晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

『検察審査会』とは一体どういう種類の人達なのだろう?/マスコミの誘導に影響されている部分は無いのか?

2010-04-28 05:00:56 | 日本人の意識と精神構造
日本との時差が7時間で暮らしている。
仕事から遅く帰って来て、マックを開いたとたんに「小沢起訴相当」との記事が目に飛び込んで来た。


やっぱりな。。。


想像していた事が起こった。

悔しいが、想定の範囲内であった。

そもそも『検察審査会』なる組織体の構成員は、ランダムに選ばれた(これが一番のくせ者)一般市民では無かったか。

各地裁所在地に設置されている機関。
司法の判断を、市民目線から審査する事がその目的。
民意を反映させることによって、起訴・不起訴に関する検察官の判断がひとりよがりに陥ることを防ぐ役目。

必要に応じて、司法の専門家ではない一般の国民の中から11人の審査員をくじで選び出すことになっている。


11人。

たったの。

しかも<クジ>で選ぶ!

11人を選出する際の分母はどうなっている?
誰が、何時、どうやって<クジ>を引くのか?


もし、その地区(地裁管区)の成人人口の総てを対象にくじ引きを行うのであれば、許せる気もする。


しかし、おそらくそんな事はしていまい。

元々、選出する際の対象者は(多分自薦で)決まっているのではないか、と思うのは私だけだろうか?

独りよがりの(自称)正義感溢れる一般市民。
そして、ことあるごとに、いろいろな<公聴会>ダノ何なのに参加している、有る意味の<セミプロ>では無いのだろうか?


そのような仕組みで、国家の司法機関の裁定に、<異議>がはさめるなんて。
有る意味で、信じられない。


その種の人々は、何か有ると<匿名>で抗議文を送りつけたりする類いの人々なのでは無いか。


もし、違っていたら、ごめんなさい。

でも、そんな気がして仕方が無い。


「正義感あふれる」地元の一般市民。

固定観念に凝り固まった、<道徳>的価値観を振りかざす人達。
テレビと大手新聞の報道だけで、世の中を見ている人達。

日本のマスメディアが、以下にいい加減な事をしているか、全く知らず、印刷された事、電波に乗ってテレビに映った事、が総て正しいと思い込む人達。

何の判断力も分析力も無い、<人畜無害>に見える人々。

そして、当の本人は<いい人>なのでたちが悪い。

実は、その類いの人々が今日までの<一部の特権階級>のみが潤い、国益はアメリカに顔を向けて判断する為政者によってのみ牛耳られて来た、現在の矛盾だらけの日本社会を生み出して来た、それを許して来た、共同責任者達である。

その類いの人々が、日本を本当に変革させようとし始めている時期に、利権を失う事を恐れて必死で抵抗する守旧派の、(無意識に)手先となって、変革を潰そうとしているのでは無いだろうか。


明治維新以来の<官僚支配>制度を打破し、黒船来襲以来の<アメリカ追随政策>からの脱却を目指し、世界の中で諸外国と真の対等な立場で将来を築いて行こうとする、小沢を、おそらくそんな事の出来る唯一の日本人政治家である小沢を、潰そうとしている。



何処の誰とも知れぬ、たったの11人のバカな行為で、希代の政治家が葬り去られては、たまらない。



『検察審査会』の1人は、隠れていないで、表に出て来て欲しい。

そして、その『審査会』に<検察の不起訴>に不服を申し立てて、審査を求めた『市民団体』の身元も明らかにして欲しい。


ごく一部の、<分かっていない>旧権力側に味方する、反社会的日本人に、日本を正常化する邪魔立てをされてはかなわない。



以下に、田中良紹氏のブニュース・スパイラルのコラム『田中良紹の国会探検』最新投稿を転載させて頂く。

みんなで渡れば怖くない



最後の文節だけ引用します。
(引用開始)
「起訴相当」とした理由にメディアの報道に影響された判断ではないかと思われる箇所がある。
もしもそのようなことがあれば重大である。
メディアを使って司法をねじ曲げたのはナチスのゲッベルスだが、司法がお粗末なメディアに影響されるようでは日本に未来はなくなる。

(引用終わり)



それにしても、昨年8月31日に『内閣機密費』を2億5千万円持ち逃げした、河村某元自民党幹事長への告発は、「地検特捜部』は何故捜査しないのだろうか!



コメント (19)
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『普天間4.25県民集会』を終えて/『メロス』を一瞬疑ってしまった私が恥ずかしい/鳩さんがんばれ!

2010-04-26 22:42:13 | 政治と社会
ここに来て、各ブログで「普天間の国外移設を、鳩山さんは実は既に決めている」のでは、と言う分析が急に目につく様になって来た。


実は、私は最初っからずっと「そう思っていた」のです。


あれだけの<ノラリクラリ>ぶりは、確たる計算が有ってこその物だ、と。
あれだけの<頭に良い>人が、現実が見えていない訳が無い、と。
あれだけ<県外>を言い続けている人が、その自分の発言を<反古>にする訳が無い、と。
あれだけ<5月までに決着>と言い続けている以上、この時期にまだ詳細が決まらないなんてあり得無い、と。

現今の<世界のパワー・ゲーム>の状況から見て、<海兵隊>が沖縄に要る必要性は、全く正当化出来ない事くらい、分からない程<頭の悪い>人では無い筈だ、と。

現代の<兵器の性能>と<戦略の変化>から考えても、沖縄に、ひいては日本に、あれほど多数の外国軍が駐屯する必要性は、全く無い、と。


きっと、鳩山首相は<ブラフ>を掛けているに違いない、と。
「5月決着」を言い続けて来ている以上、5月末には<急転直下>の解決がもたらされるに違いない、と。


思い続けておりました。

その発想で、拙ブログを書き続けてきました。


それなのに。


私の如き、一介の凡人はやはり思い悩むのです。


ツッパり続けてきた勝手応援団が、有りもしない事共を、勝手に妄想して主張を続け、最後に裏切られた時に、一体どの様な顔をして、生きて行けば良いのか(大げさですが)、と悩み初めてしまった物でした。

グログの筆法も、だんだん毅然とした立場の角が取れて来て、自ら応援団の椅子を降りかねない素振りすら感じられる様な文章を、書いていた様です。



▶私たちは「4・25」を県内移設が葬り去られた日と理解する(沖縄タイムズ)

>地元に歓迎されない場所に米軍を駐留させないという米国の原則からすると、海兵隊は撤退を真剣に考える時期にきている。…現行案にこだわる米国にも政権交代を認識してもらいたい。米軍受け入れ国で政権交代後に撤退する確率は67%というデータもあるくらいだ。
 
>鳩山内閣は、首相と関係閣僚の間で意見の食い違いがあるようだ。…鳩山首相は、首相でありながら孤立状態に陥っているようにみえる。鳩山首相が県内移設派の閣僚や官僚に包囲され、県内移設に舞い戻る最悪の事態を憂慮する。

私たちは「4・25」を県内移設が葬り去られた日と理解する。

日米両政府ともその意味を見誤ってはならない。
【沖縄タイムスの社説/(2010年4月26日】



そうなのだ。

米軍基地は、日本中如何なる土地に於いても、決して<歓迎>されていない。

2009年8月までは、対米朝貢政権が<民意>を無視して日本をアメリカの利益に合わせて動かして来た。

その時代は、沖縄県民も<地元利権集団>の率いる政治家と地元資本家が声高にしゃべり続け、基地反対派は声を上げられない状況が続いていた。

しかし、時代は変わり、利権集団はその利権をはぎ取られようとしていて、影響力を行使出来なくなって来た。



そして、2010年4月25日、とうとう県民は<本心>で声を張り上げた。


鳩山さんは、言いました。
「それも一つの大きな民意である、と理解しております」

鳩山さんは、<徳之島反対>鹿児島県集会にたいしても、同じコメントをされた。
「一つの民意と受け止めております」


その<民意>を無視して、何処やらの国土交通大臣やら、官房長官やら、防衛大臣やら、はたまた外務大臣やらが<漏らして>いる様に、現行案に準じての解決、など鳩山さんが認める訳が無い。


そう、思うのが当然でしょう?


ここへ来て、『北マリアナ上院』が「普天間基地のテニアン島受け入れを歓迎」する決議を行った。

地元の上院関係者によれば、この決議は、本来『下院』が先に行って、上院がそれを追認する形で決議される筈であった。
「単なる手続き上の食い違いで<上院>が先に議決したが、<下院>での議決も予定されている」


このニュースは、沖縄各紙以外<本土>の大手マスコミでは報じられなかったが、日米首脳同士では、既に何らかの道筋が出来ているのではあるまいか?


尊敬する『気弱な地上げ屋』さんのブログ『ラ・ターシュに魅せられて』によれば、「沖縄米軍基地を総てグアムやテニアンに撤去させると莫大な(一説によると3000億円以上)金を要求される事」をマスコミにリークされる事になるらしい。


それを、国民が<平和への>不可欠な手切れ金として認められるだけの度量が有るのか、さも無ければ、マスコミにリークさせる役人の術中にはまって、国中が大騒ぎを起こし、倒閣運動でも起こるのか。

はたまた、鳩山さんが<大幅に>値切ってくれるだけの交渉力が有るのか。


そこまでは、想像もつかない。。。


しかし、日本の<真の独立した主権>を望む立場としては、迷走する(フリをしている)政府内部のフラツキとは裏腹に、実はしっかりと<国外移転>を着々と進める手だてを考えていらっしゃるのだろう、と考えるほか無いでしょう。



▶金口木舌(琉球新報コラム)

>民主党政権が誕生した昨年は、作家・太宰治の生誕百年の節目の年でもあった。太宰の短編小説に「走れメロス」がある

▼暴虐の王から街の人を救おうとしたメロスは、逆に捕らえられ処刑されることになる。妹の結婚式だけは出席させてほしいと、メロスは申し出て、3日目には必ず戻ると約束する
▼王は「逃がした小鳥は帰ってこない」と信じないが、友人を身代わりに立て、戻らなければ、友人を処刑する条件で願いを許した。結婚式を終えたメロスは、帰路、川の氾濫(はんらん)や山賊に襲われ、あきらめかけるが、最後の力を振り絞り、走り続けて約束を果たす

>この小説を持ち出したのは「最低でも県外」と約束した鳩山由紀夫首相に期待を込めるからだ。「普天間」は辺野古沖への回帰案が浮上し「県外」は厳しい状況だ。鳩山首相は否定するが、政権内部の足並みはそろわず「県内」に傾いている

>先の小説で、約束を果たしたメロスに友人は「一度だけ疑った」と謝る。それを見た王は感動して、人を信じる心を取り戻す

>鳩山首相はメロスなのか、「裸の王様」なのか、それとも弟の邦夫氏がいう「相手に応じて意見を七色に変える」カメレオンなのか。

いずれにせよ歴代首相で基地の県外移設を主張したのは鳩山首相だけだ。

>今は公約実現に走り続ける首相を疑わずに応援するしかない
(2010年4月26日)


私は、対米隷属政治からの脱却を目指し、真に対等な<主権国家>同士としての「日米米関係」を築いて行きたいが故に、彼を『メロス』であると信じる。


少し前に、何度か彼を<疑う様な>ブログを書いた事が、恥ずかしい。



コメント (5)
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「日米関係』正常化の大好機を逃すな! 本当に何とかして欲しいマスコミ/あなた方は本当に日本人ですか?

