金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

涙の痕

2018年06月21日 19時56分11秒 | 日々あれこれ

その涙の向こうに・・・


坊守の法話が大好きです、コイツ。
ホンワカと包んでくれる
その言の葉とリズム。

いいもんです。

先日聞かせていただいた、「でんでんむしの話」
でんでんむしの殻の中には
悲しみがいっぱい詰まっているっていう話。

今度、でんでんむしに聞いてみよう、
きっとこう言うよ、

「あなたもそうでしょう・・・」って。


時計草の茎にいるかたつむりを
坊守がよく写真に収めています。

今日、ボエ~って見ていると
ん~~~っ!

結構いるよな~って
あっちこっちの茎に
大きいのやら小さいのやら

ホンで葉が育たないのかな~ってひとりブツブツ。

ここぞとばかりに聞いてみました、
「その殻には悲しみが詰まっているのか・・・」
「お前が聞くか・・・」って言われたように感じた。


年の所為でもないのでしょうけど
本当に涙もろくて、
映画見てても
ちょっとしたCMでも
ウルウルしてしまって
時には涙頬伝うほど・・・


生きているといろいろでして、
えぐり取られ
切り刻まれるような
痛み、悲しみ、切なさ・・・

それに耐えるように
歯を食いしばり
溢れ出す涙。

幾筋の痕、痕、痕・・・

それを拭いては微笑みに変え
さあ!って。

でもやっぱりその痕は薄っすら残っていて・・・

きっと、知らないところで拭っているのでしょう。

どれだけしんどい思いをさせるのかって
申し訳なさいっぱい。


チットは
涙の痕に
自分の人生を重ねんといけんよな~。






夏至の夕空・・・



このこころを覆いつくすしんどさをちょっと拭うと
優しい微笑みがず~っとここに、

いま、ここに・・・

また、悲しみや諸々を抱えながらも
靴紐結び直し

立ち上がろう!
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