試合終了【柏レイソル戦】

本日15時よりアウェーで行われたJ1第29節柏レイソル戦ですが、試合は0対2でヴァンフォーレは敗れてしまいました。

前半を攻め込まれながらも0対0の同点で折り返したヴァンフォーレ。後半は一転して攻勢を強めたかったのですが、立ち上がりから柏がボールを支配する展開が続き、ペースをヴァンフォーレに引き寄せることができません。ヴァンフォーレは守備を固めてパトリック選手をターゲットにしたカウンター攻撃を仕掛けるものの、各選手間の距離が長くフォローする存在がいなかったため仕掛けが単発で終わってしまいます。一方の柏は、各選手間の距離を考えてサッカーを進めており、一人がダメでもフォローする存在が常にいたために引き続き展開できていましたね。それは攻守両面で言えたことで、このポイントの意識差が試合の勝敗を分けたと思います。

柏の先制点はこの積み重ねが効果的で、徐々にヴァンフォーレの戦意が失われてセットプレー時のマークが曖昧になった後の失点だったと思います。2点目のGK荻選手のキックミスも単発で見れば信じられないような失敗ですが、守備に追われすぎて早く前線にボールを運ぼうとした焦りがあのようなプレーになってしまったと思いますね。柏の組織的で執拗なサイドアタックの連続に攻める意識が削がれていき、防戦一方でなす術がなくなったヴァンフォーレはまさに完敗でした。

勝ち点を積み重ねられないまま残り5戦となりましたが、残留争いを共に繰り広げている鳥栖と磐田は敗れ、幸いにも勝ち点は前節のままキープ。今夜行われる湘南の結果は気になりますが、それがどうであれ残りの試合ヴァンフォーレは全力を出し尽くして臨まなければいけません。気をまた引き締め直して次戦に準備してほしいですね。

なお試合の感想や様子はまた改めて書きたいと思います。


【勝ち点45への道】
★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆
↑
残り全勝で45到達の可能性が…。




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前半終了【柏レイソル戦】

現在アウェーで行われている柏レイソル戦ですが、前半が終了し0対0の同点でハーフタイムに入っています。

前半の印象は完全に柏レイソルのペースでしたね。柏はセンターに入るFWクレオ選手の動きやポストプレーが巧いことで、ここで起点を作って効果的にサイドを使ってきていますね。ヴァンフォーレは3バックの両脇のスペースを数多く使われているので、両ウイングバックは守備に追われて攻撃時に厚みのあるアタックができていません。ヴァンフォーレは水野選手が惜しいミドルシュートを放つものの、パトリック選手が人数をかけて抑えられて有効なカウンターが仕掛けられないでいます。パトリック選手に人数が集まっているなら、ジウシーニョ選手と水野選手のポジションで相手が恐いと思うプレーを積極的に仕掛けて、徐々にこちらのペースに引き寄せたいですね。

難しい緊迫した接戦がこれからの時間も続くと思いますが、何回か来る決定的なチャンスを見逃さずにゴールし、ヴァンフォーレが勝利して山梨に帰りたいですね。後半も頑張りましょう！



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柏レイソル戦見どころ紹介

秋深まる10月中旬。リーグ戦は終盤にさしかかるこの時期に行われるのはアウェー柏レイソル戦。ヴァンフォーレはアウェーの地でも果敢に戦っていき、勝ち点を積み重ねたいところです。それでは対戦相手の分析に入りましょう。

柏レイソル
10勝8分け10敗(勝ち点38)　11位
直近5試合成績
×△△××←リーグ戦＆ナビスコカップ
△×××○←リーグ戦＆ナビスコカップ＋ACL＆天皇杯
予想スタメン

　　　　 田中
　 ワグネル　工藤
橋本　　　　　　　キム
　　　大谷　栗澤
　渡部　 近藤　鈴木
　　　　 菅野
※クレオ選手の1トップの可能性あり。


まずは成績から。柏の最近の調子はイマイチで、ナビスコカップとACLを含めて連戦が続いている影響から疲労の色は隠しきれない様子。16日の天皇杯3回戦の岡山戦にようやく勝利し白星のない状態からは脱しましたが、J2クラブ相手に強さを見せられたかと言えばそうではなかったと思います。しかもその天皇杯岡山戦は16日開催と中2日でのヴァンフォーレ戦なので、柏の選手は体力面で不安を残しながらの試合となりそうですね。

柏の特長を簡単に言うと、どんな場所からでもゴールを狙えるところだと思います。過去にヴァンフォーレ戦でもそのスナイパーのような鋭い左足のシュートを見せた田中選手と、FKやCKなどのセットプレーのキッカーとしてこれまた強烈な左足を備えているJ・ワグネル選手。彼らは一瞬でも隙をみせるとミドルレンジからゴールを狙える力を持っていて、しかもシュートだけではなくて左足から決定的なラストパスが出せるチャンスメーカーにもなるので、特に彼らをバイタルエリアではフリーにさせないような粘り強いディフェンスが必要になってくると思います。

そして彼らをうまく使えるのが日本代表の工藤選手。おそらく試合の状況に応じて1トップとトップ下のポジションを行き来すると思いますが、タイミング良くゴール前に飛び込んでいく動きにプラスして、ボールを持っているときに自ら仕掛けていけるようになったことが急成長したきっかけだと思います。味方を使う＆使われる動きの両方ができるので、彼の動きに惑わされないようにしないといけませんね。

柏のシステムはヴァンフォーレと同じ3-4-2-1。当日はミラーゲームになりそうですが、柏は水曜日に同じ3-4-2-1の岡山と対戦しておりミラーゲームの耐性はできていると思います。そして過密日程をこなしてのヴァンフォーレ戦なので、スタミナを考えながら慎重な試合運びをしてきそう。ヴァンフォーレとしたら柏のペースに合わせるのではなく、序盤から積極的に仕掛けていく姿勢を見せて相手のペースを乱すことが求められます。

ヴァンフォーレの予想スタメンはこちら。

　　　 パトリック
　ジウシーニョ　水野
福田　　　　　　　　　柏
　　　パラナ　保坂
　 佐々木　山本　青山
　　　　　 荻

※水野選手の場所に河本選手の可能性あり

ヴァンフォーレのやり方は基本的には変わりませんが、シャドーの位置に水野選手の起用が濃厚のようですね。水野選手は元柏レイソル所属。古巣にヴァンフォーレに移籍をしてからこれだけ成長できたという姿＆プレーを日立台で見せたいところ。セットプレーのキッカーとしても今までにないヴァンフォーレの攻撃の形をみせられると思うので、水野選手の奮起に期待したいですね。ウイングバックのポジションになってから急成長中の柏選手。今回ポジション的に対峙するのは橋本選手。どちらかというと攻撃性の強いタイプなので、柏選手と橋本選手の攻守の主導権争いも見ものだと思います。


試合のポイントは、守備面では自陣のバイタルエリアを空けないことが最も大切。あとゴール前でなるべく相手にFKの機会を与えないこと。クレオ選手が途中出場したら高さにも注意。攻撃面は相手の3バックの両脇のスペースを起点に、主にパトリック選手がボールを受けて素早い仕掛けをしていくこと。速攻はゴール前に入り込んでいくタイミングが重要で、ジウシーニョ選手や水野選手の仕掛けようとする強い気持ちが得点に結びつくと思います。柏選手は最近のプレーができれば右サイドを制圧し決定的なチャンスを作り出すことができると思います。パトリック選手はシュートミスしてもめげないこと。ゴールできなければ何度もトライ。トライあるのみです。

今回アウェーゲームですが勝てるチャンスは十分にあります。相手のペースに巻き込まれることなく相手より多く動くことを意識して、浸透し始めている自分たちのサッカーを90分間行えば自ずと結果もついてくると思いますよ。



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本日柏レイソル戦！

ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。J1第29節アウェー千葉県柏市の日立柏サッカー場にて柏レイソル戦です(15時キックオフ)。

前節粘り強い戦いを行って首位にいた横浜F・マリノスと引き分けたヴァンフォーレ。少ないながらも勝ち点を着実に稼げていることは評価できると思います。この堅実な姿勢で今回も試合を展開していき、相手の隙を確実に突いていきたいですね。勝って山梨に帰りましょう！

またこのブログでは、この試合の途中経過(ハーフタイム時)と試合結果を速報でお伝えする予定です。お楽しみに♪

なお柏レイソル戦の見どころ紹介はこの後更新する予定です。そちらもどうぞお楽しみに。



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松本山雅の挑戦３６～進撃の山雅～

月イチのペースで現在J2に所属している松本山雅を応援するコーナーの第36弾。最近では多忙でヴァンフォーレの記事も減ってきている中でその更新も滞り気味。全然月イチではなくなってしまいました。しかしこれからはしっかり更新していこうと心に誓っております。

それでは第36弾となる今回は、第35弾からこれまでの松本山雅の戦いぶりをダイジェストで動画とともに紹介していきたいと思います。


【松本山雅7月～9月成績】
第21節　横浜FC（H）　0-1



※動画再生時はパケット通信料にご注意ください。

第22節　水戸ホーリーホック（H）　2-0　得点者：玉林、楠瀬
第23節　ロアッソ熊本（A）　3-0　得点者：ホドリゴ・カベッサ、玉林、塩沢
第24節　京都サンガ（H）　1-1　得点者：飯田
第25節　コンサドーレ札幌（H）　2-4　得点者：オウンゴール、多々良
第26節　ギラヴァンツ北九州（A）　2-1　得点者：塩沢、長沢
第27節　ザスパクサツ群馬（A）　0-3



※動画再生時はパケット通信料にご注意ください。


第28節　徳島ヴォルティス（H）　0-0
第29節　ジェフ千葉（H）　3-2　得点者：長沢、喜山、犬飼



※動画再生時はパケット通信料にご注意ください。


第30節　カターレ富山（A）　1-0　得点者：船山
第31節　東京ヴェルディ（A）　3-1　得点者：犬飼、船山、岩上
第32節　ガイナーレ鳥取（H）　2-1　得点者：塩沢2
第33節　ファジアーノ岡山（A）　1-2　得点者：船山
第34節　ガンバ大阪（H）　2-2　得点者：塩沢、犬飼
第35節　栃木SC（H）　2-2　得点者：ホドリゴ・カベッサ2
第36節　FC岐阜（A）　2-1　得点者：塩沢、岩上
※8勝4分け4敗（勝ち点28）←16戦　正確には横浜FC戦は6月、FC岐阜戦は10月開催。
今シーズン→15勝9分け12敗（勝ち点54）　7位


この16試合で8勝4分け4敗は凄いですね。勝敗を簡略化して並べると…
×○○△×○×△○○○○×△△○

途中の4連勝や接戦でも競り負けずに引き分けて勝ち点をモノにしていくなど、粘り強い戦いを演じていることが分かりますね。湘南から期限付き契約で獲得したMF岩上選手と清水からやってきたDF犬飼選手などの新戦力がチームに馴染み、またFW塩沢選手が調子を取り戻してゴールを記録するなど、反町監督が目指すサッカーが松本山雅に浸透しているようです。

現在10月17日時点での松本山雅の順位は7位。J2は6位以内でプレーオフに進出できるので、夢のJ1昇格まで着実に近づいています。

【現在のJ2順位】　※第36節終了時
1.ヴィッセル神戸（72）
2.ガンバ大阪（71）
3.京都サンガ（63）
4.徳島ヴォルティス（60）
5.ジェフ千葉（58）
6.V・ファーレン長崎（57）
7.松本山雅（54）
8.ファジアーノ岡山（52）

3位との勝ち点差から考えても、1位神戸＆2位G大阪の座（自動昇格）は安泰。残り1枠を巡って3位京都から12位栃木（勝ち点50）までがプレーオフ進出のチャンスがあると思います。松本山雅はこのところの好成績で順位を7位にジャンプアップさせてきましたが、12位栃木との勝ち点差は‘4’と全く油断できない状況にいます。これから上の順位を狙えますが、同時に順位が転落していく危険もあるので注意が必要だと思います。

残り試合は早いものであと6戦。プレーオフ進出を目指して団子状態のJ2。生き残りサバイバルが1戦1戦続いていくので、松本山雅は全部の試合で勝つような気持ちで臨まないといけませんね。なんとかプレーオフの舞台で松本山雅を見てみたいですね。



…最後に1万7148人のアルウィン動員新記録を達成した第34節のガンバ大阪戦から動画を2つ紹介したいと思います。




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TM長野パルセイロ戦見学

14日に韮崎中央公園練習場で行われたトレーニングマッチ（TM）の長野パルセイロ戦を見学しに行きました。



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3連休の最終日だったので見学者も大勢いましたね。しかし大勢いましたが、みんな見学ルールを守りジッと戦況を見つめている感じ。でも良いプレーやゴールシーンには拍手が起こるなど見学を楽しんでいる様子でしたね。



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中にはパルセイロのユニフォームを着た人の姿も。TM見に遠路はるばるやってきたのかなぁ。それとも山梨のパルセイロファン？



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平本選手は切れのある動きをしていて良かったと思います。水野選手はもう少し頑張ってほしい感じかな？（深く印象を書くのは控えます）



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FKのチャンス。この後水野選手が直接ゴールを決めます。



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サポーターも選手も思い思いの場所で試合を観戦。ピッチの周りをジョギングする姿を間近で見られる。その光景を自由に見る。それが練習見学の楽しみの一つだと思いますね。TMは週末行われる公式戦翌日に出場メンバー外の選手中心で開催されることが多いです。ぜひヴァンフォーレ甲府の公式HPのスケジュールを確認して、見学してみてはいかがでしょうか？


※そういえば元ヴァンフォーレ戦士で現在長野パルセイロ所属の畑田選手は出てなかったですよね？来てなかったのかな。見るの楽しみにしていたのに～。




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残留のキーマン三幸選手

J1残留へ向けて突き進んでいるヴァンフォーレ。その目標を達成するためには現在試合に常時出ているレギュラーメンバーの他に台頭してくる選手の出現が求められます。最近チームを救ってくれる存在になりそうなキープレーヤーが出てきました。その選手とはMF三幸秀稔選手。

JFAアカデミー福島出身で、昨シーズンからチームのキャンプに参加しシーズン途中にその活動が認められてヴァンフォーレに加入した20歳の三幸選手。昨シーズンの富山戦では途中出場で津田選手のゴールを見事にアシストするなど見る人に鮮烈な印象を与えました。その後ひざを負傷し長期離脱を余儀なくされますが、この間にケガの治療とともに肉体改造に着手。ケガをしにくいフォームの習得に努め、今の時期にようやく自身のアピールができるようになりました。

先日アウェーで行われた天皇杯3回戦の湘南ベルマーレ戦では、途中出場直後に監督に怒鳴られながらも自らの持ち味を発揮して積極的に攻撃に絡み、延長前半ゴール前の位置で右足を振り抜き、貴重な決勝点を奪いました。そしてその翌日に行われたTMの長野パルセイロ戦では、前日と同じような位置からシュートを放ち得点を記録してその攻撃性を大いにアピールしています。

今注目の三幸選手の特長は攻撃面で最大限に活かされます。キープ力があり足元のテクニックにも優れていることから、味方に決定機を供給するチャンスメーカーとしてその存在感を発揮します。また視野が広いので、ボランチの位置でも瞬時に前方の空いてるスペースを見つけ出してそこに精度の高いパスを送ることができます。創造性あふれるプレーをこの20歳という年齢でできることはとても将来性を感じさせてくれますね。今後が大いに楽しみな選手の一人です。

三幸選手が試合に長い時間出場し先発の座を獲得するためには、やはり試合でアピールするしかなさそうですね。限られた出場機会で途中からの少ない時間の中で目に見える結果が求められます。ボールを受けたら自ら仕掛けていき積極的にシュートを放っていく姿勢や、もしくはアシスト役としてラストパスの供給者に徹するのか活躍する選択肢は多々あります。現在は連続して得点が取れている得点感覚が養われているので、よりゴールに近い位置で自らがシュートを狙っていく姿勢を存分に出してほしいですね。結果をコンスタントに出していたなら成果を大切にする城福監督はチャンスをより多く三幸選手に与えると思います。出場時間が長くなれば、守備面などチーム内で求められるプレーができるようにならなければいけませんが、そこまではとりあえずまだ考えず、まずは自分が最も得意としているプレーでリーグ戦の舞台で活躍しアピールしてほしいですね。ヴァンフォーレの最近の試合では、交代のファーストチョイスとして先発の河本選手に代えてトップ下に羽生選手が起用されるケースが多いですが、そこの選択肢を羽生選手ではなく三幸選手が選ばれるように三幸選手にはより一層の努力をしてほしいと思います。

三幸選手は今勢いに乗っていて、リーグ戦での出場機会に飢えている状態だと思います。その彼が得点を決めてチームの勝利に結びつく活躍をしたのなら、そのときはヴァンフォーレの残留のキーマンとして救世主的な扱いがされると思います。本人の自信＆成長にも繋がります。三幸選手の活躍でヴァンフォーレがJ1残留の目標を達成する姿が早く見たいですね。




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試合終了【天皇杯湘南ベルマーレ戦】

今までアウェーで行われていた天皇杯3回戦の湘南ベルマーレ戦ですが、試合が終了し1対0でヴァンフォーレが勝利しました。ヴァンフォーレの得点は延長に挙げたMF三幸選手のゴールでした。勝利したヴァンフォーレは4回戦進出を決め、抽選で選ばれたチームと準々決勝進出を賭けて対戦します。

