延期

残念だろうな～・・・


好きなアーティストがいる。
嬉しい時も悲しい時も
流れる曲に一喜一憂できる。

そんな力をスピーカーやイヤホーン等で聞く声にいただくのです。

そのアーティストのライブ・・・
行きたいな～
会いたいな～
聞きたいな～。

チケットを申し込み当選すると
仕事の休みを取り
交通手段を検討し場合によっては宿を取る。

よっしゃ！後は当日を待つのみ。
指折り数えてその日を待ちわびる。

ドキドキワクワク・・・

ポールマッカートニーのライブがすべて延期となったとか・・・
思わず「え～～～」って声を上げてしまいました。
と言ってもコイツはファンでもなんでもないのですが
ファン心情ってやつでして・・・

そりゃ～当人のお身体の具合を案じないといけませんが
どれほどファンは力落ちだろうな～って思ったのです。

コイツにも好きなアーティストがいます。

６４歳のロックシンガー。
身体を整え立ち上がって下さることに感謝しています。

毎回、向かって左側から出る姿を見た時は涙が出ます。
「永ちゃ～ん」って叫びながら拳突き上げいきなりレッドゾーン。
あの感覚、忘れられません。

最近では聞けるかどうか分からなくなった「トラバス」
涙流しながら
「よっしゃ、おれも！」って思います。

何かを伝えることが出来るってすばらしいことです。

コイツも願生ります。

修復完了

きれいになりましたね～・・・


先日ブログで書いた車いすです。
修復完了しました。

ウチの保存方法が悪かったために酷い状態でした。
昨日今日と総代長がご尽力くださりピカピカにしてくださいました。

ホイールもくすぼってたり錆びてたり、
タイヤはパンク、
フレームもホイール同様、
シートは汚れて悲惨な状態・・・

なのに、この輝き！

嬉しかったな～。
これに座り喜んで参って下さるご門とのことを思うと
本当に嬉しかった。

この車いすもまた御浄土のおはたらきとなり支えて下さいます。
温かな香りにしてくださいます。

総代長さんに深くお礼を申したところ
きれいになったことを共に喜び
相撲があるからと爽やかに帰られました。

共に喜んで下さる方がいるというのは嬉しいものです。

つながり

大きな背中・・・


昼、何気に点けたテレビには
アメリカの下半身麻痺した弟と歩むお兄ちゃんのドキュメント。

小２のお兄ちゃんは幼稚園の弟の世話をする毎日。
親に言われたからではなく自主的に・・・

そんなお兄ちゃん、
弟と一緒にミニトライアスロンに出場するというのです。
自主的に。

どうやって出場するのか・・・
弟をゴムボートに乗せて引っ張りながら泳ぐ。
自転車にカートを着けて引っ張る。
カートを自転車から外し押しながら走る。

涙が出ました。

こんな小さな少年なのになんと大きな少年なんだろう・・・
顔ばっかり大きくて心に小さなコイツが見えて恥ずかしかった。

「弟に広い世界があることを教えてやりたかった」

それから数多くの大会に出場しているとのことです。

大きな大きなお兄ちゃんの背中を見ながら弟は何を感じるのでしょう。

安心します、きっと・・・

阿弥陀さまってそんなお兄ちゃんのようなおはたらきなんでしょうね。
有難い・・・

車いす

これで楽に上がれる・・・


祖母が存命の頃いただいていた車いす。
結局、乗ることもなかった。
それに乗り人前に出るっていう性格でもなかったので・・・

それ以来使われることもなく押入れの片隅にひっそりと佇んでいました。

近日中には活動の場が与えられます。

その為には整備をしておかなくては・・・
今日、思い付いて出してみました。

タイヤはパンク。
錆が出て折り畳みが困難。
勿論汚れの酷さ。

こりゃ大変だ～って思いつつ外に出したところ
我らが総代長登場。
この方、なんでもできる人です。

こちらが言わなくても気持ちを察して下さる。
「明日、掃除して整備させてもらいます」
「ありがとうございま～す！」

それでも一応掃除くらいはって総代長さんといろんなことを話しつつ
空気入れたり錆落しをスプレーしたりゴシゴシ拭いたり・・・

これも仏具となってくれます。
足腰の悪いご門徒の支えとなり
優しき香りの中に包まれ浄土のお飾りとなります。

有難い・・・

常例法座

たとえ一人でも・・・


今日１６日は徳正寺の常例法座です。
土日に掛かると月曜日にさせていただいているのですが、
取り敢えず常例ということでお勤めさせていただいています。

お参りは一人二人って状況。
こちらとしては多かろうと少なかろうと関係なくお勤めさせていただくのですが
お参りされるご門徒の方が気を遣われます。

お寺というものはいつでも参れて仏さまのお話を聞かせていただける場。
心安らかにひと時を過ごすことが出来る。
お参りしやすく安心して泣けることが出来る。
そんなお寺のしたいと思っています。

「参り始めは遠いな～って距離感を感じていたけど今では全然遠く感じんよ」

最高の言葉をいただきます。

一人でも多く阿弥陀さまのおはたらきに出遇っていただき
この苦しきこと多き人生を大切に過ごさせていただきたいものです。