食べるハハココ

料理はひらめき実験工房なり

(続)備蓄食料 ◆糖質制限◆

2019年11月01日 | 糖質制限
台風19号で、初めて避難を経験しました。
我が家が幸運にも難を逃れたことが、不思議に思える被害の大きさ。
防災への備えだけでなく、人生まで考え直す経験となりました。
被災された方々の生活が、一日も早く落ち着かれますようにと思っています。

で、とうとう、非常持ち出し袋を本当に持ち出す日が来たのですよ。
以前から備えていた非常持ち出し食料
賞味期限が切れるころに、「無事だった食べ」するのではなく、
本当に避難所で食べる日が、来ちゃったのだなあ。。。
といっても今回は水害に備えてなので時間に余裕があり、
冷蔵庫の残り物を調理して持って行ったりもしました。
(家に帰ったら浸水や停電して冷蔵庫は機能してない可能性があるのだから、
 むしろ積極的にそうすべきなんですねー。)

避難所ではクラッカーが配られ、普通食の家族は非日常感とともにありがたく味わっておりました。
糖質を避ける私は持参のナッツの他、真空パックの1年保存焼き鳥を食べてみましたが、
これは!器に入ってないし、汁気が多いし、温かくないといまいちでした。
調理して食べるとおいしいので、今後は在宅避難用の備蓄食料に配置換えです。
かわりに役立ったのはコンビーフ。それも絶対プラパック入りのもの。
軽くて、容器のまま食べられて、途中で蓋もできて、完璧です。
しかも今回、台風の目がまさに今自分の上にあるだろうという頃、
すべての歯の根が浮いたようになって、痛くて硬いものが噛めなくなりました。
虫歯も歯周病もない健康な歯です。気圧で頭痛になるのと同じ感じかな?
というわけで、なんなら舌でほぐすだけで食べられるコンビーフはますます重宝でした。

食料以外にも見直し点がいろいろとありました。
いままでほぼほぼ備えているつもりだったけど、まだまだ甘かった。
不安を引きずって生きるのは嫌なので、できる限りのことをしなくては。

写真は椎の木のドングリです。
台風一過で落ちていたものを、私の母と娘たちが拾ってきて、
炒って食べていました。甘さ控えめの栗をギュッと凝縮した感じ。
下の子がリスのように食べ続けてました。