2010-04-25 20:11:38 | 日本人の意識と精神構造
産經新聞記者「久保田るり子」さん。

貴女、日本人ですか?

日本を誹謗中傷する記事だけを書き続けて、うれしいですか?
それが、日本に取って、何の為になるのですか?

やっぱり『産経』で有る以上、貴女自身も売国奴ですか?



▶「失速した日本」普天間迷走を見る韓中台の冷ややかな視線(産経見出し)

>普天間問題の迷走をアジアの隣人たちは何と見る? 鳩山政権発足時に膨らんだ期待は、この間の日本の戦略なき不手際外交ですっかり色あせた。「失速した日本」(韓国)「米国に嘲笑(ちょうしょう)された日本」(中国)-各国メディアは容赦ない表現で民主党ニッポンを評価する。アジアでも日本パッシング(日本への無関心)を懸念する声が広がりつつある。(久保田るり子)

■「日本は民主主義先進国・韓国に学べ」
■「米紙が鳩山首相を嘲笑した」

【久保田るり子の外交ウオッチ/4月25日15時49分配信】




もし中国や韓国で、自国の政府が対外的に苦戦していたら、彼らのマスコミは<半ばケンカ腰>で、対象国を罵る如き記事を書きまくるだろう。

報道一丸となって、自国民を巻き込んで、自国政府を守ろうとするであろう。



悲しい事に、我が国には、そう言う意味で<自国のマスコミ>は存在しない。

総て、何処やら(宗主国)の立場に立って、自国の政府を揶揄する記事を書きまくり、如何に周辺諸国が日本をバカにしているか、を書きまくるのみ。



▶普天間移設、迷走の末の「現行計画回帰」?(読売見出し)

>鳩山政権が7か月余り否定し、迷走した末の「現行計画回帰」に対し、沖縄の反発が一層強まるのは避けられない。


一体誰が(実はあなた方が)、政府内部で「現行案回帰」決めたのですか?
いやが上での<あなた方の為の>輿論形成が、露骨ですね。



>仮に日本側が現行計画に戻る決断をしたとしても、残り1か月で、米側と修正を終えるのは困難だ。さらに、米側が条件の一つとしている「沖縄の同意」を再び取り戻すのは、今や不可能となっている。米側が外相の提案を「第一歩」と見ている、と米紙ワシントン・ポストが伝えているのはそのせいだとみられる。
(政治部 五十嵐文、杉田義文)
【読売新聞/4月25日9時7分配信】


さすがは、CIA公認紙ダケの事はある。
妙に感心(している場合では無いのだが)。


<現行案>なんて行って、これだけ県民が反対している無茶を、あなた方の大好きな自民党が(公明党と共謀し)、土地の有力者達と結託して、民意を押さえつけて決めた事だったではありませんか。

「沖縄の反発が一層強まるのはは避けられない」

って、一体どの面下げて、おっしゃるのでしょうか??


あなた方が押し進めてこようとしていた<案>とは、そのように地元が反発する内容だったのですよね。

その挙げ句に、その方角へ再び国民の意識を強引に誘導使用とする。

厚顔無恥。



正に「機は熟した」。


▶普天間移設 沖縄の意思は「県外」 県民大会に9万人(毎日見出し)

>普天間移設の県民大会に初参加した仲井真知事は「普天間の固定化は絶対容認できず、政府は責任ある解決策を示してほしい。鳩山政権は公約に沿ってネバーギブアップ、しっかりやってもらいたい」と政府に注文。そのうえで「全国の皆さん一人一人の安全保障が沖縄につながっている。どうか基地負担の軽減にお力を、手を差し伸べていただきますようお願い申します」と訴えた。



正に問題はそこなのだ。

先日の『徳之島』反対集会で、「沖縄からの基地撤退」の声が出たのか?!

日本中の国民と政治家とを問わず、口先では<沖縄の負担>を言う。
そして、いざ<自分の所>に話が回ってきかかると、<ヒステリック>に反対しするのみ。

<沖縄との協調>が話題に出る訳でもなく、全国民で負担を分担する為の方法の模索の論議が起こる訳でもない。

日本中の全員が、『米軍基地』に来て欲しくないのです。

その事は、基地の無い所ですらそうなのだから、ましてや全国の75%もの基地を引き受けさせられている<沖縄県>の反発は、計り知れない。


そうです。

<結論>は、既に出ているでのは無いでしょうか。

日本国土に<米軍基地>は要らないのです。


これだけの、反対の声のうねりを見て、「機は熟した」と言わずして何とする。

日米関係を、見直そう。
日米安保を、21世紀の今の国際状況に合致した形での<条約>に、改めよう。
<植民地>としか見ていない『アメリカ国務省』と、安保で飯を食っている一部勢力を、一掃しよう。


こんなチャンスは、沖縄返還(形式のみ)以後、初めての事である。

絶対に、逃してはいけない。



このような、沖縄を中心とした日本人全体の<嫌米軍基地>感情を、アメリカの国民に伝えよう。


アメリカは、政府も国民も、これほどの矛盾を日本国民に与えている事など、<知らない>のだ。

そして、その役目を果たす事こそが、我が国日本のマスコミの役割では無いのか。

日本国民の迷惑をかけている側に立脚しての、自国を貶めるが如き報道しかやれないマスコミは、お願いだから日本から出て行って下さい。

どうぞ、アメリカでも何処でも、あなた方が命を捧げていらっしゃる国家に定着して、そこから<日本政府への攻撃>を、好きなだけなさって下さい。


あなた方は、日本には居るべきでは無い。
とっくに<魂>を売り渡してしまっているのだから。



最後に、『二見論文<誇り高き自由人として>』最新記事をご紹介したい。

今こそ、米から自立するチャンスだ

(以下抜粋)
■「日本は属国だ」と米高官
まず、検証しなければならないのは、この記事の狙いである。私は外務省の幹部に「オバマ大統領は"Can you follow through?"と言ったのか。もし、言ったとすれば大変なことだ。これは、主人が召使に言う言葉だ」と質した。彼は「大統領はそういう発言をしていない。あの場に米国務省の関係者は一人もいない。通訳だけだ。国務省関係者は、又聞きの又聞きで、おそらく、大統領は"Can you"と言ったはずだと、多少はスピンをかける気持ちもあって、言ったのではないか」と答えた。私が「読売新聞が一面トップで報じた影響は大きい。国務省は日本をアメリカの属国なみに扱い、侮辱している。アメリカに何らかの対処を求めたのか」と聞き返したが、「総理がぶら下がり会見で、官房長官が定例の記者会見で、否定しているので、それ以外は何もしていない」とのことであった。それにしても、はからずも、米国務省の対日観の本音と本性が明らかになったといえよう。

■読売はジャーナリストの精神を失った
むしろ、「なかなか、軍部を説得できなくて申し訳ありません」と謝罪すべきなのはオバマの方である

ジャーナリズムの「小沢潰し=鳩山内閣打倒」のためのキャンペーンは、それにしても、異常である。そのスケールと執拗さ、「包囲網」の巨大さにおいて、戦後最大ではないか。

そして、オバマの背後に、大統領ですらどうにもならない、アメリカのネオコン的な牢固とした覇権主義的国家観、人種差別観を見るのである。

鳩山総理の稚拙とも見えるやり方は、意図的か、結果としてかはともかく、全国に「海兵隊はいらない」の気運を高めたといえるだろう。鳩山総理は国民の大多数の意思を追い風にして、オバマ大統領に日本の要求を認めさせるべきである。

■海兵隊は日本を守らない
沖縄の海兵隊の任務は、日本の安全保障ではなく、在韓アメリカ人の救出であると指摘したが、21日の党首討論で、谷垣総裁は「(朝鮮有事の際)非戦闘員(注:在韓米軍家族)の救出」と明言した。国民の知らないうちに、自公政権はアメリカの都合に合わせて「抑止」の概念を変質させていたことを銘記する必要がある。

■逆風ではない、抵抗勢力のあがきだ
今、民主党には厳しい風が吹きつけている。しかし、これは、逆風ではない。逆風とは、失政に対する有権者の叱責だからである。この風は、「革命」が法則的に直面する、守旧勢力の最後のあがき、「抵抗の風」である。
(抜粋転載終わり)



最後に、以下の二見氏の文章で、終わりたい。

>昨年2月、小沢一郎民主党代表(当時)は、訪日したクリントン国務長官に「両国で世界戦略を話し合い、その合意の上で個別問題に対応することが大事だ」と述べた。このようなことをアメリカの要人に通告した政治家は、小沢が初めてである

>「小沢革命」と守旧勢力の決戦場は7月の参議院選である。
(一部抜粋の上転載)


日本で、恥ずかしげも無く報道活動>と称して、日本をアメリカに売り渡すが如き記事を垂れ流し続けている、マスコミ機関の諸君。

もし、あなた方も<日本人であるつもり>ならば、内外の情勢を正しく分析して、日本の<自主独立と将来の安定>の為に、日々研鑽に励まれる事を切に希望する物である。


恥を知りなさいよ。


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いよいよ<戦いの時>来たる!  アメリカには「基地は要らない」と明言しよう。

2010-04-18 03:26:49 | 日本人の意識と精神構造
▶米政府、「普天間継続使用」を日本に伝達へ(産経見出し)


土地を借りている方が、「<継続使用>を伝達」って何なのだろう??


>米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり、鳩山政権が目指す5月末までの決着が困難になっているのを受け、米政府は飛行場を継続使用していくとの判断を固めたことが分かった。複数の日米関係筋が明らかにした。米政府は今後、鳩山政権の出方を見守りながら、継続使用する考えを日本側に伝えるタイミングをはかっていく。



産経ワシントン「佐々木某」の署名記事であるが。

一人称の表現は、違和感を通り越して、笑いすら引き起こす。

「米政府は今後、鳩山政権の出方を見守りながら、継続使用する考えを日本側に伝えるタイミングをはかっていく。」って、貴方。

貴方が決めたのですか。

複数の日米関係筋が明らかにした。

誰なんでしょうか、そんな事を貴方にべらべらしゃべったのは。



>米政府は、現行案を「最善」としながらも、2月ごろまでは「さまざまな異なる可能性に向き合う用意がある」(キャンベル国務次官補)として、決断を先送りする鳩山政権に「忍耐」を示してきた。



彼らが<忍耐>>を示す?
わざわざお示し下さる根拠は何?

