アーモーおやじ

テニスのときによく出る「アーモー」。これが口癖で、なんでも首を突っ込んでは失敗を繰り返しているじいさんの日記です。

銭湯にて、露天風呂にて。

2017-11-25 22:18:03 | Weblog
第1章
かみさんと高槻の銭湯に行ったときの話。

風呂から出て着替えているとき、
「すみませんが」との声。
振り向くと、熊のような大きな方が、、、

私の脱衣ロッカーの下のロッカーに着替えを入れていたため、私が邪魔していたらしい。
「あ、どうぞ」
と場所を譲ると、熊さんはすぐに自分の衣類などをロッカーから取り出し、別の場所に移動させ、取り出したバスタオルを小学生低学年くらいの男の子に渡した。私が着替え中だったため、熊さんが気を使ってくれたのがよくわかる。

バスタオルを受け取った男の子は、3歳くらいの男の子の頭を拭いてやっている。熊さんが二人の息子と銭湯に来ていたのだ。
弟の体を拭きながら、兄が
「男風呂と女風呂とどっちがいい?」
と弟に聞いている。
どうやら、今まで弟はお母さんと女湯に入っていたらしく、今日が男湯デビューのようだ。

聞かれた弟はしばらく考えて
「どっちもいいよ」
と一言。やられたー、そうきたか! 2択ではなかった。

思わず笑みがこぼれた、と、同時にこの家族が素晴らしいと感じた。熊父さんも、お兄ちゃんも、弟も素敵だ。本当は女湯がよかったかもしれない(多分そうだろう)が、弟の父や兄への気遣いがすごい。なんか嬉しくなった。


第2章
26年ほど前に家族で、夏休みに北海道でキャンプをしたときの話。

ニセコでキャンプをしたとき、ひと風呂浴びに、五色温泉へ。
私と上の息子二人(長男小学4年、次男保育園年長)は男湯、かみさんと三男(3歳)は女湯に、いつものパターンである。
内湯で体を洗ってから、外の露天風呂に飛び出して行った次男が、あわてて戻って来て一言、
「女がおる」

内湯は男女別だが、露天風呂は混浴だったのだ。一緒に入っていた方も巻き込んで大笑い。楽しい思い出である。





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