成人年齢、18歳に引き下げ=実施時期「国会の判断」-自立促す・法制審部会(時事通信)
各種新聞やテレビのニュースで、取り上げられたこの問題を考えると、頭が痛くなってくる。
私の住むここフランスでは、選挙権が与えられるのが18歳で、これをもって<成人>とします。
客観的に見てみると、フランス人の18歳と、日本人の18歳とでは、人間的成熟度に著しい差がある様に思えるのです。
実際NHKテレビのニュースでインタヴューに答える若い女性の、「18歳で成人? イエ~い、OK!」と言う姿を見てしまったからには、余計<疑問>の心が膨らんでしまったのでした。
まあ、たまたま映った対象が、渋谷をふらついているギャル(ヤな言葉!)然とした女性であったので、<サンプリング>も問題、と言ってしまえばそれまでではあるものの。。。
<成人する>と言う事の持つ意味を、今の日本人のうちはたしてどれくらいの若者達が、正しく認識している事やらと考えると、疑問は増々膨らんで果てしなくなってしまいそう。
成人式を見てみてくださいよ。
まるで<笑点>の落語家みたいな、キイロやミドリやピンクの着物(!)着て騒ぎまくってる男の子達をみると、頭カチ割ってやりたくなる。
<ディズニーランド>で成人式だゼ!?
もちろん<大多数>の新成人は<常識的>に見えなくもない、とは言う物のです。
あまりに幼い。
もちろん<外見上幼い>事が、即<成人として認められない>と言う訳ではありません、
昔の武士階級の<元服の儀>なんて、皆とっても<幼かった>ワケです。
でも、その幼い表情のなかに、幼いなりの<必死の決意>と<晴れがましさ>みたいな物が込められていた、と思うのです(見た事はありませんが、想像に難くない)。
しかるに<現代の>若者達はと見るに、女の子達なんて、親の気持ちの籠った<晴れ着>でめかしこんで、化粧やネイルアート(!)なんて、ヨーロッパで見ると<娼婦>にしか見えない装いで、ただ浮ついているだけ、に見えるのは私だけだろうか?
自分の祖国(つまり日本の事ですゾ)の未来に関して語れる若者が、成人式に参加している中の何人居るだろうか。
世界の未来像を思い描ける若者が、何人居るだろうか?
その<人類の未来>に果たす自分の役割、なんて事に身が震える様な思いを抱く、なんて若者はイルのだろうか。
そんな大げさな事でなくとも、成人してからの<社会に占める自分の位置>等と言う事に思いを馳せる、なんて若者が、いるのかしらん。
もちろん、<若気の至り>でも<青臭い気負い>でも、何でも良いのです。
<大人になる>と言う事への<覚悟>と言うか、<自覚>と言うか、<社会に対する責任>と言うか、精神の中に何かの<感じるもの>が無いとやっぱりダメなのではないか。
真面目で、精神的にちゃんと成熟している若者も、当然数多く居るでしょう。
でも成人年齢の人口の、何割くらい居るかと想像すると、とても楽観的意見は言ってられない気がする。
オオッピラに酒飲めるゼ、じゃいかんだろ。
まあ、自覚を持った青少年(ジジイ臭い表現ですナ我ながら)達には、成人年齢を引き下げる事が、自覚を促すと言うプラスの効果も期待出来るでありましょう。
しかし、実際問題として、数値的年齢ではなく、<精神年齢>だと思うのですね私としましては。
たとえ中卒(もう居ないか。。。)で工務店に就職して、大工さんの見習いしてる子だって、真面目に自分の将来を見据えて頑張っている子は、所得税も払って、年金も掛けてるのであれば、立派に<成人>として処遇して良い、と考えます。
当然そのような若者であれば、16歳でも<選挙権>も付与していい、と思う。
逆に、ボーソー族みたいのや、ヤンキー(同じ?)見たいのや、あるいはニートで無職なんてヤツらには、たとえ25歳であろうが30だろうが、<成人>とは見なせない、ような気がするのです。
肉体的にいくら成熟してても、精神がガキであったら、そんなヤツはおじサンは<大人>とは見なさないゾ。
さらに付け加えるならば、ちょっとした出来心からの<万引き>や、口論から起こった諍いでうっかり相手を傷つけてしまった、なんて事件の当事者は、当然<将来>を考慮して更生させるべく計らうのは必要でありましょう。
しかし、人を殺しただの、連続レイプだの、お年寄りを襲って強盗しただの、気晴らしに放火した、なんてガキは<少年法>なんて不合理なキメごとで守ってやる必要は断固として無い。
江戸時代の『火盗改め』と言う、<殺し>と<火付け>と<強盗>は別格で処理する制度、は至って合理的だったと思います。
現在の<刑法>やら<刑事訴訟法>やら<少年法>なんて法律を制定した当時は、子供達を含めて日本人全体が、今みたいに<手の付けられない>状況では無かったはず。
刑法全体を、(残念な事に)時代に合わせて改正する事こそが、<成人年齢の引き下げ>何ぞより、ずっと焦眉の急だと思う昨今であります。
「今の若者は。。。」なんて言ってる私のこの状況は、ただ年取っただけなのかしらん。。。
しかし、今の青少年達に敢えて言おう。
「精神の自活をせよ!」
「人生に恐れを抱け!」
とにかく、社会を舐めるなヨ。。
各種新聞やテレビのニュースで、取り上げられたこの問題を考えると、頭が痛くなってくる。
私の住むここフランスでは、選挙権が与えられるのが18歳で、これをもって<成人>とします。
客観的に見てみると、フランス人の18歳と、日本人の18歳とでは、人間的成熟度に著しい差がある様に思えるのです。
実際NHKテレビのニュースでインタヴューに答える若い女性の、「18歳で成人? イエ~い、OK!」と言う姿を見てしまったからには、余計<疑問>の心が膨らんでしまったのでした。
まあ、たまたま映った対象が、渋谷をふらついているギャル(ヤな言葉!)然とした女性であったので、<サンプリング>も問題、と言ってしまえばそれまでではあるものの。。。
<成人する>と言う事の持つ意味を、今の日本人のうちはたしてどれくらいの若者達が、正しく認識している事やらと考えると、疑問は増々膨らんで果てしなくなってしまいそう。
成人式を見てみてくださいよ。
まるで<笑点>の落語家みたいな、キイロやミドリやピンクの着物(!)着て騒ぎまくってる男の子達をみると、頭カチ割ってやりたくなる。
<ディズニーランド>で成人式だゼ!?
