晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

投票日まで1週間となって思う事ども

2009-08-23 20:32:05 | 世界に置ける日本
パリにしては暑い日々が数日続いていて、外に出るのがおっくうになるような週末です。

外はまだヴァカンスが終わっていないため、ほとんどの商店は閉まっており、あるいはこの時期にと店舗改装中だったり、歩道を歩く人の姿もまばら。

有るイミ<日常生活が停止中>といったあんばいの当地です。

ただ、好天が続き、葡萄の完熟が早められた結果、収穫のニュースが早々と南から伝わって来ます。
コルシカに始まり、プロヴァンス/シュッド・ウエスト(南西部)/ラングドック・ルシヨン等の<白>へと続き、ローヌ、ボルドー、と北上する<収穫前線>のニュースは、ワインの一大生産国フランスに有っては、有るイミ日本に置ける<桜の開花前線>みたいな物かもしれません。

プロヴァンスの白は例年より4~5日早かったとか(8月17日が開始でした)。
(ちなみに<白葡萄>の方が<黒葡萄>より熟すのが10日~2週間程早いのです)

一日も長く収穫を延ばして<完熟>させたい。
糖度をマキシマムまであげる事が、発酵を円滑に行い、良いワインが出来る。

ただ、完熟の時期を過ぎると果実がしなびて腐ってしまう。
しかも秋口に始まる<天候不順>にかかってしまうと、雨水を吸った果実が急激な水分の過剰摂取により破裂して、せっかくの果実がダメになる。
(ヨーロッパの9月はもう<秋>なのです)

ワインの産地では、<収穫開始日>を決めるのは、一年で最も重要な事なのです。

所で我が日本は。

クソ暑い中で、無神経な<選挙カー>が絶叫を続けて、不快指数をさらに押し上げているのだろうな~。

それにしても。

自民党のHPには、こう宣言されている。

>変えるなら、ちゃんとした方向へ。

>今、日本は、そして世界は、めまぐるしい変化の中にいます。
そのスピードに対応できるように、日本も、政治も、変わらなければならない。
しかし、やみくもにすべてを「変える」ことが、よいわけではない。
必要なのは、現実を見据えて時代遅れになったシステムをスピーディに改めながら、
もともとある強みをしっかりと伸ばしていくこと。

おいおい、君たちが言うか?

世界の変化について行けなかったのが、君たちの政権だったのではないか。
その変化のスピードに付いて行ける能力が無かったのが、君たちだったのではなかったか。
<時代遅れ>のシステムにこだわり続けて、改めるどころか、庶民の生活をどんどん悪くしてしまったのが、君たちの政治だったのではないか。


麻生総理が繰り返すセリフ。

「世の中政権選択選挙とか言っておりますが、本来は政策選択選挙であるべきなのだと存じます。。。云々」

まったく理解しておられない様ですが、選挙と言う物は『政権選択』なのですよ。
政権を選択する事が<選挙>であり、それが<政策の選択>なのです。

こんな当然の理屈すら、お解りになっておられない方が、総理総裁だったのです。

何処の国でも、選挙は常に<政権選択>なのです。
そして、国民と国家とに損害を与えた政府は、(今までの日本以外では)政権の座から追い出されるのです。

以前、民主党の掲げる種々の政策に対し、<財源が無い>として一笑にふしていた自民公明政府が、ひとたび選挙となるや、高速道路通行料の値下げはやるは、児童手当な言い出すは、拒否していた<官僚の天下り>は禁止するとマニフェストに謳うは。

変節と言うか、無節操と言うか。
白々しい!

そして壊れたレコードのごとく(古いネ)、「民主党はバラマキだ。財源の保証が無い」を繰り返すしか<能>が無いようだ。

ムリも無い。
今まで<官僚主導>でやって来た彼等には、発想すら浮かばないだろう。

しかし、<特殊法人>をほとんどなくせば、膨大な予算が確保出来る。
高級官僚に儲けさせるためだけが存在意義の、<特殊な>法人なんかいらん。

そして、使い道を一切明らかにしなくて良い<財政投融資>とか<特別会計>なんて、国家ぐるみ(官僚ぐるみ)のサギと同じじゃないか。
そのような、官僚が好き勝手に遊べる膨大な国家予算を、ワケも解らず承認し続けて来た<自民公明政権>のやり方を廃止するだけで、かなりの財源は確保出来るだろう事は、少し考えれば素人でも解る事。

まあ、何処までやれるかは未知数なれど、霞ヶ関解体をうたって政権を目指す以上、民主党には是非官僚主導体制を終わらせて欲しい物です。

たとえ<反民主党>の方々も、この点において反対はなさるまい?



