不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

ポルトガルの小邑の「心にしみる光景」の中に佇もう。『オビドシュ』に詩心を覚え、<時の停止>を感じて。

2011-07-31 20:54:13 | 心にしみる光景
ポルトガル。

エキゾティックで身直な響き。


今週の【フォトの旅】は、ヨーロッパの片田舎の、小さな古の海洋大国の、小さな町の旧市街。
その名は、オビドシュ。



      
      オビドシュの旧市街の俯瞰



ポルトガル。

遠く離れた、近い国。
地球の東の際果ての日本と、西の際果てのポルトガル。


16世紀以来、我が国の文化に大きな貢献をしてくれた、小さな海洋国。

『種子島』をもたらした。
『カステラ』をもたらした。
『パン』をもたらした。
『金平糖』をもたらした。
『天ぷら』をもたらした。

<天正少年遣欧使節団>を迎え入れた。


その、ポルトガルの首都『リスボン』から、北へおよそ百キロ、車で一時間の行程で、小高い丘の上に、城壁に囲まれた小さな町がひっそりと、待ち受けている。


        
        リスボンからの国道から、オビドシュを見晴らす


小さなな谷を下って、対岸を上ると、城壁が見えて来る。
右端に、『カステロ』がそびえる。

オビドシュである。

ヨーロッパの歴史の「縮図」の様な、小さな町。
丘の下に広がる新市街を含んで、人口僅か一万強。

丘の上の旧市街は、文字通りの「中世」そのもので、時が停止している。


旧市街に入るには、丘の右下の坂道を「城」を目指して登って行くのが良い。


        
        カステロ


スペインとポルトガルが位置する『イベリア半島』は、八世紀以来、八百年間「イスラム」の支配下にあった。

かつての「西ローマ帝国」の崩壊以来、混乱を極めた当地は、帝国を滅ぼした「ゲルマン人」の、各部族が割拠し、やがて少しずつ「西ヨーロッパ」の輪郭が形づくられて行った。

その頃、イベリア半島に進出したのが、ゲルマンの中の『スアーヴェ族』それを討って支配権を確立した野が『西ゴート族』であった。

711年、北アフリカから「イスラム」勢力が侵入し、全イベリアを支配下に置く事になる。

その後の、キリスト教徒達による『レコンキスタ(国土回復)』により、フランスのブルゴーニュ家の領地、更に『バルセローナ公爵家』の支配を経て、ポルトガル最初の支配者『ブラガンサ公』へと受け継がれ、やがて、スペイン王室に吸収合併されて行く。


オビドシュは、大西洋を望む「望楼」の役を持ち、重要な存在であった。

今では、海は17キロ西へと後退してしまっている。


1148年、ブルゴーニュ系の親王『アルフォンソ・エンリケ』が、イスラムから町を解放した際、城は改築され、城壁は造り直され、町並みも「モーレスク」か「カトリック』へと化粧直しが進んだ。

その次の息子が、アラゴンの王女を妃に迎える際、オビドシュで婚礼をあげ、町を妃に贈った。
以来、1833年まで、町は『ポルトガル王妃』の直轄領地であったのです。


基本的には、そのときの都市構造が、変わっていない。


城壁に囲まれた市域の、東の先端が「城(カステロ)」で、一番高い位置を占めている。

その西側に、中心となる通りが一本。


        
        町の目抜き通り『ディレイタ通り』


その通りの両側に並ぶ家並は、まさに『中世』の地方都市そのまま。
エキゾティックで、それでいて「よそよそしく」無く、どこか懐かしい空気に満ちている。


        

        
        目抜き通りから内側へ入る横道


これらの家々は、地方色豊かなお土産屋さんであるか、レストランである。

エシュトラマデューラ地方の陶器。
手織りの敷物。
素朴なワイン。

旅情に浸って、ついあれこれ買い求めたくなる誘惑に打ち勝つのは、難しい。


その「目抜き通り」の中程に、旧市街の教会『サンタ・マリア』が建っている。


        
        サンタ・マリア教会

通常、ヨーロッパの古い町は、その中で一番高い所に教会、ないしは城が有る場合は、二番目に高い所に建っている事が多い。

しかしこの教会は、通りが城からやや下り坂になって居り、その途中まで下って来ての「教会前広場(プラサ・サンタ・マリア)」の、また一段下がった片隅に造られている。


        
        

通りと広場の角の建物は、円柱に支えられた素敵なテラスになっていた。



ところでスペインでは、各地にかっての城や修道院等、歴史的建造物を改装した国立のホテルが有る。
『パラドール』と名付けられて居り、日本でも知る人ぞ知る、ファンの多い良質のホテルチェーンである。

その同じ発想で、ポルトガルにも『ポウーシャダ』と言うなの、同じ発想の国営ホテルが各地に有る。

ここオビドシュのポウーシャダは、この町のカステロを使って居り、ポルトガルで一番最初のポウーシャダとして、非常に有名である。


        
        ポウーシャダ・デ・カステロ・ドビドシュ


カステロの真下まで、狭い小径を車を乗り入れ、そこから玄関まで狭く曲がりくねった石の階段を登る。

大型のスーツケースを持ち上げるのは、一苦労である。
勿論、ホテルのポーターが、軽々と運んでくれるのだが。


中にはからの眺めは、城塞の塔の部分と違って、後期中世風の城館。


        
        上の階の大きな二つの窓はレストラン


右下のアーチがホテルの玄関。
レストランに食事に来る外部の客は、階段を上って直接レストランに行く。

        
        レストランへの階段の途中からの光景


町の城壁の最後の部分が、カステロの城壁になっており、その角に二つの物見の塔が有る。
その中の部屋が、一番お勧め。


        
        手すりも無い狭い急な石段を登ると、塔全体が二階建ての「スイート」


何しろ、戦国時代の城塞の天守だから、敵の矢玉を受けぬ様、窓はほんの僅かに小さく開いているだけ。

見晴らしは望めないが、八百年前の城主になった気分で、過ごす事が出来ます。


        
        二つの塔を結ぶ城壁の上から見下ろす旧市街


夏のシーズンは、この小さな旧市街に観光客がひしめき合うけれど、シーズンをずらせば、ほぼ無人の「中世」を独り占め出来る事、請け合いです。

特に、この写真を取った夕暮れ時が、良い。

静けさと、生活の空気と、更には物悲しさをも感じてしまう。

誰でも、詩人になれる町。


目抜き通りに平行して、一段低い方にも同じ様な通りがあるが、そこは全く人気がなくなってしまう。

そして、別の教会が、もう一軒ひっそりと建っていた。


        
        別の教会


タップリ歩き回って、ポウーシャダの方に引き返すと、自分が泊まっている部屋の塔が見上げる様に迫って来た。


        

奥の塔に泊まった。


ヨーロッパの古い町並みは、時計の針が数百年後戻りして、タイムスリップを味合わせてくれます。
ぜひ、それらの時空を遡る旅を、してみませんか。

次回を乞うご期待。


コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ペテン師が、「自分の言葉に、責任を」、と言ってもアンタ、そりゃ無理だ』(永田町狂歌)

2011-07-30 22:29:45 | 政治と社会
また、一週間が過ぎました。

今週後半は体調を崩し、一日は完全に意識不明状態で臥せって居り、もう一日は、「気力とアスピリン」とで、動き回っていました。

週末になって、やっと復活。。。
辛かった。


そして、又また【週末一口時評】です。


【今週の一枚】

《これより三役》

      
      東
   
  
      
      西


モグラ叩きにどうぞ。



【今週の表題】

題して《ペテン師が、自分の言葉に、責任を、と言ってもアンタ、そりゃ無理だ》


●「私の出処進退については、6月2日の代議士会、その後の記者会見などで申し上げてきた言葉については、私自身の言葉でありますので責任を持ちたいと考えています」(菅直人総理大臣)
◯「辞めるとも、辞任とも、自分の言葉として行った事は、一度も無い」(菅直人総理大臣)

大馬鹿や野郎の言葉の、何と<無責任>な事か。



▶やらせメール「知事発言が引き金の可能性」=九電の第三者委(時事通信/7月30日(土)21時32分配信)
▷既定路線。「日本の世の中、そんなもんだろ」(大向こう)

▶四国電のやらせ質問、元副社長が事前了承(讀賣新聞/7月31日(日)3時10分配信)
▷「♪今日わあ、今日わあ、西ぃのぉ国からあ~、こんにちはあ、こんにちはあ、南のぉ国ぃからあ~♪」

▶<海江田経産相>復興対策本部を「連絡入っておらず」欠席(毎日新聞/7月30日(土)20時54分配信)
▷既定路線。「海江田大臣蚊帳の外」(菅直人)

▶海江田経産相:進退問われ、涙(毎日新聞/7月29日(金)22時16分配信)
▷男達よ、泣くのは、妻を亡くしたときと、母を亡くした時だけだ!

▶海江田経産相、涙の理由を説明(読売新聞/7月30日(土)21時1分配信)
▷「ナデシコは泣かなかったよなあ」(庶民)

▶<民主党>安住国対委員長「首長は泥をかぶらない」(毎日新聞/7月30日(土)19時33分配信)
▷<安住!>お前は泥を被ったか!!

▶豪雨対策、孤立者救出に全力…政府連絡会議(讀賣新聞/7月30日(土)19時2分配信)
▷「孤立者の救出の為の方針を定める為の基本の立法をする会議の連絡です」(内閣)

▶鬱陵島訪問で自民・新藤氏「圧力受け入れない」(讀賣新聞/7月30日(土)18時37分配信)
▷野党外交も良いけれど…。「だから、何をしたいのさぁ?」

▶代表選「常識的には8月」=安住氏(時事通信/7月30日(土)13時8分配信)
▷『常識』と言う言葉は、「常識有る人間」が使って、始めて意味が有る。

▶臨時増税やむを得ない=民主・輿石氏(時事通信/7月30日(土)12時13分配信)
▷この人が小澤氏のコアな支持者とは思っていません。

▶長崎原爆忌式典、初の米政府代表者出席へ調整(讀賣新聞/7月30日(土)11時12分配信)
▷「原爆投下は、多くのアメリカの若者の命を救う為に、必要であった」(アメリカ市民)
 「911は、イスラムの於かれた不条理な立場を思い出させる意味で、必要であった」(アル・カイーダ」

▶復興財源は建設国債で=民主・馬淵氏(時事通信/7月30日(土)11時3分配信)
▷馬の口から念仏。

▶自民参院幹事長「我々が問責決議案を出す」(讀賣新聞/7月30日(土)10時47分配信)
▷早く出せ。

▶「抗議の辞任」一転「やらせ質問」騒ぎ 引責危機…海江田氏いつ決断(産經新聞/7月30日(土)7時56分配信)
▷いずれにせよ、終わってます。

▶菅直人内閣支持率16・3%が持つ意味(産經新聞/7月30日(土)7時56分配信)
▷こんな高支持率なんて、意味ないジャン。

▶首相の夢後退 “帳尻合わせ” 「脱原発」道筋なく/増税金額も残せず(産經新聞/7月30日(土)7時56分配信)
▷国民にはとっくにバレてまっせ。

▶山形避難8578人に急増 原発避け福島から7712人(河北新報/7月30日(土)6時10分配信)
▷本当は、この百倍あってもおかしくないのです。。。(涙)

▶汚染肉牛被害は別途検討…原発賠償指針原案(讀賣新聞/7月30日(土)1時24分配信)
▷何で『牛』だけ<別途>なんだよ。

▶保安院やらせ、歯切れ悪い当時の与党関係者(讀賣新聞/7月30日(土)0時57分配信)
▷誰が何と言おうと、今日の原発社会は「中曽根康弘」と「正力松太郎」のせいです。

▶復興増税、「10兆円」から議論=復興相(時事通信/7月30日(土)0時24分配信)
▷特別会計年間余剰残高の半分ね。

▶<細野原発事故相>核防護対応の一元化を検討(毎日新聞/7月30日(土)0時18分配信)
▷また、新たな枠組み変更の為の会議を延々と。。。

▶中国監視船が尖閣諸島に接近 震災後、2回目(産經新聞/7月30日(土)16時10分配信)
▷盗人<あくまで>猛々し。

▶節電訴えるTVはピーク時に交代で放送自粛すべきと内田樹氏(SAPIO2011年8月3日号/NEWS ポストセブン/7月30日(土)7時5分配信)
▷【正論】って雑誌、まだ有ったっけ?