もちろん<大多数>の新成人は<常識的>に見えなくもない、とは言う物のです。
あまりに幼い。
もちろん<外見上幼い>事が、即<成人として認められない>と言う訳ではありません、
昔の武士階級の<元服の儀>なんて、皆とっても<幼かった>ワケです。
でも、その幼い表情のなかに、幼いなりの<必死の決意>と<晴れがましさ>みたいな物が込められていた、と思うのです(見た事はありませんが、想像に難くない)。
しかるに<現代の>若者達はと見るに、女の子達なんて、親の気持ちの籠った<晴れ着>でめかしこんで、化粧やネイルアート(!)なんて、ヨーロッパで見ると<娼婦>にしか見えない装いで、ただ浮ついているだけ、に見えるのは私だけだろうか?
自分の祖国(つまり日本の事ですゾ)の未来に関して語れる若者が、成人式に参加している中の何人居るだろうか。
世界の未来像を思い描ける若者が、何人居るだろうか?
その<人類の未来>に果たす自分の役割、なんて事に身が震える様な思いを抱く、なんて若者はイルのだろうか。
そんな大げさな事でなくとも、成人してからの<社会に占める自分の位置>等と言う事に思いを馳せる、なんて若者が、いるのかしらん。
もちろん、<若気の至り>でも<青臭い気負い>でも、何でも良いのです。
<大人になる>と言う事への<覚悟>と言うか、<自覚>と言うか、<社会に対する責任>と言うか、精神の中に何かの<感じるもの>が無いとやっぱりダメなのではないか。
真面目で、精神的にちゃんと成熟している若者も、当然数多く居るでしょう。
でも成人年齢の人口の、何割くらい居るかと想像すると、とても楽観的意見は言ってられない気がする。
オオッピラに酒飲めるゼ、じゃいかんだろ。
まあ、自覚を持った青少年(ジジイ臭い表現ですナ我ながら)達には、成人年齢を引き下げる事が、自覚を促すと言うプラスの効果も期待出来るでありましょう。
しかし、実際問題として、数値的年齢ではなく、<精神年齢>だと思うのですね私としましては。
たとえ中卒(もう居ないか。。。)で工務店に就職して、大工さんの見習いしてる子だって、真面目に自分の将来を見据えて頑張っている子は、所得税も払って、年金も掛けてるのであれば、立派に<成人>として処遇して良い、と考えます。
当然そのような若者であれば、16歳でも<選挙権>も付与していい、と思う。
逆に、ボーソー族みたいのや、ヤンキー(同じ?)見たいのや、あるいはニートで無職なんてヤツらには、たとえ25歳であろうが30だろうが、<成人>とは見なせない、ような気がするのです。
肉体的にいくら成熟してても、精神がガキであったら、そんなヤツはおじサンは<大人>とは見なさないゾ。
さらに付け加えるならば、ちょっとした出来心からの<万引き>や、口論から起こった諍いでうっかり相手を傷つけてしまった、なんて事件の当事者は、当然<将来>を考慮して更生させるべく計らうのは必要でありましょう。
しかし、人を殺しただの、連続レイプだの、お年寄りを襲って強盗しただの、気晴らしに放火した、なんてガキは<少年法>なんて不合理なキメごとで守ってやる必要は断固として無い。
江戸時代の『火盗改め』と言う、<殺し>と<火付け>と<強盗>は別格で処理する制度、は至って合理的だったと思います。
現在の<刑法>やら<刑事訴訟法>やら<少年法>なんて法律を制定した当時は、子供達を含めて日本人全体が、今みたいに<手の付けられない>状況では無かったはず。
刑法全体を、(残念な事に)時代に合わせて改正する事こそが、<成人年齢の引き下げ>何ぞより、ずっと焦眉の急だと思う昨今であります。
「今の若者は。。。」なんて言ってる私のこの状況は、ただ年取っただけなのかしらん。。。
しかし、今の青少年達に敢えて言おう。
「精神の自活をせよ!」
「人生に恐れを抱け!」
とにかく、社会を舐めるなヨ。。