何を勘違いしている。
忍耐を<示して来た>のは、我々だ。



>しかし米政府はこうした方針を転換し、3月下旬に訪米した岡田克也外相にゲーツ国防長官が「海兵隊の沖縄駐留が政治面でも部隊運用面でも持続可能なものでなければならない」と米側の具体的な意向を初めて伝えた。

>「政治面」とは、移設先の地元の合意が必要だという意味であり、「部隊運用面」が、航空、地上、訓練場所が同じ地域にあるという意味であることを踏まえれば、2つの条件を「持続可能」とするには、現行案を履行する以外の選択肢はあり得ないというメッセージだった。



移転先の<合意>を言うのなら、普天間のみならず、沖縄中が<反対>しておりまする。

 

>「政治面」とは、移設先の地元の合意が必要だという意味であり、「部隊運用面」が、航空、地上、訓練場所が同じ地域にあるという意味であることを踏まえれば、2つの条件を「持続可能」とするには、現行案を履行する以外の選択肢はあり得ないというメッセージだった。


移設先の地元の合意、は既に無くなっております。
市長も既に変わっております。


>迷走を続ける鳩山政権について、米政府高官は日米関係筋に、「ハトヤマは事態の深刻さが分かっていない。米政府は鳩山政権に期待するのをあきらめた」と語ったという。その具体的な答えが、12日の核安全保障サミットの夕食会を利用した10分間の非公式会談だった、という。
【産經新聞/4月18日1時38分配信】



<米政府高官> WHO?
「だった、という。。。」
「ダッタ、という。。。」


「という」の主語は一体誰でしょうか。
明らかにして下さい。


<事態の深刻さ>といわれても、一体<何が>深刻なのかが、さっぱり分かりません。

「普天間から、沖縄から、まだ出て行かないのか」
「早く出て行ってくれ」
と言って来たのに、いつまでも居座り続けられて、事件ばかりを引き起こされ、イラクやアフガンに出撃を続けていると言う意味では、確かに深刻ですが。


彼らが<期待>する事は、日本が<ご主人様>の言いなりになって、未来永劫アメリカの意思に逆らわない、と言う事なのでしょう?

何を今更。
片腹痛い。

もはや<自民公明政府>は、存在していないのですよ。

<迷走>を続ける民主党政権って、あなた方アメリカに取っては<迷走>でしょうが、私たち日本人には、いかにして基地を追い出すか、必死で悩んでいるだけなのです。


<普天間飛行場を継続使用していくとの判断を固めた>

のであれば、いよいよ戦いの火ぶたが切って落とされた、訳である。


性根を据えよう。
覚悟を新たにしよう。

アメリカに「基地は要らない」と、はっきりと告げよう。

早々に、沖縄から、日本から、出て行ってもらおう。
60年ぶりに、日本国は『独立』を果たそう。


もし、如何しても日本に駐留したいのであれば、応分のレンタル料を払って頂きましょう。
日本は<土地>は高価なのです。


アメリカの経済と、それに伴う軍事との戦略上、日本を全く無視等出来ないくせに、偉そうに。

我々は、貴方達の植民地では無い。

その事を、しっかりと理解し、決して忘れるなかれ。

『同盟国』と言う物は、対等な主権国家同士で語り合える事なのだ。

そして、日本はあなた方の意志に反して、れっきとした<主権国家>の筈である。
我々の<独立>を返せ。


そうして、上からの目線で日本の事を考える事を止められたら、その時初めて『同盟国』として、それなりの待遇を取ってあげましょう。



最後にヤフー・ニュースに対するコメントの一つをご紹介しよう。

>朝鮮戦争が再開されたら米軍国外移転を主張している左派の人たちにも沖縄に米軍がいる重要性がわかるかな?
無理か…
【強まる北朝鮮関与疑惑=韓国政府、対応検討着手-哨戒艦沈没へのコメント】


この様にしか考えられない<思考能力>の欠如した人々が居るらしい事が、信じられない。

朝鮮戦争が始まっても、沖縄にも日本にも、軍事的には直接関係しない。

米軍が沖縄に居ても、戦力的に意味が無い。

むしろ、沖縄を始め、日本国内に米軍基地がある事によって、日本は戦争当事国になってしまい、最悪の場合<北>のミサイル攻撃を受ける可能性があるのだ。


こんな事も分からない連中が、やれ「政治とカネ」だの、「違法献金」だの「脱税」だのと踊らされて、対米対等外交を模索する民主党政権を転覆させたい<アメリカの防諜活動>に、積極的に加担している<売国奴>にすぎない、と気がつくだけの能力は?

無いだろうなあ・・・


敵は、我が内にあり。。。


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『藤崎大使』変節? 貴方は何時から<日本国代表部>の役を担う様になったのですか??

2010-04-17 08:13:11 | 政治と社会
自分の雇い主である<政府>に、公然と反旗を翻し、アメリカの為に尽力している、<日本国全権特命大使>を名乗る、たしか『藤崎某』なる人物が、ワシントンに居ます。



「(鳩山のドジのせいで)国務長官に呼びつけられた」と日本のマスコミに<リーク>なさっておりました。

すぐさま『クリントン国務長官』から、「日本大使を呼びつけたりした事は無い」と言下に否定されたにもかかわらず、その後の釈明も何もありませんでした。


今回の『ワシントン・ポスト』の「鳩山愚弄コメント」は、このご仁の裏工作では無いか、と言う意見まで出ておりました。


ところが驚く事に。



▶「一国の首相に失礼だ」藤崎駐米大使が米紙のコラムに不快感(産経見出し)


えっ!?

<青天の霹靂>とは、正しくこの事か。
彼が『鳩山首相』を<弁護>する??


>藤崎一郎駐米大使は15日の記者会見で、核安全保障サミットに出席した鳩山由紀夫首相に関し、米紙ワシントン・ポストが14日付のコラムで「首相が最大の敗者」などと報じたことについて、「一国の首相に対して失礼だ」と不快感を示した。

>藤崎大使は「記事はコラムであり、ポスト紙の考え方を反映しているとは思わない」としながらも、同紙に対して抗議するのではなく、日本の立場を説明する機会を設けるかどうか検討する考えを示した。



え~、彼が日本の国益の為に<何か>をするなんて。。。

ウッソお~!
本当オ~!
信じらンなあ~い!


失礼しました。。。
あまりの記事に接して、思わず取り乱してしまいました。


<駐米日本国大使>なる役職は、アメリカにあって、アメリカの為に日本を売る職業かと思っておりました。

どうも違いらしい。。。?

日本の首相に対する酷い<中傷>に対して、「不快感を示した」だなんて。
まるで<日本の為に>仕事してるみたいではありませんか!?



>>同紙に対して抗議するのではなく、日本の立場を説明する機会を設けるかどうか検討する考えを示した。
【産經新聞/4月16日8時44分配信】



あっ、成ある程。

抗議する訳では無いのだ。

「日本の立場を説明する機会を儲ける」?

ンンッ。

要するに、もっと大々的に、もっともっと酷く<鳩山首相>をけなしてみせる訳でしょうか。


それでこそ<藤崎サン>。
晴れて<面目躍如>を狙っていらっしゃるのでしょうかしらん??



しかし、彼、まだ居たんだ。


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あなた方に言われたくない!『ワシントン・ポスト』/「哀れでますますいかれた鳩山首相」

2010-04-16 00:00:25 | 世界に置ける日本
いやしくも<一国の首相>に対する表現だろうか。


▶「哀れでますますいかれた鳩山首相」…米紙酷評(読売見出し)

>14日付の米ワシントン・ポスト紙は人気コラムの中で、13日に終わった核安全サミットに出席した36人の各国首脳たちがオバマ米大統領との近さを競い合ったとしたうえで、
「このショーの最大の敗北者は断然、哀れでますますいかれた日本の鳩山由紀夫首相だった」
と鳩山首相を酷評した。



少なくとも我々日本人は、あの<偏執狂的>にイラクを無差別侵略した『ブッシュ』に対してすら、気違い呼ばわり等しなかった。



>「首相はオバマ大統領との公式会談を望んだとされるが、夕食会の席での非公式な会談が慰めとして与えられただけだった」



「非公式ながら<謁見>をたまわれて、望外の幸せに存じます」とでも言えば良いのか?

やはり、アメリカは日本を<属国>としか見ていない、<本音>が垣間見えてしまった訳です。


>「ますますいかれた」との表現は、「オバマ政権高官たちの評価」だとした。

>「オバマ大統領と90分にわたって会談した胡錦濤・中国国家主席は、勝者リストのトップに位置した」と指摘し、大統領が胡主席に握手をしながらお辞儀する写真を掲載した。
【読売オンライン/4月15日11時12分配信】



アメリカ随一と言われる<クオリティー・ペーパー>にして、本音はこの程度なのだ。

これでは<日本>のマスコミと変わらないでは無いか。

と思ったら、よく考えてみれば、<日本の>マスコミと言うシロモノ、は<アメリカの>同人誌(紙)であった!


なるほど、と妙にうなずける。


散々語られ尽くしているテーマであるが、『永田町異聞』さんのブログに、このテーマがまた語られていた。

訪米した自国の首相を軽く見せたがる日本メディア


冒頭と末尾のみ引用させて頂きます。

>「かくも遠い日米関係」(日経)、「首相の直談判、米側冷ややか」(朝日)と、日本のメディアはお決まりの書き方をする。
米側は、当然のことながら、予想通りの記事に満足しているだろう。
交渉ごとは、物欲しそうな素振りをしたほうが負けだと、あえて冷淡に見せているように筆者には思える。
こうして、日本メディアを思うがままに操って、鳩山政権にプレッシャーをかけ、米側に有利な条件を引き出す算段に違いない。

>自国の首相の応援をして然るべき日本のメディアが、もっぱらアメリカ側の顔色ばかりうかがった悲観的な記事を書く。課題山積の中国の主席より会談時間が格段に少ないといっては、鳩山首相がいかにも軽く扱われているかのように報道する。

多分、こんなことを繰り返しながら、日本のメディアそのものが軽蔑されていくのだろう
(引用終わり)【永田町異聞/4月14日】


この事は、よく考えてみると、有る面で日本人の一部が持つ<対外M気質>なのでは無かろうか。


「アメリカでは・・・」
「フランスでは・・・」

「それに引き換え日本は。。。」


これは、<シー・シェパード>に乗っている「日本人女性」と同じメンタリティーでは無いか、と思われる。

自国の文化や体制や現状をやたらに<卑下>して、異国に(特に白人諸国に)無意識に<媚び>を売る姿勢の日本人が、多々見られますよね。

以上の姿勢は、自国の歴史や文化を学んでいない、<教養の低い>日本人に多い様に見えるのは、ひがみか、それとも偏見か?