▶市場原理無視のTV局 放送開始58年で倒産、合併、買収0件(NEWS ポストセブン/07月15日07時00分配信)
▷産官一体の成果。

▶岡田幹事長“メゲない一直線”に中間派からも“KY”の批判(週刊文春/7月28日(木)18時22分配信)
▷「♪ お・も・いぃ~こんだぁらあ~、命のおかあぎいいりいい~、縫い目があほどけるまでぇえ~♪」

▶鬱陵島視察 新藤義孝・視察団長インタビュー 「竹島」の拠点、実情見たいだけ(産經新聞/7月30日(土)7時56分配信)
▷『見ぃてぇるううだぁけぇえー』

▶<菅首相>「存在問われる問題だ」と批判 保安院やらせ質問(毎日新聞/7月30日(土)0時7分配信)
▷先ず、汝自らの存在を問え!

▶原発依存低下へ工程表=発送電分離打ち出す―政府(時事通信/7月29日(金)23時28分配信)
▷分社化で、天下り先が増えますね。

▶脱原発依存「政府で推進」=退陣時期なお示さず―首相(時事通信/7月29日(金)21時37分配信)
▷<脱>原発の動きに<依存>して、生き長がらえるんだよねええ。

▶首相会見詳報「保安院のやらせ問題、事実だとすれば由々しき問題」(産經新聞/7月29日(金)22時51分配信)
▷世論「首相のペテン発言の数々、時事であるだけに由々しき問題」

▶小沢氏「無責任な思いつきの受け狙いの人」(讀賣新聞/7月29日(金)21時57分配信)
▷突っ込み様が無い。

▶首相会見速報 円高「引き続き市場を注視」(産經新聞/7月29日(金)21時44分配信)
▷観客席でのんびりしよう。

▶円高への対応方針変わらず、市場動向を注視=野田財務相(ロイター/7月29日(金)9時41分配信)
▷「注視する」という方針。

▶小沢氏「菅さんでなければどなたでも」(産經新聞/07月29日 01時29分配信)
▷オンリー・ワン。ワースト・ワン。

▶民主代表選は「B級グルメコンテスト」(産經新聞/07月28日 11時27分配信)
▷【訂正記事】民主党代表選は「ゲテモノ・コンテスト」

▶菅首相「本格復興に向けた全体像が示された」(産經新聞/7月29日(金)21時20分配信)
▷「二百年かけて正常化」??

▶「お遍路行っても地獄行き」…亀井氏、首相に(讀賣新聞/7月29日(金)19時25分配信)
▷行っても行かなくても、地獄行き。

▶亀井氏「補佐官辞任する」 郵政改革法案絡みで騒動(産經新聞/7月28日(木)23時59分配信)
▷「1週間の執行猶予だ。約束を破ったら決定的な対決に入るぞ!」『仁義無き闘い』永田町篇。

▶2つの献金、首相に火種…追及に逃げの姿勢(読売新聞/7月28日(木)10時26分配信)
▷それにしては、逃げ足は遅い。

▶「首相は万死に値する」 拉致議連総会で菅首相献金問題批判続出(産經新聞/7月29日(金)11時32分配信)
▷こいつが一万回死んだとて、◯のツッパりにもなりゃしない。

▶外国人献金で辞任否定=菅首相(時事通信/7月29日(金)13時12分配信)
▷「オレは推定無罪。小沢は冤罪でも有罪」(ほにゃらら総理)

▶夏休みにボランティアを=枝野官房長官(時事通信/7月29日(金)11時46分配信)
▷「上がアホやから…」(モエやん)

▶パンダは「友好の使者」としての役割を果たせているのか…金曜討論(産經新聞/7月29日(金)7時55分配信)
▷有料友好。

▶<民主党>内閣不信任案再提出は可能…小沢元代表(毎日新聞/7月29日(金)1時36分配信)
▷「ありえねええー」(安住)

▶民主・安住氏「不信任は議題に乗せず」小沢氏の認識に反論(産經新聞/7月29日(金)20時55分配信)
▷キャン、キャン。

▶小沢氏、岡田氏の謝罪は「おかしな言動だ」(讀賣新聞/7月28日(木)23時46分配信)
▷そろそろ、ネジが飛び、縫い目が切れ始めてる物ですから…。

▶「まともな神経なら、とうに辞めてる」小沢氏(讀賣新聞/7月27日(水)0時9分配信)
▷神経が無いんだと思われます。

▶<法制審部会>「客観証拠重視されず」村木さんらが意見(毎日新聞/7月28日(木)22時29分配信)
▷村木さん、貴女は「官僚」だから、解決が速かったのですよ。

▶首相が謝罪電話「指示遅くなった」玄海原発問題(讀賣新聞/7月28日(木)21時53分配信)
▷「ワリィ、ワリィ、急に「巧い手」思いついちゃったからさぁ」(空き缶)

▶NTT、JT株の売却検討=復興財源確保で―政府(時事通信/7月28日(木)21時3分配信)
▷「モルガン」に? それとも「リーマン」に?

▶<3次補正>提出は早くても9月末…桜井副財務相(毎日新聞/7月28日(木)12時42分配信)
▷「すると、来年度予算は10月からだな?」(ペテン師)

▶汚染がれき、国が直接処理へ…新法で枠組み(讀賣新聞/7月28日(木)3時1分配信)
▷霞ヶ関総合新庁舎建設の基礎に使おう。

▶首相は退陣3条件そろっても辞めない…小沢氏(讀賣新聞/7月27日(水)22時57分配信)
▷恥ずかしながら…。

▶「どうやってエネルギー調達」仙谷氏が首相批判(讀賣新聞/7月27日(水)21時34分配信)
▷「タヌキ汁が出来ねえじゃねえか!」(阿波狸)

▶言いっ放し政権、退陣を=仙谷官房副長官(時事通信/7月27日(水)22時4分配信)
▷タヌキの最後っ屁。

▶<独立行政法人>役員の一般公募低迷 官房長官応募呼びかけ(毎日新聞/7月27日(水)20時21分配信)
▷役員一般公募、じゃなくて『独立行政法人』廃止だろ。

▶首相、円高対策は「財務相が考えている」(産經新聞/7月27日(水)20時8分配信)
▷「考え中、考え中、考え中…」

▶<保安院動員>プルサーマル必要性…アンケ回答6割「理解」(毎日新聞/7月30日(土)22時54分配信)
▷んじゃああ、そりゃあ!? ってか、効果有るなあ、ヤラセは。

▶原発誘致で潤う自治体の住民が「こんなに儲かっていいの?」(NEWS ポストセブン/7月30日(土)16時5分配信)
▷総て電気代から出てます。

▶「あいつら避難所にクルマで乗りつける」被災者が朝日に怒る(NEWS ポストセブン/7月28日(木)7時5分配信)
▷ブンや、デカ、ヤクニン、なんか同じニオイ。

▶一兵卒・小沢が“闇将軍”化?「ポスト菅」並べて値踏み中(夕刊フジ/7月30日(土)16時56分配信)
▷<菅首相は最近、周囲「小沢さんはもう死んでいるのに、みんな怖がりすぎだ」と敵意をむき出しにした。>

▶<アカハラ>学生に土下座させ頭踏む 横浜市立大医学部教授、停職3カ月(毎日新聞/7月30日(土)15時34分配信)
▷象牙の虚塔。 しかし、未だに居るんだねえ、こういうのが。

▶なれ合いの原子力ムラ…保安院の存在意義は?(読売新聞/7月30日(土)8時56分配信)
▷天下り用。



【今週のやっかみ】


        

こんな美男美女のカップルなんて、信じられません。
やっかみすら、言えません。

それにしても、神様は不公平だ…。

取り敢えず、お目出度う。
末永くお幸せに。


では、また来週!!





コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風雲急を告げる各国のデフォルト危機。結局総ては日本が一手に尻拭い…

2011-07-27 23:51:10 | 世界に置ける日本
ううむ。



経済が一番苦手なのです。

従って、今夜のブログは、いい加減な戯言です。


ギリシアの救済で、EUはかなりの損害を覚悟している。
ギリシア国債は最低ランク。

アメリカのデフォルトも、目前。


『ドル』と『ユーロ』両方への不信と嫌気とから、資金の流れが否応無しに『円』へと向かい、エラい勢いでの円の高止まり。

ドルと、ユーロと、両方の損失を、円が肩代わりさせられる。
実に、鬱陶しい流れだ。


円高だと、何が起こるのか。

「輸入品」が安くなります。

つまり、セシウム牛肉の出荷が止まって、「牛肉不足」になり始める日本市場には、<アメリカ牛>の、輸入を増やさざるを得ない訳ですね。

BSEなんて、言ってられない。

牛丼と焼き肉の無い日本なんて、日本じゃないだろ! って訳です。


経産省としては、これで大手を振って「アメリカの要求」通りに、輸入格大が出来まする。


事は牛肉くだけでは有りませんよ。

牛が汚染されると言う事は、あらゆる家畜、あらゆる農産物が、多かれ少なかれ、汚染されてる可能性が<大>だって事です。


さあ、これをバネに、<TPP>参加の調印に向かって、まっしぐら。


総ての輸入品は安くなる?

例外も有ります。

石油は、多分、安くはなりません。
それほどは、

輸出する方が、元値を上げるからです。
だって、ほとんどドル決裁で売ってる訳だから、収入が減りますがな。

値上げ、値上げ。


さらに、世界中で「石油」は元値が上がれば末端価格も上がるが、元値が下がったからと言っても、小売価格に反映しない事になってます。

価格が下落する事によって税収に穴が開く以上、お上としては、価格減少の度に、あらゆる石油関連税を引き上げます。

これが世界の常識。


海外旅行に出る人に取っては、有り難いですね。

その分、海外に出る人が増え、気前よく消費が増える傾向に有ると言う事は、結局日本の外貨準備が減ります。


それは良いでしょう。


しかし、輸出に頼る経済構造の日本としては、円高によるダメージは、計り知れない物が有る。

経団連は、清算拠点の海外移転を、露骨に口にしている。

昨日の「ニュース9」でも話題になっていた。
「誰が最初にルビコン河を渡るのか」

「日本経済を身内から破綻に追い込む、企業の国外移転の『先陣を切った』と言われるのだけは避けたい」

と言うのが、海外移転の視野に入れている大企業の当面の考えなのだとか。

どこかがやってくれれば、後は雪崩を打って、と言う事になりそうな状況だと言う。


困難な時期に当たって、血の滲む様な企業努力で危機を乗り越えるなど、最早日本の企業風土には存在しなくなってしまった。

情けないったら有りゃしない。

祖国への愛情も、敬意も、有ったもんじゃない。

目先の稼ぎ。
それだけが、唯一の企業理論に成り果てているようだ。

グローバリゼーション。
国際化。

これは、ただ「アメリカのマネ」しますってこと。
ヨーロッパ中から、喰い詰め者が押し掛けて、切磋琢磨した結果、「強い者が勝ち残る」と言う風土を築き上げたアメリカ。

その「ビジネスモデル」だけを盲目的に取り入入れ、風土の異なる中で真似して良しとする。
企業内公用語得お英語にする。

なんと馬鹿馬鹿しい事だろう。

そんな企業人が、日本社会を撹乱し、庶民の生活を破壊して顧みない。

祖国に、後足で砂をかけて出て行く様な企業は、要らない。
トットと、出て行け。


しかし、世界基準で見ると、嫌応なくドルに対する国際的汎用性の性格が徐々に変化している。

ユーロも、今ひとつ信頼出来ない。

だからと言って、円は「投機筋」に遊ばれて儲けの対象としての扱いを受けるものの、ドルに変わって国際基軸通貨には、なれない。


そこで、『人民元』と『ルーブル』が手ぐすね引いて、その存在感を高める為に控えている訳です。

しかし、いきなり「人民元」や「ロシア・ルーブル」が、ドルに取って代われる訳ではなし。


要するに、国債決算と投資の対象通貨が、多様性を持って来るのです。

その事は、アメリカ国債に対する存在価値にも当てはまるのですね。


日本は、現在1兆ドルほど、アメリカ国債を保有しているらしい。
震災の起こった3月期ですら、3百億円分の米国債を買い付けた。

しかし、世界第一位の保有国であった中国は、必要に応じて米国債を自由に売却する。
今年春、かなり売却して、しばらくは日本が保有高第一位に返り咲いた時期も有った通り。

彼等は、健全な通貨運用を行うのです。
自国の財政の基盤が掛かっている訳だから、当然である。

第三位の保有国イギリスは、日中の3分の一程度の保有高に過ぎない。


つまり、10兆ドル強の発行残高の米国債の、10分の一ほどを、日本が保有している訳です。

そして、日本の所有になる米国債は、「売る事が出来ない」らしい。
運用する訳では無く、ただ購入するだけ。。。


二つの理由がある。

一つは、大量の米国債が売り出されると、その時点で価格が暴落する危険性がある。
その「米国債の暴落」は、直ちに世界経済に激震を引き起こし、100年ぶりの「世界大恐慌」の再来が考えられる。

世界中の国が、人々が、餓えに苦しむ大混乱が怒らないとも限らない。

と、言われている。
と、信じられて来た。


もう一つは、財務省(旧大蔵省)と自民党が、アメリカに対して「売る事を考える」事など、間違っても無い様に、ガンジガラメに縛られて来たから。

橋本龍太郎首相の件を持ち出す迄もなく、米国債の売却は、口にする事すらタブーであるらしい。


しかし、アメリカの経済は、破綻に瀕している事は、世界中が承知している訳です。

しかし、アメリカは「デフォルト」に陥ろうと、実は全く困らないのです。
アメリカのケースは、ギリシアとはちがう。


今回の「債務不履行」の危機なる物は、下院に於ける『政府債務の法定上限引き上げ法案』が議会多数派の共和党の反対で、通らない。

(やっと与野党合意したらしいが)

その間の「利払い困難の可能性」に過ぎないのです。
そんな事など、アメリカ自身に取っては、自国の国債の価値には何ら影響を与える物では無い。


ギリシアと違って、アメリカは「資金の欠乏」にはなりません。

なぜなら、アメリカ通貨は「金本位制」を止めて以来、担保するべき対象が無く、勝手に通貨を発行するだけで、資金の調達が出来るからです。

世界中の各国通貨は、世界の標準通貨(これまでは概ねアメリカ・ドル)に対する「相対評価」をされる訳です。

1円は0,013ドル。
1ユーロは1,43ドル。

しかし、アメリカ通貨が<ドル>である以上、第三国通貨にその価値を担保してもらう必要が無い。
自分が自分を担保すれば良い。

何て、手前味噌で、素晴らしい事だろう。


だから。
ドル紙幣を必要なだけ刷るだけで良かったのです。

本来なら、どこかの国がそれをやると、たちまち通貨信用が低下し、通貨価格は暴落して破綻する。

しかし、今まで世界経済はアメリカを軸として、ドルを基軸通貨として営まれて来た結果、彼等だけは、『ドルを生む鶏』を飼っていたのです。


しかし、状況は変わった。

ドルの「独り勝ち」状態は、ユーロの登場と、その安定とで、足場を失った。

国内の財政赤字は膨らみ続けている。
2011年度の財政赤字予想は1兆6450億ドル(GDP比10.9%)で過去最大。

貿易赤字は天文学的な数字。


そこで、世界各国の考える事は、なるべくアメリカと共倒れをしたく無い、と言う事。

そこで、中国を始めとして、ロシアも、外貨準備をドル建てオンリーから、自国通貨だてを増やし始め、中東諸国も石油取引代金をドルから、ユーロ、ルーヴル、元立てを混ぜ、更に『湾岸統一通貨単位』なんて物まで考え始めている有様。


しかし、だからと言って、アメリカ経済が縮小する訳では無い。

あいも変わらず、アフガニスタンその他、世界中で軍事費を湯水の如くに浪費し続けている。

中国の、政治的台頭のみならず、急速な軍拡に苛立つアメリカとしては、軍備の戦略的配備に掛かる費用は削れない。

新兵器開発にも手は抜けない。

お金はいくら有っても足りない。

しかし、ドルや国債の売れ行きは鈍化の一途をたどって居るのが現状である。


そうなったら?

頼みの綱は、結局<ニッポン>なのですね。


今後は、米国債の「日本割当」分の比率がドンドン増える事でありましょう。

元来、各国金融担当官庁が、独自の財政戦略に則って買い付けるべき「外国債券」を、一方的に割り当てられる(公文書で言ってくる訳では無いだろうが)。
阿吽の呼吸で、日本財務官僚と日銀は、アメリカの意向を汲み取る。

実に不思議な関係ではありませんか。


であるからして。

震災復興と、原発被害の保証とに、膨大なる資金を必要としている我が国は、能無し政治家が「口を揃えてチイパッパ」とばかりに『消費税増税』を、言い立てている現状に有って、米国債を今まで以上に沢山買わされるのだろうなあ、と言う事。


日本は拒まない。
日本はどれだけでも、無限に買い続ける。
日本は売らない。
日本は文句言わない。


かくして、我が日本の対米『貢ぐクン』度は、いよいよ極端の度合いを増すのだろうなあ。

と言う事を漠然と考えてしまったのでした。


財務省官僚は、アメリカ国務省の代理人。
外務省官僚は、アメリカ内務省の代理人。

日本政府は、アメリカの植民地代表部の現地代官。


やれやれ。


沖縄の米軍基地の、グアム移転の費用を、米国債でを払おうよ!

残りで、震災復興も沖縄振興も出来るよ。



コメント (7)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脱原発で延命はしたいは、原発輸出で実績を上げるつもりだは、自縄自縛の菅直人が気の毒な事。

2011-07-26 23:54:05 | 政治と社会
何処やらの国の首相が、原発を言葉遊びに使って、困っている様だ。

延命策の切り札は「脱原発」で決まり。
総理の実績を挙げるには「原発輸出」しかない。

実にお馬鹿な軽薄さ。


と言う訳で、その国の首相は、苦し紛れに「13年衆参同時選挙」なんてうわ言を口走るに至った。
さぞや不安に苛まれているのだろう。

自分の将来を案じて。


何しろ、「総理大臣特権」が無くなれば、外国人からの献金受け取り、で逮捕されかねないのだから。
うやむやに出来る確信が持てるまでは、辞める訳にはいきまへん。


それにしても、『毎日新聞』は、原発問題での起ち位置を、どうしようと言うのだろうか。
不思議な論調のコラムが有った。


▶みんな直人が悪いのか=山田孝男(毎日見出し)


悪いに決まってる。
将来、一体何人の染色体を破壊しようと言うのだ。

日本全国「安全な食料」は、無くなってしまった。
この、何やら言う首相のせいで。


>四代目・柳亭痴楽(りゅうていちらく)の「綴(つづ)り方狂室」に「〓郵便ポストが赤いのも、電信柱が高いのも、みんな痴楽が悪いのヨ」という自虐ギャグがあった。

>いまの国会論戦がそれだ。震災も、政争も、円高も、財政赤字も、みんな菅直人が悪いのヨである。野党も与党も「菅さえやめれば万事解決」の胸算用。菅の反論がまた、伏し目がちで言いわけがましい。


ん??
つい先日まで、君たちに取って「郵便ポストが赤い」のは、小沢一郎のせいでは無かったのか!?

いつの間にやら選手交代。

その、責められている首相の対応は、確かに「伏し目がち」である。
それだけでなく、滑舌が悪く、舌を噛みながら、ろれつが回っていない。

コヤツにも「後ろめたさ」が有るのかも、とうっかり思ってしまいそうになる。

何の事は無い。
したたかな演技と、恥知らずな口から出任せ故の、しどろもどろなのだが。


>今は原発推進の国策を問い直す時だ。なのになぜ、大政党は原発リスクを正面から論じないのか。リスクを追及するのはなぜ、いつも共産党と社民党なのか。これはイデオロギーではなく、科学技術の問題ではないのか。そこを問いたい。


おいおい。
お前さん達が、それを言うか?

お偉いエリート様の「大新聞」様達が、原発リスクを「正面」から「科学的」に、論じた事が、タダの一度でも、お有りであったか??


>早い話が「ベトナム原発」問答だ。日本は昨秋、ベトナムから原発を2基受注した。菅のトップセールスだった。その菅が脱原発へ動いた。

>先週20日の衆院予算委で、自民党が「危ない原発を輸出していいのか」と追及した。菅は経過説明の揚げ句、「エネルギー政策と成長戦略を含めた中で議論が必要」とかわした。賢問愚答には違いないが、攻める側も最後まで自分の考えは明かさず、当然の帰結として、論戦そのものが浅くなった。


そりゃ、自民党に「自分の考え」を開かせる訳がござらぬ。

東電様無しで、政治資金は賄えないセンセイ方ばかりなのだから。
とっくにバレちまってます。

「自民党は、東京電力の、永田町の広告塔です」


>「経済技術大国=輸出立国主義」路線と「脱原発」路線の調和は歴史的な課題である。首相が鮮やかに説明できれば理想的だが、もたついたから無能、不実とも言えない。


あらら。
鮮やかに説明出来る訳が無い事も、周知の事実でござんすよ。

この首相なるペテン師が、「鮮やかに」説明で来る程の、政治経済のうんちくが有る訳はございません。

なのに、『毎日新聞社』の見解としては、「もたついて」も無能とも不実とも見なさない訳ですな。
ほおお。

面白い。


>もしも野田佳彦首相や、仙谷由人首相や、谷垣禎一首相であれば、説明しきれるか。そうもいくまい。首相の顔を代えれば答えが出る問題ではない。「ベトナム原発」問答の背景は大きく、根は深い。


「問答の背景は大きく、根は深い」
当たり前田のクラッカー。

ん。

<谷垣禎一首相>は、良いだろうさ。
一応は、筆頭野党の党首なのだから。

で?
ポスト菅で例えるのが、誰有ろう。。。

<野田佳彦首相>だと!?

或は。
<仙谷由人首相>?
このご仁、既に終わってるだろうが。

なぜここで<小沢一郎首相>が出てこないのだ!?

現職なんやら首相と比較するのであれば、対極の位置の有能な人物をサンプルにするのが常道ではないのかしら?


>ベトナムへの原発輸出の是非を問うなら、まず、何が危険かという根源の問題から整理しなければならない。


おう、良う言った。

御社を始めとする、大マスコミの皆様方は、タダひたすら「原発無き明日は無い」で、そろい踏みだったのでは有りませんか??

「何が危険かという問題の権限」など、只の一行たりとも、目に触れた事は有りませぬ。

それでも、考えてたんだ。
そんな「基本的」思考が必要だ、って事を。
へえええ。


>原発リスクに関する科学者の見解は割れているが、保険業界の見立ては均質で客観的だと言われている。元日本興亜損保社長、品川正治(86)=現同社相談役、経済同友会終身幹事=がこう言っている。

>「原子力事業は、損害保険という側面から見ても、通常の経済的営みとは別枠でしか存在しえない」(「世界」5月号「原子力と損害保険」)

なぜなら原発災害は、テストできないので発生の確率が読めず、最悪の規模も損害も見当がつかないからだ。


おうおう、言ってくれちゃいましたね。
とうとう。

本当の事を!

その通り。

「原発災害は、テストできない」
「発生の確率が読めない」
「最悪の規模も損害も見当がつかない」

つまり、総ては<想定外>なのだ。
人知では、想定出来ないのだ。

想定出来ない事を想定して、「安全だ」なんて、言えますか。

一体、どこの誰、がそんな事言えますか。
一体どうやって、安全なんて「保証」で来ますか。

それでも、お前さん達「エリートの大新聞社」様方は、一致団結して「脱原発」派を、批判して来たでは無いか。

「電力が不足する」
「節電しろ」

言い続けて来たんでは有りませんでしたか?


原発推進派は「安全性を高めればいい」と言うが、そもそも何を基準とし、何をもって安全と見るのか。福島原発震災で思い知らされた使用済み燃料の処分はどうするか。展望なき核燃料サイクルをどうするか。「もんじゅ」はどうか。ベトナムとの契約で使用済み燃料の処理をどう決めたのか。


おお!

この瞬間をもって、『毎日新聞』は、原発反対の陣営に加わりました!!
目出たし。

今後は、今までに非を悔い改め、『霞ヶ関』と『経団連』の連合軍に堂々と立ち向かい、原発の持つ「普遍的危険性」を広く宣伝し、日本国民の将来に渡る『生命』と『平和』を取り返すべく、骨心粉砕して、正義を貫く為に邁進せられたし。


>国会論戦に付すべきことは山ほどあるが、そういう流れになっていない。なぜか。首相はすでに退陣表明したことになっている。もうちょっとで辞めると思うから、野党は本論より揺さぶりに精を出す。


そりゃそうだ。

野党は、倒閣と政権奪取が、目的の存在なのだから。

ましてや、東電が最大のタニマチである自民党が、「本論」等を口に出来る訳も無い。


>菅は粘りが身上だ。粘りながら「道化師」を演じ、国民に考える時間を与えているという武田徹・恵泉女学園大教授の見立て(本紙21日朝刊)が面白いが、国会は明らかに時間を空費している。菅より原発リスクを論じてもらいたい。
【毎日新聞/風知草/7月25日 東京朝刊】


武田徹…

まあまあ。

それより、ここで改めてはっきりとさせておきたい。

『毎日新聞』よ。
これで、心を入れ替えよ。
時間を空費しての<小澤殺し>より、原発リスクを論じてもらいたい。



何て事は、あり得ませんねえ。。。
金輪際。


日本には、権力広報ペーパーはあれど、報道機関は存在しない。

しかも、
発展途上国に見られる様な、国の支配者の広報では無い所が、いじましい。

霞ヶ関と経団連と「肩を並べる存在」を気取りながら、霞ヶ関と経団連とを通じて日本を支配している、某国の「ハンドラー」のポチの<首輪>に成り下がっている事に、気がついても居ない。

あな、可笑し。
いと、哀し。

哀れなるかな、大新聞殿。


それにしても。

このご仁!!

「脱原発で延命はしたいは、原発輸出で実績を上げるつもりだは」
正しく愚か者。


▶首相「総選挙、ダブル選でいい」 早期解散に慎重姿勢(朝日見出し)

>菅直人首相は26日の衆院復興特別委員会で衆院解散・総選挙について「私は(2013年参院選との)ダブル選挙でいいと思っているが、国民に信を問う時が来る。何が何でも早く解散、解散と言うのは、国民の気持ちとかなり離反している」と述べ、自ら主導する形での早期解散に慎重な考えを示した。
【朝日新聞/7月26日11時1分配信】


ドアホ!



コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今改めて、小澤一郎殿に申し上げる。

2011-07-25 23:42:20 | 政治と社会
拝啓。
小沢一郎殿。


思い起こせば、一年と少し前、貴殿が代表選に出るかどうか、日本中が気をもんでいた8月17日、不祥私は貴殿へ<決起>の決断をお願いする、熱い思いを綴った拙き檄文を、拙ブログ上に公開致しました。
『小澤一郎氏に申し上げる!』


様々なルートで転載され、多くの人々の目に触れ、少なからぬ賛同を頂きました。

結果としては、私如きの請願等は別にして、貴殿は国民の声を汲み「代表選」に立たれました。


一説によると、かなりの違法行為が為されたらしい選挙の結果、日本の進路は「誤った方向」へと大きく傾き、狂想逆巻く大混乱の社会へとなだれ込んで行きました。


政権を担ってはならない人物が政権を貪り、当然の結果として、神の鉄槌が振り下ろされたかの如く、未曾有の大震災と原発事故という地獄絵図に直面させられ、それに対して為す術も無く、対策を誤り、それを正す能力も無い。

自己保身に走った結果が、雪だるま式に被害を拡大し、国民は子々孫々に至るまでの被害を甘受させられて居ります。



小沢一郎殿。

本日、改めて再び、お願いの文をお届けしたい。


貴殿は、権力亡者でしか無い菅直人総理を退陣させるべく、着々と手を打って居られるで有ろう事は、想像に難くは有りません。


「北朝鮮関係団体」への<マネー・ロンダリング>としか取り様が無い献金をしている事。
「外国籍の方からの献金」を受けていた事。

この二点は、すぐにでも告発に持ち込める位の大問題である以上、打つ手を過たずに追求すれば、菅直人総理を辞任に追い込む事は、たやすい事だと見て居ります。

八月半ばまでには、辞任と代表選を、国民の皆が切望致して居ります。

その為の多数派工作や、数の確保も怠り無くされている事でありましょう。

そうでなければ、小澤一郎では有りません。



さて、そこから先が問題なのです。


素人考えで思い描く事とすれば、以下の如き流れになるのでしょうか。


党内外を納得させるに足る「誰か」を代表に起てて、乗っ取られていた政権を奪回する。
その際、当然その「誰か」は、ワン・ポイントである筈です。

その、過渡期の代表により、直ちに行って頂くべき事共は、以下であろうと察します。


貴殿と、故無き扱いを受けて「党員資格」を停止されている同士達の、復権をなす。
その新代表の内閣に、貴殿は「責任有る立場」で参画しなければなりません。

副総理、兼「災害復興相」でしょうか。

そして、その「ワン・ポイント」新代表が、充分に信頼を置くに足る「誰か」であれば、ワン・ポイント・リリーフでなくても構いません。

しかし、理想的には、貴殿が総責任者にならざるを得ないのでは無いでしょうか。

しかるべき折りに、小澤一郎殿、貴殿が総理大臣にならなければ、外の誰かでこの日本の惨状を救えるとは、思えません。


震災復旧。
事故原発の処理。

そして。

震災復興。

『本物の脱原発』へのエネルギー政策の転換。
それに伴う、諸々総ての問題に絡んで来る、財界、及び霞ヶ関とアメリカへの対応。

アメリカとの関係の見直しとなれば、当然基地問題が焦眉の急であります。
更に、アメリカの財政救済機関に成り果ててしまっている我が国の、「米国債購入」と「対日アメリカ教書による簒奪」の収束化に向けて、舵を切る必要も出て来ます。

それらを実行する為の、本格的な「予算の組み替え」を実行する。
とうぜん、特別会計へもメスを入れる。

霞ヶ関は、死に物狂いで抵抗するでしょう。
霞ヶ関の再編には、膨大なエネルギーが必要である事は、痛い程思い知れされました。

その改革には、利権層の大反撃が予想され、その先陣を切る「マスコミ」への対策も望まれます。
今の様に、報道機関では無く、権力機構の一翼、と言ったマスコミは断固として解体する必要が有ります。

クロス・オーナーシップの打破。
民放への電波割当のシステムの見直し。

当然「記者クラブ」の完全閉鎖。


何もかもが、一度にその双肩にのしかかって来ます。

そんな事が可能なのは、小澤一郎殿、貴殿しか居りません。


その前に是非やるべき事。


菅直人と、仙谷由人を筆頭とする「反逆分子」への粛正です。

彼等に温情をかけてはなりません。

今まで、何度も煮え湯を飲まされて来た貴殿なら、とうにお解りの筈です。

民主党からの追放を行うべきです。
繰り返しますが、絶対に温情をかけてはなりません。


そして、ここからが重要です。

『政治とカネ』
この謂われなき指弾を、払拭する事。


それをやらなければ、いつまでたっても、同じ問題がついて回る事でしょう。
裁判結果等、待っていられません。

「証拠が出ないから白」
「実際は、限りなく黒に近い灰色のまま」
「結局、小沢は悪い奴に違いない」

と、言われ続けるに決まっています。


私、以前から各所で細々と意見を開陳して来ましたが、<説明会>を大々的に公開で行うべきです。

10月に「検察審裁判」が開始される。
「その前に、手の内を曝す事は良く無い」
そんな発想はもう良いのではないでしょうか。

それの繰り返しで、今までタイミングを逃し続け、結果として「刑事被告人」呼ばわりされる有様です。

情けない事に、民主党国会議員の多くが、検察とマスコミによる冤罪の実態を理解していない事です。

これは、避けて通る事の出来ない、至上命題であります。


衆院予算委員会でも、衆院査問委員会でも何でも、どのような環境でも野党の好きな様に。
或は、国会の場を出て、広く国民的イヴェントとして。

あらゆるマスコミを呼んで、フリーもインディペンデントも、あらゆる報道を入れて、大ワンマンショーをやって下さい。

一切の編集を認めない条件で、カメラを入れる。
国会議員から、一般国民まで、参加したい人は誰でも(恐らく抽選で)立ち会いを認める。

野党国会議員の誰か、あるいは著名な「中立」な立場に居る事が明らかにされている評論家に「代表質問」をやって頂く。

銀行の責任者も待機してもらって。

パネルを駆使し、時系列に沿って、微に入り細にうがって、「資金の処理」の過程を説明するのです。
絵と数字とで、具体的に、分りやすく。

何を「違法」と指摘されたのか。
それが「どのように」曲解された物であったのか。
その真実は、どのような物であったのか。

今までのマスコミ報道も、時系列で総てを再現し、その総てに「表現の恣意的曲解」を指摘し、正しいディテールを示す。

小沢潰しが、検察とマスコミとの共同作戦で、執拗に繰り広げられて来た事を、国民の前に曝け出す。

誰しもが、理解し、納得出来る様なやり方で。
誰も、反論の余地を残せない様に、徹底的に。

華麗な「小澤ワールド」を展開しましょう。
その為には、「あの」電通にプランを造らせても良い。

良い「お灸」に成る事でしょう。

検察が、マスコミが、どの様な手段で「冤罪」を造り上げ、国民を洗脳して来たかを、総てを糾弾し、国民に改めて事実を理解してもらう事が、絶対に寛容です。

10月に裁判が始まっても、国民の全てがその絡繰りが既に分っている、そんな状況にしてしまいましょう。

裁判自体が、誰の目にも「茶番」と映る様に。

検察官役弁護士が、打つ手が無くて裁判を辞めてしまわざるを得ない程の、情報開示をしてしまいましょうよ。


そうすれば、小澤一郎は、政治家小沢一郎として、心置き無く「剛腕」を震って頂ける様になるのです。


そうして、貴殿の真っ白を皆が認めてから。

民主党を「脱皮」して頂きたい。


「権力盗人」達のせいで、『民主党』の名前は、既に「商品価値」を完全に失ってしまっています。
民主党の名では、中間層は誰も投票しない事は明らかです。


盗人どもに皮肉を込めて。
『新生民主党』

あるいは単純に。
『自由党』

欲を言えば。
ゴロは良く有りませんが『国民の生活が第一党』


菅直人と、似非民主党を牛耳っていた連中をたたき出した後で、残りの民主党を居抜きで「改名新党化」する。

順序が逆では、ダメです。
「看板のすげ替え」と言われてしまうだけ。


或は一気に、民主党の核となる勢力、プラス野党の改革派も巻き込んでの「新党」となるか。

もしくは、その両方を段階を踏んで辿るか。


要するに、本物の政界再編が期待されているのです。

国民の生活 vs 企業財界
政治主導 vs 官僚主導
自主独立 vs アメリカ追随


この対立軸が、現在の与野党は共に内在させている。

このねじれを解消し、本物の二大政党制に移行するべきです。


その布石となり得るのが、来るべき『菅直人退陣』であると、確信致します。

その為に。

小澤一郎殿。

貴殿の力が、ぜひとも必要です。


おん自らおっしゃっていましたよね。
「まだ、働かなければならない」と。

期待させて頂きます。


一刻も早く、菅直人総理を退陣させて下さい。
民主党を浄化して下さい。

早急に、災害復旧にあたって下さい。

もう、一刻も失う訳にはいきません。


小澤一郎殿。

貴方しか居ないのです。

再度のお願いです。
お命を、国民の為に差し出して下さい。


コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインの片田舎の「心にしみる光景」に癒された。『ラ・アルベルカ村』には悠久の時が流れる。

2011-07-24 20:37:13 | 心にしみる光景
久しぶりに<心にしみる光景>です。

西スペイン、ポルトガル国境に接する「サラマンカ県」の、『ラ・アルベルカ』村をご紹介します。



        
        ラ・アルベルカ村の「プラサ・マヨール」(中央広場)


スペインとポルトガルとが接する辺り、西スペインに『ペーニャ・デ・フランシア山地』と言う山岳地帯が有る。
1000メートル前後の山々がうねる。
最高峰は1492メートル。

アラゴン河とタホ河とが、所々でダム湖を抱き、風光明媚な山国である。


そのただ中に、『ラ・アルベルカ』の村は有る。

人口900余の、小さな村で、所々に往時の城壁が残っている。

城壁外の僅かな「新しい」家並を過ぎて、城門をくぐると旧市街へと至る。


        
        アルベルカ村の城門


木の柱と梁との間にレンガを詰め込んだ、「昔ながらの」家並がかたち作る細い路地は、何れも村の中央である「プラサ・マヨール」広場に通じる。


        
        馬車等通れない狭い路地


        
        通りに面して残る、馬の為の水飲み場


一階部は石造で、その上が「木造」となっている、往々にして上階に「バルコニー」か「出窓」を持つ、この地方の伝統的家屋が、肩を寄せ合う様に並び、その間の<隙間>が街路を形づくっている。


広場よりやや離れて、教会がポツンと建っている。


        
        村の教会


さすがに、教会は総石造り。

こ奇麗で清潔な内部に入ると、床が総て大振りな石盤で葺かれた、独特の雰囲気が漂っている。


        


その、床の石盤には、なぜか「番号」が彫り込んであった。


        
        このように広い石盤で葺かれた床の教会は珍しい


ところで、スペインと言う国は、ことの外、深い「マリア信仰」で知られている。


夫々の町や村には、中心となる教会に、その町で一番尊ばれているマリア像が飾られている。

復活祭の日曜日にかけての一週間は『聖週間』とよばれ、お祭りが繰り広げられる。
その際、一番美しい豪華な衣装を身に纏い、宝石類を飾り立てて、神輿の様に「街中」を練り歩く。
往々にして、「神の御子」を失って嘆く、「涙のマリア」が多い。

夫々に、呼び名がついている事が有るが、セゴヴィアの『マカレナ』が、特に名高い。


        
        ラ・アルベルカのマリア様

ここ、ラ・アルベルカ村のマリア様は、多数の剣を捧げ持っていらっしゃった。


そして教会の入り口の脇に、なぜか「イベリコブタ」の『像』が建っていた。


        
        ブタまでお行儀良さそうな


そして、村の中には「イベリコハム」の製造販売店も。

この地、「サラマンカ県」の南部は、イベリコハムの珠玉の名品『ベロッタ・ベロッタ』の産地なのです。


        
        イベリコハムとドライソーセージがふんだんにぶら下がる店内



        

再び、小径を引き返して、中心の広場『プラサ・マヨール』に行ってみよう。


スペインには、ほとんど総ての町や村に、『プラサ・マヨール』と呼ばれる広場が有る。
通常は、四方をアーケードで囲まれた、四角い広場である。

町人、村人の集う所で、各種催しや祭りの中心ともなる。
大きな町では、騎士達の「馬上槍試合」の行われる事も有った。

勿論「闘牛」も。

この程度の村では、闘牛は無理であが、村人達は数件のカフェのテラスに座り込んで、日がな一日を過ごすのだ。


        


        
        周囲の建物の一階はアーケード

        


そして、広場の片隅に「十字架」がしっかりと建ててある。
村人の全員を、見守っているかの様に。


        
        文字通り村の<中心>


この、眠った様な静かな村の路地を歩いていたら、ほんの少し開けた所に三人のおばあちゃんが座って、鳩首会談の真っ最中だった。

二人は編み物をしながら。
もう一人は杖を持って、頷きながら。


        
        恥ずかしそうに、カメラを逃げようとするおばあちゃん


あまりに「可愛らしい光景」だったので、そのままの姿をし写真に収めたくて、挨拶抜きでカメラを構えたら、一人が気付いて、とたんに三人の形づくっていた「空間」が崩れてしまった。

その、左側のおばあちゃんの、カメラを避けようとする恥ずかしそうなポーズが、又また可愛らしかった。

勿論、写してからお詫びとお礼を言いました。



世の中には、このような「心の洗われる」様な光景が、残っているのですね。


国の中央の政治や陰謀とは、全くかかわり合いを持たずに、十年一日どころか、数世紀一日、変わらぬ「自分達の生活」を、かたくなに守っている社会がある。

そこには、政治家のエゴも、高級官僚の「シャイロック」並みのどん欲さも関係なく、原発も放射能も無い。

明るくなったら起きる。
暗くなったら寝る。

村の住人全員が、お互いに全員を知っている。

孤独死も無い。
自殺も、恐らく無いだろう。

でも、自分達が歩んで来た、揺るぎない歴史の確かさが有る。
それが、村人一人一人の、確たる自信を形造っているのだろう。

GDPも関係ない。
今日も食事が出来て、明日も生きていられる事を信じていて、それを神様に感謝している幸せな人生。

一生、この村を出た事もない村人だって、未だに居るかもしれない。


それでも。
人間の『尊厳』を、しっかり失わずに暮らしている、村人達の一生は、きっと幸せである筈だ。


羨ましい限りである。



コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菅首相「逆転へ頑張り抜く」=政権運営に意気込み/座布団2枚! んっ、政権運営って「大喜利」だっけ??

2011-07-23 18:17:12 | 政治と社会
いろんな事が有った様で、結局何にも無かった一週間が過ぎた。

また【週末一口時評】の日と、相なりました。


       【今週の一枚】

        
        ★笑っちゃうほどスゴイ瞬間を捉えた写真(らばQ/07月17日 12時30分)
        ☆たまご型生物



◆菅首相「逆転へ頑張り抜く」=政権運営に意気込み(時事通信/7月23日(土)16時0分配信)
◇座布団2枚!! んっ、政権運営って「大喜利」だったっけ??


▶ノルウェー連続テロ 菅首相「こういう暴力は許されない」(産經新聞/7月23日(土)14時7分配信)
▷菅直人連続ペテン 国民「こういう暴力は許されない」

▶汚染牛肉買い上げ、東電負担も=海江田経産相(時事通信/7月23日(土)13時7分配信)
▷何で「汚染牛」だけ、こんなに対応が早いんだろ!? 何かもっと隠してる…??

▶辞意は首相への反発=海江田経産相(時事通信/7月23日(土)9時53分配信)
▷「辞意」と「辞任」と、一文字違いで大違い。(辞意すら「言ってない」と言う奴も居るしぃ!)

▶菅首相 唯一の「延命」というポリシー(産經新聞/7月23日(土)7時56分配信)
▷「あと二年続ける為なら、たとえ火のそば、水のそば」(大向こう)

▶公約の見直し 仮設入居遅れ 首相謝罪「甘かった」(産經新聞/7月23日(土)7時56分配信)
▷公約の見直し 仮設入居遅れ 菅直人の代表選出「痛かった」

▶小沢鋭仁氏が民主代表選向け政権公約 復興へ空中回廊都市(産經新聞/7月23日(土)7時55分配信)
▷「♪馬鹿が空を飛ぶう~♪」

▶地デジ化で視聴可能局減る徳島県民「何のための地デジ化?」(NEWS ポストセブン/7月23日(土)16時5分配信)
▷NHKを解約する為に決まってまあ~す! 

▶西山審議官の不倫問題に経産官僚 「あれは個人的問題です」(NEWS ポストセブン/7月23日(土)7時5分配信)
▷菅直人のペテン師ぶりに伸子夫人 「あれは菅サン個人の問題なんだよな」

▶小沢鋭氏が代表選公約「デフレ脱却」前面に(産經新聞/7月23日(土)2時1分配信)
「オリ民脱却」前面に出しゃ、評価されるのにね。

▶民主・岡田氏が民自公幹事長会談で提示した文書全文(産經新聞/7月22日(金)23時42分配信)
▷「反省文百回書いて来ました…」(腐乱ケン)

▶首相がマニフェストで陳謝「見通し甘く申し訳ない」(産經新聞/7月22日(金)23時29分配信)
▷ハイハイ、アンタが言う事じゃないからね。

▶<原賠機構法>民自公3党が修正合意 国の責任、条文明記(毎日新聞/7月22日(金)21時16分配信)
▷自民の責任は明記しないのね!?

▶<菅首相>「お盆には間に合わず」仮設住宅の完成困難(毎日新聞/7月22日(金)20時57分配信)
▷「大見得」切っては、後で取り消し。「♪ソーリ大臣わあ~、気楽な家業とぉ、きったもんだあぁ~、あっソーレ♬」

▶<天下り>3代連続は1285法人 最多は国交省(毎日新聞/7月22日(金)20時27分配信)
▷ゴキブリは<核戦争>後も、生き残るそうです。

▶<大阪市長選>橋下知事が出馬示唆 「候補者いなければ」(毎日新聞/7月22日(金)17時40分配信)
▷「私が知事選にとも言える」=橋下知事発言に、大阪市長反発(時事通信/7月22日(金)17時58分配信)

▶受け入れ拒否、最多1万6千件=昨年の救急搬送調査―消防庁(時事通信/7月22日(金)17時4分配信)
▷「存在しない」救急医療制度を語るのは、止めよう。

▶新潟知事、「放射能公害」に補償を=セシウム汚染問題、東電社長に要求(時事通信/7月22日(金)15時59分配信)
▷放射能基準値以上検出された全部の県が、やるべき。 さもなくば、全国民が一斉に!

▶原発事故、観光に響く=深刻な訪日客数減少―経済財政白書(時事通信/7月22日(金)15時6分配信)
▷外国では、正しく情報が流れています。

▶公債法、賛成を示唆=舛添氏(時事通信/7月22日(金)14時51分配信)
▷「国会決議を、一議員一票では無く、一党一票に改めたい」(舛添要一)

▶小池百合子氏、岡田氏に「頭を下げたらという人情話ではない」(産經新聞/7月22日(金)13時21分配信)
▷国民、小池百合子に「権力について回って、渡り歩けば良いと言う話では無い」

▶「政策修正なら」特例公債法案に賛成 井上公明幹事長(産經新聞/7月22日(金)11時59分配信)
▷「結局、民主政権ではなくなる事になりますからね (^-^)v 」(コーメー党)

▶2次補正、25日成立(時事通信/7月22日(金)11時37分配信)
▷「さあ、次は3次補正だゾ」」「あっ、その前に2,5次もだ」(菅直人)

▶尖閣衝突事件の強制起訴議決 「答える立場にない」と枝野氏(産經新聞/7月22日(金)10時52分配信)
▷「直ちに影響は無いと考えます…!」(カンボーチョーカン)

▶グアム移転「揺るぎない」=北沢防衛相(時事通信/7月22日(金)10時51分配信)
▷「全額日本負担と伝えてあります」(外務省)

▶「政権交代の意気込みの結果」マニフェストの甘さ、枝野氏も陳謝(産經新聞/7月22日(金)10時38分配信)
▷「民由合併」の時点から「小沢排斥」してたよねえ、枝野クン。

▶枝野氏の閣僚懇箝口令に中野氏「閣僚の良識に任されていること」(産經新聞/7月22日(金)10時34分配信)
▷態度も耳たぶも「大仏」並み??

▶費用対効果「絶対視はしない」=整備新幹線の着工判断―大畠国交相(時事通信/7月22日(金)10時33分配信)
▷費用対利権「絶対です」(陰の声)

▶成長のカギは開国と人材=復興と財政再建の両立を―経済財政白書(時事通信/7月22日(金)8時40分配信)
▷成長のカギは、菅直人退陣と小沢一郎への大政奉還だと思うよ。

▶首相側献金問題 一問一答 「政治的つきあい控えたい」(産經新聞/7月22日(金)7時55分配信)
▷「今後は経済的つきあいだけにします…」(ア菅…)

▶「国会の爆弾質問男」が退陣勧告…社民連の同志(讀賣新聞/7月21日(木)22時38分配信)
▷「あんな爺ぃ、玄関払いにしてやりましたよ」(菅直人)

▶「党首会談で解散の日取りも決めよ」自民・古賀氏(産經新聞/7月21日(木)22時28分配信)
▷「2013年6月30日で詰めろ」(菅直人)

▶電力各社に実施要請へ=ストレステストの詳細決定―保安院(時事通信/7月21日(木)20時46分配信)
▷ふううう~ん。分ってますよお。最初に結果有りきのプログラミングですよねえ~!?

▶<菅首相>脱原発解散「私の頭の中には全くない」(毎日新聞/7月21日(木)19時16分配信)
▷そりゃそうだ。空っぽだもん。

▶<民主党>「野党協力、代表選の争点に」前原前外相述べる(毎日新聞/7月21日(木)19時15分配信)
▷「偽メールで、各党に伝えました」(マエハラ)

▶「どうするのか」米国務副長官、脱原発に懸念(讀賣新聞/7月21日(木)18時40分配信)
▷黙ってろ!

▶海兵隊のグアム移転予算を全額削除…米上院可決(讀賣新聞/7月21日(木)18時26分配信)
▷付帯決議「日本に全額つけ廻し」

▶菅首相「脱原発、在任中に方向性」=月内に論点整理―参院予算委(時事通信/7月21日(木)13時54分配信)
▷「あと2年かけて、じっくり考えます。在任中に。」(菅直人)

▶菅首相、原発輸出の見直し示唆=「もう一度きちんと議論」(時事通信/7月21日(木)12時6分配信)
▷「国内的には<脱原発>で延命、対外的には<原発輸出>で外貨獲得」って??

▶首相の外国人献金、領収書巡り紛糾…参院予算委(読売新聞/7月21日(木)11時19分配信)
▷献金をこっそり突き返された<ソノ人>は、通名では無く朝鮮名>でサインしたそうです。出すに出せない(爆)

▶「首相発言、羽毛より軽い」 経産相、「脱原発依存」めぐり(産經新聞/7月21日(木)7時56分配信)
▷「首相のオツムも、軽い」 空っぽですから。

▶防衛相が町長の陳情をドタキャン「民主党を通してない」総務相は対応(産經新聞/7月21日(木)2時5分配信)
▷要所要所では原理主義。

▶かつてのプリンス鹿野道彦、最後のチャンス 寡黙さゆえに担がれる存在に(産經新聞/7月21日(木)1時2分配信)
▷「何も言わない農水相」(元首相・森喜朗)、って「官僚リモコン」ってことだろ(*^_^*)

▶首相退陣3条件 補正通過でまず「ワンアウト」でも「野球は2アウトからだし」(産經新聞/7月21日(木)1時2分配信)
▷きっと、3アウトになっても攻守交代は有りません。「私がルールブックだ!」(菅直人)

▶もう「安い」と言わない=原発の発電単価で経産相(時事通信/7月20日(水)22時57分配信)
▷もう、これ以上「ウソ」をつき続けられなくなった、って事で。

▶鳩山氏方針転換、菅首相の自発的辞任を促す(讀賣新聞/7月20日(水)22時37分配信)
▷オイオイ、菅直人に<自発的に>って… 「一代総理に就任」って言い出すよ(爆笑)。

▶民主常任幹事会、小沢元代表の不服申し立て却下(讀賣新聞/7月20日(水)21時17分配信)
▷復権=即失脚で有る以上、あと二年は裁判を引きずらせて、資格停止を継続。次の総選挙で下野したらもう「どーでも良い」事だし。

▶<自民>「集団的自衛権行使」盛る 中長期政策報告書を発表(毎日新聞/7月20日(水)20時39分配信)
▷どうでも良いニュース。

▶震災復興の日本を中国でPR=井戸兵庫知事ら、王副首相と会談(時事通信/7月20日(水)19時55分配信)
▷例に依って、困ったときの中国頼み。ますます足元を見られる。

▶「首相補佐官の立場を恥じる」 亀井氏が民主批判(産經新聞/7月20日(水)16時0分配信)
▷我々国民は、国民の立場を恥じて居ります。

▶閣僚懇箝口令「非公開が慣習だ」枝野氏(産經新聞/7月20日(水)12時14分配信)
▷偉野。

▶「魁皇の姿勢見習う」=枝野官房長官(時事通信/7月20日(水)11時55分配信)
▷「迷惑!」(魁皇)


★<雑記帳>「大暑」 ホッキョクグマに氷柱プレゼント(毎日新聞/7月23日(土)18時33分配信)
☆「ガホッ、ガホッ!」

        


皆様、どうか暑さに負けずに、良い週末をお過ごし下さい。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菅直人が謝った。岡田克也が謝った。枝野幸男が謝った。玄蕃光一郎が謝った。「僕らは無能です」

2011-07-22 20:14:22 | 政治と社会
祝。
とうとう、自らの無能力を、自分達から天下に公言した。

「そうです。僕たちは無能です。」
「09年のマニフェストは、僕たちにはムリです…」


お目出度う。

「神は、自ら助ける者を、助けたもう」

良かったね。
これで、楽になれるよ。
もう、「有能ぶる」必要は無い。
辛かったんだよね。

もう大丈夫。
早々にお引き取り頂いて、お互いの傷口を舐め合って居なさい。



2009年8月衆議院総選挙。
民主党が掲げた<マニフェスト>は、小沢幹事長(当時)が、練り上げた。

『国民の生活が第一』

子供手当て
ガソリン暫定税率廃止
高速道路の無料化
公立高校の実質無償化
年金制度の改革
医療・介護の再生
農業の戸別所得補償
雇用対策


マニフェストの工程表に従っての実現により、家計で使えるお金を増やし、生活不安を解消する。
政策の効果を検証し、次の年度に反映させる。

その他の政策は、優先順位をつけて順次実施する。
マニフェストで国民に約束した重要政策を、政治の意志で実行する。

「税金のムダづかい」を再生産している今の仕組みを改め、新たな財源を生み出す。

【平成22年度の所用額 概算: 7.1兆円】
【平成23年度の所用額 概算: 12.6兆円】
【平成24年度の所要額 概算 : 13.2兆円】
【平成24年度の所要額 概算:16.8兆円】



1)国の総予算207兆円を全面組み替え。
税金のムダづかいと天下りを根絶する。

2)中学卒業まで、1人当たり年31万2000円の「子ども手当」を支給する。
高校は実質無償化し、大学は奨学金を大幅に拡充する。

3)「年金通帳」で消えない年金。
年金制度を一元化し、月額7万円の最低保障年金を実現。
後期高齢者医療制度は廃止し、医師の数を1.5倍にする。

4)「地域主権」を確立し、第一歩として、地方の自主財源を大幅に増やす。
農業の戸別所得補償制度を創設。
高速道路の無料化、郵政事業の抜本見直しで地域を元気にする。



そしてとうとう、岡田が(勝手に)謝った。

▶民主・岡田氏が民自公幹事長会談で提示した文書全文(産経見出し)

>民主党マニフェスト(政権公約)2009において国民と約束した施策に関して、現在検証作業を行っている。おおむね実現したものが多数あるなかで、残念ながら、いまだ実現できていないものがあることも事実。この点について、なぜ実現できていないのか、国民に対し説明責任を果たすことが必要である。

>実現できていない政策がある理由として、政策の必要性やその実現の見通しについて、マニフェスト作成において検討不十分なところがあったことが挙げられる。政権交代実現によって大きな政策転換を一気に実現するとの意気込みが歳出の増大につながり、他方でその裏付けとなる歳入増について、補助金の見直しなどが十分に実現していない。この点、その見通しの甘さについて国民の皆様に率直におわび申し上げる。

>今後、埋蔵金の活用や補助金の削減などにより、必要な財源をまず確保したうえで、マニフェストに掲げた政策の実現を図ることが重要である。その際にも、マニフェストに掲げたからというだけでその実現を目指すのではなく、再度その必要性を検討する必要がある。また、3月11日の東日本大震災によって、被災地の復旧・復興が極めて重要となったが、震災復興のため必要とされる予算措置と比べ、マニフェストに掲げた政策がより重要性が高いかどうかとの視点からの検討も必要である。

>次期総選挙においては、社会保障と税の一体改革に関し確認されたように、2010年代半ばに国民に負担増をお願いすることになる。それだけに、次期総選挙におけるマニフェストの作成にあたっては、政策の優先順位についてより真剣に検討し、明確化するなど、より実現性が高く、充実したものとすることが、民主党の責任である。

【産經新聞/7月22日(金)23時42分配信】


例に依って、党内論議を尽くす訳でもなく、ましてや党の総意は勿論ない。
<岡田克也>が、石原伸晃と、幹事長ゴッコをして決めた事。

そうでもしない事には、とてもじゃないが、国会対策が出来やしないのだ。


曰く。

「小沢が無責任だった」

>裏付けとなる歳入増について、補助金の見直しなどが十分に実現していない。この点、その見通しの甘さについて国民の皆様に率直におわび申し上げる。

>今後、埋蔵金の活用や補助金の削減などにより、必要な財源をまず確保したうえで・・・


幹事長おん自らが、「出来ていない」と、お認めになった。

だったら、言うだけでなく!
「埋蔵金」を活用しろよ。
「補助金」を見直せよ。



枝野が、謝った。

▶政権公約、見通しの甘さおわびしたい…官房長官(読売見出し)

>「いまだ実現できていないものがあることは間違いない。マニフェストの作成過程で政策の必要性や実現の見通しについて、検討が不十分な点があったことは認めざるをえない。見通しの甘さについては、国民の皆さんにおわびしたい」と述べた。
【讀賣新聞/7月22日(金)10時6分配信】



玄蕃が、謝った。

▶玄葉氏「公約は財源の検討に甘さ」 一部見合わせにも言及(産経見出し)

>「財源の検討の甘さはあったと言わざるを得ず、率直に見直すべきものは見直したい」と述べ、党の「マニフェスト検証委員会」での検証を加速させる考えを示した。
【産經新聞/7月22日(金)10時34分配信】



細野が、謝った。

▶細野氏、衆院選マニフェスト「十分な準備できていなかった」(産経見出し)

>「財源の問題も含めて十分な事前の準備ができていなかった面があったとことは率直に感じている」と述べた。
【産經新聞/7月22日(金)9時53分配信】



極めつけに、菅直人が謝った。

▶首相がマニフェストで陳謝「見通し甘く申し訳ない」(産經見出し)

>菅直人首相は22日の参院予算委員会で、民主党の平成21年衆院選マニフェスト(政権公約)について「財源にやや見通しの甘かった部分があった。不十分な点があったことを国民に申し訳ないとおわびしたい」と陳謝した。
【産經新聞/7月22日(金)23時29分配信】



絶対に謝らない連中が、雁首そろえて、一斉に謝った。

要するに、小沢一郎が組み上げた『政権構想』を、実現するだけの能力が無かった、という「偽民主党」の総懺悔である。


要点はただ一点のみ。

つまり。
国の総予算207兆円を全面組み替え。
税金のムダづかいと天下りを根絶する。

これが、全く出来なかった。

財務官僚の言いなりに、ズルズルと予算編成をやってしまう。
「予算の全面組み替え」が全く反古にされてしまった。

挙げ句の果てには、「消費税増税」の大合唱。
わざわざ、「よその」大臣を呼んで布石を打っておく、周到さ。


予算の組み替えはやらず、ただ「財源不足」を言い募り、「見通しが甘かった」等と戯言を言い募って開き直る。

誰かのせいにして。

自分の無能を公言している事にも気がつくでもなく。
お馬鹿さん。

失敗を他人のせいにして、自分達の無能さを隠して開き直る。


政権交代を成し遂げた立場からすれば、とんでもない言いがかりである。


▶民主・岡田幹事長がマニフェストについて謝罪したことをめぐり、鳩山前首相らが猛反発(FNN見出し)

>民主党の岡田幹事長が、2009年に政権交代を果たした総選挙のマニフェストについて、見通しの甘さを謝罪したことをめぐり、鳩山前首相らが「撤回を求める」として、猛反発している。
鳩山前首相は「特例公債をあげたいために、命のように大切なものを投げ出してしまったんじゃないか。真意をただしながら、発言の撤回を求めたい」と述べた。
【FNN ニュース/7月22日(金)19時22分配信】


鳩サンでも、怒った。

偽民主党の連中に取っては、「命より大切な物」とは、取り敢えず「濡れ手に粟」で手に入れた<地位>をさす。

与党の幹部で居られる時間を、最大限に享受したいだけ。

『マニフェスト』なんぞ、いかほどの物でもないのだ。
政権を獲得する為の「方便」に過ぎなかった。

こんな相手に、怒ってみても「蛙のツラにションベ◯」である。



小沢一郎は。
黙して語らず?

いやいや、菅直人を引きづり下ろす手は、着々と打っている筈。
自らの、政治生命を賭けて「もう一働きしなけらばならなくなった」と。

菅直人に対しての「外国籍の人からの献金」に対する告発状は、すでに地検により受理されている。
捜査を何時開始するか、検察庁にお伺いを立てている段階だそうな。


「お盆までには、仮設住宅を完成させ、<総ての>被災者の方々に、入居して頂ける」
と、法螺を吹いたのも、今や昔。

放射能汚染食品の蔓延はダダ漏れ。

自民公明にすり寄るあまり、マニフェストを総て否定させられ、児童手当法案も、野党の言いなり。

いくら、「支持率1%になっても」辞めないと足掻いた所で、お先は知れている。


昨日今日と、閣僚と執行部の主立った面々が、次々とマニフェストの実行力の欠如を白状したのを機に、明日一番にでも<総辞職>して頂きたい。


一般会計の見直し。
そして。
230兆円とも、それ以上とも言われる『特別会計』と言う名の、官僚共の不正蓄財を解体するべし。

それを原資として、実際的な「震災からの復興」に着手出来る<新政府>を、すぐにでも立ち上げて欲しい。

アメリカ国債も、売却しよう。



日本は、一刻を争う「非常事態」である。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とうとう日本社会も「一体意識」を失って、階級闘争の時代に入った。

2011-07-22 00:23:10 | 日本人の意識と精神構造
「階級闘争」と言う言葉は、日本の風土には相応しくない。

多くの人々はそう思い込み、無意識に相対して考える事を避けて来た。


かっては。
日本の企業は、社員達に取って「第二の家庭」であった。
日本の企業に取って、社員達は「家族も同然」であった。

だからこそ、社員は一丸となって会社全体の業績向上の為に、骨心粉砕して働き続けた。


「先進国」だと思いたがっていた日本人に取って、社会的身分の格差が「決定的」要素ではなく、みなが<一億総中流>のつもりになっていた。

だからこそ、企業には「御用組合」なる物が有り、社員は会社の経営方針をサポートする立場に立っているつもりになっていたものだった。

新入社員と、社長との所得格差が、先進国中で最も少ない国だ、と自慢に思っていた。


そして、旧通産省が主導する「護送船団方式」で、日本は国力を高め、国民の生活の質も高まって来た。


と、思い込まされていた…。


その実、船団を護送する「官庁」は、護送される企業の経営陣としっかり団結して、「労働者」に犠牲を強いて来ていたのだ。

気がつかれない様に、巧みに密やかに行われて来た。

影では、官僚達が税金を私して、特権階級を形づくり、経営者達も官僚達と「閨閥」を造り上げて、政財官の全てを牛耳る、不動の社会構造を造り上げていた。

しかし、「大衆」はそんな事は気がつきもせず、気にも止めていなかった。


日本が平和で、国民全員が幸せな時代だった。


ところが「彼等」は、こっそりと密やかに社会を牛耳る事に、厭きて来たらしい。

アメリカに、直接支配された『や』の家系の総理大臣が登場するや、それまでの「影の支配」を振り捨て、「堂々と搾取する事」に、何ら心を痛めなくなってしまった。

自分達は「強者」である。
「弱者」に甘んずる者は、自分の責任である。

夫々の身分をわきまえよう。


「ネオ・リベラリズム」

カタカナで言えば、日本では何もかもが「本来の」意味を隠して、美的に隠蔽されて、何やら神々しい事になってしまう。

<首切り>では無く『リストラ』等と言う。
<庶民救済制度と社会保障>を『セーフティーネット』と言う。


新自由主義と称される「アメリカ追随」者による、<機会は均等、結果は個人の責任>というまやかしで、本来「支配階級」の責任だと思われていた『弱者救済』や『社会的責任』などが、いとも簡単に葬り去られ、支配者達は「総ては競争の結果」と言う免罪符を獲得する。

スタートラインが同じでは無いくせに。
計時方式も、異なるくせに。

弱者は社会の敗残者。
自己責任で諦めなさい。


そして、かっての「労働社会環境」は激変した。

「社員全員で会社を支えて、経営陣は社員の福利厚生を高める」と言う、表面の化粧を取り去り、経営の円滑化、即ち利益の追求の為には、社員達を如何に搾取し、どれだけ効率化が計れるか、だけが行動原理となってしまった。


確かに、日本の社員は、手厚く守られていた。

ただし、大企業の「正社員」だけに限っての事である。

その影には、医療保険も失業保険も掛けて貰えない、特別な労働者の犠牲が有る。

出入り業者の出向社員。
派遣社員。
パート社員。
アルバイト社員。

結婚し、子を生し、家族を養う事が「物理的」に不可能な報酬を、有無を言わさず受け入れさせられて。


業績が少し悪くなると、無慈悲に切り捨てられる。
社宅を追い出される。

そうなると、「住所不定無職」では、再就職は適わない。

貧困のスパイラルに引き込まれて、ホームレスにならざるを得なくなる。
自殺に追い込まれる。


勿論、誇張して書いているが、日本経済に於ける下級労働者の条件は、そんなものだ。


本来、「資本家」と「労働者」の利害は一致しないものだ。
しかし、その「本質的対立」を巧く押さえて、軋轢を少なくする様に、日本の政治は機能して来た。


その政治が、小泉改悪以来変質し、底辺の人々は救われる可能性を失ってしまった。

最早、19世紀後半の「産業革命」当時を日本で再現してしまっているのだ。
21世紀にもなってから。


政官は、古より「お上」と呼ばれて来た。
庶民は、お上に逆らってはならないものだった。

そして、<財>は、常にお上の味方であった。


そのような社会に在っては、「お上」は、「下々」をそれなりに助ける精神が無くては、社会は成立しないものだ。


そして、我が日本は、その社会が「まともに」存在出来ない所まで、来てしまっている。



▶「脅しではなく海外シフト考える」 同友会代表幹事、電力不足に激怒(産経見出し)

>長谷川閑史経済同友会代表幹事は20日の会見で、政府による西日本への節電要請について、「政府から来年以降の明確な解決策が示されない限り、企業は国際競争を生き残るために脅しではなく海外シフトを考えざるを得ない」と述べ、産業空洞化への強い懸念を示した。
【産經新聞/7月20日(水)17時9分配信】


ホザキおる!

そして、穴の中には『狢』は沢山巣食っているのだ。


▶「こんなばかな話、考えられない」 経団連会長、机たたき怒る ストレステスト政府見解に(SANNKEI 見出し?