それにしても<気に食わない>事。

なんで<マニフェスト>なんだよ!

『政権公約』というれっきとした日本語を、以前よりずっと使って来たではないか。

アナウンサーが読むニュース原稿すら、「各党のマニフェスト、いわゆる<政権公約>によりますと。。。」となっている有り様じゃ無いですか。
いちいち日本語に言い換える必要を感じている、つまりマスコミ自身が<日本語として>定着していないと感じている表現を、なぜわざわざ<カタカナ英語>で言う必要が有るのか!?

訳分からん。

いい加減、アメリカからのマインド・コントロールから、解放されようじゃ無いですか。
しかも、相手が実際考えている以上の、自ら勝手に支配されてのドM状態。

拙ブログでも繰り返している通り、アメリカは日本が勝手に思い込んでいる程には、世界への影響力は少なくなっている、というのに。
日本が勝手に思い込んでいる程には、アメリカは日本と<一蓮托生>などと思っていない、というのに。

日本語ではどうしても表現しきれない<IT用語>などを除けば、いちいちカタカナ英語を使用する必要等、一切ないのです。

世界の民族の中には、言語的に成熟していない言葉しか持たない民族もいるようです。

文学的に、哲学的に、論理学的に、そして情緒的にあるいは精密な理数学的に、自らの原語ですべてを表しきれない様な言葉しか持たない民族であれば、いわゆる<先進国の言葉>を使用せざるを得ない事が有ります。

高等教育を、自国語ではまかないきれない民族も有る様です。

しなるに我が祖国は、平安時代に既に<世界で最も長い文学作品>を生み出し(今では最長では無くなったらしいけれど)、わずか17文字で人間の精神世界と宇宙と森羅万象をうたう詩を確立し、17世紀(江戸時代前半)に就学率と識字率で世界に群を抜いていた(寺子屋と庶民の勤勉性のおかげ!)国で、なんであんな軽々しい<英語>にいちいち言い換える必要があるのかしらん。

そのように、チャラチャラとしたカタカナ語を乱発したがる輩の、知能指数を疑う。
(よく官僚に多いよね)

しかもある日突然そういう事になる、という例が多い。
前日まで確かそんな言い方してなかったのに、いきなりカタカナ英語になってしまっていて、しかもちゃんと<日本語>で注釈をつける。

何なんだろうね。
とにかく何もかも<タイガイにせんかい!>と言いたいのは、私だけでしょうか?

暑苦しい。。

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一年後の、<拝啓民主党様、お願いです>

2009-08-14 06:42:04 | 国際関係
昨年、2008年5月21日にアップした記事を、あえて<今>再び皆様に読んで頂きたく、再度アップさせて頂きます。

<以下同記事>

在日米軍兵士が日本国内でオーストラリア人女性を強姦して、裁判中に帰国してしまい、米軍が何も手を打たないまま、アメリカで<時効>になってしまった酷い事件の、<慰謝料>だか<賠償金>だかを、日本政府が代わりに支払ったそうです。

そこで、『民主党』様お願いです。
(というのも、現実的には他に選択肢がないから。。。)

一日も早く『政権』を取ってください。

そして、即座に『日米安保条約』を廃棄してください。
この条約は、双方のどちらかから<破棄>が言い出せるそうですよね。

『日米地位協定』なんていう、アメリカ植民地政策の賜物のごとき協定を、一刻も早くなくす為に。
『思いやり予算』などと言う、アホみたいな無駄遣いを、一刻も早く止める為に。

全国各地の<基地>のある町の<日本人同胞>に、枕を高くして眠れる日が、一日も早く訪れる為に。
『横田基地』という、実際には戦略的には必要が無いくせに絶対米軍が手放さない<都心の>飛行場を、我々<日本人>が使える日が一日も早く来る様に。

その後、もし<世界戦略的に>どうしても『軍事同盟』が必要なのであれば、新たな<平等な>条約を結んでください。

歴代自民党首相達、防衛庁長官達、防衛族議員達が繰り返した来たセリフ。。。

「日本は自国民の血を一滴も流さず、米軍に全てを守ってもらいながら、その間ただ<経済繁栄>だけ追求して来た」
「今日の日本の経済的繁栄(?)は、挙げてアメリカに全て守って来てもらったからである」
だから、当然<基地>を提供し、<可能な限り>経済的にも支援するべきなのだ。。。

