晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

マイカーなんてもう要らない。究極の「カー・シェアリング」が便利だ。【日曜フォトの旅】

2013-05-19 22:26:45 | フランスとヨーロッパの今日の姿
今週は、いわゆる「旅」では有りませんが、いま急速にフランスの社会の様相を変えつつ有る、一つのシステムをご紹介しよう。


『カー・シェアリング』



実はここ5~6年、全国の主立った町で「共有自転車システム」が開始された。

町中に、無数に有る「駐輪所」に於かれている数十台の自転車を、自由に使えるシステムである。

一日、七日、一年という会員契約(それぞれ1ユーロ70、9ユーロ、19~35ユーロ)をすれば、30分間無料でそれ以後は15分刻みで僅かな料金が派生する。

何処の駐輪所から乗って、何処の駐輪所に置いて来ても良い。

ベルギーやドイツ、更には北欧諸国と違って、フランスは自転車は「スポーツ」用の道具であり、日常の足とは見なされていなかった。

道路状況も、自転車で走るにははなはだ不便に出来ていた。

しかし、この『Vel'ib(ヴェリッブ)』の登場で、フランスのあちこちの町中を、自転車で走り回る人々が急速に増えて来た。


その「自転車」での成功により、2年程前から「電気自動車」を使った、同じ発想のシステムが始まった。

名付けて『Autolib'(オートリブ)』

パリ市の行政サービスの一環である。


100%電気で走る車で、なんと「ピニンファリーナ」のデザインなのです。



     
     ピニンファリーナ二よるデザインの『オートリヴ』専用車



料金体系は、自転車と同じ様に会員登録料と、時間に因る課金システムで、自転車との違いは「最初の30分無料」と言うのは無い。

利用料金は、1日会員では10€+1分0,23€(30分で約7€)
1週間では登録料15ユーロ+1分0,23€、
1ヶ月(これは今年から)30ユーロ+1分0,20€(30分6€)、
1年会員は144€+0,17€(30分5€)となっている。


フル充電で250km走行が出来て、パリ首都圏47自治体での離発着ガ可能。

2011年12月5日サービス開始後の1年間で、54500会員数を獲得し、750カーパークに3台から5台ずつ程、およそ4千台ほどが利用されているらしい。

その後の半年で、台数も利用者数も増えている筈。


まず、会員登録が必要であります。

パリのオペラ座近くにショールームがあり、そこでも登録出来るが、町の要所要所に「登録用ブース」がある。

ショールームでもブースでも、専用端末でテレビカメラに映るオペレーターとやり取りして、登録する手順は同じである。



     
     登録用ブース


     
     登録の手順を示す案内板



登録用端末で、左側のスクリーンのオペレーターの指示のもとに、免許証をスキャンされる。



     
     登録用端末



運転免許番号、住所氏名等を打ち込み、利用の際に必要な暗証番号を登録し、クレジットカードで登録料を払い込むと、その場から利用出来る。

1週間程で、「会員カード」と説明書が送られて来る。



     
     会員カード


     
     説明書(表)


     
     説明書(裏)



それでは、実際に利用してみよう。

勿論直接でかけて行っても良いのだが、パソコンやスマホで、最寄りのカーパークに車が有るかどうか、確認する。



     
     PC画面上のパリ市内図


     
     最寄りの地区に拡大



数字は利用可能台数である。

そのまま、利用可能な車が有る一番便利なカーパークに、予約する事が出来る。

予約すると、30分間はその車はあなた専用で、他の人は利用出来ない様にブロックされる。

もし、30分経っても利用開始していなければ、登録してある自分のスマホか携帯にsmsで、使うのか使わないのか連絡が来る。

そのまま、利用しなければブロックされていた車は、他の誰でも使用可能になり、あなたへのキャンセルチャージ等は一切無い。



     
     カーパーク



まずカーパークで、端末に自分のカードを接触させる。



     
     カーパークの端末


     
     矢印部分が「非接触型ICチップ」の読み取り口


画面のヴァーチャル・キーボードで登録されている「暗唱コード」を打ち込む。



     
     キーボード


免許証が有効である、アルコール飲料を接種していない、など3項目の確認項目にタッチして確認する。


     
     確認項目


それが済むと、予約してあれば「何番の車」と指示が出る。

予約していなければ、利用するかと言う確認が出て、確認すると利用可能な車の位置を示す充電ポスト番号が表示される。



     
     車の充電ポスト


02番の車が割り当てられたら、その番号の充電ポストに繋がれている車の、運転席側の参画窓の青いランプの位置にカードを接触させると、ドアのロックが外れる。



     
     ドアのロック解除の位置表示の青ランプ 


次に、その充電ポストの上部の矢印部分にカードを接触させる。

そうすると、上蓋が開くので車の後部窓の横の充電コードのプラグを外して、ポストの中に収納する。



     
     コードのソケット



コードは、電気掃除機のコードの様に、やや引っ張るとひとりでにポストの中に引き込まれて行く様になっている。

コードを収納させてソケットを所定の位置に置く。



     
     充電ポストの中に納まったコードとソケット



次にドアを開ける乗り込むと、ハンドルの横から「キー」がぶら下がっているので、キーを差し込んでひねる。



     
     ぶら下がっているキー



二度ひねるとエンジンがかかる。

しかし、電気自動車なのでアイドリング音が一切しない。

ダッシュボード上に有るスクリーンに「発信可」と表示が出れば、エンジンがかかっている。



     
     スクリーン



     
     スクリーン部分


この写真で、上部の表示は左が時刻、右は外気温。

中段左の大きな「N」は、ギアがニュートラルで有る事、車のデザインの中の表示は「エンジンをかけて下さい」「発進可能です」の表示。

右は充電状態。

中央下段の左は、その車のこれまでの利用回数、右は走行距離。


更に、コンソールの下に別のスクリンが有り、キーをひねると「利用者」の名前が表示され、ナビが現れる。



     
     ナビ



ただ、このナビゲーターは道案内はしてくれないが、走って行く方向の地図が表示され、進行方向の最寄りのパークに「駐車スペース」が何台分有るかが表示される。


前もって、自分の目的地にもよりのパークに駐車スペースが有るか確認し、予約しておく事も可能。

その場合は、あなたの専用スペースが1時間キープされ、その間は他の人がその場所に車を返そうとしても、ポストが受け付けない仕組みになっている。



     
     走行中のフロント・ヴュー



車は、ツードアの四人乗り。

内装は布張りバージョンと革張りとが存在する



     
     内部


     
     前席



ちなみに、トランクルームはハッチバックで、結構な容積を持っている。



     
     折り畳み自転車を収納したトランクルーム


トランスミッションはオートマのみで、「ノーマル」「氷上走行」というモードを選択出来る。

雪のスリップし易い日には、パワーに難の有る「電気自動車」にとって、大切な装備です。




利用の最後は、目的地の最寄りの、駐車スペースのあるパークに車を乗り捨てる。

手順は、借りる時の逆。


カードでドアロック。

ポストにカードを接触させて上蓋を開け、コードを引っ張り出して車の所定の場所に差し込む。

そして、ポストの上蓋を締めると、ギリーンのランプになり、レンタル終了となる。

半ドアだったり、手順が違っていると、上蓋の上のランプが赤の点滅になる。


なにか問題が起これば、所定の番号に電話して、遠隔操作で解決してもらえる仕組みとなっている。


終了とほぼ同時に、携帯にsmsで「利用時間」と「料金」の知らせが来る。


料金は、銀行口座から自動引き落とし。

ちなみに、1年会員の登録料は、12分の1ずつ毎月引き落とされる。



     
     smsで送られて来た利用時間と料金(この画面は二回分)


最初の利用は54分で、8,44ユーロ。

二回目は、43分で6,83ユーロでした。

途中駐車している時も料金の対象にはなる物の、タクシーより圧倒的に安い。


どうです、便利でしょう。

近くにパークが有れば、そして目的地の近くにパークが有れば、実に便利です。

1時間の利用で10ユーロ行かないのですから。


私も、多いに利用してます。

自分の車を駐車場から出して、帰って来た時に駐車スペースが有るかどうか悩まなくてて済むので、頻繁に利用し、お陰でタクシーの利用が大幅に減りました。

確実にタクシーより安いのですから。


この制度は、ドイツから始まりほぼ直後にフランスでも開始されて、各都市に広がっています。



車社会の現代において、車に対する価値観が変わりました。



     
     カーパーク






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<日本新聞協会>6月開催 メディアの公共性を探るシンポ/「公共性!?」 大笑い!【週末一口時評】

2013-05-18 11:33:07 | 政治と社会
【今週の世界】


※写真で巡る『今週の世界』
(適切では無い画像が含まれています)



     
     《イラン》テヘラン礼拝中のモスクの中で10日
     (写真 : AFP/Behrouz・Mehri)



     
     《ヨルダン》スウェイメウ10日 ヨルダン・ラリーでコースアウトする競技車
     (写真 : AFP)



     
     《スエーデン》ストックホルム11日 アイスホッケー
     (写真 : AFP/Jonathan Nackstrand)


     
     《メキシコ》カンクン12日 「グレート・ラバー・ダック・レース」1万2千羽のゴム製アヒルが海中に
     (写真 : AFP/Elizabeth Ruiz)



     
     《トルコ》レイハンリ13日 シリア国境で被弾した住居ビル
     (写真 : REUTERS/Umit Bektas)



     
     《ポーランド》ワルシャワ13日 発掘されたスターリンの大粛正の現場
     (写真 : AFP/Wojtek Radwanski)



     
     《ケニア》ナイロビ14日 サラリー・アップを要求するデモ隊を規制する警官
     (写真 : AFP/Carl de Souza)



     
     《ドイツ》ルドヴィッヒブルグ15日 中国人芸術家リウ・ボリンの「透明人間作戦」
     (写真 : AFP/Bernd Weissbrod)



     
     《ハンガリー》ブダペスト16日 「国際わんちゃんコンクール」出場の出番を待つ参加犬と飼い主の子供
     (写真 : AFP/Attila Kisbenedek)



     
     《香港》17日 ブラジルの芸術家リギア・パペの作品「分割者」
     (写真 : REUTERS/Tyrone Siu)





【今週の<あーあ>】


※【フランス】17日 仏政府は米軍無人爆撃機「プレダター」を購入する事を決定


     
     米空軍「プレダター」(写真 : Reuters/HANDOUT)





【一口時評】


<中国>「抗日ドラマ」内容の審査強化へ(毎日新聞/5月18日(土)19時6分配信)
▷「今後は、より小日本を辱めるよう、基準を改めます」(国家新聞出版ラジオ映画テレビ総局)

天然ガスの割安調達期待=米国の対日輸出解禁に―電力業界など(時事通信/5月18日(土)17時21分配信)
▷「同盟国」とやらに禁輸して居りました。

日韓関係の冷え込みを米国は懸念、朴槿恵大統領の日本回避の姿勢明らか―米メディア(Record Chaina/5月18日(土)11時29分配信)
▷好都合なんじゃ無いの、米にも?

