朝ドラ「舞いあがれ」を見ています。
今日は、主人公の舞ちゃんが営業に回って苦労する様子が中心でした。
このところ昔の思い出ばかりアップしていますが、今日も舞い上がれを見てまたまた思い出が蘇ってしまいました。
前職では、中学校教材やテストを製作する編集者でした。12年ごとの学習指導要領改訂に合わせて、教科書は作り替えられます。それに伴って教材もすべて作り変えられます。その時期になると、編集部は大忙しで、残業、残業です。
そしてそれが出来上がると、新年度前にはその出来た教材のセールスのために、教材説明に全国に飛び回ります。この仕事は営業だけでなく、教材を作った編集者も駆り出されます。私も、山形、福井、京都などでは大手販売店の合同説明会、近畿圏では現場の学校周りもしました。
説明会では事前に営業と打ち合わせをして、特にアピールする部分をまとめたり、模擬説明を練習したりと、大変でしたが、私たちが作った教材を使ってもらいたい思いで充実していました。後日、営業から採用が決まったよという連絡をもらうと、とても嬉しかったものです。
学校周りの営業ではつらいこともありました。
主任の先生に挨拶をして、空いた時間にお話しをさせていただくのですが、先生がつかまらずに長時間待たされました。また、私の説明を先生にめんどくさがられるのはまだいい方で、説明後に見本教材や私の名刺を残紙入れに放り込まれたこともありました。こんなときは、何日も苦労して作り上げた編集部員の気持ちを思うと泣きたくなりました。営業は、こんな場面に何度も出くわしてるんだろうなあ、とも思いました。
飛行機で怖かったこともあります。ボンバル機(米国製の細長い少人数対応のプロペラ機)で山形に行ったときです。ご存知のようにボンバル機はとても揺れます。伊丹から飛び立ったときはいい天気だったのですが、山形空港に着陸するときは大雪の悪天候で、しばらく上空で待機しました。やっと着陸しましたが、揺れるのなんの。生きていてよかったー。ただ、いっしょに乗っていた営業は「こんなのよくあることです」と一言。編集部でよかったー😅
(舞いあがれの主人公の舞ちゃんは旅客機の操縦士を目指しましたが、やめた方がいいよ)
最近は、どこへも行けないので、まだしばらくは昔の思い出話が続きます😆
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