(中米グアテマラのフエゴ山が再び活発化している(CONRED))
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① ""フエゴ山再び活発化 爆発相次ぐ20回超!山頂では火砕流も…中米グアテマラ(動画)""
2019年01月23日 10時25分
昨年6月の大噴火で多くの犠牲者を出した中米グアテマラのフエゴ山では22日、中規模程度の爆発が相次ぎ、噴火の回数は20回以上を数えた。
首都グアテマラシティの南西30キロにそびえる標高3763メートルのフエゴ山は、昨年6月5日の爆発的噴火で溶岩ドームが崩れて火砕流が発生、死者・行方不明者合わせて400人以上を出した。
② 山頂では火砕流発生
(グアテマラも火山の巣だ。紫色の破線で囲んだのがフエゴ山(USGS))
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同国地震研究所(INSIVUMEH)によると、22日未明から地鳴りを伴う爆発が断続的に発生。赤外線監視カメラの観測で、山頂火口からは赤いマグマの色を反射した噴煙の上昇が続いた。
噴火活動は丸一日継続し、噴煙の高さは最大で4800メートル上昇。山頂付近では火口周辺に堆積した火山灰や岩石が吹き飛ばされ、小規模な火砕流が下り落ちるようすも確認されている。
22日の噴火回数は20回以上にのぼり、同国防災機関(CONRED)は、「活動が再び活発化しており、溶岩流や噴石の飛散のおそれがある。噴煙は最大12キロ先まで拡散する可能性がある」として、周辺住民に厳重な注意を呼びかけている。(動画は昨年10月の噴火のようす/CONRED)