晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

ニュースあれこれ 日々雑感

2008-10-22 05:12:33 | 社会問題
私のブログは、「文章が長過ぎる」と感じる方が、多々いらっしゃるらしいのです。

従って、たまには徹底的に短く。
(言いたい事伝わるかな。。。)

● 小6男児、給食のパンを喉に詰まらせ窒息死

  NHK BSニュースによると、昨年<窒息>で救急車が出動した750余件のなかで、原因がはっきり分かっている560件程のうち、『餅』が77%、『ご飯』が56%、『パン』が44%だそうです。
『こんにゃくゼリー』は数件のみ。
早速<餅>と<ご飯>と<パン>を製造中止にしますか、野田聖子大臣ドノ?


● <3キロ引きずった>ひき逃げ殺人と、<女子高生>によるひき逃げ殺人
  
  唖然。。。
  いったい<日本人>は何処で何時から<こんな人間>になってしまったんだろう。。。
  ただただ悲しく、祖国の行く末が恐ろしい。


● 『定額減税2兆円』

  1億2千万人で割ると、国民一人当たり一万六千六百六十六円ナリ。
  無いより有った方が良いに決まってるけど、いったいそれで<景気の何に>役に立つんだろう。
  そういえば、公明党は<児童手当>とか、この手のポピュリスムしか無い政党だったよな~、昔から。


● 『高速道路平日も値下げ』

  <民主党>が高速道路通行料無料化をマニフェストにして、<自民/公明政府>は散々<財源が無い>って、攻撃してたよな~。
やっぱり、選挙に負ける事が避けられなくなってくると、<君子>ですら豹変するくらいだから<政治家先生方>は(恥も外聞もないって良く言われるけど)、良くやるな~。


● 橋下知事、2日続けてブチ切れ!

  「朝日が弁護士資格返上しろって言うなら、これから事実誤認とかやりゃすぐ廃業しろと。全員首切れと。もっと言うなら戦争責任だってある。いますぐ廃業しろって」と、時空をも超えて猛批判を展開した。(スポーツ報知より)

と、大言壮語しわめき散らしながら、<保育園の芋畑>を園児の見守る前で<高速道路>を通す為に強制執行!
この人の<人間性>がよく見えます。


● ヒマラヤで“雪男の足跡”、日本の捜索隊「撮影成功」力説

  面白い!
  こういうの大好きです。


● 『中日ドラゴンズ』が勝率5割そこそこでクライマックス・シリーズ第2ステージ出場

  負けた阪神ファン(らしい)多くの捨て台詞がらみの<疑問>の意見が飛び交っています。
  そのようなルールを決めちまった以上、仕方ないよなあ。
  負け惜しみはみっともないゼヨ。


● 『レイズ』リーグ優勝

  おめでとう!!
  最下位からの一気の頂点。
  こういうのも大好きです。


● WBC<星野監督デキレース>にイチローが反論

  良識ある人の意見は、もっと注目を浴びるべきです。


こんな感じで短く書くと、ドンドン行ってしまう。
この辺で、本日はお開きにします。

お互い、長生きするべきなのか、しない方が良いのか。。。

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「拝啓大統領殿」。。。『地球温暖化』へのパリ市民の視点が面白かった

2008-10-16 02:55:00 | フランスとヨーロッパの今日の姿
スッカッリ秋づいて来たパリを、メタボ対策もあって、歩け歩けで、毎日1万5千歩くらい歩いているのですが。。。

久しぶりの<秋晴れ>で、ついカメラ持参となりました。

やっぱり、パリは何と言っても『セーヌ河』。
という訳で、パリでも最もパリらしい橋の光景を一枚。




『アレクサンドル III世 橋とエッフェル塔』
ネ、パリらしいでしょ。


てなわけで、どんどん歩いておりますと、やや変わった(何となくピエロのような)動きで、通り行く人々に<何か>を配っている青年がおりました。

東京を歩いていると、<ポケット・ティッシュ>から始まって、いろいろのものを次々に手渡されました。

それらを、皆結構受け取っていましたが(私も<ティッシュ>は有ると便利なので積極的に自分から貰ったりして。。。)、ここパリでは、ほとんどと言って良いくらいに、皆無視して受け取りません。

そういう光景を常に<目>にしていると、配っている人が可哀想に思えて来て、ついつい受け取ってしまう私なのですが。
今回、うけとってみたら、何やら<絵はがき>のようでした。

時々、お芝居やコンサート、あるいは絵の個展などで、パンフの変わりに<絵はがき仕立て>で宣伝する事が有るので、これもその類いかとふと見ると、何やら水の溢れている地下室で溺れかかっている男性のシュールな絵で、何と既に宛先が書かれていて、しかも<共和国大統領閣下>となっているではないか。





良く読んでみると、どうやら『地球の温暖化』にたいする<市民のアピール>らしいのです。

印刷されている文章はと言うと。。

「気温の上昇。サルコジー殿、今こそ行動の時です」
「もし、この気温の上昇が2度以下に押さえられなければ、経験した事のない未曾有の水面の上昇に見舞われ、多くの災害に混じって、数知れない数の人々を死に至らしめる事になります。
その悲劇を避ける為に、ヨーロッパ(注:EUの事です)は今から2020年までに、30%のCO2の排出削減をしなければならないのです。
そして、それは可能な事です。
それは緊急を要する事です。
そして、大統領閣下、あなたがEUでリーダー・シップを取るべきなのです。」