「韓国はどうしてドイツのように統一できないか?」 決定的な違いは…(中央日報/5月17日(金)17時20分配信)
▷韓国に経済的に力が無い。世界中が切望している訳でもない。グルバチョフが居ない。

豪州閣僚、カンガルーに蹴られ負傷 首都でジョギング中に(CNN.co.jp/5月18日(土)16時5分配信)
▷コメントのしようがない。

中国副首相、海外旅行で「行儀よく」 国民に素行改善促す(CNN.co.jp/5月18日(土)15時14分配信)
▷通達などでどうにかなる物では無いと思うなあ。

ペルー、学校でのジャンクフード規制を開始(AFP=時事/5月18日(土)14時22分配信)
▷南米はまともだ。アメリカだけが世界と盲進している日本とは月とスッポン。

米国の子ども最大5人に1人に精神疾患、CDC報告(AFP=時事/5月18日(土)13時31分配信)
▷日本ではこのような調査は決して行わせない。行っても結果は発表しない。発表しても捏造。

「米国だって…」慰安婦問題で発言続ける橋下氏(読売新聞/5月18日(土)20時37分配信)
▷しつこいねえ。朝日はビビったれど、アメリカは怒るよ。

石原氏「あの戦争、侵略じゃない」 橋下氏の見解とズレ(朝日新聞デジタル/5月18日(土)4時58分配信)
▷あーあ。

<維新の会>橋下氏、発言を陳謝 参院選公約検討会議で(毎日新聞/5月19日(日)1時11分配信)
▷党内では謝るのね、一応は。

“逆ギレ”橋下氏、卑屈発言を連発!「日本国民と握手できるか…」(夕刊フジ/5月18日(土)16時56分配信)
▷支離滅裂。

橋下市長を擁護はできないが… 「バッシングは疑問」「彼を潰していいのか」の声も(J-Castニュース/5月17日(金)19時35分配信)
▷潰していいのか、って…。今でしょ。

「一難去って五百難」…舌禍連鎖に維新幹部嘆く(読売新聞/5月18日(土)11時3分配信)
▷最初から分ってた事でしょ。

大阪で相次ぐ「性」の不祥事 子供守る現場でなぜ…モラル低下を危惧(産經新聞/5月18日(土)23時12分配信)
▷そりゃ、大阪ですもん。ねっ、市長さん!

<犬の血統証明>人気テリア233匹取り消し 虚偽発覚で(毎日新聞/5月19日(日)2時33分配信)
▷「日本ケンネルクラブ」って社団法人も、シロアリ用の天下り法人だよね。

<アッツ島玉砕70年>生還した91歳 筆談で経験伝える(毎日新聞/5月18日(土)14時24分配信)
▷安倍晋三よ! 橋下徹よ! 石原慎太郎よ! この声を何と聞く!? 聞く耳持たぬか。

爆破予告で小6女子補導=「300万円置け」―奈良県警(時事通信/5月18日(土)13時41分配信)
▷末恐ろしい…。

茨城の集団暴行死、「中心的な役割」少女に実刑(読売新聞/5月17日(金)16時11分配信)
▷「執拗で悪質」それ以外に7件の暴行傷害で、たった5年から8年。殺され損。

女子高校生に馬乗り、下着奪う 中年男?逃走 滋賀(産經新聞/5月18日(土)13時12分配信)
▷末法じゃあ。たたりじゃあ。

<日本新聞協会>6月開催 メディアの公共性を探るシンポ(毎日新聞/5月18日(土)13時1分配信)
▷「公共性!?」 大笑い!

<景観保護>宇治・世界遺産そば 国が桜など伐採(毎日新聞/5月18日(土)11時54分配信)
▷精神的不具の官僚ならでは。「国交省」は河川改修というコンクリート漬けが大事。

文化芸術関係の予算倍増を…文科相が私案(読売新聞/5月18日(土)11時49分配信)
▷官僚達の「情操教育」が先です。

<ママカースト>収入差や生活スタイルで序列化 母親たちを呪縛(毎日新聞/5月18日(土)9時36分配信)
▷お上に虐められてる庶民が、同じ庶民を虐める。つくずく日本が嫌になる。

原電社長、やり直し要請=敦賀原発の活断層判断―規制委(ッ地通信/5月17日(金)17時6分配信)
▷盗人猛々しい。

シリア難民150万人超える 国内避難民も400万人超(CNN.co.jp/5月18日(土)11時48分配信)
▷C.I.Aの作戦は「現地人」の不幸等計算要素に入っていない。

<フランス>「経済再建、日本に学べ」 金融緩和に大統領(毎日新聞/5月18日(土)8時44分配信)
▷あちゃあー。大いなる勘違い(>_<)

パレスチナ人が故郷追われた「大災厄」から65年、各地でデモ 軍と衝突も(AFP=時事/5月16日(木)20時13分配信)
▷嗚呼。沖縄よりもっと酷い…。

米海軍、空母からの無人機発艦に初の成功 将来の配備視野(CNN.co.jp/5月16日(木)15時56分配信)
▷こうして、またまたゲーム感覚で外国人を殺す米軍。

石原氏と歴史認識擦り合わせ=橋下氏(時事通信/5月18日(土)23時55分配信)
▷粗雑な邪悪と、陰険な邪悪がすり合わせれば…オトロチイ。

しなくて良かった…渡辺氏、維新と合流を再否定(読売新聞/5月18日(土)21時4分配信)
▷哀願してたもんねえ、一頃は。

選挙協力維持、みんなに要請へ=維新(時事通信/5月19日(日)1時0分配信)
▷上から目線で拒否ってたもんねえ、一頃は。

安倍首相、参院選行脚を開始=成長戦略をアピール(時事通信/
5月18日(土)17時26分配信)
▷衆院選では「TPPは参加しません」だっけ、確か?

普天間移設、明記せず=沖縄に配慮―自民公約原案(時事通信/5月18日(土)2時32分配信)
▷衆院選で「TPP不参加」って書いちゃったからね。

「首相は拉致解決に強い思い」=飯島氏が官房長官に訪朝報告(時事通信/5月18日(土)16時17分配信)
▷特に選挙前には。

自民・河村氏、慰安婦問題で「維新、どうしちゃったんだ?」(産經新聞/5月18日(土)13時53分配信)
▷単に「地」が出ただけです。

小学英語、開始学年下げる…教育再生会議提言案(読売新聞/
5月18日(土)10時47分配信)
▷何処までも民族の本質を消したいシロアリさん達。

成長戦略へ農業現場視察=「所得5倍に」と激励―安倍首相(時事通信/5月18日(土)9時41分配信)
▷角栄もビックリ! パクリもほどほどに。

2020年度までに世界最高水準…新IT戦略案(読売新聞/5月18日(土)8時56分配信)
▷原発事故の収拾技術は無いのに!?

公務員の人事評価を初調査=各区分の分布状況把握へ―総務省(時事通信/5月18日(土)2時32分配信)
▷で。誰が評価するの?「お手盛りです」(陰の声)

9条改正「慎重に提起」=安倍首相、米誌に表明(時事通信/5月18日(土)0時5分配信)
▷例に依って、先ずアメリカで確約。

<自民党>与謝野馨氏の復党検討 復党願の提出受ける(毎日新聞/5月17日(金)22時43分配信)
▷「自見とワシとは違うんじゃ」

「日本食」で売り込み=輸出倍増へ戦略案―農水省(時事通信/5月17日(金)21時42分配信)
▷おっ、汚染は??

<みどりの風>日本未来の党と合流 参院選はみどりで(毎日新聞/5月17日(金)20時30分配信)
▷既定路線。

西村発言を陳謝=橋下氏(時事通信/5月17日(金)20時12分配信)
▷自分の発言をもっと真摯に陳謝しろよ、けんか腰じゃ無くて!

医療・保健分野で国際貢献=政府が戦略決定(時事通信/5月17日(金)20時10分配信)
▷TPP参加でアメリカ貢献は既に決定。

橋下氏「占領期、米は日本人女性活用」 米の非難に反論(朝日新聞デジタル/5月17日(金)10時57分配信)
▷あーあ。言っちゃった。

菅元首相には発言させるな 「お前が言うな」の反発買うだけ(産經新聞/5月16日(木)10時2分配信)
▷産経にまともな事を言われると、ツッコムに突っ込めない。

「沖縄に思いを寄せる」=安倍首相(時事通信/5月16日(木)0時5分配信)
▷う・そ・つ・き・!