こういった挙動を「島国根性」と言う事も有る。
あるいは、戦後65年の占領下に植え付けられた「植民地根性」と言えるかも知れない。
はたまた<乳離れ>の出来ていない「幼児感覚」の成せる技と言う言い方も出来よう。

まあ、何と表現しようが、本質は一緒だ。


戦後の混乱期に<CIA>の工作員になってまで<自己保身>を計った、某新聞社のトップ。
その意を受けての首相指名から続く売国的親米協力者達は、沖縄返還の際の<密約>履行の為に巨額の現金を沖縄まで運んだ、若き小泉某へとつながって行く。
更にその後を次いだ<短命首相>達まで延々と続く、『親米』派の感情は己のルーツを忘れ、自らのアデンティティーを消失してしまっている、不幸な日本人の行動パターンなのだ。


ただ、その類いの<行動パターン>が、日本をここまで<ズブズブ>の対米依存国家に造り上げてしまった。

経済的に<沈没>状態の日本にとって、最後の砦とも言える300兆円もの<郵貯>資金を、アメリカ禿鷹金融企業に<自由に>させようと言う、<ユーセーミンエーカ!」もくろみに至っては、もはや<売国行為>としか言えない所まで来てしまっていた。


幸い、ぎりぎりの時点で<リーマン・ショック>が起きて米禿鷹資本が一時撤退し、その間に<民主党政権>が誕生し、ナントカ食い止める事が出来た。

まだまだ<よちよち歩き>状態ではあるが、民主党政権には<あの様な日本>に戻さない為にも、<ふんどしのヒモ>を締め直して、がんばってもらわなければならない。


それを邪魔する<最先鋒(最先端? 急先鋒?)>を務める<日本のマスコミ>には、不買運動を始め、<クロス・オーナーシップ>の禁止、記者会見の完全オープン化、スポンサー企業へ抗議運動、などあらゆる手段を使って<身を挺して>政権を見守って行く必要がある。


昨年8月30日に民主党に投票した有権者には、大きく目を見開いて、反対プロパガンダに惑わせられる事無く、忍耐と覚悟とが求められているのだと思えます。


そして、アメリカ・マスコミには、排ガス規制の国際協調もせず、クラスター爆弾禁止の動きにも同調せず、核兵器を2200発も実戦配備したまま、世界中に戦争を吹っかけ(もうきりがないので止めるが)る、軍事的にも経済的にも世界侵略を止めない<反平和侵略国家>に、宗主国ズラしてこんな無礼な事は言われたくない。


いつかは、日本から<出て行って>頂きましょう。

日本人の全員が<枕を高くして>眠られる様に。

あの<偉大な>古代ローマですら500年で滅びた。
アメリカの野望が、永久に受け入れられる訳では無い。


『産経』『読売』『朝日』『毎日』の購読を、止めませんか?

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応援団だけがまともな<民主党> / 党内も政府内部もまるで曇った<万華鏡>

2010-04-15 00:00:19 | 政治と社会
それにしても、<まともに>機能しているのは外野席の応援団だけって、今の政権は一体何なんだ。



「普天間県外は無理」
「消費税は上げるべき」
「竹島は不法占拠状態ではない」
「幹事長は辞任すべき」
「政治とカネ問題が足を引っ張っている」
「マニフェストは守れない」
「・・・」


もっとお望みですか?
書いていてアホらしくなって来る。



私は毎日わめいております。
ええ、毎日。

民主党の諸君。
「気は確かですか?」
「エエカゲンにせんかい!」
ってね。


情けないったらありゃしない。

もちろん、党内で自由に発言出来ない様では、いけません。
年功や当選回数等にとらわれずに、何でも発言すべきです。
そうでなければ、自民党やマスコミが喧伝する様な<恐怖政治>になってしまう。


党員も、議員も、政府の構成者も、自分の意見は自由に発言して当然です。


但し条件がある。
発言は<党内>で行うべし。


党の外で、ましてやマスコミの前で、党の決定事項や了解事項に反対の発言をするなど、もってのほかである。


それに、与党議員が<発言する>と言う事は、ましてや党役員や内閣の大臣を含む政務三役が<発言>する事の意味は、野党議員がワイワイ騒ぐ事とは<意味>が違う、と言う事を理解しておいででしょうか?


未だ<公式>な政府見解も出ていない様な事柄を、<党と政府>との旗印と逆行する様な発言を、公的な場ですると言う事の意味と、そのもたらす<影響>とをお解りでしょうか?



▶亀井金融相 「消費税は上げません」と断言(産経見出し)

>国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相は14日の記者会見で、仙谷由人国家戦略担当相らが消費税増税に前向きな発言を行っていることについて、「(昨年9月の連立3党合意で)上げないと言っているのだから上げません」と、反対の立場を強調した。
【産經新聞/4月14日20時49分配信】



▶普天間、強気で対米交渉を=国民新・亀井氏(時事見出し)

>国民新党の亀井静香代表(金融・郵政改革担当相)は14日、都内で開かれた民主党議員のパーティーであいさつし、米軍普天間飛行場の移設問題について「米国にこうするんだときちんと言い、その線で決着させればいい。あまりあちらの言い分を立てようとするとエンドレスになる危険性がある」と述べ、強気の姿勢で米側と交渉するよう政府に求めた。
【時事通信時事通信/4月14日20時51分配信】



▶竹島の不法占拠問題で「交渉経緯を報告せよ」 宗男氏が異例の指示(産経見出し)

>日本固有の領土にもかかわらず韓国が不法占拠している竹島(韓国名・独島)について、岡田克也外相が日本政府の立場である「韓国の不法占拠」という表現を国会答弁で避けている問題にからみ、衆院外務委員会の鈴木宗男委員長が14日の委員会で、外務省に対し、韓国政府との具体的な交渉経緯を報告するよう異例の指示を行った。

>岡田氏は委員会で「不法占拠」という言葉を使わないことを「自らの信念」と繰り返し、韓国への抗議など具体的対応への言及を避けた。武正公一外務副大臣は「竹島のわが国の領有権については累次の機会に韓国政府に対ししっかり伝えている」と説明した。

>これに対し、鈴木氏は「どこの外相会談で、竹島問題に触れているのか。具体的に委員会に出してください」と指示した。

>外務省のホームページによると、昨年9月の鳩山政権発足後、首脳会談や外相会談で、日本側が竹島問題を提起した記録はない。
【産経新聞/4月14日20時51分配信】



以上のやり取りを見るまでもなく、昨今の政府の動きを<見せられている>国民に取っては、誰が<仕事をしていて>、誰が<働いていない>かが、あまりにも明らかすぎて、言葉も無い。

亀さんが、自党の埋没を恐れて<問題発言>を繰り返しながら<パフォーマンス>をやっている事ぐらい、皆分かっています。

しかし、彼の発言は、時として<政府民主党>に喝を入れてくれている事は、評価に値すると思われる。


ましてやムネオ議員の活躍たるや。

<疑惑の総合商社>呼ばわりされていた頃と、同一人物とは到底思えない程。

検察とマスコミの誘導に乗って、私もあの頃は「鈴木宗男は悪いやっちゃ」と思わされておりました。

お恥ずかしい限りです。



▶「竹島、韓国不法占拠」信念で言及しない意固地外相 国会追及、宗男氏も参戦(産経見出し)

>日本固有の領土であるにもかかわらず韓国が不法占拠している竹島(韓国名・独島)について岡田克也外相が日本政府の立場である「韓国の不法占拠」という表現を国会答弁で避けている問題が14日の衆院外務委員会で取り上げられた。新藤義孝議員(自民)の質問。

岡田外相は自らの信念と繰り返し、韓国への抗議など具体的対応への言及を避けた。



政治家は、<固い信念>を持たなければならない。

ただし、<国益にそった>信念で無ければならない事は、当たり前の事である。

翻って、岡田外相の<竹島>に対する問題意識の信念は、日本の国益にそっているのだろうか?



外務委員会でのやり取りは、まるで55年体制下での<自民党>に質問する<社会党>の如き雰囲気である。


(以下引用)
 新藤氏「信念として『不法占拠』という言葉を使わないのはなぜか」

 岡田氏「これは韓国に対してだけではない。よく聞いてください。ロシアにも同様だ。感情を排してしっかり議論する。交渉当事者として必要だと思うからだ」

 新藤氏「それは政治家としての信念か、外相としての信念か。政権内で協議したうえでのことか」

 岡田氏「ひとつの言葉遣いについてまで首相に判断を仰いでいない、外務大臣としての私の判断だ」

 新藤氏「私は外交交渉の場で相手と対峙(たいじ)した席上、面前で使えと求めているのではない。ここは国会である。そこで日本政府の立場すら口にしない。それでは及び腰で弱腰という誤ったメッセージを送ることになるのではないか。国民に対応内容を明かさないのも問題で、ヘリポートの改修には抗議してやめさせる必要があるのではないか」

 武正氏「累次の機会にしっかりと日本の立場を伝えている。個別やりとりを明らかにすることは差し控えたい」

 鈴木氏「累次の機会というが、資料としてきっちり出してください」

 岡田氏「副大臣答弁の通り(資料提出は控えたい)」

 鈴木氏「答弁した内容に沿って資料を出してくださいといっているだけだ。累次の機会というがそれを何を指すのか明らかにしてほしい」

 新藤氏「委員長からもあったように、対応を明らかにしないのはおかしい。岡田外相は摩擦を起こすまいとして韓国側に一度も『竹島』と言ってこなかったといわれている。韓国はますますエスカレートさせている。政府として事態を表に出して公表して抗議し、日韓の外交協議の場を作ってほしい」

 岡田氏「さきほどからいろいろ言っているが私の責任で決める」

 新藤氏「黙ってろということか。日本国民は知らなくていいというつもりか」

 岡田氏「外交は外務大臣の責任でやると申し上げた。今までのやり方ではだめで、私の信念でやっていくということだ」
(以上引用終わり)
【産經新聞/4月14日13時9分配】



頑固なのも良い。

バレンタイン・デーのチョコすら受け取らない岡田大臣の姿勢は、多いに評価してしかるべきであろう。

しかしながら。

日本国の国会答弁の場に於いて、政府見解をただされている時に及んで、そのような<不思議な>信念を貫いて、何の意味があるのかお伺い致したい。


韓国を、そんなに<刺激>したくない<何が>あるのでしょうか?


それにしても、外野席の応援団だけが<まともに>機能している状態って、今の政権は一体何なんだ。


仙石某、北澤某、前原某、枝野某、渡邊某、平野某、それに多くの<利敵発言>を繰り返す<馬鹿者ども>。

良く考える事です。

深く考えもせず、ペラペラ<ナントカの腐ったみたいに>しゃべってないで、与えられた職責を、精一杯務めて欲しい。


それが、諸君に一票を投じた<国民>全員の、願いなのです。


岡田サン。
貴方もですよ!

