JR西日本が、営業収益の悪いローカル線として、17路線30区間を発表しました。
近場では佐用を走る姫新線の播磨新宮と上月の区間がワースト19番で、100円の収益を得るのにいくらかかるかという営業係数が751(円)ということでした。
大変なことになったと、佐用町の駅前の人たちがテレビのニュースで取材されてました。
姫新線は姫路と岡山県の新見を結ぶ路線ですが、どの駅舎も風情があり、美作江見駅や出雲街道の宿場あとのある美作土居駅は、大好きです。
今日、因美線に沿って車でドライブしてきました。
因美線は東津山から鳥取までのローカル線です。
前述の赤字ローカル線では、因美線の東津山と智頭の区間がワースト7番で営業係数は1963(円)となってました。姫新線の倍以上の経費を使い、わずかな人数の乗客を乗せて走っています。
その区間の知和駅に立ち寄って、写真を撮ってきました。なんとか列車も写真に写したかったのですが、来るのが2時間後では無理でした😭
(知和駅の3つ津山寄りの美作滝尾駅は、「男はつらいよ」の最終作の撮影場所だったとのこと。あとでわかりました、残念)
とても静かで、自転車置き場に高校生のものと想像される自転車が4台ありました。のどかな駅です。
時刻表を見ると、1日に上下線とも6本で、平日と土日が同じでした。因美線の多くの駅で、駅前の賑わいはなく、店もなく、民家もありません。しかし、加茂川という川に沿って県道と並行して走るため、風情ある駅舎が次々と見られました。
存続が難しいことをJR西日本は知ってほしかったんだと思いますが、姫新線も因美線も鉄道しか移動手段がなかった時代には、大活躍してくれました。
なんとかならないかと、思う昨今です。
車で移動ばかりしている私が言うことではないのですが、、、😌
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