冬の2月に剪定をしました。枝を整える目的の剪定です。不要な枝を放置しておくと、ほかの場所に日光が
当たらなくなったり、風通しが悪くなったりしてしまうのです。
その結果、サクランボの木が十分に光合成をおこなうことができなくなったり、害虫が発生したりして、樹木が
弱ってしまうのです。樹木を元気に育てるためにも、冬の剪定で不要な枝を取り除きましょう。
不要な枝とは、下り枝(下方向に向かって伸びた枝)や内向枝(幹に向かって伸びる枝)のことです。
これらを根元から切り落としましょう。私はやはり日当たりと風通しを良くするための剪定もしています。
そうすることにより、害虫の発生も防ぎサクランボが元気に育だちます。
花が咲き暖かくなるとやはり受粉のための蜂が来てくれました。鉢は、10年前よりずいぶんすくなくなったと
思います。また、収穫期になると鳥に食べられやすいです。熟れ始めた頃、少しずつは、食べられますが、
沢山、熟れ始めると、朝、起きたら見事に無くなっています。被害が目立つときは防鳥ネットをかけて防止すると
良いです。昨年はネットをかけましたが、なにぶん大きな木ですから、スズメは自由に出入りします。
スズメがチョコッとかじっているのには閉口します。
5月ごろには伸びる新梢を切り取ります。新梢が多く生えていると、ほかの枝に日光が十分に当たらなくなって
しまいます。その結果、サクランボの色づきが悪くなってしまいます。
また、新梢を放置すると、その分だけ栄養が奪われてしまいます。その結果、ほかの部分に行きわたる栄養が
少なくなってしまい、翌年の花の数が減ってしまうともいわれています。サクランボをたくさん実らせるためにも
新梢を切り取ることは重要なのです。お礼肥えもします。
強めの剪定をおこなうのは、7月頃がよいそうです。夏は木が大きくなる時期なので、この時期に剪定をおこなえば
すっきりさせることが可能です。
サクランボまたは桜桃(おうとう)は、 科名:バラ科 属名:サクラ属の果樹です。
『一般に、樹上の果実、または樹自体をオウトウ(桜桃)といい、収穫後の果実をサクランボという。
中国原産の中国桜桃は、暖地桜桃という名前で苗木が出回っている。中国桜桃の暖地桜桃は自家結実性があり
1本でもよく結実する。』との説明があり、我が家のは、この種類に当たると思われる。
有名な佐藤錦は、『国内で最も多く生産されている品種。1912年(大正元年)から16年かけ
ナポレオンと黄玉を交配してできた。名前は交配育成した山形県東根市の佐藤栄助に因んで
1928年(昭和3年)に命名された。』と、あるが花・実の大きさも、佐藤錦は立派です。
日本では果実の成熟期が梅雨時期と重なるので、果実の成熟期に雨が多いと、果実に水分が吸収されて
裂果しやすくなります。
↓ の2枚は昨日(2021/03/10))の撮影です
↓ の3枚は 花が咲き始めた 2021/02/27 の撮影です
2021/03/04 の撮影です(夕方5時36でフラッシュ)
↓ ヘ 3月8日の撮影です