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沖縄の基地撤去と日本の自立/<抑止力>と言う言い訳はもはや無意味となった「沖縄はタダだから」

2010-04-14 00:00:55 | 世界に置ける日本
「核なんとかサミット」とやらで、鳩山首相が訪米している。


一体全体<核兵器>なる代物を、米ロはどうしようと言うのだろう。

実戦配備ダケで<双方>合わせると5000発!
(貯蔵分は含まず。。。)


英仏などの100~300発なら、かわいい物である。
誤解(私はこの世から総ての核を追放したい)を恐れずに言えば。

不時の事態に備えて<おカーちゃん>がせっせとためた<へそくり>みたいな物だ。

使い道も無い代わり、心の安心が確保されている。



しかし、広島長崎級の数百倍から数万倍もの破壊力をもった、地球上の総ての生命を永遠に消し去る能力を持つ<核兵器>が、数千発。


もっている側は、いつまでも持ち続けたい。
持ってないヤツには、持たせない。


そしてある日、ヒトラー見たいな人間が出てこないと、誰か言いきれるか?
ネタニヤフだって、アフマネジェネドだって、今にも使いたがっている。

プーチンだって、ロシアの<顔>が潰されようとすれば、きっと使う。
そんな人間だ。


そして、沖縄を始め、横須賀や佐世保には適時核兵器が出入りしているに違いない。
三沢にだって、無いとは言いきれない。



そんな世の中に、生きていたいですか?


そして、そんな<核大国>は、自国の兵器産業の<棚卸し>の為に、5年に1回は戦争を引き起こす。

それが、官産軍学が1体となって国を動かしている<アメリカ>の実態である。


そんな<核大国>に、経済的バック・アップを、延々60有余年続けて来たのが、我が日本なのです。


ただただ<抑止力>と言うヌエの如き<妄言>に縛られて、断ち切れない。

拙ブログで再三書いている、<米軍抑止力>に意味の無さを、例によって『高野論説』が、きわめて明快に展開してくれている。

米海兵隊は「北朝鮮核」の奪取が使命? ── 馬鹿馬鹿しいにもほどがある

●迷走しているのは米国だ
●中国の脅威?

小見出しだけでも、納得出来ると言う物だ。

最後のパラグラフだけ転載する。

>米国が海兵隊の沖縄駐留を単に既得権益として守ろうとしてしがみつき、北の核奪取が「最重要任務」だなどと戯言のようなことまで言い出していることが、実は日米同盟を危うくしているのである。鳩山政権はそこを正面から切り込むべきで、有力な外務・防衛官僚OBでさえこのように言っているのに、鳩山や岡田が安易に「抑止力」というオマジナイに屈しているかの発言を繰り返しているのではどうしようもない。
【THE-JOURNAL/高野論説】


それに対するコメント氏の中身がまた、分かりやすかったので、転載したい。

(転載開始)
「自立する日本」

☆ アメリカは北朝鮮の崩壊での核確保を言うのならば、なぜ北に一番近い韓国から米軍は撤退するのか。なぜ基地の必要性もなくなったのに日本から撤退しないのかという米公聴会の質問に、国防省高官は結局、タダだからと答えている。カルダー駐日大使特別補佐官は「いまのような多額の思いやり支援が受けられなくなった場合、在日米軍はずっと小規模になる」と証言している。今までにアメリカ軍に献金したカネは5兆円余に達する。

☆ そもそも世界中さがしても先進国で自国に60年以上の長期に渡って外国の軍隊の基地や施設が多数あるのは日本だけだ。外国軍が長らく留まるのは、極めて特殊な地域だけである。つまり、属国だ。

☆ ところが、実は属国の日本が、財政破綻しているアメリカの覇権を守っていたのである。日本がアメリカ離れすると大変なのは、日本は軍事力を行使しない平和な国際貢献国家というのが世界の共通認識となっている。その公正な日本が離米すると、世界中から嫌われているアメリカにつかず離れずのEUやASEANにもアメリカばなれの気分を生む。

☆ 日本人は深層心理において、潜在意識下で、「嫌米反米」なのだ。とにかく、厄病神のようなアメリカが日本に現れて以来、150年間、日本はアメリカによって恫喝され続けてきた。ペリーの黒船による屈辱的な日米不平等通商条約の恫喝に始まり、石油禁輸や東京大空襲、原爆二発、沖縄基地での数多の暴虐、全国に80もある基地や施設、政治・経済への圧力、プラザでの円切り上げやトヨタたたき、恫喝につぐ恫喝。敗戦の日に日本人は「いずれ・・・原爆の・・・お返しを」と言いたかったが圧倒的な軍事力の差がその言葉を言わせなかった。その言葉は日本人の「無意識」に深く閉じ込められた。

☆ 日本は今まで貿易で儲けた金を米国債など100兆円ものドルを購入して、暴君アメリカにつかえてきたが、もう日本も財政が苦しく限界点に近づいた。そこへきて普天間だ。ここで無意識下にあった日本人の「嫌米」がフツフツと表面化してきた。

☆対米戦争という極論ではなく、日本自身が「自立」すればよいのである。アメリカの属国から自立することこそ、アメリカの没落となる。なぜなら、日本がアメリカを支えてきたのだから。日本は自立し、離米し、伝統(日本文明)を保守し、EU(イラク戦争に最後まで反対したフランス)や「インド」や中国やロシア・韓国やASEANやアラブイスラム諸国と連携していくことになる。ある

☆ だがアメリカは自国の生命線である日本を手放すことはない。もし日本がもう不必要だからといって安保条約を破棄すればアメリカは報復する。アメリカにとって北朝鮮は日本をけん制する道具であり、北もこのパワーバランスを知りぬいていて核は手放すわけがない。日本をこのワナに縛り付けておいて、日本からむしりとろうというのがアメリカの対日基本政策となっている。

☆ 鳩山はひとこと「普天間の海兵隊はグアムへ移転」と言えば収まる。アメリカがそれを拒否すれば沖縄の基地問題はアメリカのせいにすることが出来る。アメリカを悪者にして、沖縄県民も喜び、決断力もあるとされ、支持率も上がる。

☆ 鳩山の「駐留なき安保論」や小沢の「第七艦隊のみ」や沖縄県民の「地位協定改定」は正論だが、それを主張すればマスコミに反米のレッテルを貼られてしまう。在日米軍の戦略的意味がなくなっているのは明白な事実なのに、アメリカが米軍を日本に駐留していると言う事は何を意味しているのだろうか。それはアメリカが日本の独立を許さず、永久に属国とするということだ。
投稿者: ミスターブラウン | 2010年4月13日 16:36
(転載終了)


この論調に反論出来る<メディア>は有るか?

更に、『永田町異聞』さんのブログも参照されたい。

西山太吉が密約の土壌と言う核抑止力幻想



結局<米上院公聴会>での以下の発言が、総てを言い得ている。

(質)海兵隊が<沖縄>に駐留を続ける意味はなんですか?
(答)「・・・タダだから」(米国防省高官)



いい加減に目を覚まそう!
至極当たり前の事に。

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誰だってそう思います/「米国に過剰に遠慮」=普天間移設、政府を批判-社民・照屋氏

2010-04-13 05:57:45 | 世界に置ける日本
別に、対米姿勢だけが問題なので無い。

『日本』と言う国家の矜持の問題である。
世界に於ける国家主権の主張の問題である。

たまたま日本が、アメリカと言う国家にがんじがらめにされてしまっている現状が、対米姿勢を問題にさせるだけの事である。


おそらく、アメリカに<精神的ロボトミー>を施されてしまっている日本人が、政治経済文化(特にマスメディア)の分野でにあまりにも多い事が、問題の解決を困難な物にしているのだ。


私は、決して<アメリカが単に大嫌い>なのでは無い。

ジャズもミステリーもSFも、野球だって大好きです。
これらは総て、アメリカが生み出した。

若い頃は、あのアメリカ英語のイントネーションを完璧に身につけようと、努力した物だった。

高校2年の1年間に、50本の映画を見た。
95%はアメリカ映画だった。


しかし、ヨーロッパを知ってしまった。

アメリカが、急速に<輝き>を失ってしまったのでした。


ヨーロッパは、成熟していた。
良くも悪くも、大人だった。

文化の奥行きがとてつもなく深かった。
文化の裾野がとてつもなく広かった。


でも、言いたい事はそんな<上辺の文化論>ではないのです。


ヨーロッパは、細分化されている。
民族の起源が無数に異なり、夫々が国家を作り、その国家の中に地方を形作って、夫々の特殊性を保っている。


目に見えない国境を越えたとたんに、空気も、光も、色彩も、匂いまでもが違って感じられる。

それが当たり前なのだ。

そして、その互いの違いをお互いに分かった上で、戦い合い、侵略し合い、妥協し合い、騙し合い、協力し合って、自らの生存を主張し、あらゆる権謀術数を巡らせて、自分の生存を相手に認めさせ、相手の生存をを認めて来た。

陸続きなのに、決して他国の文化を<無条件に>は真似しない。


それが、文明であり、国家観であり、存在理由であり、歴史であった。


我が祖国ニッポンを顧みるに、思う事は、ヨーロッパとまるっきり正反対の姿勢である。

残念ながら、<哲学>が感じられない。


意味も無く(当人達は大真面目で?)、他国を侵略し、戦力の比較も国際間の根回しもできず、精神論だけで超大国相手に戦争に突入し、最終的には負けてしまって、国土が荒廃の極みに達した。


そして、その後が<日本の特殊性>を示していた。


つまり、<占領軍>に、それこそニコニコしながら<協力>したのだ。


人類の登場以来、古今東西、占領軍に<ニコニコ>しながら全面協力したのは、おそらく日本だけだったのでは無かろうか。


おそらく、日本人は、人類史上<希有>のお人好しな性格をもった人種らしいのだ。


そして、その結果が、120%マインド・コントロールされてしまうに至った。

アメリカは、<全能の神>に等しい。

アメリカの意のままに、動かなければならない。
アメリカの意向が、常に日本の動向を決定して来た。
「アメリカがこう言っている。」
「アメリカが怒っている。」
「アメリカが・・・」



▶「米国に過剰に遠慮」=普天間移設、政府を批判-社民・照屋氏(時事見出し)

>社民党の照屋寛徳国対委員長は12日、国会内で記者会見し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「政権内部で海外移設を真剣に検討しているようには思えない。米国に過剰に遠慮して、主権国家としてきちんと主張していないのではないか」
と政府の姿勢を批判した。



こういう風に言える人は、普通の日本人にはあまり居ない様に思える。

照屋議員が<ウチナンチュウ>だからこそ、真実が見えており、正しい指摘が出来るのでは無いのだろうか。



>照屋氏は、9~11日に米自治領北マリアナ諸島を視察した結果、「(同諸島の)サイパン、テニアンへの移設実現の可能性を強く確信するに至った」と強調。近く平野博文官房長官に両島への移設を真剣に検討するよう求める考えを示した。

>照屋氏によると、11日に会談した同諸島議会のテノリオ下院議長は「実戦部隊も含めて移駐を歓迎する。経済効果だけでなく、米国への忠誠心を示したい」と表明。デラクルス・テニアン市長も「恒久的な基地建設を希望する」と語った。
【時事通信(2010/04/12-17:59)】



至極真っ当な見方なのですが。

政府内部に、今だ<何も>分かっていらっしゃらない方々がいらっしゃる。



▶「県外への機能移転」検討=北マリアナ諸島は否定的-平野官房長官(時事見出し)

>平野氏は具体的な移転先について言及しなかったが、鹿児島県の徳之島への基地機能移転が念頭にあるとみられる。
 
>また、社民党が主張している米自治領北マリアナ諸島のサイパン、テニアン両島への移設について、平野氏は「現時点では難しいのではないか」と否定的な考えを示した。同諸島議会関係者からは移転を歓迎する声も出ている。


果たして、真剣に検討してみたのだろうか。

この<サイパン・テニアン案>が出て来たとたんから、即<否定的>であった。
何故<ダメ>なのかが、少しも伝わってこない。


>一方、平野氏はこの後の記者会見で、普天間移設に関する日米両政府の実務者協議が当面見送りになったことに関して「(米国側が)拒否したということは全くない」と述べるとともに、「5月末までに決着を図る」と改めて強調。さらに、基地機能の一部移転ではなく、あくまで「(滑走路を含む)全面返還を当然目指す」と語った。
【時事通信(2010/04/12-12:47)】



貴方が言うと、少しも真実味が感じられない。

民主党は、自民党の様にマインド・コントロールされていなかった筈では無かったのか。

何故にそれほど<遠慮>する?