と有ります。

目下、EU議長国であるフランスが、<その立場を利用して、今こそ立ち上がれ!>という、市民からの強烈なアピールなのです。
60%くらいの余白には、各自が思う事を付け加える様にしてあります。



既に印刷されている<宛先>は、まさしく大統領府です。

『パリ市 第8区 フォブール・サン・トノレ通り 55番地 
 エリゼー宮
 共和国大統領閣下』

となっています。

しかも、<切手>をはる欄に、「生き続けられる地球の為に、このハガキを下記に住所に<無料>で配達してください」と有るではないですか。

<街頭署名>を求めたりするより、ずっとインパクトが有りそう。

ちなみにフランスでは、一個人でも<社会的に究極に困った事>が有ったりした時、直接大統領に手紙を書く事が有ります。

普通、大統領府官房職員が読むのでしょうが、<大統領>の署名でしっかり返事が来ます。
行政的に救われない人が、大統領の直接介入で、問題が解決される事も(まれには)あり得るのです。


何百通、何千通の、これと同じハガキが大統領宛に届くと、あの<変人>大統領が、何かのアクションを起こしてくれるか。。。?

私も早速、投函します。
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日本は即刻『6カ国協議』から離脱せよ

2008-10-12 02:29:49 | 国際関係
『<テロ指定解除>米「脅し」に屈す 政権末期つじつま合わせ』(毎日新聞電子版見出しより)。

拙ブログで何度も書いた、『北朝鮮』に対する<アメリカの戦略変更>に対する危惧が、とうとう現実化した。

しかも、全くの<死に体>大統領の、あまた有る失点を最後に一つでも取り返そう、と言う<悪あがき>の決定である。

バカバカしい。

事この事態に至って、これ以上<6カ国>の枠組みで、日本にいったい何を話し合えというのだろう。

中国はもとより参加国のすべてが、この枠組に対する<日本の役割>には、全く期待していなかった。
ただただ、<北>の核施設をなんとしたいが為に、日本が主張する『拉致問題』がうっとうしく、邪魔にすら感じていたのは、見え見えだったではないか。

『中華人民共和国』は、協議を仕切る事により、国際的に大国である事を示したいが為だけに動き、協議の進展に邪魔な日本の態度に批判的であった。
センカク列島初め、自国製の食品に対する日本の<過剰反応>にイラツイテいる今、本当は<日本に協力>する気は毛頭ない。
中国の足を引っ張りかねない<日本>が目障りである。

『ロシア共和国』はアメリカ主導の国際的動きには、何であれ抵抗し、アメリカと<対等>である自国の存在感を示したいが為、だけに動いていた。
ましてや、『北方領土返還』を何時までもうるさく言い募る<日本>に、協力するはずも無し。

『大韓民国』は、アメリカと協調して、2カ国で<北>にたいするイニシアチヴを取りたかった。
<アメリカ>とさえ<密な協力関係>を維持出来れば、『独島』等の領土を勝手に<日本領土>とわめき、『東海』を<日本海>などど呼んで、世界中に自分達の不利益をもたらす憎っくき日本に、協力するはずも無し。

当事者である『朝鮮民主主義人民共和国』は、日本に憎悪(近親憎悪?)を抱いており、最初から日本を無視しつつ、協議から目障りな日本を外したくて、挑発し続けていた。

『アメリカ合衆国』は、世界の警察官(!)として、全世界の全ての問題に主導権を取らなければならないと、盲目的に信じ込んでおり、しかし<イラク>でつま付き、イラクに替わって『イラン』を人類の敵に祭り上げたいが為にも、<経済的>にも<軍事的>にも余裕の無い中で、中東と違い何ら利権の絡まない<北朝鮮>には、実力行使するつもりも無く、ただ<メンツ>にかけて、『核拡散』を防ぎたかっただけ。
<日本の拉致問題>なぞ、足を引っ張るだけの事。

つまり、<日本の事情>に配慮する必要性は、参加国のいずれにも、最初から全く無かった訳である。

我が祖国は、なんて<友人の居ない国>なんだろう。。。

今回のアメリカの措置で、全参加国が<アメリカにコケにされた日本>に同情すらしない中、これ以後<この枠内>で我が日本は、いったいどんな顔して参加すれば良いのか。

全ての主張が退けられた<日本>が、対<北>への協議を、それでも健気に続ける必要が有るのかしらん??