これは、自民党の先生方の<トラウマ>の様ですが、<日本の非武装化>と米軍の日本駐留は、あくまで<アメリカ>が望んだ事だった事を、思い出してください。

第二次大戦後、アメリカは、日本が再軍備する事を<極端に>嫌いました(恐れた。。。?)。
日本の非武装化はアメリカの大命題だったのです。

そして、旧ソ連と共産中国の膨張を食い止め、太平洋側への浸透を食い止める為に、日本列島を『浮沈空母』として利用する事が、彼等の利益を守る上で、絶対に必要だったわけです。

日本は、<必死でがんばって>経済的基盤を固める事が、『自由主義陣営』(と言うかアメリカに取って)の強化に取って<不可欠>の事項であった訳です。

そして<歴史は>アメリカの<繁栄と強大化>のために彼等が描いたシナリオ通りに動いて来た訳です。

我が日本は、いっさいの<軍事的貢献>をしてこなかった事と、<その間>に経済的繁栄を(つかの間であったにしろ)築けた事は、何ら後ろめたい事ではなく、まったく恥じるべき事でもないのです。

全てはアメリカが望んで来た事、そのままなのですから。

それなのに、<理不尽>きわまりない『地位協定』やらなんやらに縛られて、いっさいの<対等>な立場に立てないような『軍事同盟』など、即刻破棄してしかるべきだと思うのですが。

いつまで<アメリカ合衆国の植民地>扱いをされ続けるおつもりですか?

小沢さん、いかがでしょうか。


<その後1年経っての付記>

▶6カ国協議において<拉致問題>にこだわる日本を、露骨に邪魔者扱いして来た。
▶そして『テロ支援国家』指定を解除した。
▶北朝鮮の<人口衛星>騒ぎに、アメリカは『日本を守る」と言わなかった。
▶その直後、国防省責任者は民主党の政策を牽制して、『日本は米軍基地を存続させるべき」と、のうのうと発言した。
▶6カ国協議以外の交渉窓口を否定する大前提を自ら破り、クリントン前大統領が北朝鮮に行き、自国民を取り返す直接交渉をした。
▶その際、<拉致韓国人を返還する様>要望し、『日本人拉致被害者の件」は一言も出なかった

ちょっとだけ期待してしまった<オバマ政権>は、とっくに中国に軸足を移してしまっています。

自民党は「安保条約無くしてどのように日本を守れるのか」と繰り返して来られたけれど、イザと言うときアメリカは日本に<何もしてくれなかった>のです。

有っても無くても<結果>は同じ。

今のままの『日米安全保障条約』は、絶対不要だ。
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人類は<進化>したのか<退化>したのか、同性カップル大集合

2009-08-13 18:35:22 | 社会問題
驚いた話を一つ。

スペイン東海岸(地中海岸)の、バルセロナから車で40分南に下ると、シッテスと言う名の海岸の町があります。
SITGESと書き、地元では<シッテス>に近い発音で、一般的にカタルーニア語ではシッヘスとシッジェスの間くらいの音に聞こえる、発音の難しい地名です。

『コスタ・ドラーダ』で一番人気の有る、海のリゾート・タウンです。
  

砂浜は白くないものの、前のヤシ並木の道路には、一階がレストランになっているホテルが建ち並んでいます。

その海岸線に一カ所小さな岬が海にはり出していて、やや高くなっています。
その先端の高い(といっても10メートルも無い)所に、例によって教会が誇らしげに建っています。

その教会の周りには、例によっての旧市街で細い路地が多数有ります。
かつての貴族の館が何軒か残り、博物館になっています。

それ以外は静かな住宅が建ち並び、白壁に緑とお花が咲き乱れ、南国情緒満点です。

何となく<メキシコ>みたいな風情、と思っものの、よく考えたらメキシコは<スペイン人>が造ったのだった。
こちらが本家。

  

いい気分で歩いていると、すれ違うヴァカンス族が、何となく<男連れ>が多い。

もちろん、小さな子供連れの親子も沢山いるのです。

でも、さらに沿道のレストランの席にも、海岸で日焼け中の連中も、なんだかやたら男同士。。。

その内、気になって気になって仕方なくなって、あとはもう、男同士のカップルしか目にとまらなくなってしまったのです。

あとは<納得>で観察(敢えてしなくても前後左右皆そんなのばっかりで見たくなくても視界に居る!)すると、ほとんどのカップルは、お互い似た者同士、と言うか、同じ雰囲気なのですね。

多くは、頭を剃ったスキンヘッドか、それに近い刈り上げた短髪。
それが、その辺にゴロゴロ居そうな普通のニイチャン達なのに、元々頭の格好がいいから、似合うのですこれが。

ひげは<イチロー風>。

何となく、ヨーロッパの低層階級の男特有の雰囲気と顔かたちの、つまりイレズミとナイキのクシャクシャズボンの、敢えて言えば<ベッカム>そっくりの顔かたちだったり。
あるいは、アメリカで<ハーレー>に乗ってるイカレタおっさん風だったり。

首の後ろ側にイレズミ(タトウーなんて言い換えてカッコつけない)。

概して、いいトコの生まれでは無いのは一目で分かる連中が多い物の、かたやパリのサン・ジェルマン・デ・プレに居そうな、柔らかなウエーブのやや長めのヘアーの文化人ふう。

あまり若いカップルは居なくて、30代から60代。

また、<オネーマン>は居ません。

皆、外見は<マットーな男>だけなのです。
それぞれ結構イイ男が多いのダ、これが!

解り易く言うと。
<長瀬クン>みたいのが二人。
<佐々木健介サン>みたいのが二人。
<室伏広治選手>みたいな二人。
<ベッカム>みたいのが二人。
もう少し年を取った<妻夫木クン>そっくりな二人。

でも、ヴィジュアル的でないカップルも当然いて。
<ザ・タッチ>そっくりのが二人。
<みのもんた>みたい(!)のが二人。

何じゃこりゃ。

昼間の海岸は、ぴったりくっ付けて並べた海岸用の寝椅子に、仲良く甲羅干しのカップルも、パラソルの下に腰を下ろしたカップルも、夫々<長年連れ添った>夫婦みたいななれ合った空気に包まれてる。

海岸通りのカフェには、見つめあって座るルカップルや、複数のカップル同士で談笑する姿も、何もかもごく自然。

でも、二人とも雰囲気や顔かたち、体つきが似通っていても、どちらかが<カイガイシク>相手の世話を焼いていて、片方はのんびり。
男性はだぶだぶで長め(膝まで有るのも)のトランクス型の水着が普通の中で、彼等だけは<小さめ>でピッタリのスク水風。
そしておかしいのは、どちらかの水着が、色合いがピンクっぽかったり、花柄が<赤>だったりで、お互いの役割が解るのです!

夕暮れ時の旧市街の中心街は、狭い通りにまるでホコテンの竹下通りみたいに人々が繰り出して、まともに歩けない有り様ですが、<ゲイ>のカップルが夕食前の散歩を楽しみ、それらに混じって、子供連れの家族も、何の違和感も無く歩いてる。

あとでホテルの人に聞いたら、この町は<ゲイ>に寛容な、従って<ゲイ>が安心して集まってくる町なんですト。

単純に<見た目>、40%が親子連れ、30%が<ゲイ>のカップル、30%が男女のカップル(年齢不問で、リタイアしたオジーちゃんおバーちゃんのカップルも多いのです)と男女混合の学生グループ、と言った割合のヴァカンス族でした。

おいおい。

世の中、こんなに多くの<ゲイ>が居るのかと知ってショックでした。

世の中の<女性達>は一体何してるんだ!

こんなに多くの<イケメン>たちが、男同士でくっついてるんだぞ。

ちなみの昼間の海岸に、トップレスで見つめあって立ったままジットしてる女性同士のカップルも居ました。
片方が細身で筋肉質。
もう片方はフックラ系だった。。。

それにしても、日本では積極的に女性を獲得しようとしない男が増えてるとか。
草食系だかなんだか知らないけど。

方やアラフォーで婚活で必死の独女たちと、行く気のない独女達が溢れてるらしい。

何より、仕事に恵まれ自由気ままに生活してる女性達は、結婚に意欲がわかなくなる例が多くなっている傾向に有るらしい。

そりゃ、結婚すれば何もかも<不自由>になりますよ。
好きな事を、好きなだけ、好きな時間に、やって生きて行く自由を覚えると、アレコレ制約の有る<家庭生活>を敬遠し始める。

でも、人間も生物であり、生き物はカップルを形成し、子孫を残す本能が有るはずなのです。

それが、生き物としてのギムなのだ。

一つには<マスコミ>が悪い。

世の中のオピニオン形成をリードする役割を、忘れてるんとチャウカ、と言いたくなる様な、<独女>礼賛的なムードを作り出して来たのは、マスコミにも大きな責任がありますよ。

<彼氏>だ<告白>だ、と煽り立て、小学生ですら好きな男子に、積極的に意思表示する事を推奨するみたいな環境になってしまった。
いわゆる<イケメン>(下品な言葉ですね~!)は、何もしなくても女の子の方から集まってくる、みたいな社会環境になってしまったら、男は外見を整える事だけにうつつを抜かし、積極的に女性を獲得する努力をしなくなってしまうでしょうが。

これら、みんなマスコミのミスリードによる社会環境形成だと思うのですが、間違っていますでしょうか?

一部の昆虫類や魚類の中には、群れの個体数が増えすぎたるすると、同性同士で交尾しようとするものが多くなる、とか。
又は、一定量以上に増えると、群れ全体がオスだけ、あるいはメスだけに変化してしまう事もある、とか。

世の女達よ。

結婚云々は別として、男を求めよ。
世の男どもを、男同士の愛に走らせるな!

人類は大丈夫なのかしらん??
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アメリカよ、日本をバカにするのもいい加減にしろ!

2009-08-07 06:15:12 | 日米関係
『<クリントン元大統領>韓国人の釈放、北朝鮮に促す』(毎日新聞電子版見出し)

>韓国外交通商省の文太暎報道官は6日、訪朝したクリントン元米大統領が、北朝鮮に拘束されている韓国人の早期釈放を北朝鮮側に促したことを明らかにした。報道官によると、訪朝前の韓米協議を通じ元大統領がこれらの問題を「熟知」し、人道的見地からの送還を求めたという。(同記事)

先ず、国連による<北朝鮮制裁決議>を逸脱した、『2国間協議』を、かってにやった事でアメリカは既に世界の秩序を、<自ら>乱した。

北の思惑通り、6カ国協議の枠は崩壊し、彼等が求めていた<対米直接交渉>というルートを、アメリカ自らが提供した。

この点において、既にアメリカの<エゴ>は、全世界に周知せしめる処となった。
つまり、先の一連の<ミサイル発射>や<核実験>にたいする、日米を中心とした(はずだった)対北への締め付けは、一方の当事者である<アメリカ>自らが、かってに反古にしてしまった事で、北朝鮮は得点1。

それに加えて、実際に<2国間協議>をやってしまった事で、完全に<北朝鮮外交>の勝利であった。

北朝鮮は、その望み通り<アメリカと対等な国家>という地位を獲得した。


この事自体に、私は腹を立てておりました。


そこへ持って来て、上記のニュース。

日本政府の働きかけのみならず、米大統領や連邦政府への、実際に<拉致家族>の代表の方々のよる直接の訴え、それに対する<リップ・サーヴィス>のみの受け答え、に終始していた米国が、韓国人拉致被害者<のみ>の釈放を要請する、など完全に日本を蚊帳の外に置いた態度が、はっきりと全世界に示された。

元来、『米民主党』は対中を対日より優先させる政策であったが、今回図らずも、彼等の国際戦略のなかに、日本は入っていない事を、白日の下にされけ出した訳だ。


日本はちょうど総選挙の真っ最中。

幸い(?)自民公明政権が下野しそうな状況下にあって、民主党新政権には、ぜひとも<対アメリカ政策>を毅然として対処して欲しい、と切に望む所です。

『思いやり予算』等と言う馬鹿げた対米奉仕を止める等と言う議論以前に、基地の提供なんて、要らないのではないか。

どうぞ<中国>と<韓国>に駐留してください。

どうぞ日本を無視して、国際政治でも何でも、おやり下さい。

かくなる上は、「日本も<核>装備の検討をする」くらいの姿勢は(実行するしないは別として)世界に向けて発信しても良いのかもしれない、とすら考えてしまった。

アメリカの<財政赤字>を救うため散々購入して来た『アメリカ国債』を、今や<中国>が最大の購入国になったらしいから、この際中国に全部引き取ってもらいましょうよ。

かつて日本を『国際連盟』から脱退せざるを得ない様にしむけた、アメリカの対日<敵対>政策は、実は連綿80年以上に渡って、今日まで生き続けて来ていた事に、気がつかされただけでも、良かったとしよう。

やはり、<ご主人様>に取って、ポチは<犬>でしかなく、<対等のパートナー>であると言う事は<ポチの側の幻想>に過ぎなかった。

アメリカ一辺倒の<ポチ>から、1日も早く脱却し、1個の主権国家としての自覚を新たに、外交戦略を考え直す時が来た。
<腐っても鯛>の誇りを持って、毅然とした外交をしようではないか。

アメリカよ、これ以上日本を舐めるな!!
コメント (2)
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