(政治断簡)「沖縄独立論」育てる本土の病巣 論説委員・松下秀雄(朝日新聞デジタル/5月19日(日)7時30分配信)

◇そろそろ、本気で考える時。






【今週の新党<モフモフの生活>】


     
     ぴょこっ。



     
     むむっ。



     
     ふにゃ。



     
     あんだよ!



     
     ボロカスに言われた。辞職してやる。



     
     あやしいなあ。



     
     むねおさん、何考えてるんだろ!?



     
     とにかく7月まで脇目をふらずに頑張るのよ!



     
     私オザニャンは、死んだふりして着々と手を打ってます。








     





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第三次琉球処分が進行中の今、敢えて再び『琉球共和国』独立を考えてみる。

2013-05-15 12:38:15 | 政治と社会
沖縄県が本土復帰を果たしたと言われて、本日で41年目を迎えた。


以下は、それについての一年前2012年5月15日の、拙ブログ記事であります。




40年が無為に過ぎ去って…。このままで沖縄に未来は有るのか。

第二次琉球処分から、四十年が過ぎた。ウチナンチュが、心から願った「本土復帰」は、何も沖縄にもたらす事無く、『琉球王朝』を強引に潰して日本に併合した<琉球処分>に次ぐ、第二次処分...





政府与党と、その補完勢力は「戦争立国」一直線に突っ走っている。

恥も外聞も無く「憲法改悪」を準備し、マスコミも多かれ少なかれ下支えに余念がない。

与党の政調会長は「日本の侵略戦争」への反省を表した『村山談話』に異を唱えた。

政権のトップである内閣総理大臣は、戦車に乗って満足そうに記念写真を撮っている。

そして、沖縄を日本から米国に割譲する「サンフランシスコ講和条約」の調印の日に、『主権回復記念式典』を挙行。

かさぶたを、敢えて引きはがす。

その席で『天皇陛下万歳』と、たかだかと諸手を挙げた。

かさぶたを引きはがした傷口に、無造作に塩を塗りたくる。



そしていま、安倍晋三のゴースト・スピーカーである「橋下徹」が従軍慰安婦の存在を肯定し、その後ろ盾である「石原慎太郎」が、戦争と売春婦は付き物と援護射撃。


維新の怪の幹事長も、発言を擁護する有様。

自民党ファンクラブの政党モドキが、三役揃って「慰安婦」と「戦争」とを結びつけて、恥じない。



この、あまりにも馬鹿馬鹿しいどたばた騒ぎに、コメントする気にすらならなかった。

これらは、政治家の思想信条や政治哲学や価値観以前に、人間の本質と育ちとの問題であろう。


世の中には、色々な人間が居る。

馬鹿者も、たわけ者も古より後を絶たない。

酷薄な人間も、軽薄な人間も、恥知らずな人間も、無教養な人間も居る。

しかし。

それらを総て兼ね備えている「オールラウンダー」となると、さすがに珍しいのではなかろうか。

そして、究極の問題点は、その種の希少な人間が政治家で居られる事。

更に、そのような希有の「奇怪なる」政治家がマスコミからもてはやされ、国民のかなりの部分から支持を集めて来た、という事実である。



▶社民・照屋議員「沖縄は独立した方がいい」中国紙に同調、県民からは危惧の声(産経/見出し)

>沖縄の本土復帰から41年を迎える15日、沖縄で「琉球民族独立総合研究学会」が設立される。

>これに関して、衆院沖縄2区選出の社民党の照屋寛徳(てるや・かんとく)国対委員長が自身のブログで『沖縄、ついにヤマトから独立へ』と題した文書を公表した。

>沖縄の独立をめぐっては中国共産党の機関紙、人民日報傘下の国際情報紙である環球時報が11日の社説で、沖縄の独立勢力を「育成すべきだ」などと中国政府に提案したが、歩調を合わせるような一連の動きに、県民からも「独立が『沖縄の総意』とは思わないでほしい」と危惧する声があがっている。

>照屋氏は、研究学会の設立を伝える4月1日の地元メディアの報道に対して、同日付のブログで「明治いらいの近現代史の中で、時の政権から沖縄は常に差別され、いまなおウチナーンチュ(沖縄出身者)は日本国民として扱われていない」との認識を表明。

>そのうえで「沖縄は日本国から独立した方が良い、と真剣に思っている」と強調し、独立の研究学会設立に対して「大いに期待し、賛同する」との姿勢を打ち出した。

>こうした主張について沖縄在住のジャーナリスト、惠隆之介氏は「照屋氏の見方は一部の左翼勢力の歴史観をもとにしたもの。県民の7、8割は今のまま日本の統治下にあるのがいいと思っている」と反論。

>インターネットの普及によって若い世代を中心に、一部の極端な主張が地元メディアから「沖縄の総意」として扱われることへの反発も広がっているという。

>惠氏はまた、明治以降の沖縄に対して日本が国を挙げて近代化に努め、当時の県民が感謝していた事実をあげ、「歴史の中で日本もアメリカもすべて敵というのは尋常な感覚ではない」と指摘。「照屋氏は議員のバッジを返上して主張すべきだ」と批判した。

>一方、学会は5月15日午後、沖縄県庁で記者会見を開いたあと県内の大学施設で発会式を行う予定。独立を前提に他国の事例などを研究、国連機関への訴えなど「実践」も行うという。

>沖縄の帰属をめぐっては8日付の人民日報が「琉球王国は明清両朝の時期には属国だった」とし、先の大戦の敗戦で日本の「琉球の領有権」はなくなったと主張する論文を掲載した。

>「沖縄独立」への賛意をブログで表明したことについて、照屋氏は14日中の産経新聞の取材には応じなかった。
【産經新聞/5月15日 08時44分】




産経の記事である。

「県民からは危惧の声」などと言って、お前の危惧だろ!と言ってしまうには、問題が深すぎる様に思う。

何故ならば、一般の反応の中には酷く醜いものが散見されるからだ。

この記事の中で三百代言を務める『惠隆之介』と言う御仁は、在沖縄ジャーナリストと紹介されているが、ウチナンチュウでは無いに違いない。

もし琉球人であれば、絶対にこのような反論にはならない筈だ。

>「照屋氏の見方は一部の左翼勢力の歴史観をもとにしたもの。県民の7、8割は今のまま日本の統治下にあるのがいいと思っている」

「左翼勢力」などと教条的に括って論評するなど、月並みを通り越して「黴の生えた」陳腐な空虚な売文家に過ぎないと見える。

地元の吐息も血潮も感じ取れない、第三者視点でしか文章を書けないジャーナリスト・モドキの証であると思う。

私は、彼の事は知らない。

もしも「ウチナンチュ」だったら、感情の一部が欠落している、エセ・ウチナンチュである。

さすがに産經新聞の人選であると、評価しておこう。



さらには、この照屋議員の発想は、いわゆる「ネウヨ」の連中に取っては、格好の突っ込みどころなのだろう。

ツイッターのタイムラインから、ほんの一部を転載する。


@PrimaryMonolith
流石売国奴。これに投票した売国奴共々大好きな中国に移住すればよろしい。あ日本国籍捨ててから逝ってくださいね。

@jitta1113
そんなに日本国が嫌いならトットと議員辞職し 日本国から出て行き 支那に帰化せんかい 腐れ議員!!

@TaroTNG 
沖縄を琉球として独立させてみたらいいんじゃね?米軍が出て行った途端、人民解放軍が駐留するだろうから、基地そのものは無くならない

@ny_03_08  
社民の照屋が、沖縄は独立した方がいいと発言した。どこの国の役人だ?沖縄県民は何故こんなのを選挙で選んだのだ。
沖縄県が独立したとしても自衛していけるのか?永世中立国にでもなるつもりか。速攻で中国に併合されるだけだ。沖縄の海に基地とプラントが出来、廃棄物も垂れ流しの美ら海になるぞ

@poponn5858
沖縄を独立しろと議員として失格な事を言った議員と一緒で、日本を混乱に陥れたい、どっかの敵国のスパイなんでしょう。他の国ならこの人たち重罪で即刻逮捕ですよ。

@grandgjp
出ました反日・売国奴。ちなみに生まれは、サイパンの米軍捕虜収容所。

@sakimouni
そんなに日本国が嫌いなら
トットと議員辞職し 日本国から出て行き 支那に帰化せんかい 腐れ議員!!

@xx_kozy_xx
社民党国会議員とかが『沖縄は独立した方が良い』とか言ってるらしいけど、ありゃ建前の看板が手を抜き過ぎ。『沖縄は中国に取り込ませるべき』という本音がバレバレですよ。何の見返りに沖縄を献上するんですかね?個人的利益なんだろうね、どうせ。

@araitkh
沖縄人は疑問の余地なく日本民族。中国の主張は荒唐無稽だし、独立論も考えすぎておかしなこと言ってる社民党的主張。沖縄から米軍も自衛隊も海保もいなくなったら何が起きるかというのは思考実験として面白い。
《以上無断転載》



もう、これでいいだろう。

これ以上、酷すぎて転載出来ない。

要するに一言で言って、このような無邪気なまでに無能で、恐ろしい程に鈍感な奴らの犠牲になって来たのが、沖縄県民だということだ。


「沖縄から米軍も自衛隊も海保もいなくなったら何が起きるかというのは思考実験として面白い。」

この手のネウヨ共は、日本に米軍が居てくれる事が嬉しいのだ。

自分達自身の『真の主権と独立』への自覚も無く、アメリカにニート状態。

と言えば聞こえは良いが、ハッキリ言って『母屋を明け渡し、好き放題に家計の資産を使われ、家庭内の方針を一方的に指示され、娘に夜伽をさせられて、大切なお客様に居て頂けるから、私たちは光栄です』と安心してる超マゾヒストなED男に過ぎない。

