食べるハハココ

料理はひらめき実験工房なり

渾身のクリスマス日記

2012年12月25日 | 行楽やら
サンタクロースをたたえる日、クリスマスでしたね~。
腹の子に、「クリスマスケーキはへそから食べて」としつこく言ってましたが、聞き入れてくれて、
無事、自宅で存分にパーティーをすることが出来ました。
なんせ臨月の食欲ですから、「ご馳走」への情熱が止まりません。

ケーキは娘がトッピングを楽しむことが主題なので、
土台は豆腐ガトーショコラ(みるまゆさんのレシピを甘酒使用にアレンジ)に豆腐クリームで簡単に済ませ、
煮林檎(黄)と、堅めのブランマンジェを抹茶(緑)ビーツの煮汁(ピンク)で色づけた星を用意。
何か、サンリオカラーって感じに。
そしてもっと芸術的にやってくれるかと思ったら、ひたすらモリモリ載せられました。

メインは鶏モモ骨付きをハーブやら檸檬やらオイルで漬け込んでオーブンで焼くロティサリーチキンに初挑戦。
味以前に、焼きの途中で回しかけた肉汁が天板でジュワー!となるだけでテンションアップ。

それから、チーズが主役のフライパンピザ
以前ピザ屋で食べて感動した水牛モッツァレラのスモークを探し歩いたけど出会えなかったので、
水牛モッツァと乳牛モッツァのスモーク2種使いにして、他にはトッピングなし、
トマトソースも、酸味の強いトマト缶、玉葱、熟柿、塩麹のみのシンプル仕上げにしてみました。
チーズを並べてる段階でテンション振り切れ気味。

いや~やりたいこと全部やった。満足。食べた。満足。

食事のあとは、娘自作の「くじびき屋さん」が待っていました。箱の中から三角くじをひくと、
いろんな絵や言葉がかかれていて、ひいた者はその指示に従ってパフォーマンスをするというもの。
自分で「うた」をひいてツリーの星を手にとり椅子の上に立ってキラキラ星を歌い、
アンパンマンの絵をひいた父にアンパンマン体操を指導し、チューの絵をひいた母にほっぺチューを要求し、
3~4巡もやったでしょうか、最後までランランと目を輝かせていた娘でした。

私の人生で最も盛り上がったクリスマスパーティーでした。
こどもがいるってすごいと思いました。腹の中の子も外の子も。

さて次はへそからおせちとお雑煮食べていただきたい。
そして正月から1週間は間をあけて、出てきていただきたい。
年末年始のごちゃごちゃに紛れず、毎年渾身の誕生パーティーが出来るように。

みっちりブラウニー ノンオイル・ノンシュガー

2012年12月15日 | おやつ
かきくけこケーキに味をしめて、甘酒・フルーツで作るケーキ第二弾。
今回のフルーツはプルーンです。プルーンはペクチンが多くて、
バターやオイルを使わないでも生地をしっとりさせる効果があるということなので、
普通はバター、ヘルシーレシピでも菜種油なんかが割と多く入るブラウニーで試してみました。
プルーンの酸味がどうかなと思いましたが、できあがってみるとほんのり風味が漂う程度に。
むしろココアの隠し味としていける!
どうせふんわりサックリ系の食感にはならないので、あえてみっちりどっしり食感をきわめてます。
だからカロリー低いけど食べ応えは抜群です。ネットリした芋羊羹?モチモチしてないういろう?そんな感じ。
甘みもギリギリで大人の味です。娘4歳は大喜びで食べますが。
臨月の食欲を満たすため、現在常備です。
切り分けて冷凍庫に入れておいて、自然解凍やレンチンでいつでも食べられます。

1) 豆腐140g、マルクラ玄米あま酒100g、プルーン40g(あらかじめFPでペースト状に)を、
  FPとかハンドブレンダーでなめらかになるまで混ぜる。
2) 全粒粉(普通の小麦粉でも)60g、アーモンドプードル20g、純ココア40g、BP小さじ1/2を、
  (1)にふるいいれて(細かめのザル程度でオッケー)、混ぜる。
3) 浅めの型に入れ、予熱180℃で30分焼く。
  粗熱が取れたらふんわりラップで冷まし、翌日以降が美味しい気がする。

豆腐を使うのは、なかしましほさんの「ごはんのようなケーキとマフィンの本」からのアイデアです。
甘酒は物によって濃度が色々なので、私が使っているものを挙げました。
これはかなり甘くて濃いめ。冷凍しても固まらないくらい。
生地は相当硬くてぼったり状態なので、型に入れたあとヘラでなでつけてます。

※ ふんわりしっとりタイプも開発しました!