食べるハハココ

料理はひらめき実験工房なり

15分放置で晩酌の一皿 ◆糖質制限◆

2017年03月27日 | 糖質制限
いつのまに3学期は過ぎ去ったのやら。

小学校のPTA本部と、読み聞かせボランティアと、図書室装飾ボランティアと、
幼稚園の父母会幹事をやったあげくに
家のPCとプリンターと携帯を一気に買い替え(どれもほぼ10年ぶりなので決めるのに3回徹夜)。
いやーよく働いた。

そんな日々の息抜きは娘らが寝たあとの一人ワイン。※相方は日付が変わる頃にしか帰らない
つまみは大概、グラタン皿一丁を、オーブントースターで焼くだけ。
写真はハンバーグとマッシュポテトのようなものに見えますが、
何も混ぜず捏ねもしない合挽き肉そのままと、おからパウダーで出来ています。

グラタン皿に薄い小判型にした挽き肉をのせ、塩胡椒、ナツメグ、ガーリックパウダーを振り、
余熱なし150度で15分焼く。
焼けたら滲み出た肉汁と脂におからパウダー適量を投入して吸わせる。できあがり。

あれば茸やオリーブなんかも一緒に焼いたり、スパイスも気の向くまま、どうにでもアレンジ。
挽き肉に限らずサイコロ肉でも薄切り肉でも同じ温度と時間で焼いてます。
低温でのゆっくり焼きなので、硬くならずに仕上がります。

夕飯支度のついでに皿に材料をセットしておき、
娘らの就寝小一時間前に冷蔵庫から出して室温にもどし、就寝15分前に焼き開始。
そしたら娘らがオヤスミーと寝室に消える(二人は毎晩布団の中でしりとりしながら眠る)
と同時に晩酌開始が可能。
フライパンで焼いて皿に移すのと比べたら、
15分放っておくだけだし洗い物は少ないし熱いまま食べられるし!
簡単だし糖質もほとんど無いし、オススメです。
しばし一人ぼっちモードでほっと一息です。

しかしPTAと言えば避けるべき面倒ごと、ボランティアと言えば崇高な精神、
って思われがちだけど、1年やってみて、私にとってはどちらでもありませんでした。
単に自分の好きなことと合致しただけで、子供のためにやろうと思ってない。
本部は社会復帰訓練の場だし、読み聞かせは読書好き朗読好きの趣味の集まり、
図書室装飾は工作好きの趣味の集まり、幼稚園の行事手伝いはイベント好きの趣味の集まり。
部活動か、会費を払わずに良質なサークルに入れているようなもの。
先生方に「子供たちのためにありがとうございます!」
などと言われるとうしろめたいです。

その上先日は読み聞かせの時間に実験ショーをやらせてもらいました。
10年前に科学館の仕事をやめるとき、
未来に自分の子の前でショーが出来るなんて夢か憧れか幻かだったのに、実現するとは。
こんな絶好の舞台にめぐり会えるとは。
しかも一切のブランクなく「実験のお姉さんであった自分」がポーンと降りてきて、
楽しかったのなんのって、もう。忙しくても、またやるぞ。