しかも、自分の家自体ではなく、遠い親戚の家を明け渡して。



この連中が、沖縄で産まれ育って、沖縄で父母を殺され、沖縄で兄妹を弄ばれて、それを「日本政府」なる者共が米軍の好きにさせ放題に放置されて来た、ウチナンチュの心理が理解出来たうえで、ほざいているのなら確信犯であるが。


この照屋議員の記事に関して、好意的或は心情的に理解を示すツイートは、RTも含めて1/30もなかった。


植民地人が、その自分達にとっての植民地の犠牲の上に胡座をかいて、植民地の繁栄を貪っている、恥知らずの愚かしい日本人たち。

そんな奴らが、61年間の無慈悲な仕打ちを与える政府を、選んで来た。

これでは、沖縄が救われる訳が無い。


本土には、沖縄の声を聞く真摯な態度は無い。

『主権回復の日』式典開催方針を国会で初めて語った安倍晋三首相の言葉に、沖縄への言及は一切なかった。



そして今日、沖縄の「本土復帰」から、15日、41周年を迎えた。

安倍政権は、サンフランシスコ講和条約発効61年の4月28日、「主権回復の日」を記念して政府主催の式典を開いたが、15日は何の政府行事もない。

「政府に沖縄側の話を聞こうという姿勢がなく、問答無用という感じのやり方だ。保守が本来持っていた懐の深さがなくなり、今の政治には人間の情、魂が欠けている」

自民党沖縄県連会長を務め、2004年10月~06年12月には稲嶺恵一知事(当時)の下で副知事も務めた嘉数昇明さん(70)は、こう語る。


サンフランシスコ講和条約発効後、過酷さを増していった米国の沖縄統治。

53年には土地収用令を公布し、各地に武装兵を出動して土地の強制接収に乗り出す。

「銃剣とブルドーザー」による基地建設だった。

56年12月の那覇市長選で本土復帰、土地を守る四原則貫徹を掲げた瀬長亀次郎氏が当選すると、市の預金を凍結し、翌年11月には布令を改正して市長の座から追放した。

55年に6歳の少女が米兵に暴行されて殺害。

59年には小学校に米軍機が墜落して児童ら17人が死亡する。

米軍による沖縄への弾圧と被害の実態には、表立った物だけでも枚挙にいとまが無い。

被害者が泣き寝入りして、闇に葬られた非道な事件は、地元の人達しか自体は知らない。

そんな中で、辺野古沖埋め立ては申請され、オスプレイは追加配備され、
そこへ持って来ての、橋下徹の「慰安婦必要発言」と、「沖縄米軍篇風俗の勧め」の追い打ちであった。


沖縄の女性達からの反発は、一方ならぬ物が有る。

当然だ。

沖縄の女性でなくとも、女性ならば怒ってあたりまえ。

世界各地のマスコミが一斉の報道して、橋下徹は地球上の全女性の敵と成り果ててしまった。


沖縄よ、どうする?

ウチナンチュよ、どうしたい?



▶本土復帰41年 自己決定権の尊重を 揺るがぬ普天間閉鎖の民意(琉球新報/社説)

>1952年4月28日に発効したサンフランシスコ講和条約に基づき米国施政権下に置かれた沖縄が日本に復帰して、きょうで41年を迎えた。「復帰してよかった」と心から喜べない。残念だが、そんな思いの県民が少なくないだろう。

>県知事をはじめ県議会、県内41市町村長と議会の全てが反対を表明した米軍普天間飛行場の県内移設計画が進み、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの普天間飛行場への配備が強行されたからだ。

>日米両政府は沖縄を安全保障政策の踏み台ととらえる惰性から脱却し、普天間の閉鎖・撤去へ踏み出すべきだ。沖縄の民意、自己決定権を尊重するよう強く求めたい。

>今年の復帰の節目は、いつになく重苦しい。

>県民が「屈辱の日」として語り継いで来た4月28日に、政府が「主権回復の日」式典を開催し、祝ったからだ。
 国土面積の0・6%の沖縄県に在日米軍専用施設の74%が集中する。米軍、米兵の特権的地位を保障した不平等な日米地位協定の存在なども相まって「主権回復」と呼べる状況ではない。

>沖縄の現状に対する誤解を指摘したい。一つは沖縄県が基地経済に依存しており、基地がなくなれば困るのではないかとの考えだ。
基地関係収入が県民総所得に占める割合は2009年で5・2%だ。復帰時の15・5%と比較すれば、比率は格段に下がっている。
基地依存どころか、基地返還跡地の方が活況を呈している。那覇新都心の生産誘発額は返還前の16倍に上る。北谷町の美浜・ハンビーは215倍だ。県も沖縄21世紀ビジョンで米軍基地を「沖縄振興を進める上で大きな障害」だと言い切る。基地返還の方が経済効果が大きいことはもはや自明だ。

>沖縄県が基地駐留故に国の補助金を一番多くもらっているとの認識も誤解だ。明治大の池宮城秀正教授の分析によると、人口1人当たりの国からの依存財源は沖縄は31・5万円で全国18位だ。財政力指数の類似県と比較しても国依存の度合いは低い。

>国の沖縄振興策は実を結んだとは言い難い。復帰後、沖縄の振興予算は10兆円超に上る。社会資本は整備されたが、全国最低の県民所得や完全失業率など改善はみられない。
「経済特区」制度を創設したが情報通信特区と特別自由貿易地域は優遇措置の適用企業は現在もゼロのままだ。金融特区も税制優遇を受ける認定事業者1社も2010年に撤退した。沖縄振興策は失策続きと言われても仕方ない。

>11年度の国発注県内公共工事は県内企業の受注額が全体の57・5%だ。42・5%は県外企業もしくは県内外の共同企業体で占められる。4割近くの事業費が県外に流出している「ザル経済」の現状は、あたかも宗主国に利益が還流する植民地の経済構造のようだ。

>基地、振興策で多くの矛盾を抱える状況にいら立ち日米の対沖縄政策を「植民地政策だ」と批判する声が増えている。本紙にもこうした投書が多く寄せられている。

>「植民地政策」の不当性を追及し、沖縄の自己決定権を取り戻そうという機運が高まり、15日には若手研究者らによる「琉球民族独立総合研究学会」が発足する。

>必ずしも「独立」が県民の多数意見ではない。

が、人間としての尊厳を傷つけるこの国の有り様を嘆き、悲しむ中で「日本に復帰すべきだったのか」「自己決定権を取り戻すには独立しかないのでは」といった意見を各地のシンポジウムなどでも耳にすることが多くなった。県民は憤っている。深く悩み、悲しんでいる。日本にとって、沖縄とは何なのだろうか。

>強権的な政治で人権を蹂躙(じゅうりん)されている沖縄からは、この国の民主主義の機能不全ぶりがよく見える。安倍晋三首相はじめ全ての閣僚、官僚は、胸に手を当てて考えてほしい。民主国家にふさわしい振る舞いをしているのか、と。
(一部省略)
【沖縄新報/5月15日】



私個人としては、沖縄は充分独立する資格が有ると思う。

ヤマトンチュである私に、沖縄にそのような事を言う資格は無い。

全く無い。

あくまで、ウチナンチュが自分達で選択する事である。


しかし、敢えて「独立すること」を真剣に考えてみても良いのでは無いかと、訴えたいのだ。

日本政府からは、戦中戦後の賠償金を山ほどふんだくると良い。

『尖閣諸島』の領有権は勿論沖縄である。

そして、周辺海域の豊かな漁場は、多いに独占すれば良い。

台湾との漁業協定も、独自に結べば良い。

排他的経済水域内の「天然ガス」と「石油」は沖縄のものだ。

中国とも、日本とも、対等に付き合えば良い。


ネウヨの子供達は、沖縄が独立すれば、即中国に侵略されるとか言っているが、他国から第三国が独立したからと言って、即攻め込んだりするとでも思ってるんだろうか。

更に言えば、そのような論調は、正しく「産經新聞」的なエゴに過ぎない。


最初に掲げた産経の記事も、あたかも中国が沖縄への主権を主張した後で、照屋氏がそれに同調するかの様にブログが更新されたと、誤解させる様な恣意的な書き方になっている。

時間軸では、照屋ブログの方が先だったという。


米国隷属主義者ほど、沖縄自身の感情は無視され、内面は感じ取らず、沖縄を自分達の植民地としてしか見ようとしない傾向が強い。

そして、沖縄内部からの独立の声には、罵倒を浴びせる。


そんな奴らの空騒ぎで、安倍晋三の突出が支えられているのだ。



いまや、海兵隊が沖縄に駐留する意義も理由も存在しない。

中国は、アメリカに取っての「強襲上陸」して戦う可能性の有る仮想敵国ではなくなった。

むしろ、経済的存在を認めざるを得ず、それならば共存して行こうという関係に変わって来ている。

というより、更に突っ込んで言えば、米国に取っての東アジアに於ける最重要国は、日本ではなく中国になってしまっている、と言う現実を見極める必要があるのだ。

しかも、日本は植民地であった。

米国に取って都合良く利用する「浮沈空母」で有り、かつ便利な「財布」に過ぎなかった。

その存在意義は依然として変わらない。


しかし中国は植民地ではなく、米国と対等の主権独立国である。

その分、好き勝手な事は出来ず、しかも総体としての経済力の大きな、軍事的にも無視出来ない存在である以上、共存を模索するしかない。


そんな地政学的変化のなかで、沖縄が米軍基地で有り続ける必要性とその価値は相当に低下している。



▶米政府と来月交渉 ハワイ知事、在沖海兵隊受け入れ(琉球新報/見出し)

>県議会会派、県民ネットの奥平一夫氏ら県議4人は7日(日本時間8日午前)、在沖海兵隊受け入れの用意があると表明している米ハワイ州のニール・アバクロンビー知事と同州庁舎で会談した。

