食べるハハココ

料理はひらめき実験工房なり

お昼ご飯は家庭科で

2020年03月31日 | 食事
臨時休校お疲れ様です。我が家は小学生女子二名。
時間割を作って、体育だと言っては散歩に行き、図工だと言ってお絵描きをする日々。
家庭科だと言って昼ご飯を作らせています。
糖質制限な私が決して作らないものを提案しました。
すなわち、炭水化物料理。

スパゲッティナポリタン(と謎の薄くも厚くもない卵焼き)
  

オムライス。そもそもケチャップを常備していない。甘いから。
  

ポテトサラダ。学校給食でジャガイモが出すぎるので普段は買わない。
  

肉じゃが。イモは主食です。糸こんにゃくが好きすぎて割合が多い。
  

ホットケーキをタコ焼き機で。
チョコ、チーズ、小豆、バナナ、レーズン、干し芋などなど
  

家庭科ですから、後片付けまで全部やっていただきます。
上の子に任せておいたら、ほとんど手出しなしでOK。
母は結構楽できました。
今度は私も食べられるもの作ってもらおうかな~

ケールと塩水肉

2019年06月16日 | 食事


ケール、行きつけの八百屋で袋いっぱい入って30円。
苦くて栄養があるらしいという印象しかなかったのですが、
最近初めて食べたらどうってことなかったです。
苦味をなくす改良がされてるんですね。(それたぶん栄養も減りそうだけど。)
生でもいけましたが、しっかりした肉質ながら筋っぽさはないので、炒め物に良いです。
で、このごろ肉を柔らかく食べる方法として採用している、2%塩水漬けの豚こまと炒めました。

今回は500gくらいの肉を、水300cc 、塩6gに30分くらい漬けてますが、ま、テキトーです。
ザルで汁気を切って、油を敷いたフライパンでまず肉だけ炒めます。
火が通ったら、いったん皿にとります。
フライパンに肉汁がたまっていてOKです。ほどよい塩気の絶妙な出汁になってます。
これを火にかけて(この時刻んだ生姜やニンニクを加えると尚よし)、
ある程度煮詰まったところでちぎったケールを入れて炒め、肉を戻して合わせておしまいです。
味が足りなければ塩コショウします。

一緒に炒めたのは「カリフローレ」。生でもOKな華奢なカリフラワー。
ごく軽くレンチンしてから使用。絶妙な歯ごたえです。

子どももペロリと食べます。たぶん私は一日3食これでも歓迎。
糖質制限しつつ栄養バランスをとるのにも申し分なしです。ビバ!肉と青菜。

それにしても肉野菜炒めなぞをおいしそうに撮影するのは難しい。

弱火でパラパラチャーハン

2019年05月13日 | 食事
上の子が、Eテレの「すイエんサー」をみてパラパラチャーハンを作るという。
ちょうど週末だったので、土曜の昼に姉妹二人分を作らせました。
レシピはこちら
感覚的に、このレシピほんとにパラパラするか・・・?と思いましたが、
結果、今まで見た中で一番パラパラしたチャーハンになってました。
「給食とは大違い!」と娘大満足。
しかしね・・・卵とごはんで5分くらい、具(今回はハムと新玉)を入れて15分、炒め続け。
しかも、一度に大量に作るとうまくいかないらしく、
実際子供二人分(ご飯約240g)で限界と感じました。
こんなもん、日々の食事でできる料理じゃなーい!
パパや子供の趣味料理ですな。
また食べたかったらまた自分でやってちょうだい、娘よ。
あとは年頃になって彼氏に腕を披露したいときとかね。

焼き枝豆

2018年10月07日 | 食事
基本、野菜を茹でるということをほとんどしません。
ガスも水も時間も栄養ももったいないので。
たいがい電子レンジか、蓋をしたフライパンで蒸してます。

で、枝豆ですよ。蒸すよりもっとらくちん、グリルで焼き枝豆。
さやの上下を切って濃い目の塩水に30分ほど付けた後、
魚焼きグリルにアルミホイルを敷いてできるだけ重ならないように広げ、焼きます。
おいしそうな焦げ目がついたら出来上がり。

焦げ目が香ばしいし、味が凝縮されておいしい!
ちょっと焼きすぎると水分が飛びすぎて、豆が硬く縮んだようになりますが、
それまた、噛めば噛むほどうまい珍味といった風でナイス。