どうせ、<日本の意思>とは無関係な所で、<北朝鮮>の<見かけの核施設破棄>が行われるで有ろう以上、日本の参加不参加は関係なく、事態は<決められた>落としどころに収斂されて行くわけだから、<ハジを忍んで>6カ国協議のテーブルにつく必要性は、全く認められない。

<結果が同じ>であるならば、この際日本はキッパリと席を立ち、<日本の姿勢と覚悟>を鮮明にすべきであろう。

<アメリカに対する不快感>と、同盟国に対する裏切りへの<絶対の抗議>を表明すべきであろう。

<拉致被害者>問題が、いかに<全ての日本人>にとっての<譲れぬ>問題でかと言う事、を世界に向けて明確に示すべきであろう。

アメリカの末の弟、(もっと言えばポチ)という役割を離れて、世界の中の<主要な独立国>の一つとしての『矜持』を示す事が、<日本の国際化>であり、<国際的地位の向上>なのである。

対<北朝鮮>対策は、日本独自の戦略を持って、毅然と取り組めば良いのだ。

アクロバットまがいの外交を駆使する<北朝鮮>に対して、日本の<優等生的官僚的対処は>絶対に通用しない事をしっかりと肝に銘じ、他国を当てにせず、拉致された方々を、生存者は全員取り返し、不運にしてなくなられた方々は、一人残らず確認して、祖国に帰還して頂き、<日本国全体>で厚く哀悼を表す事が、我々国民の望んでいる事なのだ。

『6カ国協議』を脱退しよう。

そして、自民(公明)政府には無理であろうが、(民主党新政権にも恐らくムリ。。。)<日米安全保証条約>も一旦破棄しよう。
そして、アメリカだけが有利なこの<不平等条約>を、少なくとも<対等な>同盟にするべきではないのか。

それほど<インド洋>で油が欲しいのなら、せめて<同盟国>の国民感情を無視した<身勝手>等は慎む程には、<目を覚まさせる>必要がある。

だれかが、<化け猫>の首に<鈴>をかける必要が有るのだ。

世界中に<混乱と内戦>を生み出し、世界中に<経済的混乱>をまき散らす、病める超大国<アメリカ>に、そろそろその<本来の姿>を見極めて、かけがえの無い我らの地球に<生殺与奪>の権利を無条件に与える事は、もう止める時ではないのか。

何時までも、いつまでも、アメリカの<パシリ>でいて良いのか、皆で考えよう。
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若者も、若者でない者も、留学しよう! 自分を磨こう!

2008-10-09 06:08:18 | 社会問題
冒頭に「ご批判を承知であえて書きます」とお断りして書いた、昨日の<日本人の勘違い留学>という題の拙文に、かなりの反響が有りました。

直接コメントを寄せられた(F)さんへのお返事もかねて、続きを書いてみたいと思います。

昨日の文のポイントは2点です。

1)運悪く、夢破れて、お金も帰ってこないようで、本当にお気の毒です。
  ただ、会社の<まずい経営>で大切なお金を失われた事は、野良犬に噛まれたみたいなもので、運が悪かったとしかいえない、という事なのです。
<説明会場>で「なんで私の留学費用を送金してなかったんだ。金返せ!」という<怒号>は、会社の営業形態の上からイミが無いということ。

2)留学してくる人達のかなりの部分が、勘違いの上、決して成功とはいえない道をたどっている例が多すぎる、という事。

そもそも<留学したい>という欲求は、何に根ざしているのか。

まず、<好奇心>でしょうね。
未知なる世界への憧れと、知らない世界を知りたい、という欲求。

これはとても大切な事だと思います。
何事にも、未知の世界、知らない文化、に対する好奇心は、恐らく<知能指数>に比例する部分が有ると思うのですが、人間が進歩する上での、大きなエネルギーであると思います。
社会を進歩させるのも、<好奇心>であると思えます。

それから、次に考えられるのは、<日常性>からの脱出。
<逃避>とも言い換えられるかもしれません。
毎日の生活に、いろんなイミでストレスを感じていて、脱出口を求めると言うか、改善あるいは変化、を求める。

これは、社会に出て後、仕事が自分のやりたかった内容と違う事のジレンマ、自分の実力を発揮出来ていないというストレス、自分自身の価値を見いだせない事のストレスから、なんとかステップ・アップしたい欲求につながって行く。

さらに進むと、<日本の社会に居場所が無い>と感じるようになる。

また別にあり得るのが、日本で<語学学校>その他で外国語を勉強していて、進歩する程に、<もっと深く学びたい>という欲求が進めば、<現地にいって勉強を続けたい>という思いに至るのは、至極尤もな感情です。

然らずんば、もっと単純に、外国への、<ある特定の国>への憧れ。

どのような原因にせよ、日本から脱出して、未知の世界を求める事は、多いに勧められるべき事だと思います。

しからば、外国で暮らすにあたっては、何を必要とするか。

まず第一に、向学心と向上心です。
遊びに行く訳ではない、事を<肝に銘じ>ましょう。
(遊びに来る人もいるでしょうが。。。)

外国で暮らすと、それまでの日本での<絡み付くようなしがらみ>から解放されて、毎日有るイミ<無責任に>すごせるので、つい楽しくなって、遊びほうけてしまいがちです。
<他人の目>を気にしなくて良い事の<心地よさ>は、代え難いですから、流されてしまいがちです。
いろんなイミで、あらゆる<誘惑>が取り巻いています。

それから、<祖国>に対する誇りと自信を持つ事。
フランスでは、日本人が考えている以上に、日本社会の事が良く知られています。
現地の人達とふれあうと、必ず<日本の事>をきかれます。
文化の事。歴史の事。政治の事。社会に置ける女性の立場。科学技術の事。寿司の事から秋葉系オタクの事に至るまで、その人の知識のレベルで、独断と偏見も混じって、あらゆる質問がやって来ます。