>アバクロンビー知事は6月中旬にも米国防総省などを訪ね、ハワイでの海兵隊受け入れについて交渉する意向を示した。

>奥平氏によると、同知事は「(自らが米政府と交渉し)日米両政府の協議に影響を与えたい。海兵隊を受け入れることはいつでも可能だ。沖縄に過重な負担がある現状を継続すべきではない」と強調。ヘーゲル米国防長官らと会談する考えを示した。

>ハワイを訪れたのは県民ネットの奥平、玉城義和、新垣清涼、山内末子の4氏。

>アバクロンビー氏が受け入れを表明していることについて真意を確認し、在日米軍再編の打開策を探る目的で訪問した。奥平氏は「アバクロンビー氏は沖縄の過重な負担を理解しており、仲井真弘多知事といつでも会う用意があるとのことだった。沖縄側からも行動を起こしていきたい」と述べた。
【琉球新報/5月9日(木)10時0分配信】



事ここに至って、日本政府が米軍を沖縄に引き止め続ける、正当な根拠はもはや無い。

ただただ、米軍関係の利権を維持したいだけで、沖縄県民にままでと同じ苦しみを押し付け続ける権利が、日本政府に有るのだろうか。


沖縄の人々は、同胞である。

唯の同胞ではなく、本土出の陸上戦を水際で食い止めてくれた同胞である。


そして、その後のサンフランシスコ条約に因る生け贄に差し出された。

東西冷戦の時代に有って、曲がりなりにも経済的発展を追求出来たのも、一重に沖縄の犠牲の上に成り立っていた。


本土の日本人は、沖縄に対して足を向けては寝られないのだ。

その「同胞」沖縄人は、必要の無い海兵隊を無理矢理引き止められて、基地郊外を甘受させられ続ける。

辺野古の珊瑚礁の海は埋め立てられ、削り取られる。

あいも変わらず、米軍基地の「経済効果」を過大に宣伝され、基地が去ると自立出来ないと思い込まされた本土人に、基地を押し付けられ続ける。

そのうえで、頼み込んで駐留を続けてもらう海兵隊員に、「風俗へ行け」と勧める。

「戦争と売春とは付き物」と石原慎太郎は言い放った。

翻訳すると、「沖縄には基地を置き続け、基地周辺には売春施設が無くてはならない」と言っている訳だ。


こんな馬鹿にされた扱いを受け続けて、それでも「日本人」で居続けてくれるのなら、私は一人の日本人としてこんなに嬉しい事は無い。

「ちゅらさん」の島々と海と優しい人々は、日本の一部で有り続けて欲しい。


しかし、沖縄自身が望むなら。

「もううんざりだ」
「いい加減にしろ」

と感じて、元に戻れない程に煮詰まっているのなら。

なにも我慢する必要等ない。

迷う事等いらない。


独立すれば良い。

そして、自立出来る為に、ありとあらゆる援助と補償とを、ヤマトに請求すれば良い。



決めるのは、ウチナンチュの、あなた方だ。


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コート・ダジュールの拠点ニースの周辺は歴史と美の宝庫だ。ミュージアム<No.2>【日曜フォトの旅】

2013-05-12 22:41:25 | 旅行とレジャー
先にご紹介した『サン・ポール・ド・ヴァンス』の町の入り口近くに、『マーグ財団美術館』がある。



     
     『マーグ財団美術館』礼拝堂



フランドル(オランダ・ベルギー)人で、第一次大戦で孤児となり、兄と妹と共に南仏に移り住んだ『エメ・マーグ』は、ニームでリトグラフィーで学位を取って、1936年カンヌに画廊を開設した。

交友関係を結んだ『ボナール』と『マティス』との作品を中心に、現代美術を紹介する役割を果たし、『ブラッル』『ミロ』『カルダ-』『ジャコメッティー』等を世に送り出す事に貢献した。

更に、次の世代の『ケリー』『タピー』『シリダ』『リオペル』『ウバック』などの若手をも育てた。


いつの間にか、現代美術に於ける世界的著名な画廊の主になっていた。

その後次男ベルナールが亡くなった1967年、彼は妻と自分の名を冠した財団を創設する。

『マルグリット・アンド・エメ財団』である。

そこに、彼が個人的に収集していたコレクションを展示公開する事にした。

その後、残った息子『アソリアン』が、財団に出版部門を付け加え、現代のリトグラフ作家達の作品を出版する様になり、その為のギャラリーもオープンした。

今では、財団は毎年20万人の訪問者を持つ、現代美術の殿堂となっている。

所蔵品は多岐にわたる。

ジャコメッティの彫刻が52体。

フアン・ミロの主たる作品が140点以上。

更に、ボナール、ブラック、シャガール、レジェール、カンディンスキー、カルダーなど、有に500点以上の作品と、15千点を越えるデッサンや下書き等を所有している。



     



     



     
     『驚くべき美貌を持つ女性の到来を告げる紅い羽の鳥』
     「フアン・ミロ」1972年



     
     『人物』「フアン・ミロ」1972年



     
     『支え』「カルダー」1963年



     
     『人物』「フアン・ミロ」1970年



     
     『鳥の愛撫』「フアン・ミロ」1960年



     
     『頭』「アッサン・スマティ」2009年


     



     
     『無題』「ジャメル・タター」2009年



     
     『ピンク・フラミンゴ』「アッサン・スマティ」2009年



     
     『女と鳥』1967年「フアン・ミロ」(前)
     『人物』1967年 (中)
     『陛下』1967年 (後)



     
     『裸の背中、起立、黒い両脚の間、設計図』
     「ベルナール・デュフール」1922年



     
     「ジャコメッティ」



     
     『頭像』「ジャコメッティ」



     
     『歩く男』「ジャコメッティ」



     
     『人生』「マーク・シャガール」1964年



     
     『アトリエ VI』「ジョルジュ・ブラック」1951年~52年



     
     『夏』「ピエール・ボナール」1917年



     


































































以下は、この地に残っていた礼拝堂。

壁には『ラウル・ユーバック』のレリーフが飾られている。



     
     『壁』「ラウル・ユーバック」1958年



     



     
     『十字架とロザリオ』「ラウル・ユーバック」1963年



     
     『白と紫の鳥』「ジョルジュ・ブラック」1962年


これらのステンド・グラスは、ユーバックとブラックの原画を下に、ランスのアトリエ・シモンにおいて『シャルル・マルク』により、製作された。



     




ここ『サン・ポール・ド・ヴァンス』は、村だけ訪れて帰ってしまう事が多いが、村の直ぐ下の林の中のこの美術館は、是非とも訪れて欲しい。

普段見慣れない現代美術にふれて、その実際の雰囲気に浸れる絶好の環境である。




コメント (4)
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「小沢氏がこれほどひどいとは」民主党“大反省会”/菅直人よヘソを噛んで死ぬがよい!【週末一口時評】

2013-05-11 21:44:30 | 政治と社会
【一口時評】


「小沢氏がこれほどひどいとは」民主党“大反省会”(ANN/5月12日(日)0時45分配信)

>民主党・菅元総理大臣:「(小沢氏は)自分の政治的影響力が一番大きくなるには何を言えばいいかと、それがすべての判断基準になっている。(政権交代前から)傾向は分かっていたけど、これほどひどいとは思わなかった」

◇カンカラ缶の空っぽの中味は<有毒ガス>が充満していた。己の臍でも噛んで死んでしまえ。


<民主党>公開反省会開く 菅氏「もう首相やりたくない」(毎日新聞/5月11日(土)21時23分配信)
▷誰がやらせるものか。大馬鹿野郎!

火星への片道切符、申し込みは7万8千人以上(CNN.co.jp/5月11日(土)14時32分配信)
▷誰か菅直人に無料提供してあげて!

反省会でも批判に力点=自民・官僚に「責任転嫁」―民主(時事通信/5月11日(土)20時7分配信)
▷「反省」する能力すら、持ち合わせて居りませぬ。



女性監禁のカストロ容疑者に死刑求刑を検討(スポーツ報知/5月11日(土)7時3分配信)

>検察当局者は9日の予備審理後に「人間の行為として最悪である犯罪には、死刑が必要だ」と、罪状を追加する方針を明かした。

◇死刑廃止論者はなんと言うのだろうか。


米女性3人監禁事件、戦慄の10年間(AFP=時事/5月11日(土)11時46分配信)
▷コメントの言葉も無い。。。



旭日旗使用の伊メーカー、韓国から抗議受け「嫌なら使うな」(サーチナ/5月10日(金)11時52分配信)
◇しごくまとも。


パク・オバマ両大統領「握手」写真、合成ではなく並べただけ=韓国(サーチナ/5月11日(土)9時28分配信)
▷「画像合成技術は北朝鮮以下だ」という皮肉も飛び出したという…むべなるかな。

大統領府報道官がセクハラ…朴大統領の外交デビューに汚点=韓国(サーチナ/05月10日(金) 13時54分)
▷コメントのしようが無い。。。

<韓国大統領府>報道官セクハラ疑惑、事態収拾に躍起(毎日新聞/5月11日(土)10時55分配信)
▷ストロース=カーンは罠だったが、こっちは。。。

<韓国大統領府セクハラ>報道官疑惑否定 腰に触れただけ(毎日新聞/5月11日(土)19時29分配信)
▷女子従業員を呼びつけた時下着姿で待ってたのに?