すでに、そこまで官僚に取り込まれてしまったのか。。。


だとしたら、<前途多難>な事ではある。


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いまだこんな記事しか書けない程の<理解力>不足? それともそこまで偏向してでも現政権を潰したい?

2010-04-12 06:16:54 | 政治と社会
本当に<盲目>なのか?
そこまで、分析が出来ないのか?

あるいは。

そこまで、亡国的になっていた?
日本の利益等、どうでも良かったのだろうか?


日本のメディアだと皆が信じていたら、実はアメリカのタカ派の<機関紙>だったのか。



▶米激怒「まるでわかっていない!」鳩山&小沢体制に見切り(産経見出し)

>防衛省関係者に最近、普天間問題にかかわってきた元米政府高官から次のようなメールが入った。首相が「シュワブ陸上・徳之島案」を軸に、米側などと調整するよう閣僚らに指示したことを受けた内容だという。


元(!)米政府高官?

一体誰なのか、はっきり書きなさい。
<元>高官が、いまだにアメリカ政府を動かしているのでしょうか?

2009年8月までの日本でしたら、<大勲位>某が影でヌラヌラうごめいていたけれど。
(いまだに蠢いて何やらやろうとしているらしいが。。)
アメリカも、そんな感じなのでしょうか?


<元>米政府高官から、<防衛省関係者>に入ったメール、って。


そんな物は、会社の方針に不満を持つ<外された>元役員が、かってちやほやしてくれた子会社の幹部に、グチメールしているのとどう違うのだろう?

<米激怒>って。。。

あまりの不思議さに、笑う気にもなれない。

産経の記者サン達は、そんな類いの記事を書く能力しか無いのかしらん。



>「鳩山チームはまるで分かっていない。日米同盟がどうなろうとも、この責任は回避できない。100%の責任を負わなくてはならない」



この表現で、一目瞭然な事は、今まで散々日本を<食い物>にして来たグループが、とうとう利権を失いかかって、頭に地が上っているだけの事では無いですか。



>まさに警告。これと前後して、日米首脳会談の拒否が伝えられた。小沢氏も「二元外交になる」(小沢氏側近)としてGW訪米を中止したが、米側から正式な招待状が届かなかったという。


正に<警告>って。。。

如何に彼らが<死にものぐるい>で現政権の対応に干渉しているか、って事でしょう。

なんで、主権国家たる『日本国』が、他国から<警告>を受けなければならないのか。

あなた方、日本人ですか?



>元外務官僚でレバノン大使も務めた作家の天木直人氏は「現在の日米関係は異常というしかない」といい、こう続ける。

>「明らかに、米政府は現在の鳩山内閣に失望を感じている。首相と与党幹事長がともに相手にされないなど、かつてなかった。両国の意思疎通ができていない。完全決裂までは行かなくても、首相が示した5月末までに普天間問題を解決することは無理だろう」



そもそも『甘木直人』なる人物自体、ピエロみたいな物。
そのはぐれものが、あたかもアメリカ政策の中心人物の如き<解説>等をして、それを活字にする<新聞>も、恥ずかしいったらありゃしない。



>そもそも、首相が進める「シュワブ陸上・徳之島案」について、防衛省関係者は「ヘリ部隊は地上にいるときが最も脆弱で、陸上部隊と一体運用するのは軍事の常識であり、分散移転は論外。鳩山内閣にはそうした軍事上の基礎的知識がない」とあきれる。



それだけ、米軍海兵隊の沖縄駐留が、戦略上無意味になっている事を、日本政府側が<理解>している証拠である。

ただただ、裕福な生活に慣れてしまった<若旦那>が、自活を求められて<じたばた>ダダをこねてるだけ。

身分不相応な<基地>を、失いたくないだけ。
それに伴う、<日本をハンドリング>する権力を、失いたくないだけ。



>これを受けてか、岡田克也外相は9日、ルース駐日大使と外務省で会談したが、日米実務者協議の開始は先送りされた。



<先送り>大いに結構。

何もあせる事は無いのです。
なんで、巻き返しに必死な旧世代<知日派>アメリカ人グループの、焦るペースにあわせてやる必要が有るのやら。

そもそも、鳩山首相が<5月決着>を言いだした時点で、日本側の<親米勢力>の抵抗に押されているのを感じた物だが、別にすぐ決める必要等全く無いのです。

相手があきらめるのを待てば良いだけである。

基地を<必要>としている(利利権上で)のなら、必要とする側が、提供する側の要求にあわせるのが、世の中の筋って物です。

タジキスタンですら、直ちに<米軍>に退去を求めたでは無いですか。
日本側に、選択権は有るのです。


>「米側は、日本の政治状況を正確に把握している。『政治とカネ』の問題や支持率などから、鳩山-小沢体制がそう長く持たない、安定していないとみているのだろう。オバマ大統領が首相や小沢氏と会い、普天間問題で拒否すれば、『米国が日本の政権を倒した』という印象を与えかねない。彼らは介錯人(=切腹に際して首をはねる人)になりたくないのだ」


と言う風に<日本のメディア>が把握しているつもりになっているだけ。


声を大にして聞きたい。

産經新聞を筆頭に、大マスコミの諸君。

そうやって、真の日本の国益を損なう<親米路線>をごり押しして、得る物は一体何なのか?


CIAの組織員である事が公表されている<ナベツネ某>等が、日本を日本人の手から奪いさって、その後に一体何が残るのか?


旧来通りの制度に逆戻り。

★日本の国民が働いて支払う<税金>を、官僚が好き勝手に支配し配分する。
★官僚のお手盛りで散々搾取し、官僚互助会で潤う。
★日本国内の金融資金をユダヤ系アメリカ資本に還流させて、アメリカの世界軍事侵略の側面援助を行う。
★アメリカ側窓口の<知日派アメリカ人>グループによる、裏からの日本支配を続行する。
★売却できないアメリカ国債を買わされ続けて、アメリカに貢ぎ続ける。




そうなって、君たちは何を得するのだ?

社内での栄達?
一般的日本人より多い収入を保証されての、ちっぽけな<家庭の平和>?

それで、<君たちの>日本はどうなる?



普天間が決まらないのは、もちろん<当事者>である民主党の<素人>同然の外交能力による<もたつき>はある物の、ひとえに、アメリカの言う通りにならないから、である。

アメリカの、一部の<元高官>が怒れば怒る程、彼らの思い通りにならなくなっている証拠である。


言い換えれば、現政権は、それだけ<日本>の本来の利益の為になる方向を求め続けているからに、他ならない。


それだけ<自国の>政府ががんばっている時に、自国のメディアが、なんでそこまで足を引っ張り続けるのか、理解出来ない。

読めないのか。
理解出来ないのか。
分析出来ないのか。


それとも、やはり現政権を倒す為なら、<利敵行為>であろうが何だろうが、平気で行う、<卑劣感>なのだろうか。


どちらにせよ、やはり<バカ>なのだろう。。。


情けない。



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「メコン河の渇水と中国は無関係」と強弁する中国政府は「テロは対米戦争」とする米政府より直截的に悪質!

2010-04-11 00:00:22 | 国際関係
『ル・モンド』のブルーノ・フィリップによる署名記事によると。



中国政府は、最近メコン河上流<雲南地区>に水力発電用のダムを4基を建設し、更にあと4基が建設中である。

そして、中国から流れでるメコン河は、支流を含めると『ミヤンマー』『ラオス』『カンボジア』『ヴェトナム』を還流し、流域人口44000万人。

そのうち、2700万人が水不足に悩まされている。
タイ一国に限って見ても、14000の自治体や集落が飲料水の欠乏の被害を被っている。

          


この4月5日、タイのメコン流域の町のフア・ヒンで行われた、『メコン河川委員会』主催の会議の席に置いて、<友好国ミヤンマーの代理出席>と称する中国の、外務副部長ソン・タオは、「近年の統計が示すメコン河流域の水不足は異常乾燥気象のせいであり、メコン河の水位減少に中国の水力発電事業は、何ら関係ない」と言ってのけた。


今回の会議の前から、中国マスコミは着々とプロパガンダを準備していたようだ。

人民日報に言わせると。
「中国は、常に環境保全を最優先課題に取り上げている。」
「メコン流域地方の異常乾燥気候を、中国の推理政策に負わせようとする事は、グロテスクである。」

同紙のウエッブ・サイトによれば。
(中国政府に非常に近いカンボジアのメディアを通じて)「カンボジア水利・気象大臣によれば、『水不足は乾燥気候のせい』である。」


しかし、これらの中国政府の姿勢は、当然の事ながら流域諸国の賛同を得られるには至っていない。


ここに至って、北京政府は関係諸国に対し、乾期に置ける<水位の情報>を提供する事を約束し、更に<将来的>にはダムに関する技術的情報も公開する、としている。

<将来的に>だそうだ。

これをもってして、『メコン河水利委員会』事務局長にジェレミー・バードに、「科学的に一歩前進した」と言わせている!



タイ首相アブヒジット・ヴェッジャジヴァ氏によると。

「今後中国が、定期的に関係諸国との連絡を保つ事を、期待する」と述べた。

「個々50年においての最低水位に喘ぐ『メコン』に取って、よりラディカルな政策を早急に施さない限り、メコンは生き延びる事は出来ないだろう」

とも発言している。


これらの必死の<声>は、北京には届かないらしい。

中国政府は、<民族自治運動>以外の事柄に対して、周辺諸国への関係にいかに無関心であるか、の雄弁なる証拠であると言えよう。



ちなみに『メコン河』は、地球上の最も淡水水産資源の豊富な河川であるそうだ。

そして、既に<巨大ナマズ>等の一部の種に関しては、絶滅の危機に瀕しているらしい。


<海賊シー・シェパード>もそろそろ海上テロを止めて、中国に抗議してみては如何な物だろう?


ただし、日本と違って中国相手では、<撃沈>される事を覚悟の上で取り組まねばならない事は、言うまでもない。

そんな勇気は、彼らには無いか。。。

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傍若無人はアメリカ軍の常識? <政治的使命としてのイラク侵略>のデタラメぶりがまたまた明らかに!