ちなみに冷凍食品の枝豆も、グリルでやくと水っぽさがなく、お弁当などにも入れやすいです。
少量なら、アルミも敷かず、網から落ちないように並べればOK。
他の物を焼く時に、片隅でついでに焼けちゃいます。

最速スパゲッティ

2016年12月26日 | 食事
冬休み、小学生にも昼御飯を出さねばならない日々となりました。
麺類好きの子どもらにスパゲッティを、でも私は食べないから量は少ないのにあんまり手間暇かけたくない、
そもそも子どもは細長ければ満足で「麺の腰がさ~」とか言わない…

そんな我が家の最速スパゲッティは(子ども二人前)

準備)乾麺70~80gを半分に折って水に浸けておく(昼食なら朝から)

1)ホールトマト缶半分、ツナ缶汁ごと1(鯖缶なら半分)を鍋に
  味付けは塩だけでも、ニンニクやオリーブ油や牛乳を足しても
  鍋の中身を温めて味見

2)柔らかくなった麺の水気を切って鍋に直接投入
  煮ていると割りとすぐに麺が透き通ってくるのでまんべんなく混ぜ続ける
  時々つまんで、麺の硬さとソースの汁気がちょうどいいところで出来上がり

   


麺の水戻しさえ忘れなければ、鍋を火に掛けてからは10分もかからないかな。
乾麺の袋の「ゆで時間」は無視なのです。

すくなくともうちの娘らはウマイウマイと大喜びです。イタリアンのプリプリアルデンテとは別物の、
昔の喫茶店で出てきそうな、日本の昼御飯スパゲッティというジャンルでならアリかと思います。

自分が麺類を口にしなくなったもんだから、手抜きに走ってることは否定しませんがね。
母ちゃんも昔は麺類大好きだったよ…昔の彼氏みたいなもんで今は興味ないけどね。いい思い出よ?

ではよいお年を!

鱈の簡単キッシュ

2016年09月22日 | 食事
スーパーの魚コーナーではまずアラをチェックします。
鯛のお頭とか鰤や鮭のカマとか一番おいしい物が一番安くある夢の世界じゃないですか。
メカジキ、本マグロの切れっ端なんかもジュウジュウ焼いて最高じゃないですか。
で、生鱈の切れっ端もよくあって、子どもは鱈好きなんだけど、
私は調理が苦手。どうやってもだいたい崩れちゃうし
味が淡泊すぎておもしろくない・・・
しかしついに体得したのですよ、楽チンでおいしい鱈の切れっ端の食べ方を。
フライパン一丁でほっくり濃厚なキッシュ風。

1)鱈は軽く塩をしておく

2)フライパンにオリーブ油をのばして鱈をのせ弱火でゆっくり加熱
 急ぐなら途中で2~3分蓋をする
   

3)グラタン皿に鱈を移す 骨があったら取り除く 汁気はフライパンに残す

4)フライパンにチーズと卵を入れてすり混ぜグラタン皿に移す
   
5)マヨネーズをかけ粉チーズをふってトースターで焼く
 温度調節があれば180度15分 無ければホイルかぶせて焦げないよう調節

量は適当に・・・
昨日は鱈が150gくらいはいって50円だったのよ、
それに対して卵1個チーズ50gくらい。
チーズもスライス、ピザ用、クリームチーズ、あるもので。
生クリームがあればそれもいいですねえ。
写真は枝豆も入っています、ほっくりふんわりの中に色と食感のアクセントが効きます。

上の娘に大好評ですわー、この世にこんなおいしい物が!くらいに。
鱈を焼く時汁気が出てなんだかビショビショでも卵液のだしになるし
なによりフライパンしか汚れないところがまた私好み。

肉巻き 低温焼きで失敗無し

2016年06月20日 | 食事
上の子の運動会が5月にありました。
前日も当日もPTAで駆り出されるのでお弁当はごく簡単に…

だいたい子どもには凝った弁当より食べやすい弁当の方がいいのよそうなのよ。
どうせプチトマトとデザートの冷凍パインが一番よく食べるのよ。

ということであとは栗ご飯のお握りと
(私自身のこどもの頃から運動会は栗ご飯と決まっているので、
去年の秋から栗を冷凍していた。でも半年間場所取るし来年は天津甘栗でやるつもり)
竹輪のブロッコリー詰めと、豚肉の茄子ピーマン巻き。