【韓国BBS】韓国が日本の後を追うのはなぜ?「コピー国だから」(サーチナ/05月07日(火) 13時15分)
▷素直すぎて気味が悪い…。

米韓、見えない出口戦略=朴大統領の「対話」路線も不透明〔深層探訪〕(時事通信/5月11日(土)8時29分配信)
▷韓国が日本を公然と無視し始めた事は確かだ。

そうだったんだ!韓国人も実はこんなに日本製品が大好きだった―中国報道(新華網/5月10日(金)0時15分配信)
▷中国人に見透かされてる。

<日韓>関係改善へ第1回「未来対話」 歴史問題に温度差(毎日新聞/5月11日(土)22時49分配信)
▷この「差」は永久に埋まらない…。

「火星移住計画」、締切3か月前の中国人応募者は1万人以上に(新華網/5月11日(土)15時59分配信)
▷うはっ。5億人くらい行ってくらはい。

女性司会者が「中国人への敵意むき出し」発言、現地中国人から怒りの声―スペイン(新華網/5月10日(金)19時25分配信)
▷「中国人が大量に押し寄せ、スペイン人が追い出され、今ではすっかり占領されてしまった」と中国人をまるで弊害のように扱った・・・世界中でその通りなんだけど…。


日本を集中討議=独財務相(時事通信/5月11日(土)23時23分配信)
▷ワイトマン・ドイツ連邦銀行(中央銀行)総裁も、日本に対して金融緩和とともに構造改革を行うよう要求した・・・「要請」じゃ無く「要求」かよ!

参院:川口・環境委員長の解任を可決 常任委員長では初(毎日新聞/2013年05月09日 東京夕刊)
▷安倍自民党の「おごり」を見る。

猪瀬知事「ツイートが2万回を超えました」 でも今週はツイートが激減…(産經新聞/5月11日(土)21時54分配信)
▷2万回も恥を曝した訳だ。

駐日トルコ大使に謝罪=五輪招致不適切発言で―猪瀬都知事(時事通信/5月10日(金)16時54分配信)
▷恥のワン・ノブ・ゼム。気にしない気にしない。

<維新の会>橋下氏厳しい現状認識「年内消滅もあり得る」(毎日新聞/5月11日(土)21時42分配信)
▷おや、たまには本当の事も言う。早く消えて!

維新は選挙屋、このままでは消滅…橋下共同代表(読売新聞/5月11日(土)20時41分配信)
▷正しくは『デマゴーグの選挙屋』

安倍首相発言「国益損なう」=民主・前原氏(時事通信/5月11日(土)20時44分配信)
▷コメントする言葉も無い。

松井・維新幹事長、安倍首相に理解 「侵略」の定義づけめぐり(産經新聞/5月10日(金)14時42分配信)
▷馬◯が◯鹿を庇う。

<中国外交部、「日本が実際の行動でアジア隣国、国際社会の信頼勝ち取ること望む」/a>(新華網/5月11日(土)16時10分配信)
▷「それ、OKが出たぞ。改憲だ!核武装だ!徴兵制だ!」(アベシ)

<安倍首相>南こうせつコンサートに出演 「度胸で」熱唱(毎日新聞/5月11日(土)20時41分配信)
▷なんとまあ、はた迷惑な(>_<)「こうせつ」さんは以前原発反対を行ってたよねえ。

96条先行改正こだわらず=自民幹事長、公明に配慮(時事通信/5月11日(土)20時30分配信)
▷えっ、9条と同時!?

<首相>「96条無理せず」 参院選への影響考慮(毎日新聞/5月11日(土)9時46分配信)
▷「どうせ参院でも2/3を取るんだから、選挙の後で十分」(アベシ)

普天間・原発、政権とそご=自民地方版公約、TPPは決着(時事通信/5月11日(土)16時51分配信)
▷あはっ。じゃあ「普天間・原発」も参院選後には決着ね。

<山口公明党代表>96条改正「参院選争点、ちょっと無理」(毎日新聞/5月10日(金)19時55分配信)
▷おや、争点にせず隠して選挙ですか。

憲法改正について進次郎氏「被災地の方には響かないだろうな」(産經新聞/5月11日(土)15時58分配信)
▷「だいっ嫌い!このガキが一体何をしてくれたって言うのよ」(マツコ・デラックス)

橋下市長、市バス受け皿社長公募せず…天下りも(読売新聞/5月11日(土)15時29分配信)
▷公募すりゃ「トンデモ区長」公募しなけりゃ「天下りシャチョー」って。

自民党幹部相次ぎ沖縄入り 普天間「県外移設」の県連を説得へ(産經新聞/5月11日(土)12時15分配信)
▷ところで、沖縄はいつ独立するんだろう?

川口順子氏が死守した「国益」 そして民主党は「ブーメラン」を投げた(産經新聞/5月11日(土)11時26分配信)
▷自民党の都合を産経では「国益」と表現するらしい。なるほろ。

マニフェスト原案 肝心の憲法・TPPなし “決められぬ民主”重症(産經新聞/5月11日(土)7時55分配信)
▷党最後の選挙なんだから、許してやりなよ産経さん。

憲法改正への姿勢を明確に…民主地方組織が不満(読売新聞/5月10日(金)20時37分配信)
▷良いじゃ無いの、どっちでも。どうせ最後の選挙なんだしさ。

11月3日を「明治の日」に 維新議員が提案、官房長官期待感(産經新聞/5月11日(土)7時55分配信)
▷およっ。じゃあ125日も祭日が出来る??

阿部氏、みどりに合流打診(時事通信/5月10日(金)20時9分配信)
▷魑魅と魍魎とが互いを求め合う…ぎゃああー。

若者雇用促進へ提言案=政府(時事通信/5月10日(金)19時47分配信)
▷非正規として雇用でしょ。

<参院選>佐賀県農政協議会、自民新人を一転推薦(毎日新聞/5月10日(金)19時31分配信)
▷かくしてJAの各個撃破は進む。

<日本維新の会>独自法案10本準備…みんなと調整進まず(毎日新聞/5月10日(金)19時29分配信)
▷そりゃもう。腹黒いド素人集団と、腹黒い落ちこぼれ達だもん。

改憲「最初は慎重に」=参院選争点は生活・経済―安倍首相(時事通信/5月10日(金)18時17分配信)
▷直後から一気呵成に。

96条先行、自民に慎重意見=「国民置き去り」「丁寧な説明を」(時事通信/5月10日(金)17時52分配信)
▷「丁寧に説明」して「国民を巻き添えに」戦争国家へ一目散。

首相夫人フェイスブックに批判=韓流公演を鑑賞(時事通信/5月10日(金)14時43分配信)
▷馬◯夫のドジは賢妻が尻拭い。

上告中の石川知裕議員、17日にも辞職願提出へ(読売新聞/5月10日(金)13時56分配信)
▷17日は告別式。

台湾に「沖縄の頭越しで大盤振る舞い」知事批判(読売新聞/5月10日(金)13時44分配信)
▷ところで、沖縄はいつ独立するんだろう。

「選挙資金不足」維新が久野氏の公認撤回へ 参院千葉選挙区(産經新聞/5月10日(金)12時18分配信)
▷所詮は維新は家元制度。

「首相は国家主義者でない」 公明幹事長、米議会報告書に反論(産經新聞/5月10日(金)11時23分配信)
▷本人が反論しろよ!

報告書、米公式見解でない=岸田外相(時事通信/5月10日(金)10時13分配信)
▷報告されちまったんだよ。

円安、株価…「アベノミクス順調に進んでいる証し」 市場反応に官房長官(産經新聞/5月10日(金)11時0分配信)
▷「国際投資家が順調に儲けている証し」(シロアリ官房長官)

96条先行改正に理解=谷垣法相(時事通信/5月10日(金)10時57分配信)
▷あの人は今。。。

復興予算流用、早急に調査=返還も含め対応―根本復興相(時事通信/5月10日(金)10時47分配信)
▷「返還」? 出来るもんならやってみやがれ。

マイナンバー法案が衆院通過 特需1兆円超でIT企業ら、はや争奪戦(産經新聞/5月10日(金)7時55分配信)
▷「日本企業では技術的に足りないので海外企業に発注もあり得る」と菅官房長官は宣えリ。(さあーどう言う意味でしょうねえ…)

民主は協力せず…小沢氏、参院岩手で独自候補
▷あーよかった。民主なんかに協力された日にゃあ、穢れる。

「4大臣会議」で意思決定=安保補佐官を常設―NSC法案(時事通信/5月9日(木)21時5分配信)
▷かくして日本の外交と安全保障とは「四馬鹿大将」の手に委ねられた。



福島第2原発大規模訓練 背景に内部構造が世界中に知られたこと(FNN/5月11日(土)21時52分配信)

◇内部構造がバレようが何しようが、北からミサイルが命中したら一巻の終わり。





【今週の<新党モフモフの生活>】



     
     見た。



     
     うん。見た。



     
     僕も見た。



     
     見たぞ。



     
     しかと。
 


     
     ハッキリ見た。



     
     そう。見た見た。



     
     見たね。ウン見たよ。



     
     六つのマナコでしっかり見た。オザニャンの元気な姿を!



     
     私オザニャンは、安倍政権の非道ぶりをハッキリ見届けました。












コメント (2)
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平和条約“不要論”も…ロシアは日露首脳会談をどう見たか/ 確かに。ロシアには不要!?【週末一口時評】

2013-05-04 21:26:09 | 政治と社会
【今週の世界】


※5月4日イスラエルがシリアを空爆!


     




※5月4日ベルギーで列車事故。脱線後爆発し、化学物質で2人死亡4人負傷した。


     


     




※「シャネル特別展」5月5日開会。ココ・シャネル本人のメモや資料から、世界で最も名高い香水『シャネル5番』の製作過程の状況が一部明らかに。


     




※5月1日、欧州各地でメーデーのデモ行進が見られた。


     
     ミュンヘン


     
     アテネ




※5月2日国連食糧農業機関は、北アフリカのソマリアで2010~12年に約26万人が飢餓のため死亡したとの報告書を発表した。半数は5歳未満の幼児。


     




※4月28日沖縄で「主権回復の日反対大集会」が開かれた。


     
     『屈辱の日』





【一口時評】


安倍首相、トルコ首相と原子力協定で合意 原発輸出へ(AFPBB/5月04日 10時38分)
「事故を起こしたというのは不完全な技術で、自分の国の事故の収拾もつけられない未熟な技術を、恥もなく、外国に売りつけようとするのは、ひどいよね。」と老母。(@misaki_tk 美咲/2013年5月4日 - 11:10)


日仏企業が原発受注へ=トルコとも原子力協定(時事通信/5月3日(金)21時38分配信)
▷事故時の復旧作業と被害補償などを、日本が引き受ける条項でも入ってるんじゃないか!?

7月に審議参加、関係国に要望…甘利TPP相(読売新聞/5月4日(土)21時47分配信)
▷???

TPP7月会合の延長要請=「実質議論」の日程確保―甘利担当相(時事通信/5月4日(土)21時38分配信)
▷「日本が冒頭から参加できない場合にも実質的な議論には参画できるよう」って??

TPP、決断の速さ強調=民主は「2年かけて結論出ず」―茂木経産相(時事通信/5月4日(土)11時33分配信)
▷自民党と違い全員が<売国奴>では無かったって事かな。

北方領土買い戻そうとした=小沢氏「ソ連が提案」(時事通信/5月4日(土)21時45分配信)
▷ゴルビーは酔っぱらってて「返すよ」といって同席の秘書官に静止された。

堀江氏、小沢代表と初対談 政権交代を評価、助言も(朝日新聞/5月4日(土)21時36分配信)
▷ツイッターで気がついていたが、この司会で茂木健一郎氏が案外馬◯な事を確信した。

民主は改憲・護憲派に分裂を=生活・小沢氏(時事通信/5月4日(土)20時14分配信)
▷民主党残党にそんな才覚の有る議員など居るもんか。

露・中東歴訪終え帰国の首相、持参した小説は…(読売新聞/5月4日(土)20時36分配信)
▷事実より余程平凡だった。

日本の「食」をベトナムへ=共同で作業チーム―農相会談(時事通信/5月4日(土)18時16分配信)
▷「原発買う決断するまで、当座は日本食品で汚染させてやる」だろか。

公明代表「一線越える」 集団的自衛権 行使容認を牽制(産經新聞/5月4日(土)7時55分配信)
▷改憲した後に「我々はちゃんと反対していた」って言い訳出来る様な証拠ね。

公明山口代表、集団的自衛権行使は「一線を越える」(産經新聞/5月3日(金)19時29分配信)
▷「一線越えるんなら、ちゃんと籍入れてくれなきゃ嫌よ。連立じゃ無くてこれからは<自民党>ね。」

なぜ民主応援するのか 連合が初の組合員向け冊子(産經新聞/5月4日(土)7時55分配信)
▷「自民よりうんと騙しやすいからに決まってるだろ」(米倉ケーダンレン会長)

憲法96条改正 NHK討論番組 自・維・み 「推進」で一致(産經新聞/5月4日(土)7時55分配信)
▷テレビの前で高らかに「ルビコン河を渡った」ね。

首相「五輪招致、フェアプレー精神で」(産經新聞/5月4日(土)7時55分配信)
▷日本側からそれ言うか!?

トルコに原発輸出へ 首脳会談、三菱重に交渉権 官民一体、福島事故後、初(産經新聞/5月4日(土)7時55分配信)
▷あっ、そーか! 原発買ってもらう為に「オリンピック譲った」んだ。

<首相>農業は成長戦略の柱 96条「維新、みんな協力を」(毎日新聞/5月3日(金)23時20分配信)
▷そっ、日本農業は米巨大農業資本の成長戦略の柱ですから、TPPに参加致します。

<安倍首相>イスタンブール開催なら「万歳」 エール送る(毎日新聞/5月3日(金)21時28分配信)
▷ばっ、ばんざいって…。世界中が・・・。

「誰より先にイスタンブール万歳」首相がトルコにエール 五輪招致(産經新聞/5月3日(金)19時11分配信)
▷誰より先に「天皇陛下万歳」って唱和してたしね。

五輪招致へ心機一転=他都市批判「過去の話」―猪瀬都知事(時事通信/5月2日(木)19時47分配信)
▷五輪誘致が過去の話。

「首相は憲法順守を」=海江田氏(時事通信/5月3日(金)18時22分配信)
▷何を言っても痛いなあ、この人(苦笑)

企業の保育所参入の認可を 厚労省、都道府県に要請へ(産經新聞/5月3日(金)7時55分配信)
▷TPP後は外資になり、保育料は10倍になります。

不妊治療助成「39歳以下に」 厚労省検討会が議論(産經新聞/5月3日(金)7時55分配信)
▷それって、もしかして人権無視? だから改憲したいんだ。

「国民の憲法」要綱 読者の声200件超 8割が賛同・激励(産經新聞/5月3日(金)7時55分配信)
▷『産経』の大いなる幻想。誇大妄想自画自賛。消滅直前七転八倒。

参院選 震災復興、TPPで論戦へ 改憲勢力の伸長焦点(河北新報/5月3日(金)6時10分配信)
▷改憲が前提の論調は、全国紙もローカル紙も足並み一致。

国会議員の数を減らすと、政治は良くなりますか?(読売新聞/5月2日(木)19時0分配信)
▷およよ。読売が「日付」以外で正しい事書いてるの、始めて見た!

全財産没収を防止=「経営者保証」、指針策定へ―金融・中小企業庁(時事通信/5月2日(木)18時22分配信)
▷東電旧経営陣の全財産を没収してくらはい。

(きそからわかる黒田緩和:2)住宅ローン金利、今後どうなる?(朝日新聞/5月2日(木)16時0分配信)
▷TPP後は、貴方のローンは債券化されて投機会社に売却されるかも。どーする?

維新の都構想を問う…堺市が住民投票 市長選と同日実施で検討(産經新聞/5月2日(木)13時14分配信)
▷そもそも「大阪都」って、何をしたいの??

「参院選後に改憲勢力」 首相、3分の2確保意欲(産經新聞/5月2日(木)7時55分配信)
▷日本終了宣言。

平和条約“不要論”も… ロシアは日露首脳会談をどう見たか(産經新聞/5月4日(土)7時55分配信)
▷確かに!

民主が11日に「大反省会」 菅、枝野両氏の「教育の場」(産經新聞/5月1日(水)17時52分配信)
▷コイツら教育してどーすんの!?

米軍攻撃されたら「自衛隊もやるべきだ」 民主・細野氏(朝日新聞/5月1日(水)16時22分配信)
▷路チューを!?

集団的自衛権の行使、民主・細野幹事長が容認(読売新聞/5月1日(水)9時24分配信)
▷ほほおー。

憲法9条「誰が読んでもおかしい」 上田知事が改憲支持 埼玉(5月1日(水)13時41分配信)
▷お前がおかしい。

<メーデー>雇用確保訴え…大阪でも集会(毎日新聞/5月1日(水)13時40分配信)
▷連合が! メーデーは神聖な労働者の祭典だぞ。茶化すんじゃない!

小泉進次郎氏、民主・前原氏らと訪英へ(読売新聞/5月1日(水)8時58分配信)
▷えっ!? 婚前旅行?? でも以外と似合いのカップルかも(^^;)

沖縄視察で橋下氏「現状をどれだけの国民が認識しているか(産經新聞/5月1日(水)7時55分配信)
▷その結果が下地と組んで「普天間の辺野古移転」かよ!

首相 いつ公邸入居? 就任4カ月、続く“通勤”(産經新聞/5月1日(水)7時55分配信)
▷豚舎の臭いが消えるまで、って。

「安倍首相は大きな間違い」=民主・野田氏、定数削減の履行迫る(時事通信/4月30日(火)22時38分配信)
▷野田の存在も完全な間違い。

「立派に育った」首相、訪露の父が植えた桜観賞(4月30日(火)19時9分配信)
▷「完全に狂った」草葉の陰、心残りの不肖の息子。

介護保険、軽度者向けサービス見直しへ(読売新聞/5月5日(日)3時1分配信)
▷安心しな、公費負担はTPPまでだ。もう少しの辛抱だぜ。

「資金洗浄」「ヤクザ」「依存症」大丈夫か…維新主導の「カジノ合法化」(産經新聞/5月4日(土)22時31分配信)
▷ハッキリ言って「専売特許」だから。

尖閣接続水域、中国の海洋監視船3隻が航行(読売新聞/5月4日(土)19時55分配信)
▷アベちゃん「機雷」でも設置したら?『専守防衛』でしょ。


<ダンゴムシ>謎の習性を女子中学生が学会発表へ セーラー服の生物学者(毎日新聞/5月4日(土)17時25分配信)
◯武装国家に憧れてるジジイ供より、遥かに素晴らしい日本人!




【今週の<新党モフモフの生活>】


     
     こら! 果報は動いて待て。


     
     えっ? えっ! えっ? えっ! ええー、オザニャンが…!?



     
     私がオザニャン<1号>です!


     
     私はオザニャン<2号>だ!


     
     私がオザニャン<3号>です!


     
     私はオザニャン<4号>だだだ!



《モフモフ・サポーター》


     
     ごほっ! ごほっ!! ごほっ!!!


     
     おまいら勝手に遊んでろ。わしゃ寝る!