2010-04-10 05:49:46 | 国際関係
先日来、アメリカ軍の非人道的軍事行動のニュースが、出回っている。

拙ブログでも、『ヤメ蚊』さんのブログから想を得て、以下の記事を掲載した。

沖縄に基地を置き続ける事の世界へ与えている意味を考えよう/米世界戦略に日本も加担している事実は重い



所で数日来、ヨーロッパでアメリカ軍の非人道的捕虜収容所として世界に名高い『グアンタナモ監獄』のスキャンダルが、報道されている。


『ル・モンド』、『ザ・タイムズ』及び『AFP』等の報じる所によれば、収容されていた捕虜の大半は無実であり、ブッシュはそれを承知の上<収監>を続けていた、と言うのである。

情報源は、当時の国務長官コリン・パウエルの右腕で、<国務省官房長官>を2002年から3年間務めたローレンス・ウイルカーソンであるらしい。


かつての収監者の<抗告文>に付記された、本年3月24日付けの彼自身の覚え書きによると、「ディック・チェイニー副大統領、及び国防長官ドナルド・ラムズフェルドは、2002年の時点でグアンタナモ基地に捉えられていた捕虜の大部分は<無実>である事を承知しており、その上で<政治的>配慮から釈放は不可能としていた」と記している。

それに続いて曰く。
「彼ら(囚人達)が無実である事を国防長官に知らせた際、その事は副大統領のみならず、ジョージ・ブッシュ自身が承知しており、彼らの習慣手続きの総てのプロセスに指示を与えていた事を知った。」

「その時点(2002年)で基地に収監されていた742名の囚人達の大半は、米軍に逮捕された訳では無く、一人当たり5000ドルでアメリカ側に売られて来た人間であった。」

「彼らには如何なる書類も付随しておらず、最初に誰が如何なる理由で、如何なる状況で捕まったのか、全く知りようもなかった。」

このウイルカーソン大佐の証言が、後に(2005年)パウエル国務長官をブッシュ政権から離別させる辞任につながった、とされている。

チェイニー副大統領と、ラムズフェルド国務長官は、「今更彼らを釈放等したら、大混乱を引き起こすし、グアンタナモ基地の<捕虜収容施設>の大義が著しく損なわれる」と言う理由で、釈放を拒否していた。

更に、ほんの一握りの『9.11同時多発テロ事件』に連なるテロリストを収容する上での、大義名分になり、長引く『イラク戦争』の意味付けにもなる、と言う考えであった。


ウイルカーソンによると、パウエル国防長官は、収監者のかなりの部分が逮捕時に12~3歳、あるいは92~93歳であった事実に深い懊悩を示していた、と言う。


アデル・ハッサン・ハマッド収監者による、グアンタナモ収容所に置け2003年から7年にかけて受けた<拷問>に対しての告訴、及びそれに続いた104名の告訴の総てが、連邦検察首都検事により早々に却下されていたが、今回の<新資料>の登場により、見直しが進む事が期待されているらしい。



バラク・オバマ現大統領は、キューバの悪名高い『グアンタナモ収容所』の閉鎖を公約に掲げていたが、あらゆる<政治的>要因によって、未だに公約は実現されていない。


今に至るも、約180名程の<捕虜>が収容されたままである。


洋の東西を問わず、政権交代に基づく<政権公約>の実行には、多くの困難が伴う物の様だ。


それもさておき、<世界帝国アメリカ>が、実際には何をやっているか。

我々日本人も、他人事では無い事を十分認識するべきである。

沖縄に居座る基地から、海兵隊のかなりの部分が、イラクに侵攻し、アフガニスタンにも、パキスタンにも作戦行動に出動しているのだ。


米軍に快適な基地を提供し、必要以上の潤沢な資金援助をしている日本は、その<侵略行為>に、積極的に参加しているのだ。

「テロに対する戦争」と称しているが、実はアメリカの軍事作戦そのものが現地の一般住民達に取っては<テロ>以外の何者でもない。

そして、それらアメリカの軍事侵略行動は、決して『日米安全保障条約』の求める所では無い。

その事を、肝に命じて<対アメリカ>政策に取り組まなければならない。



普天間基地の国外移設はもとより、日本全体から、殆どの米軍基地は<不必要>である事を、声を大にして訴え続けて行かねばならない。



再最後に、『高野論説』の一部を転載する。

さあ、鳩山政権、ここが正念場(その2) ── 普天間移設問題の結着成るか?


(転載開始)
☆「普天間問題の核心は、抑止力をどう考えるかにある。...問われるのは『海兵隊が沖縄に駐留することで得られる抑止力とは何か』だ。それを明らかにしなければ、普天間問題は永久に迷走する。...冷戦期、米ソは明確に敵対していた。だが今日、米中日は生存のためお互いを必要としている。経済の相互依存の深まりが抑止戦略をどう変化させるのか、検証が必要だ。...自戒をこめて言えば官僚も政治家もこれまで、そういう深刻な戦略問題を十分に検証してこなかった」(1月28日付朝日新聞)


☆例えばジョージ・パッカード=米日財団理事長(元ライシャワー駐日大使特別補佐官)。

>「今も沖縄にあれほどの基地が必要なのか。想定している敵はどこなのか。北朝鮮はどう出る、中国をどう見る。そんな掘り下げた議論をしないで、やれ離島だ、やれ既存基地だと、候補地をむやみに挙げるばかりでは、いつまでたっても解決しません」(2月17日付朝日新聞)

☆「そもそもなぜ海兵隊が沖縄にいるのか、彼らは何の脅威に対抗しようとしているのか、と問う人もいる。 ワシントンは鳩山新政権に普天間基地の問題を解決するために[5月末などと言わずに]もっと多くの時間を与えるべきである。しかしそのような問いにも鳩山の懸念表明にも応えようともせずに、ゲーツ国防長官は昨年10月に東京に来てただ06年合意を実行するように迫った」『フォリン・アフェアズ』3・4月号)


このようなアドバイスに従えば、日米では次のような対話が成り立っただろう。

日「海兵隊の沖縄駐留は本当に必要なのか」
米「抑止力の維持である」
日「抑止力とはどこからのどういう脅威に対する抑止なのか」
米「日本防衛と東アジアの安定に決まってるじゃないか」
日「まず日本防衛だが、今時、大挙して日本に渡洋侵攻・占領しようとする意図と能力を持った近隣国があるのか」
米「全くないとは言えない」
日「そうとは思わない。では、96年合意で在沖縄の海兵隊のうち8000人をグアムに引いて5000人を残すというのは、どういう脅威の見積もりから出てきた話なのか」
米「他にもいろいろな危機がありうる」
日「具体的に言って貰いたい」
米「例えば台湾海峡危機だ」
日「第7艦隊は急行するが海兵隊が出て地上戦闘に加わることはないだろう」
米「北の核の危険もある」
日「大規模陸上戦闘ならともかく核の脅威と海兵隊は無関係ないでしょう」
米「海兵隊はイラクやアフガンに出撃しているし、またインドネシア災害出動やパプアニューギニア人権活動にも従事している」
日「それは沖縄から出て行かなければならないことではない」
米「...」
日「全部、グアムに移転したらどうなのか」
米「グアムの知事もこれ以上の基地負担には反対している」
日「それは米国内の問題だ」
米「...」
日「近い将来、グアムかハワイか米本土か、どこでもいいが、沖縄から海兵隊を全面撤退させることは可能ではないのか」
米「...」
日「結局あなた方は、占領・冷戦時代の惰性で、沖縄に基地を置く既得権益を守ろうとしているだけではないのか。96年合意のグアム移転費用も残存部隊の駐留費用も普天間代替基地の建設費用も、大半を日本国民の血税で負担する以上、我が政府としては国民に対して説明責任を負っている」
米「...」
(転載終わり)


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悲惨きわまりない<車火災>による、幼い子供達の焼死に思う事 / 責任を問う方向が疑問だ。。。

2010-04-08 23:59:58 | 日本人の意識と精神構造
今月2日夜に北海道厚沢部町で乳幼児4人が死亡した車両火災は、5日までの北海道警江差署の検証で、車内に残されていたライターが何らかの原因で発火した可能性が高まっている。


幼い子供達のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。


このような、悲惨な事件が何故頻発するのだろうか。

マッチやライターが火元となったケースは、08年で全国191件(09年は調査中)だそうである。
4日に宮城県柴田町のスーパー駐車場で3歳と1歳の姉妹が乗った車が全焼したケースでも、車内にライターがあった。
押すだけで着火する電子式ライターがドアなどに挟まって火が出ることもあり、08年は約3割の61件が意図しないライターの出火だった。


事は、<ライター>だけの事なのだろうか?

というのも、ここに来て、『消費者団体』を中心に、ライターへの一種の<安全装置>の設置を義務づけよう、と言う動きが高まって居るらしい事に、やや違和感を覚えるのです。


シートに挟まっていて、シートを動かした際に<自動着火>してしまった、と言う様なケースは除いても。

小さな子供にも簡単に<操作出来ない様な>ライターを造る、と言う事も良い事には違いない。



しかしその前に、車内にライターを置きっぱなしにしておく事の方が、親としておかしいのではないのだろうか?

よしんば<喫煙者>であってみれば、よけいに<喫煙環境>への配慮を十分にする事は、義務なのではなかろうか、と思うのです。



何かあるとすぐに<規制>を求め、器具のメーカーに<改善>を求める風潮に、違和感を抱く。


数年前の、東京六本木のビルに置ける<回転ドア>による少年の死亡事故に際しても、回転ドアメーカーと、ビル管理会社への責任がずいぶんと取りざたされた物でした。


その際にも、拙ブログで書いたのですが、あれは<親>の責任です。

かわいい我が子を亡くして、哀しみに打ちひしがれている筈の母親に、鞭打つ様で可哀想ではあるが、あの様なケースに<ビル管理会社>の責任を問う、まして<メーカー>の責任まで問う、と言う事は考え方の軸がずれている、としか言いようが無い。


子供は、突然駆け出す物です。

そんな際、目前に危険が存在する様な場合には、付き添っている大人(大多数の場合その子の親の筈)が<制止>する義務がある。

言い換えると、<呼び止めれば聞き分けて止まる>様に、躾けておかねばならない。

それが、親の義務です。


その点がなされていなくて、事故にあった。

その責任は、可哀想だが<親>が追わねばならない。

機械は決して<万能>ではないのは当たり前。

(万能では無い筈の)機械に囲まれて生活する現代の人間に取って、それらの機械がもたらすであろう危機に際して、自己の責任において、事故を防ぐのが当然であります。


あらゆるケースを想定しての機械<設計>等あり得ないのです。


それを、機械メーカーを責め、ビル管理会社を責める。
これは<本末転倒>でありましょう。



今回の<ライター>によるらしい(まだ断定はなされていないらしい物の)車両火災事故に関しても、ルーツは同じ事だと思うのです。

もちろん<危険の少ない>ライターを製造販売出来るのであれば、それにこした事は無い。

しかし、それと<消費者団体>が全メーカーに対して「<安全装置付き>のライターだけの製造を求める事」、とは次元が違う事では無いか、と思うのです。



何かが起こるたびに<製造者責任>だけを声高に問い続ける風潮は、日本の社会を増々<幼児化>して行くだけである。


「電車が参ります。白線の外側にお下がりください。」
「車内は込み合っております。順に奥へお進みください。」
「エスカレーターにお乗りの際は、手すりにおつかまりください。」
「滑りやすくなっておりますので、お気をつけ下さい。」



「明日の為にもう寝て下さい。」
「食べて下さい。」
「かんでください。」
「飲み込んで下さい。」
「呼吸して下さい。」
「・・・して下さい。」


20××年。
かくして日本人は<一億総白痴>となったのでした。

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沖縄に基地を置き続ける事の、世界へ与えている意味を考えよう/米世界戦略に日本も加担している事実は重い

2010-04-07 19:01:00 | 世界に置ける日本
鳩山さんの腹案とは、結局沖縄県内から立ち去らない事だったのでしょうか?



