アーモーおやじ

テニスのときによく出る「アーモー」。これが口癖で、なんでも首を突っ込んでは失敗を繰り返しているじいさんの日記です。

エリ谷自然村の山小屋物語

2024-09-08 20:59:00 | Weblog
 エリ谷自然村は、和歌山県伊都郡九度山町にあるログハウス村です。
 39年前、ログハウス作りに興味のある仲間が集まって始めた集まりです。

 年月と共に仲間たちは高齢化して、遺作となる山小屋が多くなってきました。その一部で、とくに私の記憶にとどめたい人を山小屋と共に紹介します。泣きながら紹介します。


*ポパイの山小屋



 今年始めに亡くなった仲間の山小屋。屈強な体でバリバリ働く姿から、みんなからポパイと呼ばれていました。村で一番大きな小屋で、総会などでも使わせてもらいました。草刈りのとき、石を跳ねて私のクルマの窓ガラスが粉々に。泣きそうな顔で詫びた顔はスーパーマンポパイではなかったよ。優しい人でしたよ。あのときはごめんなさいと、10年以上経っても言い続けてましたが、村のためにどれだけ貢献してくれたか、そのことのほうだけを覚えていますからね。

「ポパイ、いつまでも忘れないからね」



*エリ谷大王の山小屋




 某大手家電メーカーの営業マンだったOさん。定年してから顎髭を伸ばし、まるで仙人のようになりました。自ら建てた山小屋に「エリ谷大王」と表札をかかげ、山小屋生活を楽しんでいました。奥様も明るい気さくな方で、私の息子たちもお世話になりました。天国の大王に恥ずかしくない人生をと心がけてますからね❗️



*大好きだった友人の山小屋




  Iさんは、大阪南部の私立高校の体育教師。アメリカンフットボールの監督。

エリ谷仲間で一番若く、私より2歳下でした。自分のトレーニングにもなるからと、南海高野線で和歌山県に入ってすぐの駅近くの自宅から、自転車で通って小屋作りをしていました。知識豊富で小屋作りをしに来ても、私の話す時間が長くて、仕事が進まないとお互いで文句を言いつつ、笑い合って楽しんでいました。一番仲が良かった仲間です。癌で一度は復活したのですが、50代になってすぐに逝ってしまいました。早すぎます。でも、私の心の中にはいつも歳をとらないIさんがいます。歳をとらないなんて、ずるいよ😢



*宴会部長の山小屋




 Sさんは早くにリタイアして、山小屋を作り始めた遊び人。奥様と娘さんが大阪梅田の地下で居酒屋を経営していて、仲間たちの集会場所になっていました(今はないかも)。総会や餅つきイベントが大好きで、放送禁止、出版禁止用語を連発する盛り上げ係。あの人が亡くなるなんて信じられませんでした。今でも飲み会のたびにSさんのさまざまなやらかしエピソードが話題になります。いつも楽しい雰囲気を作ってくれて感謝、感謝です。きっと天国でも禁止用語連発してるんでしょうね🤭



 久しぶりに山小屋に来て、仲間たちを思い出しています。人とのつながりがあっての今の自分なんだとつくづく感じています。さあ、私もみんなの記憶に残れるように頑張ります❗️

















コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 居酒屋で大学話 | トップ | 借り換えで思い出したバブル »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