その時、あなたは、日本人を代表しているのです。
『日の丸』をしょっている事を、常に忘れないで。

今の若い人を見ていると、ちゃんと答えられる人が非常人少ないようです。
もちろん<語学的ハンデ>もあって、ちゃんと答えられない事も有るでしょうが、「知らない」と言うと、フランスではバカにされます。
<自分の国の事>も知らないのか、、、って。

その際、勘違いして、<日本をバカにする>ような<ネガティブ>な事を言う人も結構目にします。
フランス人が勘違いや誤解や偏見で、日本の有る事を悪く言ったとしたら、日本人のくせに<一緒になって>日本をバカにするような言動に同意する行動を取って、自分が<日本人じゃ無い>ように振る舞っても、日本人は<決してフランス人にはなれない>のです。
このような態度の日本人は、結局最後はフランス人達から決して評価はされない事を、知っておくべきです。

それより、語学学校では、いろんな国の学生達とふれあう事が出来ます。
彼等とふれあえる事で、滞在国の事だけでなく、いろんな国の事を知る事により、より視野が広がる事でしょう。

逆に、現地の社会に上手くあわせる事が出来なくて、ノイローゼになる人も多い様です。

日本との違いにイライラしても仕方が無い。
肩の力を抜いて、自然体で暮らす事です。

自分の意見を持っている事。
その自分の意見を、ちゃんと表明出来る事。
これだけで、フランス人達は、あなたをちゃんと一人前に扱ってくれます。

意見が無い。
意見を言えない。

これが一番ダメです。
一人前の大人として見てもらえません。

それから、語学の上達の為には、その国の<彼氏><彼女>を作る事が一番、というのは誤解ですよ。
恋人同士は、<睦言>だけで意思の疎通がなされてしまい、決して語学の上達には役立ちません。
それより、国籍を問わず、クラスメートと常にディスカッションを続ける事が、有効です。

それから、その国のニュースを常に把握しておく事。
そして、時間が許す限り、美術館や博物館、歴史的建造物や遺跡、等を訪れましょう。

少しでも教養を深めることは、<海外留学>の大きな意義だと思います。

最後に、自分で最初に決めた<留学期間>を絶対守る事。
外国生活の居心地の良さ、についついズルズル居続ける人が結構多いのです。
(人の事は言えない!)

でも、それは結局、いい結果につながらない事が有ります。
<現地に居着いてるゴロ>になってしまうかも。

引き際が肝心です!

それから付け加えるならば、『ワーキング・ホリデー』は、何の役にも立たない気がします。
<働ける>のは、日本人関係の限られた範囲で、結局<日本レストランのお運びサン>をしに行ったみたいになってしまって、現地の社会とふれあう機会はほとんど無いまま、時間が過ぎて行くみたいな結果になりそうです。

実を申せば、私自身、中学生の頃から<外国に>行きたくてたまりませんでした。
まだまだ<海外旅行>など、ごく一部の人々の<特殊な出来事>であった時代です。
家族に、親戚の誰かで、アメリカに移住した人なんて居ないか、聞き回ったものです。

結局<引き際>が見つからなかった(!)結果になってしまいました。

Fさん、なにがしかの参考に、なりましたでしょうか?


コメント (1)
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『ゲートウェイ21倒産』に透けて見える<日本人の勘違い留学>

2008-10-07 05:02:11 | 社会問題
ご批判を承知で、あえて書きます。

今回の<留学斡旋業者>の倒産で巻き起こっている騒ぎの、滑稽さ。

そもそも、<業者>は、売り上げ金を運転資金としてまわして、<会社>を経営している訳です。
どんな業種であれ。

形の有る商品を、直接手渡して対価を得る商取引以外、特に先に対価を支払って後<サーヴィス>を受けるタイプの取引では、支払った金額全てが、支払った本人に全て直接還元される訳ではない。

トータルの収入(売り上げ)の中から、<経費=留学費用>も支払い、<固定費>も支払い、<税>も納めて、且つ<利益>を確保するのが、<企業活動>であるはずだ。

つまり会社は、売り上げから<企業としての固定費>を払って存続する以上、<留学費用>として支払われた全額が、その顧客の<留学費用>に当てられる訳ではない、という事を皆忘れている。

それはもちろん、一人一人の<顧客=留学希望者>が各自の分を支払うたびに、その人の<実経費=留学費用>を払い込んでいくれていれば、こんな問題は起こらない訳です。

しかしながら、大企業ならともかく、どんな企業だって、支払い期日の迫った<当座の手形>から順に決済して行く物です。

各売上金(顧客が自分の留学費用として請求されて、支払った分)の中には、上で述べたような<企業としての経費>全てを含んでいる訳です。

ところが、今の日本は<とにかく安い方が>いい、という風潮。
ほとんど全ての消費者は、同じ内容なら、一円でも安い方、同じ金額なら、一つでも中身の多い方、を選びたがる。
当然同業者間には熾烈な競争が起こっており、実際に必要とされる経費を無視した<販売価格>が設定されたりするのが現状です。

結果、とりあえず会社を維持する<必要経費>から先に支払って行くから、こういう<事件>が起こる。

前にも拙ブログで書きましたが、<安ければ安いだけ、どこかにひずみが有るハズ>と、何で考えないんだろう。

もちろん、今回のケースは、会社が<全国展開>等を繰り広げて、資金が続かなくなったみたいです。
これは<経営戦略>のミス。
攻められても、仕方が無い。

でも、究極の結論は、経済論的には<まずい業者>にかかづらわったダケの話で、<可哀想だが仕方が無い>のです。
「払い込んだ費用を返せ」だの、「なぜ必要な金を送金しなかったのだ!」等という理屈は、<感情論>でしかない。。。

それより、私が言いたい事は、今の日本人は<海外留学>と称して、遊びに行きたがり過ぎる、と言う事なのです。

英語圏程ではない物の、ここ<パリ>にも<語学留学>と称する、若い衆がウジャウジャ目につきます。

もちろん、真面目に<勉強に取り組んで>必死な人達も居る事でしょう。

しかし、大半は<見るからに>時間とお金のムダ、といった連中に見える。

真面目な人達は、現地の社会にとけ込めなくて<ノイローゼ>になる。
そうならない他の人達は、<日本社会>でがんじがらめにされていた、あらゆる<しがらみ>や<責任>から解放されて、ただ遊びほうけている。

男の子達は、現地の女性にはまずモテ無い。
女の子達は、<現地での運命的な出会い>と勘違いして、到着後間もなく男に引っかかってしまう。

<日本人女性>が、今の所<一番手っ取り早い>という事に気がついてる現地の男の子(往々にしてアラブ人やら、低層階級のどうしようもないガキども)に、かなりの教育を受けているはずの良いトコのムスメサン、まで簡単に<物にされて>しまっているのを、イヤという程目にしているのです。

第一、<スキル・アップ>か何かしらないけれど、英語圏ならいざ知らず、1年や2年<語学学校>に通ったくらいで、<スキル>になるほど語学が身に付くワケが無いのは、お判りになれますよね。

仕事か、親子関係か、友人関係か、恋愛か、あるいはその内の複数か、が原因で<日本での日常>に嫌気をさして、<留学>という言葉で自分をだまして逃げて来ているだけ、とどう違うのでしょうか。

あるいは、高校は出た物の、大学は全部滑った、でも<専門学校>には行きたくない、なんて若いのが<世間体>を取り繕う為に来てるだけ。

たまたまこのブログを見ているお母さま。
「うちの子に限って!」と他人事ですよね。
『知らぬは親ばかりなり』

挙げ句の果てに、日本に帰りたくなくなって、<滞在許可>を得る為に手近のどうでも良いボーフレンドに、<事実婚手続き>を取ってもらう。
あるいは、父親より年上の男と結婚する。
日本以上に<学歴=階級社会>であるフランスで、<低学歴=2級市民>と結婚する。

それでも幸せなら、それはそれで他人がとやかく言う事では有りませんが、多くはDVの被害にあったり、前妻の子供達に不動産を乗っ取られたりしながら、2~3年から15年で離婚されてしまうケースを、数多く見て来ました。

<在パリ日本大使館>が、フランス人と結婚してノーローゼになった多くの日本女性を救済するカウンセラーを行って居る現状を、あなたは何と見ますか?

要するに、明治開国の頃の<何が何でも新しい西欧文化と技術を吸収する必要に迫られていた時代>と違って、今の世の中、<短期個人留学>なんて、ムダ。

私みたいに、『根無し草』になるのが落ちです。
コメント (2)
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『社保庁の年金改竄』に透けて見える、<役人の、決して国民の方を向いていない姿勢>

2008-10-06 06:50:08 | 社会問題
何が腹立つって、社会保険庁なる役所の、国民に対する犯罪行為!!

今まで散々(!)話題になった、記載もれやら、記載ミスやらに続いて、いよいよ<真打ち登場>の感のある、『改竄』事件。
簡単に書き表してみると、こうなるらしい。

1)企業の従業員の給与額を、わざと過小申告させて、納付額を少なくする。

  この事で、<雇用者側納付金>を払いたがらない(!!)企業に、支払額を少なくしてやる。

2)しかも、6ヶ月などと、過去にまで遡って偽の過小申告給与額を登録する。

  これによって、支払いの滞って居た企業に、払い込みをし易くする。

3)これらの措置によって、厚生年金雇用者側負担金を、<表面上>滞納無く払い込んだ企業に、<年金脱退>の優  遇策をとる。

  この3)を示す事で、先の1)と2)を実行させて、担当の役人の責任を果たす。

元来、一応『先進国』と呼ばれている国々には、国民が退職年齢を向かえた後、老後を暮らせる様に『年金制度』というシステムが設けられている。
この制度は、いわゆる<働いて所得を得る>事によって生計を立てる年齢を過ぎた跡の生活の保障手段であって、何処の国で有ろうとも、国民の全員の共通の権利である。

私は、30ン年フランスに暮らす身です。
第一次湾岸戦争の経済的後遺症で、経営に参画していた会社が経営不審に陥ったさい、いわゆる『会社更生法』の申請をした事が有りました。

たまたま<想定外の不況>による経営難は、景気が安定すれば回復出来る、という主張を受け入れられて、<会社清算>はまぬがれ、財務省の指定する<管財人>の指揮のもと、従業員の給与の一部カットその他で、5年間で負債を完済し経営権を取り返せた事が有りました。
その際、<更生法適用>の瞬間から、<負債>と<事業所得税>と<法人税>は一事棚上げされ、何はなくとも必ず納めなければならなかった二つの租税の一つ、『消費税』すら一事棚上げ(つまり待ってくれる訳です!)されたにもかかわらず、毎月の営業収入の中から、<イの一番>に持って行かれたのが、『年金の企業負担金』だったのです。

つまり、年金制度は<すべての稼働人口によって退職者の老後>を保証する以上、あらゆる税金に先立って『最優先事項』な訳です。

しかも、各従業員の掛け金は、<被雇用者負担金>にせよ、<雇用者負担金>にせよ、夫々の従業員の<退職後に手にする>年金額が決まって来る、計算の基礎、大元なわけですね。

しかるに祖国日本においては、国民の余生の糧である<年金システム>をあずかる役所が、<国民に不利になる事>を平気で行っていた!

聞く所によると、『標準報酬額(つまり諸手当を引いた基本給ってことですか?)』を30万円から20万円に引き下げると、企業側が負担する金額が1万2千円前後安くなるらしい。。。

ここで改めて申し加えるならば、フランスでは<被雇用者=従業員>の負担金と、<雇用者側=企業>負担金の比率は、およそ1:2です。
しかるに日本では、1:1であるらしい。
(こういうヨーロッパの企業の過負担が、かって貿易摩擦の時代に『非関税障壁』として日本側を非難した根拠の一つでした)

そのパーセンテージの低さが、既に<国民軽視>で有る事は、この際あえて横に置くとして、許せないのは<役所>自らが、国民の不利益となる<給与額の引き下げ>を手続き上において行わせる、と言う発想!

つまり、あなたの受け取れるはずの年金が、かってに少なくされて行く訳ですよ。

しかも、所得税はきっと、<本来の給与額>で取られている訳でしょう?

何たる不誠実。

そして、二つの点が併存するという、給与申告システムの杜撰さ。
まるっきり<低開発国>だ。

国家の、社会のシステムを維持するのが役割の<役所=公務員>とは、言い換えればすなわち<国民に奉仕する>のが仕事である。
それが、<企業が払い易い様に>国民の不利益をかってに作り出して、<企業に奉仕する>なんて。。。

さらに、毎月<源泉徴収>とやらで、有無を言わさず取り上げている<所得税>はそのままに、年金負担金だけ<給与額>を引き下げるナンザ、市中引き回しの上獄門晒し首モノだよな。

さらに加えて、それさえやれば(つまり滞納を解消すれば=担当の役人の責任は果たされた!)、その企業に<年金脱退>をさせてやるナンテ(絶句)。。。

つまりそれ以後、その企業の従業員は、年金に加入させてもらえない訳だ。

その役所の全員の一族郎党、末代に至るまで終身刑ナミの酷さだゼ。

フランスのみならず、少なくとも日本以外のG7の国々で、年金システムから<企業が脱退する>なんて事、あり得ない。
年金は、全国民の基本の権利なのです。
年金システムから外れる、という事自体が起こりえないのです、世界の常識では!

ねえ、日本在住の同胞の皆さん、なんで革命を起こさないの?

なんで、黙って生きて行けるの?

理解出来ない。。。

政府と官僚は持ちつ持たれつ。
そんな社会で、内戦も革命も起こらない。
起こさない。

うさんくさい小沢サンだけど、「予算の組み替えで、お金は生み出せる」という発想は多いに期待出来る。

だって、自分達の縄張りの既得権を守る為に、<官僚が>、<官僚の為に>作った、何十億円何百億円と言う各予算案は、何処にも根拠が示されていない訳だ。
こっそり溜め込んだ『埋蔵金』は宇宙的規模の金額で存在する事は、想像に難くない。
その官僚の作文を読むだけ、の自民(公明)政府の<持ちつ持たれつぶり>には、今度こそ『鉄槌』を下してください、有権者の皆様。

良いかげんに、目を覚まそうゼ。

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『美人すぎる市議の水着DVD&写真集は問題あり25%、無し75%』に透けて見える<日本人の神経回路>

2008-10-05 07:04:14 | 社会問題
livedoorニュースによる世論調査の結果です。

まず、この八戸市議が、美人<過ぎる>かどうかは、また別のテーマですね。

この市議は、写真で見る限り、特別<際立って美人>だとも思えないですが。。
何らかの地位やシチュエーションにある女性に対し、平均以上に見栄えのいい人に対して、マスコミを先頭に日本社会はすぐ『美人』という形容詞を付けたがるようです。

これは、有るイミで<女性蔑視>の無意識な表れや、<セクハラ>の可能性すらあり得るような。。。

本題に戻る事にしまして、肯定的な見方75%の人達の意見は、おおよそ次の通りのようです(ライブドア・ニュースより抜粋)。

○「インパクトは強くなるし、やり方も面白いと思える。むしろそれぐらいで問題視する方がどうかと思える。」
○「話題作りができる人はその話題を最大限にアピールして地元の観光が盛り上がればそれだけでも経済効果もあるってことを考えた方がいいだろう。」
○「問題ないとは思うが・・・八戸のPRになってるかどうかは疑問。」
○「政治家の行動には常に賛否両論があって然るべき。全員に賛成されることだけをする政治家というのは、実は政治家ではない。」
○「彼女が自分の持つ才能で八戸市のためにと思って起こした行動の何処が問題なのだろう。」
○「国原知事や橋下知事をはじめタレント活動と政治活動を重ねることによりオリジナルな活躍をする政治家は多い。」
○「自分にできる方法を取っただけでしょう。スキャンダルでも仕事で下手うったわけでもなく、汚職、不正、議会で居眠りなどの腐れ議員とは次元が違いすぎて問題にもならない。」

といった意見のようでした。

きわめて健全な、冷静な事態の把握ぶりに触れて、日本人の知性のレベルに安心出来ました。

問題は、反対派。

25%と少数派の、問題あると言う人の主立った意見は以下の様でした。

☆「出過ぎる杭は倒れる。」

こういう考えの人達がいまだに居るから、日本は世界の中で、常に遅れてしまうのですね。
官民を問わず、お上も下々も、<前例の無い事は出来ない>と、少しも世の中を改善しようという動きが出てこないのと、同一線上の発想です。
そのくせ、サル山のボスのレベルでは、<出たがった杭>が勝ち。
洋の東西を問わず、<出たがる>レベルの人間に、大器は絶対に居ません。
その<出たがった杭>がなんかかってな事やって、下々は<出過ぎる杭は打たれる>とばかりに、殻の中に首を縮めるカタツムリ集団だから、<カイカク>を叫んで<改悪>をやられても気がつかない。
どんどん海外派兵をやりたがり、拉致された国民は積極的に取り返そうとはせず、大義無い<戦争>にいの一番に『参戦国側』に連なり、アメリカにシッポ振る<インド洋の油の大盤振る舞い>をテロ対策だと勘違いしたまま、何も不思議だと思わない。

☆「自由な国の日本として、個人レベルでは問題は無いが。それが売れてしまうことに社会的問題がある。最大権力のマスコミにやられすぎ。」

売れなきゃ、やる意味ないんだよ。
そんな事までして売れなかったら、女性の市議として、笑われるだけ。
やるからには、売れなくちゃ。
売れて、始めて、八戸のPRにもなるんじゃないか。
分析能力ゼロ。

☆「八戸市議の仕事ちゃんとやってよ・・・八戸の観光PRのためっていってるけど、自分の美貌の売り込みDVDにしか見えない感じがする。」

一女性市議が、何がやれるっての、単独で。
<美人市議>だからこそ、水着写真で注目を浴びる事が、<八戸市>に対する貢献でしょうが。
それが、<市議として>の仕事をちゃんと以上にやるってことだよ。
(これだけ話題になって、八戸市の知名度アップに、すでに充分貢献してる)
議場に座って、党の決めた路線にワン・ノブ・ゼムで代表質問聞いてる事より、ずっと仕事してる訳だよ。

☆「何がPRだ?女性市民からキャンギャルでも募集すりゃいいじゃねえか。アフォか。」

素人ムスメが選ばれて<キャンギャル>やって、何程<八戸市>に貢献出来るの?
あなた、他県のどこかの小都市の<ミス・なんとか>を記憶に残ってるって事あります?
<女性市議>で<美人>だからこそ、PR価値が有るんだろ!
あんたがアフォ!

☆「正直、日本の文化にはそぐわないと思いますよ。こいった出来事は。 せめて在職中は謹んでもらいたいものです。」

在職中だから(ああ!もう)、価値あるんじゃん。
議員止めてから水着写真出したって、若い<グラドル>さん達に混じって、顧みてもらえるとでも??

☆「あまりにも情けない行動である。芸能プロダクションの術中に、まんまとハマッタとしか言いようがない。まだ、市議会議員としては、ヒヨッコなのに何か勘違いしている。」

ヒヨッコだから出来るんでしょ!
議員歴25年のおばさま議員(そんな方がいらっしゃるかどうかはさておき)の<水着写真集>出したら、<八戸市>は『満点!大笑い』ダヨ。
ヒヨコには、ヒヨコしか出来ない方法が有るのですね。

☆「アイドルか何かと勘違いしている。 批判を浴びることを予定して地元アピールとかいっているけどそれなら水着になる必要なし。頭が悪そう。」

水着にならなくて、それほど若くもない一地方市議が写真やDVDだしたら、何か貢献できるとでも??
逆に言えば、彼女が市議に選ばれた時点で、すでに<アイドル>なんだよ!

といった意見。

まず大前提として、人間社会には、秀でた人々が居る、という事を理解しよう。

そしてそれは、例えば以下のような事柄を持って生まれて身につけている人々です。

=身体能力が飛び抜けて良い=

1)<頭>がいい。
2)<筋肉の働き>がいい。
3)<見栄え>がいい。
4)<感情表現>がいい。
5)<その他>

天才学者と、オリンピックのメダリストと、ミス・ユニバースと、大画家と、名演奏家と、名人落語家と、電車男とは、等しく<凡人では無い人々>というジャンルで、同レベルに有るのです。

人間、何の分野であっても秀でていれば評価されるべきで、だからこそ、<美人市議>は自分の<セックス・アピール>を自己の職業上のツールに使って、自己の奉仕する組織<つまり八戸市>に貢献する事は、慶賀の至りと言うべきでこそあれ、非難される事は全く無いのです。

批判している人達の意見を見ると、自分の<劣等感>の裏返しか、自分の<頭の悪さ>の発露か、自分の<幼児性>の表れ、としか思えない。

要するに、日本人の25%はバカだって事がよっく分かった、調査でした。

ただ怖いのは、こういった少数派の<勘違い意見>の人々の方が、声がデカイ、という事デス。
25%が逆に75%に聞こえてしまう。

困った社会だな~。
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こんにゃくゼリーに透けて見える<永遠に大人になれない日本人>

2008-10-03 07:58:43 | 社会問題
いまだに、まだ、こんにゃくゼリーを子供に与える人が居るんだ!。(絶句)

そして、一見<頭の良さそうな。。。>近い将来『女性首相』に一番近い人、が企業に<生産中止>まで視野に入れたごとき<対応>を取ろうとする!

有る方のブログのタイトルにありました通り、「じゃあ餅も禁止すれば~」デスね。

『こんにゃくゼリー』は、何も悪く有りません。
もちろん、それを生産しているメーカーも、何も悪く有りません。
有害成分なんて何も入っていない、<真っ当な食品>な訳ですから。

<何歳以下と何歳以上には食べさせるべからず>と、大書しろって?
じゃあ、その<何歳>以上、以下、という基準は、誰がどういう基準で、決めるのでしょうか。
そして、一歳違いで事故が起こったら、責任はその基準を決めた人が取る訳ですか?!

いわゆる<こんにゃゼリー>なる食品が日本の市場に登場して以来、何人のお年寄りが、何人の幼い子供が、事故に遭ったのでしょう。
毎年毎年。
その度に<日本全国的>規模でニュースになって、騒ぎ立てて来て。

じゃあ、<何が問題なのか>という事くらい、思考回路に問題の無い人なら、十二分に分かっているはずでしょうに。

いまだに子供に食べさせている。
しかも、実の親が<我が子>に。

実に痛ましい事件では有ります。

しかし、これは既にその親当人の問題なのでは??

東京の六本木の森ビルで、回転ドアに挟まれて亡くなった子供も居ました。
その時も<例のごとく>何週間もワイドショーで話題にし、<ビル管理会社>と<回転ドアのメーカー>が糾弾され続けた事は、記憶に新しいですよね。

しかし、<回転ドア>には<知能>は無いのです。
自分で判断して、<走って来て無理矢理入ろうとする子供を阻止する>ような機能は無いのですよ。
そして、<機械はあくまでも機械>でしか無いのです。
<完全>という言葉とほど遠い<不完全な>人間が、作った<もっと不完全な>物でしか有りません。

管理者も、床上0センチメートルからドア最上部までの、全てをカバーするセンサーと非常安全装置なんて、あり得ない物を取り付ける事等、考えもしなくて当たり前なのです。

すべては利用する側の責任です。
当たり前。

回転ドアには、ギリギリで割り込む物ではないのです。
そして、子供というのは、面白そうな物には突進して行くものなのです。

しからば、親が、我が子が危険に向かって行く時には、止めるのが<親としての義務>なのです。
そして、親は<制止するべき>で有ると同時に、<制止されたらその行為を直ちに止める>様に子供をしつける事も、<親としての最低の義務>なのですよ。

『こんにゃくゼリー』も同じです。

体の働きの能力が劣っている<幼児>や<お年寄り>は、飲み込む事に無理が起こりえる、窒息する危険性が有る、という事が周知の事実である物を、我が子である<幼児>に与える、という事は、その親自身が<我が子が危険に晒される事も良しとする>と、同意している事に他なりません。

私が最近の東京滞在で気がついた事。

子供連れの親(特にお母さんたち)が、あまりにも無責任である、という事です。

駅のホームで電車待ちのお母さんはベンチに座っていて、子供達は友達同士、いわゆる<白線>の外側、ホームのギリギリの端っこを走り回っていて、全く気にしている様子が無いのです。

交差点に近づいていて、親より先に子供が横断歩道に向かって走って行くのを、叱らないのです。

これでは、事故は<起こるべくして起きる>としか言えないですよ。

事故が起こると、社会全体がヒステリー状態となり、お上は<ここが見せ場>とばかりに、<規制>に乗り出す。

<規制>してどうなる物で無し。

子供の事故は痛ましいです。
子供を亡くされた親御さんも、かける言葉も亡い程お気の毒です。

でも、<子供の事故は親の責任>です。

シングル・ファーザー同様に息子を育てた経験の有る私は、確信を持ってその事を言い切る事が出来ます。

そして、お上も下々も、日本国民はあまりにも<幼すぎる>。

『自己責任』とは、世界の紛争地帯にボランティアで出かけて誘拐された人を<責める>言葉、では有りません。
もっと、自分自身に、自分の家族に、自分の国家に、責任を持ちなさい、という事なのですよ。

そして、<働きたくても就職口が無い>、<就職口が見つかっても住所が無いと雇ってもらえない>、<アパートを借りたくても職が無いと貸してくれない>、<借りられそうでもお金がない>、<やっと働けても家賃分しか収入が無い>、なんて社会を作ってしまったお上に、下々をアレコレ規制する資格なんぞ無いですよね。

各自一人一人が、自覚を持って生き、その一人一人が、自覚を持って政府を形作れる、こんにゃくの裏に透けて見える<霞んだ祖国日本>が、そんな祖国になって欲しいと、切に願って止みません。

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