グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

長期金利高騰、海外市場下降、特に中国の状況

2013年06月25日 | 商品市場

いくら梅雨時とはいえここの所の世界の株式市場は土砂降りに近い状況を示現しています、無論QE政策の縮小はすべての投資家が予測していたことは事実であり筆者自身6月は最悪の展開が予測されるとはコメントしましたがあまりにも露骨な最近の市場展開です:先が読めません:

ダウ 14659.56 -139.84 -0.94%: ナスダツク 3320.76 -36.49 -1.09%: S&P500 1573.09 -19.34 -1.21%: 10年債券 イールド 2.5460%(一時は2.66%に上昇): 中国の中央銀行の最近の金融政策が問題となり中国の国内事情も大きく影響していますが、最大の要因は10年債券の金利の急騰です、2.66%を一時つけています、ダウは一時246。82ドル、S&P500ha32ポイントも下降していました、: セクター的にはすべてですが特に素材関連がひどい状況です: CBOEVIXは19.96と5.6%上昇しています: 経済指数は本日は焦点になりませんが明日は住宅関連を含め重要な指数が発表されます:取引量も多くNYSEの上昇下降の比率は1-7と下降が優勢です: ナスダツクは1-3です:

商品市場: CRBsuuchi277.48 -0.60: WTI原油先物 95.05 -0.13: ブレント原油先物 101.16 +0.25: 天然ガス 3.74 : 金先物 1281.30 +4.20: 金現物 1282.39 : 銀先物 19.58: 銅先物 303.45: 株式市場と同様に商品市場も活性していません、時に貴金属市場はどこまで下降するのか読めません:

為替市場: UD-USD 0.9266: USD-JPY 97.56: USD-CNY 6.1445: USD-BRL 2.2268: GBP-USD 5443: USD-CHF 0.9331: EUR-USD 1.3128: 通貨市場ではあまり目立つ変動はありませんが日本円が不透明な展開をはじめています: これ以上世界の金融市場に不透明な展開が広がると安全通貨として円が買われるかもしれません: FRBのドルインデツクスは下降中です(74近辺):

本日の225の動向が注目されます:無論日本円の先行きの動向も気になります: