懲りない日本社会が、情けない。
注釈など付ける必要すらないほどの、今回の「違法判決」に、社会は相変わらず同じ反応しか示さない。
多くの識者や個人が、ブログやネット、ツイッターなどで有罪判決の異様さに対する批判の声を、狼煙の様に揚げている。
しかし、国会議員、法律家、マスコミから一般の国民の多くに至るまでが、相も変わらぬ「小沢の責任」を述べ立てている始末。
例に依っての、メディアお手盛りの世論調査によれば,国民の80%以上が「小沢氏は議員辞職するべき」等と言った声が満ちているそうな。
解ってますとも。
日本のメディアが行う世論調査の「やり方」の<結果有りきの誘導手法>は、既に巷で言われている所の<マスコミ・ファッショ>である事くらい。
それにしても、野党6党うち揃って「小沢氏国会証人喚問」の要請で一致、と言われては。
社民党や、共産党の「人権擁護」の存在意義は、一体どこに逝ってしまったんだろうかと言われている通り、情けないほどの理解力の無さに、唖然としてしまうのみ。
かろうじてテレビのニュースで「小沢氏は判決に不満」などと言う一項目を挟む様にはなった。
彼の主張を、一行だけは付け加える様になった。
「民主主義国家では信じられない」
しかし、それもあくまで「刺身のツマ」。
全体の論調は、相も変わらず「反小沢」の空気作り一辺倒で突き進む。
▶小沢氏「議員辞職を」8割超 世論調査(産経見出し)
>元秘書3人が政治資金規正法違反罪で東京地裁で有罪判決を受けた民主党の小沢一郎元代表について、「議員辞職すべきだ」と答えた人が81・1%に上り、厳しい評価が改めて浮き彫りになった。
【産經新聞/10月3日(月)21時45分配信】
もう、うんざりだ。
そして、ネット上に何人もの「自称弁護士」のブログ等で、今回の判決に「正当性」を与えるが如き主張を、繰り広げている有様である。
一々数え上げていたが、意味の無い事なので、ソースとして保存する事も止めてしまった。
今回の「東京地方裁判所判事」の法を犯しての暴走に、社会的な運動としての抗議の声が上がらない事に、日本と言う国の限界をみてしまった気がしている。
たしかに、「さよなら原発」の6万人デモは起こった。
それに関連付ける事は、意味が無かろうが、原発を人間に対する「肉体的脅威」として捉えるならば、暴走による『司法のファッショ』は、「精神的脅威」であり、その軽重は変わらないのでは無いかと,思う。
そして、ネット上での親小沢の「引かれ者の小唄」の如き反発と、居丈高に罵ってくる『くるくるパー(茂木健一郎氏の表現)』である反小沢連中の「それみた事か」的な煽りとに触れるにつけ、はっきり言って無力感に苛まれてしまうのだ。
国民の8割以上が洗脳されている社会。
何て恐ろしい社会なのだろう。
理屈が理解されない、理解出来ない国民が、8割以上も存在する。。。
野田政府は、着々と「自民党路線」を邁進している。
死にもの狂いで既得権益層と対決する事による、国民の生活に目を向けた政治をするのでは無く、あくまで官僚の各筋書き通りに、粛々と彼等の利益の為に働き続ける。
増税。
財務官僚にとって、至上命題であった。
何故なら、己達の取り分を減らさずに、いろんな「実験」を続ける事が出来るから。
TPP。
アメリカ政府にとって、至上課題であった。
何故なら、ほぼ沈没しかかっている米財政にとって、日本からは搾り取れるだけ絞っておかなければ、ならないから。
原発。
脱原発を装いながら、ナントカ国民の目を反らしておいて、ノラリクラリと存続させなければ。
何故なら、政治資金も、マスコミへの宣伝広告費の支払高も、官僚の天下り先も,電力会社サマサマなのだから。
米軍基地。
何は無くとも米軍基地。
なぜなら、上意でござる、から。
円高対策。
ドルの買い支え。
紙くずのストックの急上昇に終わるだけであっても、米政府にとっては覚え目出たく、冥加金の間接的上納を実行出来るから。
▶TPP検討チーム座長に鉢呂氏=民主、11月APEC前に結論(時事見出し)
>民主党は3日、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加の是非について検討するプロジェクトチーム(PT)座長に鉢呂吉雄前経済産業相を充てることを内定した。同党幹部が明らかにした。11月11、12両日のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でTPP問題が主要議題となることを踏まえ、同党はAPECまでに党内の意見集約を目指す。今週中にもPTの初会合を開く方針だ。
【時事通信/10月4日(火)0時27分配信】
これで、流れは決まったのだろう。
早く早く、日本の食料自給能力と農業の継承に「背を向けて」、誰かサンの為に突き進む事が出来る、そんな政治家がこれほどにも大勢居る事に、改めて驚きを禁じ得ない。
自分の国家の明日の事なんて、無関心なのだろう。
涙するのみ。
▶普天間アセス、年内提出へ準備=斎藤副長官(時事見出し)
>斎藤副長官は「私たちは沖縄県の皆さんと日米合意を尊重する線で話している。年内にもアセス(評価書の提出)ということの準備をしていく。沖縄県や県民のさまざまな意見が出てくると思うが、真剣に受け止めた上で、米国と(移設について)話していく」と述べた。
【時事通信/10月3日(月)20時46分配信】
どこの国の政府執行部なのだろう・・・・。
一体、誰の為に国政を司っているのだろう。
誰に信任を受けて、国会議員になったのだろう。
誰の為に、働いているのだろう。
▶憲法解釈、説明避ける=米軍機へ空中給油―藤村官房長官(時事見出し)
>航空自衛隊機から米軍機への空中給油実施を可能にする覚書が日米間で締結されていたことについて「現場の覚書というレベルだ」と事実関係を認めた。
>その上で、集団的自衛権の行使を認めていない憲法解釈との関係を問われると「細かくは防衛省に聞いてください」と説明を避けた。
【時事通信/10月3日(月)14時33分配信】
憲法と言う物は、国の基本姿勢を定めるもの。
いわば、国家の哲学。
では無くなっていました。
裁判所が、憲法に定める司法の在り方を著しく逸脱して、憲法に定める裁判の在り方を無視した、「司法ファッショ」としか呼び様の無い判決を出す位だから。
『日本国憲法』なる物の理念、などと言う事が論争になった時代も、かっては存在した。。。
その程度のものに成り下がってしまったのだ。
右を見ても、左を見ても、訳も解らず口を揃えてチーチーパッパの政治に、最早語る事など無い。
我が敬愛する『kappa』サンでは無いが、「断筆宣言」をしたくなってしまった。
▶小沢氏「どこも過半数とれない」 政治塾で講義(産経見出し)
>民主党の小沢一郎元代表は3日午前、都内で開いた自身の政治塾で講義し、次期衆院選について「どの政党も過半数を取れないのではないか。そうなると日本の政治は混乱の極みだ」との見方を示した。同時に「そこに経済不況となれば、想像にあまりあるほどの混乱になると恐れている」と指摘した。
【産經新聞/10月3日(月)11時50分配信】
じつは、この記事だったのです。
これほどの<虚無感>に襲われた原因の一つは。
仰せの事は、至極ごもっとも。
今この時に「総選挙」なんて、とんでもない事。
その挙げ句に,絶対過半数の政党がなく、不安定な連立政権になれば、政治は甚だしく空転する事だろう。
まったく、その通りだ。
でも、小沢さん。
その発言は、「新党」起ち挙げは今の所無い、とおっしゃってる事と同じですよ。
マスコミの報道を意識しての、「建前」発言ではありましょう。
でも、御自身の「政治塾」での講演となれば、やはり重みが違う。
あらゆる政治の動きが、国民に背を向けて、日本の明日に危機をもたらす様な事ばかりである今日この頃、我々庶民は「既成政党」総てに愛想を付けしてしまっているのです。
そう、『民主党』にもです。
09年8月の総選挙で、我々国民が政権を与えた、あの時の『民主党』とは、全く違う政党になり果てているのですから。
民主党は、ダメだった。
自民党など、とんでもない。
「みんなの党」の、あの有言不実行と、中身の不誠実さと後ろ暗さは、第三の受け皿としての価値は無い。
その他の弱小政党に、何も期待出来ない。
それだからこそ。
今日の<閉塞感>と、危機一髪の現状に鑑みて、『国民の生活が第一』を目指す<新党>に期待するしか、無いでは有りませんか。
勿論、百数十名集まれば「御の字」でしょう。
下手すると、百を切るやも知れない。
でも。
他に頼る術が無い国民達にとって、最後の砦なのですよ!
小沢さん。
今までに培われた、あらゆるノウハウと政治手腕と、その「剛腕」とで、本物の政界再編を、やって下さい!
「失われた二年半」を嘆いても仕方が無い。
今、立たずに、一体いつ立ち上がるおつもりですか!?
この秋で、事が動かないようであれば、もう何にも期待しません。
日本が、このまま「緩やかな壊死」を迎える事を、私は外地から唇を噛み締めて眺める事に致します。
ブログなんて書いても、意味が無い日が、刻一刻と近づいて来る…。
注釈など付ける必要すらないほどの、今回の「違法判決」に、社会は相変わらず同じ反応しか示さない。
多くの識者や個人が、ブログやネット、ツイッターなどで有罪判決の異様さに対する批判の声を、狼煙の様に揚げている。
しかし、国会議員、法律家、マスコミから一般の国民の多くに至るまでが、相も変わらぬ「小沢の責任」を述べ立てている始末。
例に依っての、メディアお手盛りの世論調査によれば,国民の80%以上が「小沢氏は議員辞職するべき」等と言った声が満ちているそうな。
解ってますとも。
日本のメディアが行う世論調査の「やり方」の<結果有りきの誘導手法>は、既に巷で言われている所の<マスコミ・ファッショ>である事くらい。
それにしても、野党6党うち揃って「小沢氏国会証人喚問」の要請で一致、と言われては。
社民党や、共産党の「人権擁護」の存在意義は、一体どこに逝ってしまったんだろうかと言われている通り、情けないほどの理解力の無さに、唖然としてしまうのみ。
かろうじてテレビのニュースで「小沢氏は判決に不満」などと言う一項目を挟む様にはなった。
彼の主張を、一行だけは付け加える様になった。
「民主主義国家では信じられない」
しかし、それもあくまで「刺身のツマ」。
全体の論調は、相も変わらず「反小沢」の空気作り一辺倒で突き進む。
▶小沢氏「議員辞職を」8割超 世論調査(産経見出し)
>元秘書3人が政治資金規正法違反罪で東京地裁で有罪判決を受けた民主党の小沢一郎元代表について、「議員辞職すべきだ」と答えた人が81・1%に上り、厳しい評価が改めて浮き彫りになった。
【産經新聞/10月3日(月)21時45分配信】
もう、うんざりだ。
そして、ネット上に何人もの「自称弁護士」のブログ等で、今回の判決に「正当性」を与えるが如き主張を、繰り広げている有様である。
一々数え上げていたが、意味の無い事なので、ソースとして保存する事も止めてしまった。
今回の「東京地方裁判所判事」の法を犯しての暴走に、社会的な運動としての抗議の声が上がらない事に、日本と言う国の限界をみてしまった気がしている。
たしかに、「さよなら原発」の6万人デモは起こった。
それに関連付ける事は、意味が無かろうが、原発を人間に対する「肉体的脅威」として捉えるならば、暴走による『司法のファッショ』は、「精神的脅威」であり、その軽重は変わらないのでは無いかと,思う。
そして、ネット上での親小沢の「引かれ者の小唄」の如き反発と、居丈高に罵ってくる『くるくるパー(茂木健一郎氏の表現)』である反小沢連中の「それみた事か」的な煽りとに触れるにつけ、はっきり言って無力感に苛まれてしまうのだ。
国民の8割以上が洗脳されている社会。
何て恐ろしい社会なのだろう。
理屈が理解されない、理解出来ない国民が、8割以上も存在する。。。
野田政府は、着々と「自民党路線」を邁進している。
死にもの狂いで既得権益層と対決する事による、国民の生活に目を向けた政治をするのでは無く、あくまで官僚の各筋書き通りに、粛々と彼等の利益の為に働き続ける。
増税。
財務官僚にとって、至上命題であった。
何故なら、己達の取り分を減らさずに、いろんな「実験」を続ける事が出来るから。
TPP。
アメリカ政府にとって、至上課題であった。
何故なら、ほぼ沈没しかかっている米財政にとって、日本からは搾り取れるだけ絞っておかなければ、ならないから。
原発。
脱原発を装いながら、ナントカ国民の目を反らしておいて、ノラリクラリと存続させなければ。
何故なら、政治資金も、マスコミへの宣伝広告費の支払高も、官僚の天下り先も,電力会社サマサマなのだから。
米軍基地。
何は無くとも米軍基地。
なぜなら、上意でござる、から。
円高対策。
ドルの買い支え。
紙くずのストックの急上昇に終わるだけであっても、米政府にとっては覚え目出たく、冥加金の間接的上納を実行出来るから。
▶TPP検討チーム座長に鉢呂氏=民主、11月APEC前に結論(時事見出し)
>民主党は3日、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加の是非について検討するプロジェクトチーム(PT)座長に鉢呂吉雄前経済産業相を充てることを内定した。同党幹部が明らかにした。11月11、12両日のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でTPP問題が主要議題となることを踏まえ、同党はAPECまでに党内の意見集約を目指す。今週中にもPTの初会合を開く方針だ。
【時事通信/10月4日(火)0時27分配信】
これで、流れは決まったのだろう。
早く早く、日本の食料自給能力と農業の継承に「背を向けて」、誰かサンの為に突き進む事が出来る、そんな政治家がこれほどにも大勢居る事に、改めて驚きを禁じ得ない。
自分の国家の明日の事なんて、無関心なのだろう。
涙するのみ。
▶普天間アセス、年内提出へ準備=斎藤副長官(時事見出し)
>斎藤副長官は「私たちは沖縄県の皆さんと日米合意を尊重する線で話している。年内にもアセス(評価書の提出)ということの準備をしていく。沖縄県や県民のさまざまな意見が出てくると思うが、真剣に受け止めた上で、米国と(移設について)話していく」と述べた。
【時事通信/10月3日(月)20時46分配信】
どこの国の政府執行部なのだろう・・・・。
一体、誰の為に国政を司っているのだろう。
誰に信任を受けて、国会議員になったのだろう。
誰の為に、働いているのだろう。
▶憲法解釈、説明避ける=米軍機へ空中給油―藤村官房長官(時事見出し)
>航空自衛隊機から米軍機への空中給油実施を可能にする覚書が日米間で締結されていたことについて「現場の覚書というレベルだ」と事実関係を認めた。
>その上で、集団的自衛権の行使を認めていない憲法解釈との関係を問われると「細かくは防衛省に聞いてください」と説明を避けた。
【時事通信/10月3日(月)14時33分配信】
憲法と言う物は、国の基本姿勢を定めるもの。
いわば、国家の哲学。
では無くなっていました。
裁判所が、憲法に定める司法の在り方を著しく逸脱して、憲法に定める裁判の在り方を無視した、「司法ファッショ」としか呼び様の無い判決を出す位だから。
『日本国憲法』なる物の理念、などと言う事が論争になった時代も、かっては存在した。。。
その程度のものに成り下がってしまったのだ。
右を見ても、左を見ても、訳も解らず口を揃えてチーチーパッパの政治に、最早語る事など無い。
我が敬愛する『kappa』サンでは無いが、「断筆宣言」をしたくなってしまった。
▶小沢氏「どこも過半数とれない」 政治塾で講義(産経見出し)
>民主党の小沢一郎元代表は3日午前、都内で開いた自身の政治塾で講義し、次期衆院選について「どの政党も過半数を取れないのではないか。そうなると日本の政治は混乱の極みだ」との見方を示した。同時に「そこに経済不況となれば、想像にあまりあるほどの混乱になると恐れている」と指摘した。
【産經新聞/10月3日(月)11時50分配信】
じつは、この記事だったのです。
これほどの<虚無感>に襲われた原因の一つは。
仰せの事は、至極ごもっとも。
今この時に「総選挙」なんて、とんでもない事。
その挙げ句に,絶対過半数の政党がなく、不安定な連立政権になれば、政治は甚だしく空転する事だろう。
まったく、その通りだ。
でも、小沢さん。
その発言は、「新党」起ち挙げは今の所無い、とおっしゃってる事と同じですよ。
マスコミの報道を意識しての、「建前」発言ではありましょう。
でも、御自身の「政治塾」での講演となれば、やはり重みが違う。
あらゆる政治の動きが、国民に背を向けて、日本の明日に危機をもたらす様な事ばかりである今日この頃、我々庶民は「既成政党」総てに愛想を付けしてしまっているのです。
そう、『民主党』にもです。
09年8月の総選挙で、我々国民が政権を与えた、あの時の『民主党』とは、全く違う政党になり果てているのですから。
民主党は、ダメだった。
自民党など、とんでもない。
「みんなの党」の、あの有言不実行と、中身の不誠実さと後ろ暗さは、第三の受け皿としての価値は無い。
その他の弱小政党に、何も期待出来ない。
それだからこそ。
今日の<閉塞感>と、危機一髪の現状に鑑みて、『国民の生活が第一』を目指す<新党>に期待するしか、無いでは有りませんか。
勿論、百数十名集まれば「御の字」でしょう。
下手すると、百を切るやも知れない。
でも。
他に頼る術が無い国民達にとって、最後の砦なのですよ!
小沢さん。
今までに培われた、あらゆるノウハウと政治手腕と、その「剛腕」とで、本物の政界再編を、やって下さい!
「失われた二年半」を嘆いても仕方が無い。
今、立たずに、一体いつ立ち上がるおつもりですか!?
この秋で、事が動かないようであれば、もう何にも期待しません。
日本が、このまま「緩やかな壊死」を迎える事を、私は外地から唇を噛み締めて眺める事に致します。
ブログなんて書いても、意味が無い日が、刻一刻と近づいて来る…。