試合全体の展開は、両チーム互角の攻防で膠着状態が長く続いたようですね。ヴァンフォーレはパトリック選手を中心とした速攻の形が多く採られていました。湘南はサイドをワイドに使った攻撃の組み立てでウイングバックを高い位置に配置して攻勢を仕掛ける時間があり、この試合に向けてヴァンフォーレの特徴をよく研究してきたことが分かりますね。前後半は0対0のスコアレスで延長戦に突入します。

延長開始後、柏選手がエリア内で倒されヴァンフォーレはPKを獲得。しかしPKのキッカーになったジウシーニョ選手の放ったボールは枠を外してしまいます。絶好の決定機をモノにできなかったヴァンフォーレでしたが、気持ちの切り替えはできていたようです。延長前半終了間際、ジウシーニョ選手からのパスを受け取った途中出場の三幸選手が鮮やかなミドルシュートを決めて、これが決勝点。試合終了間際は湘南がパワープレーを仕掛けるものの、DF土屋選手を途中投入してパワーアップした人数をかけた鉄壁の守備陣が最後まで点差を守りきって勝利。見事3回戦突破を決めました。

苦しみながらも勝てたことはヴァンフォーレにとって大きな意味を持つと思います。湘南に強いというインパクトをあまり与えられなかったかもしれませんが、勝負をモノにすることで精神的に優位に立てたと思います。この勝利をリーグ戦でも活かしてぜひ目標を達成してほしいですね。




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本日天皇杯3回戦湘南ベルマーレ戦！

ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。天皇杯3回戦神奈川県平塚市のBMVスタジアム平塚にて湘南ベルマーレ戦です(13時キックオフ)。

プロアマ問わずクラブチームの日本一を決める天皇杯。その頂はとても長く険しい道ですが、一発勝負のトーナメント戦なので何が起こるか分かりません。ヴァンフォーレは天皇杯の舞台で勢いに乗り、今大会で旋風を巻き起こしてほしいですね。今回3回戦の対戦相手はリーグ戦で熾烈な残留争いを繰り広げている湘南。リーグ戦と天皇杯で舞台こそ違いますが、負けて相手に残留争いで良い印象を与えるのではなく、勝ってヴァンフォーレが精神的に優位に立ちたいですね。

やるからには日本の頂点を目指しましょう！改修前最後の国立競技場の舞台にヴァンフォーレが立ちましょう！



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天皇杯湘南ベルマーレ戦見どころ紹介

多忙のため手短に見どころを紹介したいと思います。ご了承ください。

13日にBMVスタジアム平塚にて行われる天皇杯3回戦の湘南ベルマーレ戦。湘南といえばヴァンフォーレとJ1残留を争っているライバル。リーグ戦と天皇杯で舞台は違えど、この試合に勝利して湘南にヴァンフォーレは強いんだというイメージを植え付けたいですね。

ヴァンフォーレは2回戦の福島ユナイテッド戦でもほぼベストメンバーで試合に臨んでおり、今回の試合でもリーグ戦同様のメンバーで臨むことが予想されます。ただしGKは荻選手ではなく河田選手の起用が濃厚になっていて、もし出場したのなら7月17日のFC東京戦以来約3ヵ月ぶりの公式戦の舞台となります。

この試合のキーポイントは、ここ数試合で強豪クラブを倒すなど勝ち点が稼げているヴァンフォーレのサッカーで、対戦相手の湘南に完勝すること。固い守備＆決定機を見逃さない攻撃で点差を離し、このヴァンフォーレ相手ではチーム力の差があってリーグ戦に舞台が変わっても追いつけそうにないなと相手に思わすことが大切だと思います。逆に湘南が優位となる試合展開をさせてしまったのなら、もう少し粘っていたら相手は落ちてきて追いつき＆追い越せそうだなとポジティブで自信を持つ感情を抱かせてしまいます。それは絶対に避けなければいけません。残留争いはもちろん実力の差の要素が大きいのですが、精神力の要素も非常に大きいと思います。今回ヴァンフォーレが見事な試合を演じて、湘南のリーグ戦で追いつこうとする精神力をポキッと折りたいですね。

天皇杯の舞台で敵地に乗り込んで対戦するというビハインドはありますが、そこは現地に行かれるサポーターの後押しと選手たちの精神的な逞しさで力強く跳ね返してほしいです。ヴァンフォーレが勝って次に行きましょう！




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