黒川紀章デザインのシンプルかつモダンな山小屋。


ようこそ北岳山荘へ



チェックイン



ああ〜〜ん😢生ビール売り切れ🍺💦なんてこった!(◎_◎;)!



今夜の寝ぐらは、デザインのモダンさが仇となり、天井が低い👎何度、頭をぶつけた事か💧


二枚の布団に3人。

ザックを置く所がないから、廊下へ置く。



夕食まで時間があるから、外のベンチで祝杯をあげる🍺🎉



テン場。自炊のいい匂いがしてくる♡



17:50 夕食🍚


ご飯の上のちりめんじゃこは、お料理上手なHさんの差し入れ♡ご馳走さまです🙏


と、お向かいにナイスガイな外国人


ナイスミーチュー、ホエア アー ユー フロム?と、小学生レベルの英語で話しかけてみた。

「名古屋カラ、キマシタ。フランスジンデス。」と、日本語がとても上手👏
お箸の持ち方も上手👏

お皿を見ると、鯖の味噌煮だけ残してる。鯖は苦手か?と、思っていたら、「コノ、サカナ、ナンデスカ?」

鯖の味噌煮ですよと、伝えると、「アハ〜ン。」「オイシイ♡」と、食べ始めた。

付け合わせのおかずを先に食べて、メインの魚料理は最後に食べるのか?

フレンチスタイル?と、聞くと、「ウイ♡」だって。面白いね。山小屋の夕食もフレンチになっちゃうよ🇫🇷

左のナイスガイの胸筋が見事なので、クールなマッスルねと言うと、クライミングをやってるとの事。最近、筋肉が気になってしょうがない私(笑)
思わぬ出会いに会話がはずむ
日本語が上手なフランス人だからね(笑)


食後、バッジは売り切れだったから、バンダナを買う。




8:00 消灯

北岳までの美しくとも険しかった道のりと風景。
そして、北岳の頂を踏んだ感激を噛みしめながら、おやすみなさい🌙



明日は、間ノ岳、農鳥岳が待っている


〈記録〉広河原〜北岳〜北岳山荘(休憩を除く)
標準タイム : 7時間 15分
自己タイム : 7時間 30分

⛰ つづく ⛰









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速報 その1 !

2017-09-09 14:22:10 |  山歩き
9月 9日(土)

北岳登頂🙌

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