以上。

いいのよ!
レジャーシートで混み合う校庭で限られた時間でちびっこが食べるにはこれで充分なのよ!
人には見せませんけどー。

さて肉巻きですが、フライパンだと上手く焼くのが面倒なのでトースターで低温焼きしています。
焦げも、はがれも、生焼けもなく、しっとりしっかり焼けて、冷めても固くなりにくいです。

1)茄子は拍子木、ピーマンは短冊に切って電子レンジで軽く火を通しておく。
  耐熱ボウルに入れてラップして適当に加熱するだけ。

2)野菜が冷めたら豚の薄切り肉で巻き巻き。塩も小麦粉も振らずにどんどん巻き巻き。
  少々破れた肉で無理矢理巻いても絶対崩れないから大丈夫。

3)トースター用の金属トレーにオーブンシートを敷き(皿がテフロン加工なら不要)、
  巻いた肉を並べて130度で15分焼く。
  トースターに温度調節機能がなければもちろんオーブンでもよい。

4)フライパンで好みのタレを温め、焼けた巻き肉を投入して、煮詰めながら絡めたら出来上がり。

運動会の時は保存性もよいかと、タレは醤油+酢にしています。
煮詰めると酢の酸味はほとんど飛んで、照りとコクとほんのりとした甘味が出ます。
醤油+味醂とか、市販の焼肉のタレでもいいし、
家で食べるなら辛子醤油をつけながらとか、塩胡椒でももちろん美味しい。

肉はリッチに牛でもよいでしょうし、
鶏なら胸肉やササミを薄切りにして叩いて伸ばしても使えます。
野菜もお好みで。人参蓮根牛蒡などはしっかりめに下茹でを。
意外なところで春菊もおすすめ。関東に多い、茎が長くて太いタイプの春菊を生で巻いちゃいます。

ちなみに運動会観戦で一番燃えるのは、リレーもいいけどやっぱり騎馬戦だな。

参考にこちらも ★低温焼き ★温度調節できるトースター

小学校の給食と古着エプロン

2015年04月18日 | 食事
上の娘、小学校に入学しました。
食いしん坊で好き嫌いはないものの、とにかく食べるのが遅い娘。
給食どうなっちゃうんだろうと思っていましたが、毎日帰宅しては
「今日もおかわりしすぎて遅くなっちゃったー」ですと。
初日は大好物お赤飯。給食室で焼く出来たてパンや、
私は滅多に作らないチャーハンや炊き込みごはん、などなどなど
毎日献立表見るだけでもウッハウハ。
ぱさぱさコッペパンがドーン、冷めた白飯がドーン、に苦しんだ私の記憶とは大違い。
今までほぼ100%私が作っていた娘の食事、
3分の1を給食に頼るようになることを心許なく思っていましたが、
その充実ぶりに即、気を許してしまった私です。
もう家では納豆ごはんだけでいいんじゃないかと思う。

食べる早さや好き嫌いについても昔のように追いつめたりしないのねー。
「給食が嫌で学校に行きたくないなんてことになったら本末転倒」と先生。まったくその通り。
食育食育と叫ばれる世の風潮もあるのでしょうか。
30年前の自分にもこんな給食を食べさせてやりたかったもんだわ。

さて食材を無駄にしないことに日々情熱を燃やしている私ですが、
最近は布の再生利用にも凝ってます。
入学グッズの「移動ポケット」はジーンズとハンカチを再利用、
防災ずきんカバーの内布には布団の敷きパッドを使ったり。
そしてこれは最大のヒット作、
シミ、穴あき、サイズアウトでどうしようもない娘の長袖Tシャツ2枚を100%再利用したエプロン。

   

1)片袖を切り離して、もう一方の袖とつなげる。
2)切り離した側の脇で2枚をつなげて、できあがり。

これが大変使い心地がよろしい。前身頃と後身頃の2枚重ねになってるために、
表面が濡れても中まではしみにくいのに、洗濯後は乾きやすい。
紐が柔らかく伸びて、結びやすい、ずれにくい、ほどきやすい。
もうエプロンを全部これにしたいので、またTシャツがぼろぼろになるのを心待ちにしています。

0歳もやっぱりクリスマス

2013年12月24日 | 食事
出産間近の昨年のクリスマス、「来年は無理かも」とはりきったのでしたが、
なんだかんだで今年もはりきっちゃいました。
と言っても、手間暇かけないことがもう身にしみついていて
大したことはしていないのですが。

ケーキは混ぜるだけなんちゃってガトーショコラ。
 粉類(薄力粉30g+ココア40g+AP40g+BP小さじ1)を混ぜて
 水分(甘酒40g+バナナペースト80g)を混ぜて
 全部混ぜて型に入れて170℃20分、終了!
乳・卵アレルギー対応。砂糖も油脂も不要。
と言っても幸い5歳の娘も0歳の娘も今のところノーアレルギーなので、
単に簡単だし味が好きだからこういうレシピなのですが。
下の子はクリーム無しで食べました~

フライパンピザの具はエリンギとコンビーフのみ。
子どもがピザを食べる時って「具が噛みきれなくてずるずるはがれて崩壊」
てことが多いですが、コンビーフはその点食べやすかったし、
チーズはカマンベールとスモークチーズものせてたっぷりで
全体がとってもメルティ~~~な仕上がりでした。
下の子はフライパンにくっついて煎餅状になってた生地だけを
サクサク地道にかじってました。おかげでずっと大人しかった。

ローストポークは1週間塩漬けにしておいた肉を
フライパンで焼き目だけつけてオーブントースターで低温焼き40分くらい。
サラダは春菊にハムとピスタチオ、
スープはトマト玉葱オクラ。これは下の子のごはんにもかけて。
離乳食もクリスマスカラーで、いっちょまえにパーティー参加できたのでした。
去年はヘソの緒から食べてたのにねえ。

強火をやめると誰でも料理がうまくなる という本

2013年11月21日 | 食事
この本に書いてあることは非常にシンプル。
「肉も魚も野菜も冷たいフライパンにのせてから点火、最初から最後まで中弱火。
これでなんでもジューシーかつこんがりかつ水気を出さずに焼ける」。
マジで?と疑いましたが、
「強火では表面を焼き固めて水分を閉じ込めるどころか、急激に細胞が縮むために水が出る」
という理屈にうなずける気がしたので、恐る恐る、実践してみたら。
全くその通りでした。既成概念を粉砕されました。
野菜炒めから水が出ない。鶏胸だってしっとり。焼きながら我ながらびっくり。
長く料理をしてる人ほど信じられないと思うけど、いやもうホントなんだって。
パパッと読める本だからちょっと読んでみてほしいな~。
「肉や野菜は焼けば水が出るもの」「こんがり焼くには強火」「炒めものは手早く」
という常識を覆されてみたくない?

肉魚が固くならないのも、炒め物がしゃっきりなのも素敵なんだけど、
みそ汁の茄子とか肉じゃがの玉葱とか(どちらもフライパンで弱火焼きしてから煮る)、
水分が逃げてないからジューシーなのに煮くずれなくてめっちゃおいしい。
地味だけど画期的変化です。

まあね、料理全体の加熱時間は大幅に伸びますがね…。
でもこれは私にとっては、慌てず落ち着いて料理が出来るという利点でもありました。
強火で炒めてると途中で手が離せないけど、弱火でじっくりだとおむつも変え放題、
宅配便にも対応し放題、段取りさえ考えれば他の作業し放題。
大量のハンバーグでも、タネを丸めながら直接フライパンに並べちゃえるし、
野菜も切ったはしからフライパンに放り込めばいいし、
フライパンが温まり具合を見計らう必要もないし、うっかり熱しすぎて空焚きする心配もない。
料理の仕方とか姿勢が根本的に変わりました。

写真は塩麹豚と蕪と筍とキクラゲの炒め。
蕪は相当じっくり焼きますが、生食とも、とろとろ煮とも違う絶妙な甘さと歯応えになります。
(ちなみにキクラゲは生まれてはじめて出会った生の木耳。まさに下の娘の耳にそっくりな弾力だった…)
それにしても、水が出なくなったのでとろみちゃんの出番が減少。
でも離乳食に活躍中。おちょこ一杯程度の汁気でも、振りかけて混ぜてチンで即とろみ~。