ここまで島内での反対運動が続いている事の意味を、お考えになっていない訳はありませんよね。

以前の政権の首相達に比べて、遥かに(大金持ちではあっても)庶民目線に近い立場に立っていらっしゃる、希有な政治家である鳩山さんが、事ここに至ってすら、公約を実現出来ないで、普天間を沖縄から出せないと言う事は。

やはり、鳩山さんと言えども、<日本の安全>の保証の為には<米軍の駐留>が不可欠、だとの先入観を断ち切れないでいらっしゃるのでしょうか。

それとも、外務官僚や防衛官僚に絡めとられて、必死でもがいきながら、何とかしようとしていらっしゃる結果が、<3カ所分散>という形が精一杯、と言う事なのでしょうか。



日本は、外国に対して<軍事行動>を起こさない事が『憲法』で謳われています。

しかしながら、日本を米軍が軍事力で守る、日本がアメリカの経済を支える、という<ギブ・アンド・テーク>であったはずの『日米安保』が、時代の変遷とともに、大きく変わってしまいました。

もはや<ソヴィエト連邦>との東西冷戦は消失。
中国も、それなりに<国際社会>に仲間居りを果たしつつある。
ハイテク兵器の発達と、戦術の変化により、<海兵隊>の出番は殆ど無くなって来た。
ロシアと中国との世界戦略の狭間で、朝鮮半島での、大掛かりな地上戦闘が行われる可能性は、そこに米海兵隊が戦闘参加する可能性は、ドンドン薄れて行っている。

その状況下にあって、アメリカ軍の<お尻から出す蜜>に群がっていたい<幼虫>と化していた自民党政権下の政府と官僚達は、<日米安保>をいつの間にか『日米軍事同盟』と称する様になって行った。

アメリカの展開する<軍事行動>は、日本との<運命共同体>で有る事と相成った。



翻って見るに、アメリカの経済的世界侵略と、それを裏付ける軍事的世界展開は、一部イスラム諸国や、中南米の諸国との軋轢を増大し、一般庶民の反米感情を煽って来たのです。


その結果としての<テロ>の横行である。


これは、極端に言えば<アメリカの問題>に過ぎない。

アメリカが、いわば<勝手に>招いた結果である。
それを彼らは、「<テロとの戦争>は民主主義を守る戦い」と称して世界中を巻き込んで来たのです。


そこに、なぜ日本が<忠犬>のごとく、に付き従わなければならないのだろう。


日本政府の、アメリカへの政治的、経済的<積極支持>が、間接的に世界の各地で、罪も無い一般庶民を殺戮し続けている現状から、目をそらすべきではありません。



総ては、ここの所に<出発点>がある。


アメリカは、重要な<同盟国>である。

しかし、普遍的<軍事同盟>を結ぶ必要は無い。


日本のアメリカ政府への、政治的経済的<積極支持>により起こっている、間接的な、イラクで、アフガンで、パキスタンでの、罪も無い庶民の殺戮をし続けている事が、日米軍事同盟の結果である。


『日米安全保障条約』は、そんな事まで求めていたか?



『情報流通計画byヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)』さんのブログに、日本人全員が見て欲しい動画を含む記事があります。

イラクでのありふれた殺人~これが戦争の実態だ。9条=お花畑?ふざけんな!これが実態だ!


鳩山さん。

このような実態に、間接的にせよ日本が加担している事には、耐えられません。

幹事長と協力して、日米安保を<最小限安保>に変えて行って下さい。
沖縄から、米軍基地を返して下さい。
日本全国から、本来の目的である<安保条約>の履行に必要最低限な部分だけを残して、基地を撤去して下さい。


そこまでやるには、当初は<ものすごい<圧力>がかかって来るでしょう。

しかし、現実的に言って、アメリカは<拒否>で来ません。
なぜなら、今後も彼らの<世界戦略>上、東アジアのバランスに取って<日本>は不可欠なパートナーなのですから。

アメリカは拒否できません。

チャベス氏のように、完全なアンチ・アメリカになる訳ではないのですから。
あくまで、日米は<重要な>パートナーであり続ける事を、理解させれば良いのですから。

日本に取っても、それが絶対必要な事である事は、立場の左右を問わず現実であります。

その場合は、彼らに取って、日本は<必要な>パートナーなのです。
対中国の重要なカードなのですから。

自分たちの存在の意味を理解していれば、アメリカに対しての行動も、かえられる筈です。


ユダヤ資本を筆頭とした、アメリカの<世界支配>を影から操っている巨大な力から、暗殺されてしまうかもしれません。

しかし、チャベス氏も、アフマネジェネド氏も、未だ健在です。

鳩山さんに、そこまでの危険背負い込んで下さいとは、お願い出来ませんが、それくらいの覚悟で取り組んで頂ければ、成し遂げられる筈です。


『ヤメ蚊サン』のブログの様な<悲劇>を日常に生んでいる、アメリカが展開する異常な戦争状態に、加担しない為にも、基地を沖縄から、日本から、撤去して下さい。


伏してお願い申し上げます。

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「シントウ、シントウ」と鸚鵡みたいに繰り返しているが。一体何が<新>なのだろう?

2010-04-06 23:59:56 | 政治と社会
民主党の評価は、下降線の一途をたどっている。


原因は、いくつかあるが。

1)俗にいう<政治とカネ>という歪曲した方向に収斂されて行く、マスコミ挙げての恣意的世論誘導の結果。

これ連関しては、一般国民の世論が、如何に誘導されやすいか、言い換えると、<マスコミ>が是々非々で権力を注視するのでは無く、あくまで「もう一回旧体制に戻そう」と言う意思の現れであり、日本のマスコミは<権力の監視役>では無く、<権力そのもの>と言う立場に立っている、と言う事の結果である。

「マスコミの言う<説明責任>をはたせ」と言う論調の<歪曲性>は、田中良紹氏の『国会探検』<政治家の説明責任>を参照されたし。

政治家の説明責任


2)普天間基地移設問題を典型とする、民主党政府のフラツキと決定力不足。

やはり<素人政権>は65年の齢を経た古狸政権の直後では、マイナス・イメージが前面に出てしまう。

3)官僚達の徹底的抵抗(表面に出る抵抗では無く、議員たちを巧みに骨抜きにしてしまう)による、内部からの結束力の崩壊。

前川某、北澤某、千葉某、平野某。。。。枚挙にいとま無し。


もうこれ以上挙げるのはよそう。


その結果、何が起こっているかと言うと、<野党>自民党の崩壊であるから、話はややこしい(うれしい?)。


特に昨今のかまびすしい<新党>の話題等、世の反応は散々な物である。

★「老人対策」
★「一切の何も新らしくない新党」
★「責任逃れ新党」
★「沈没前に逃げ出すドブネズミ党」

いやはや。


そして、旧体制応援団マスコミの論調はと言えば、これがまた期待はずれな(?)ことおびただし。



▶【新党】与謝野氏たちの離党:期待度は芳しくない…ただ騒がしいだけの政治

>与謝野馨元財務相らが旗揚げ予定の新党への期待度も芳しくない。花見同様、ただ騒がしいだけの政治に対する怒りの表明だろう。
【愛媛新聞のコラム】


▶政権の要職にあった人たちが、その責任について総括することもなく、争うように党を足げにする姿は、美しいものではない

>沈没する船から、船長自ら先頭を切って逃げ出すような騒ぎである。いまは野党になったとはいえ、ほんの半年前まで、この国の政治を半世紀以上にわたって牛耳ってきた党が、まるごと溶解していくような印象さえ受ける。

いま、勇ましい発言を続けている人たちはみな、自民党をここまで低落させた責任を担う立場にあった人たちではないか。

>政権の要職にあった人たちが、その責任について総括することもなく、争うように党を足げにする姿は、美しいものではない。

>健全な政治は健全な野党があってこそ担保される。自民党には、健全野党としての覚悟と自信を持って、堂々と振る舞ってもらいたい。
【紀伊民報のコラム】


と言った訳で、<エール>を贈られている始末。


▶強い既視感がある

>自民党に対し「若手の起用」を求めていたが、新党は別なのかベテラン中心だ。
【秋田魁新報のコラム】



極めつけは。


▶肝心の「新しい酒」は用意できているのですか

>「谷垣」のラベルが張ってあるからだめだと言い出せば、新党はいくらつくっても足りない

>「新しい酒は新しい革袋に盛れ」という。新しい思想は、それにふさわしい新しい形式で表現しなければ、真価を発揮できないという教えだ。ただ、目下の疑問は、新しい革袋づくりに熱中するのはいいけれど、肝心の新しい酒は用意できているのですか、という点である。

>与謝野馨元財務相らが離党し、無所属の平沼赳夫元経済産業相と合流して近く新党を旗揚げする。

>「谷垣禎一総裁の下では参院選を戦えない」というのが理由らしい。

>だが谷垣氏は、昨年の衆院選大敗後、全党で再建を誓って選出した総裁。その総裁を先頭に、「自民党」の銘柄は守りつつ、器も中身も一新しようと決めた矢先ではなかったか。「谷垣」のラベルが張ってあるからだめだなどと後から言い出せば、新党はいくらつくっても足りない。
【長崎新聞のコラム】


官僚の露払いとして<突出>して<反民主政権>を貫いて来た<大手マスコミ>と違って、地方のジャーナリスムは、未だに<是々非々>で分析する報道のあるべき姿勢を保っているらしい。

誠に慶賀の至りでありますな。


それにしても、こうもあからさまに『大勲位風見鶏』に挨拶に出向かれると、もはや何事も<隠し事は無い>と言う訳らしいですな。


今まで日本を牛耳って<反市民>的政治を繰り広げ、国民が稼いだお金をアメリカに貢いで来たシステムが、未だ<健在>だと自分で思っているらしい事が、怖いです。


何ともはや、醜い事です。









コメント
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