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世界に類を見ない『平和憲法』を捨て去る為の、最後の憲法記念日を祝す。

2013-05-03 22:59:46 | 日本人の意識と精神構造
施行67年にして葬り去られる事になった、『日本国憲法』は、今年を最後に記念日を迎える事は無くなった。


このブログで、再三書いて来たが「人間」はお互いに殺し合う動物である。

捕食目的以外で、同種で殺し合う、極めて希な生物である。


その希少種で有る「霊長目ヒト族ヒト科ヒト」の存在の歴史の中で、『唯一』戦いを放棄した。

それが『日本国』でありました。


勿論、戦勝国アメリカの意向で「再軍備を禁じられ」た賜物であり、朝鮮戦争の為に「警察予備隊」が創設させられ、『自衛隊』と改組し、なし崩しで「海外派兵」まで行っているとはいえ、その『第九条』は未だに燦然と輝く、人類史上の偉大な例外である。

日本が人類史に誇る、珠玉の精神であった。

今年までは。



▶憲法記念日 改正論議の高まり生かしたい(5月3日付・読売社説)

きょうは、日本国憲法が施行されてから67年目の憲法記念日。日本の内外情勢は激変したにもかかわらず、憲法はまだ一度も改正されていない。そんな憲法の在りようを考える機会としたい。

◆まずは発議要件緩和を◆

憲法改正論議の根底にあるのは安倍首相が指摘するように、「日本人は自身の手で憲法を作ったことがない」という事実である。

戦前の大日本帝国憲法は天皇の定めた欽定きんてい憲法だ。現行憲法は占領下、連合国軍総司令部(GHQ)の草案を基に制定された。

国民自ら国の基本を論じ、時代に合うよう憲法を改正するという考え方は、至極もっともだ。読売新聞の世論調査でも1993年以降、ほぼ一貫して憲法改正賛成派が反対派を上回っている。

憲法改正の核心は、やはり9条である。

第2項の「陸海空軍その他の戦力は保持しない」は、現実と乖離かいりしている。「自衛隊は軍隊ではない」という虚構を解消するため、自衛隊を憲法に明確に位置付けるべきだ。

憲法の改正要件を定めた96条も主要な論点に浮上してきた。

自民党だけでなく、日本維新の会やみんなの党も96条の改正を公約している。参院選後の連携を図る動きとしても注目される。

この機を逃してはなるまい。

96条は、憲法改正について衆参各院の総議員の「3分の2以上」の賛成で国会が発議し、国民投票で過半数の賛成を得なければならないと定めている。

世界でも改正難度の高い硬性憲法と言えるだろう。GHQは、日本で民主主義が確立するには時間がかかると考えたようだ。

自民党の憲法改正草案は、96条の「3分の2以上」という要件を「過半数」と改めている。

国会が改正案の発議をしやすくなるだけで、最終的にその是非を決めるのは国民投票であることに変わりはない。

民主党は改正手続きよりも、どの条項を改めるかという内容の議論が先だと言う。だが、自民党などは既に具体的な改正方針を国民に示している。民主党こそ憲法改正について論議を尽くし、党としての見解を明らかにすべきだ。

◆必要な衆参の役割分担◆

衆院と参院の役割を見直すことも、喫緊の課題である。

衆参ねじれ国会の下で、「強すぎる参院」の存在がどれほど国政を停滞させてきたか、与野党とも痛感しているはずだ。

解決策の一つが、59条2項の改正だ。参院が衆院と異なる議決をした法案は、再び衆院で「3分の2以上」の多数で可決すれば成立する、という現行の規定を「過半数」に改めればよい。再議決による法案成立が容易になり、衆院の優位性もより明確になる。

自民党の憲法改正草案がこれに言及していないのは疑問だ。


2000年に参院議長の私的諮問機関が、衆院での再議決要件緩和のほか、参院の首相指名権の廃止など憲法改正も伴う改革案をまとめた。

参院の権限を縮小し、政権から距離を置く。今でも十分、検討に値する。

「1票の格差」是正のための選挙制度改革も、衆参の制度を同時に見直すべきだろう。

衆院と参院がどういう機能を分担すればよいか。望ましい政権を形成するためには、どう民意を集約するか。そうした観点から選挙制度を検討する必要がある。

【5月3日01時05分 読売新聞】




昨今、巷では「改憲論議」に余念がない。

自民党政府のみならず、日本維新の会も、みんなの党も、多分公明党も現実的には、憲法を変える事を前提の姿勢が目立つ。

自民党の憲法草案は、多くのメディアで語られているので、ここでは触れない。

しかし、国営テレビを筆頭に、あらゆる電波と紙のメディアが「改憲」を推進すべく論調を張っている。



憲法は、国家の概念の表現である。


現行憲法では、「総ての公務員は憲法を遵守」する事を求めている。

国民が『憲法を守らなければならない」とは、何処にも表現されていない。


国家の思想を形づくり、「公務員」はその国家の思想体系を遵守して国家の運営に当たらなければならないと、規定するものが「日本国憲法」である。


その憲法が、国家の思想として『不戦』を謳う。

人類史上唯一の例として、戦争行為を否定する国家思想を、日本国に求めている。

政治家も、公務員である。

官僚も、公務員である。


ところが今日、憲法の遵守を義務づけられている「公務員」が、その憲法の遵守を拒否している。


そして、「その」憲法の安易な改悪を防ぐ為に、第96条が定められている。

衆参両院の夫々に2/3以上の賛成を求めるという、ハードルを高く設定しているのだ。

その、96条を変えようと言う、実に姑息な事を考えついたのだ。




先の総選挙で、日本の国民は「自民党+公明党」を選択した。

圧倒的多数で。

自民党総裁は安倍晋三であった。

つまり、日本国民は<圧倒的多数>で安倍晋三を『内閣総理大臣』に推戴した。

言い換えると、憲法の遵守を拒否している政府を、国民が選んだのだ。

つまり、日本国民は『現行憲法』を否定し去る準備を整えたのである。


そして、来る参議院選挙でも「自民党+公明党」は圧倒的勝利を約束されているらしい。

つまり、そのような安倍晋三を国民の多くが支持しているらしいのだから。

マスコミの思惑通りに自公が「2/3」の議席を占めてしまえば、改憲は規定事実となる。

公明党は「改憲には慎重」などと見せかけているが、国民の幸せより、国民の平和より、何より政権与党で居る事が存在意義となっている公明党に、自民党と袂を分って、改憲に反対する筈は無い。


万一何かが違って参院で「2/3」の議席を確保出来なかったときの為に、先ず『96条の改悪』を言い出しているのだ。



▶96条改正すべきは56% 日本JC(産経/見出し)

>若手経営者らでつくる日本青年会議所(日本JC)が全国の会員約2300人に行ったアンケートで、86・4%が「現行憲法に対して問題を感じる」と回答、憲法改正手続きについて定めた第96条については58・6%が「厳しいので緩和すべきだ」と答えた。

>調査は4月26日から30日にかけて実施。「現行憲法に対して問題を感じるか」との問いに「感じる」56・8%、「少し感じる」29・6%で、「感じる」と答えた会員が「感じない」9・4%、「興味がない」3・9%を大きく上回った。

>自衛隊を「国防軍」とする是非にも58・4%が「賛成」で「反対」19・9%を上回り、衆参両院の総議員3分の2の賛成の後、国民投票の過半数の賛成で憲法改正となる改正要件についても「厳しいので緩和すべきだ」が58・6%で「現状のままでいい」30・9%よりも多かった。

>現行憲法に問題があると答えた約2千人に複数回答で具体的な欠陥はどこかをたずねたところ、1373人が「諸外国からの武力行使、領土・領海侵犯に対応するために9条を改正」、1194人が「自然災害、テロ攻撃に備えて国家非常事態対処条項を追加」すべきだとそれぞれ答えた。
【msn産経ニュース/5月3日 21時08分】




戦後は終わった。

『過ちは二度と繰り返しません』という感覚を持った日本人は、存在しなくなった。

国民の精神風土が、国家哲学を形成するのだとすれば、20世紀の終わりで『平和国家日本』の存在は消滅したようだ。


>憲法改正手続きについて定めた第96条については58・6%が「厳しいので緩和すべきだ」と答えた。


論理的思考が出来ないのだろう。

若手の経営者なる人種は、憲法を学級会のルール程度の認識で、自分の想い通りに簡単に変えていいものだと、考えるらしい。


平和を願った日本人は、去った。


「諸外国からの武力行使、領土・領海侵犯に対応するために9条を改正」

コンピューター・ゲーム世代は、戦争と言うものを、二次元でしか理解していないらしい。

ロケット弾やミサイルが飛び交い、生きた肉体が引き裂かれ、致死葺きが飛び散り、脳漿が飛び散って、命が抹殺され、家々は破壊され、自分も「敵を殺す」という事実を想像出来ないらしい。

勝ち負けは時の運。

勝ち続ければ、武器のレベルがどんどん高まり、破壊力がまして敵を粉砕出来る。

負ければ、リセット。

その程度の認識しか、無いらしい。

「若手の経営者」


戦中派の次の「戦後派」の更に子弟の世代でもあろうか。

要するに「三代目」。

戦争を体験した世代が去り、戦争直後の悲惨な社会に育った世代も前列から下がって、高度経済成長とバブルしか知らない世代。

唯でさえ、三代目で家は潰れると言われて来た。

そんな世代が、政治と経済とを担う様になって来た。


精神の格調など知りもせず、マネーゲームと勝ち負けだけが価値の基準で形成された人格。

そんな人格が、政治を担い、経済活動にいそしむ。


「平和」という崇高な抽象概念は、理解出来ない。

他人を犠牲にして、金を稼いだものが勝者であり、勝者のみが生きる権利が有ると、思い込んでいる世代。


平和と言う崇高な「形而上的世界」は認識できず、金銭という即物的「形而下的世界」しか知覚出来ない出来損ないが、祖国を滅ぼさんといきり立ち、見にくく顔を歪めて口から泡を吹きながら、「憲法改悪」を叫ぶおぞましい時代になってしまった。


日本が世界に誇った『平和憲法』は、今年の憲法記念日を最後に、葬り去られる。

おめでとう。


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