>「見解文書に『国民の十分な理解が得られていると言い難い』とあるが、これは自分たちがつくり出した状況だ」と机をたたいて怒りを表明した。
【SANKEI BIZ/7月11日 18時00分配信】


<東京電力>は、経団連の仲間では無いのか!?
平岩外四は、旧経団連の七代目会長では無かったか。

経団連と言えば、先代会長も酷かった。
名は体を表す、と言うがその会社は、当然と言えば当然であるが、下品極まりないものである。。


▶露骨な学歴差別なのか キヤノンの大学別新卒説明会(J-CAST見出し)

>キヤノンの新卒採用説明会が、「学歴差別を露骨に打ち出しているのでは」とネットで論議になっている。

>2012年度入社の新卒事務採用(夏期)説明会のインターネット予約受付画面。ネットにアップロードされたキャプチャー画像では、「事務系(東京大学の方)」「事務系(一橋大学の方)」といった具合に、有名上位大学の名が明記された予約枠が並んでいる。

>大学名のない学生は、「事務系」とだけ記されたフリーの予約枠に応募するしかない。29日の東京会場は、13時と14時の回はフリーの枠となっているが、受付画面の画像を見たところすでに「満席」。これ以外の、指定大学別の枠はまだ余裕があるようで、フリーの枠に予約が殺到したことが分かる。
【J-CASTニュース/7月20日(水)12時53分配信】



「大企業」と称する「支配階級」の面々に告ぐ。


日本を捨てたければ捨てるが良い。
祖国の発展に努力しない会社など、要らない。

本社も、中国でも何処でも好きな所に移すが良い。
株式も、その国で上場し、帰ってこなくて宜しい。

日本で創立し、日本で育まれ、日本で利益を上げて来た企業が、日本の窮状に顔を背け、利益だけを追い求めるのならば、致し方ない。

日本から去れ。


そして、国民の皆さん。

「真夏の世の夢」は、奇麗さっぱり忘れようではないですか。

オール電化社会。

分刻みの電車の発着。
眩しく輝く高層ビル。
終夜営業の店舗。
子供にまで日常食になった寿司。
世界中の料理を出す、あらゆるレストラン。

ありとあらゆる「消費」社会の便利な構造。


考え直してみよう。

そんなもの、無くても死にはしない。

タカだか50年前までの日本の社会は、今の様に「エネルギー」を浪費しまくり、人間関係を形骸化した様な社会ではなかったはずだ。


かなりの数の大企業が国外に去れば、失業も大幅に増え、生活程度も、社会環境の快適さも、大きく損なわれる事だろう。
国家の経済規模も、大きく縮小してしまう。


しかし、50年前に戻るだけの事だ。


家族の全員が、日夜触れ合って暮らす。

隣近所、町内も、社会全体が「一体感」の基に、干渉し合って、助け合って、暮らしていた。

空気が、きっと美味しかったはずだ。
緑が、もっともっと奇麗だった筈だ。
星も、もっと数多くきらめいていた筈だ。

日本全国を、時速250キロや300キロで移動しなくても、困らない。
テレビのチャンネルが3局しかかなくても、困らない。

きっと、今よりはずっと「人間としての尊厳」を自覚して、生きていられた筈だと思う。


勿論、一度手にした生活レベルを「落とす」事は無理に近いものガル事は承知。

しかし、「生活レベル」の持つ、意味を考え直そう。

そこには『原発』も無かった。
児童ポルノも、無かった。
過労死も、孤独死も、恐らくほとんど無かった。

隣人が殺されかかっている時、誰も気に求めない、そんな生活環境では無かった。

GDP が、世界で2番とか3番とか、そんな事考えもしなかった。


大企業が減っても、取り敢えず生きて行く上では、困らない。

失業者の救済等は、政治の問題で解決出来る筈の事であろう。
そして、それが可能となる様な政府を持とう。


そうなれば、自分達の未来を信じて、たくましく生きて行けるに違いない。
一分の時間の意味が、きっと変わって来る筈だ。

人生の意味が、変わって来る筈だ。

快適で、物質的には豊な生活を、一定期間は失うかもしれない。
しかし、その「快適で豊か」な生活を追求して来たあまり、失ってしまったあまりにも多くのものを、取り返すチャンスになるのでは無かろうか。


社会には、厳然と階級が存在する。

それならば、その階級ごとに、反目したり、片方がもう一方を踏みつけて、少数の部分だけが膨大な得をする様な、そんな制度を変える努力をしてみたい。

夫々の立場で、社会に対する責任の大きさの違いがある。
そこから、経済的な差も生まれて来る。

それが、お互いに納得して受け居られる様な、そんな社会を夢想する事は、無駄な事なのだろうか。


少なくとも、長谷川閑史経済同友会代表幹事や、米倉弘昌経団連会長には、無駄な事だろう。

恐らく、菅直人や仙谷由人や岡田克也にとっても、無意味な事なのだろう。


しかし、本当に『国民の生活が第一』という信念を持った政治家が居れば、希望を捨てたものでもない、と言う気がする。

大企業が、国内に留まろうが、国外に逃げ出そうが、そんな些細な事とは別の次元で、総ての国民が「日本国民で有る事」に誇りと自信を持って、日々の暮らしを確実に幸せに送って行く事が出来る、そんな日本社会が、来て欲しい。


一般大衆が<政財官>の奴隷でなのでは無く、三つの夫々の立場が、幸せに共存出来る様なそんな日本社会になって欲しい。


財界の勘違い共の発言を聞いて、こんな夢を見てしまった。

コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本が法治国家である事を止めた日/証拠を裁判所に否定されても「想像」で求刑する検察と言う妖怪。

2011-07-20 21:13:56 | 政治と社会
一応、表面上は、日本は「法治国家」である事を、謳っていた。
国民は皆、そのように教わってきた。


そして、実社会では、どうもそうでは無いのかもしれない、と思われる様な事実に出くわす事が有った。


そして、本日2011年7月20日、日本は司法当局自らが「脱法治国家」を、公式に宣言した。



『陸山会事件』で、検察による「論告求刑」が為された。
唯一の証拠となる筈であった「自白調書」の肝心な部分をほとんど「判事」によって、その証拠能力を否定された後のことである。

三名の被告達は、検察当局の「強い願望」によって、全く「物的証拠」が無いまま、それぞれに<禁固刑>が求刑された。

しかも、「立件された案件」とは、全く別の事由によって。


刑事訴訟法を、完全に逸脱して。


ここに、日本が「法律を行使する」側の権力によって、正式に「法治制度」が否定され、法治国家である事を止めたのである。


▶<陸山会事件>検事調書依存否定 検察側に当惑も(毎日見出し)

>6月30日の公判期日外の手続きで捜査段階の多くの調書を地裁に却下された検察側は、この日の論告求刑にあたり、約3週間で修正して臨むことを迫られた。

>検察側が「修正」で力を注いだのが、直接証拠がほぼ消えた「事務担当者と大久保被告の共謀」部分の補強だった。大久保被告が土地購入にあたって契約や登記時期の繰り延べに深く関与していた状況を詳述することで「会計責任者が不正を知らなかったはずはない」との推認を裁判官に求める形をとった。

>もう一つの争点である虚偽記載に関する「石川被告の認識」については、土地購入前に小沢元代表からの4億円を分散入金したり、同時に同額の銀行融資を受けるなどした客観的経緯から証明を図った。そのうえで「元代表の4億円や、水谷建設からの裏献金を隠すための偽装工作」と読むのが自然とした。

地裁が却下や信用性に疑問符を付けた主な供述(検察官調書)の部分

【石川被告】

・小沢元代表から(陸山会が)借りた4億円は、元代表が政治活動の中で何らかの形で蓄えた簿外の資金で、表に出せない資金だと思った=却下

・土地の取得やその原資が小沢元代表からの借り入れであることが(陸山会の)04年分収支報告書に記載されると、資金管理団体での土地所得やその原資の不透明さが報道され、民主党代表選で元代表に不利に働きかねないと思った。それを回避するために土地の登記を05年に先延ばしして、銀行から4億円の定期預金を設定した。04年10月中・下旬ごろに、元代表と大久保被告にその旨説明をして2人の了解を得た=却下

・土地を購入するのに銀行から4億円の定期預金を設定することを元代表に説明して了解を得た。04年分収支報告書が完成した時点で提出前に元代表に概要を説明して決裁を受けた=却下

 【池田被告】

・05年分以降の収支報告書は原案作成後、大久保被告に報告して決裁を受けた。石川被告から「必ず先生にも報告しなければならない」と引き継ぎを受けたので、小沢元代表と毎年会って原案や関係5団体の一覧表をもとに寄付金を中心とした全体の収入金や支出金の総額などを報告して、元代表の決裁を得ていた=却下

 【大久保被告】

・提出前の04年分の収支報告書案をチェックした段階で、小沢元代表からの4億円の借り入れや土地代金の支払いの不記載を見落としてしまったとしか説明しようがない=採用しつつ、信用性の問題を示唆

【毎日新聞/7月20日(水)19時33分配信】



曰く。
「会計責任者が不正を知らなかったはずはない」
裁判官に推認を求める。

と言う、呆れ返った論法で、求刑する。

曰く。
「裏献金を隠すための偽装工作」と読むのが自然とした。
これまた推論。


あくまでも、既定路線を変える事は無い。
最初から「犯罪有りき」で貶める計画を、恥ずかしげも無くただただ「推論」だけで、そのまま強行する傲慢さ。


この「検察」の姿勢には、『法を持って尊しと成す』姿勢は、微塵も無い。

検察と言う法の執行機関は、自らの手でその「法的依って立つ立場」を否定した。
権力の側が、<推論>と<推認>と<願望>だけで、個人に刑事罰を要求する。

そこには、「法治国家」としての有るべき姿は、消滅している。



▶検察描いたシナリオ、軌道修正の必要(JNN見出し)

>ある検察幹部が「立証に致命的な問題はない。客観的事実で証明する土台はできている」と話したとおり、検察側は直接証拠がない大久保被告の関与についても「会計責任者として当然、聞いて了解していたとしか考えられない」などと、推認を交えながら強気の立証を行いました。
【JNN ニュース/7月20日(水)19時18分配信】



曰く。
「立証に致命的な問題はない。客観的事実で証明する土台はできている」
実質的証拠が無くても、<客観的事実>で実証出来る、と言い放つ恐ろしさ。

この事をして、権力側は「自分達が犯罪者に仕立て上げたい」という意志さえ有れば、誰でも有罪に仕立て上げる事が出来る事、を隠そうとしなくなった。

つまり、これまで日本の司法制度の上で、検察が常に普通にこのような事を行って来た事実が、ここに明らかにされているのだ。



ところで、日本にも一応「公判の公正性」を定めた法律が、有る事は有る。

『刑事訴訟法』でる。


而してその精神は、以下の通りであった筈だ。

★317条<証拠裁判主義>
その心は「事実の認定は証拠によるという原則」である。

★『疑わしきは罰せづ』
その心は、被告人が犯罪を犯したとすることについて合理的な疑いが残る場合には、有罪の判断をしてはならない「有罪の判断をするためには合理的な疑いを超える証明が必要」という原則。

★320条、321条<伝聞禁止の法則>
その心は、伝聞証拠には原則として証拠能力を認めないとする原則

★憲法38条2項、刑事訴訟法319条1項<自白法則>
その心は、任意性に疑いのある自白は証拠とすることができないとする原則

★319条2項<自白の補強法則>
その心は、被告人を有罪とするためには、自白のみでは足らず補強証拠が必要として、自白の証明力を制限する原則


以上を、今回の事例に簡単に当てはめてみる。


検察の言う「立証」に足る証拠が無い。
つまり、刑訴法317条<事実の認定は証拠によるという原則>に違反している。

今回の検察の主張。
「会計責任者が不正を知らなかったはずはない」との推認を裁判官に求める形をとった事。
「元代表の4億円や、水谷建設からの裏献金を隠すための偽装工作」と読むのが自然とした事。

これらは、何れも<有罪の判断をするためには合理的な疑いを超える証明が必要という原則>に、違反していると、思われる。

水谷建設社長の「5000万円を紙袋に入れて渡した」と言う証言に、何ら合理的信憑性が認められない点に於いて、この証言を証拠とする検察側の主張は、たとえ「本人」が主張していても、あくまで「伝聞的」事実としか言えず、<伝聞証拠には原則として証拠能力を認めないとする原則>に違反していると、思われる。

判事によって、既に拒否されている「自白調書」ですら、その信頼性を証明する具体的証明が為されていなかった。

しかして、任意性に疑いのある自白は証拠とすることができないとする原則に、違反していた。
幸い、判事が却下したが。

さらに、被告人を有罪とするためには、自白のみでは足らず補強証拠が必要として居る以上、自白の証明力を制限する原則にも、違反している。



事ここに至ってまで、検察は恥じる事も無く有罪を主張して「求刑」を論告すると言う事実が、如何に「法的概念」を犯していることか。

唯一の公判理由であった筈の「自白調書」の大半を判事によって証拠認定を拒否された時点で、公判の維持は不可能になっていた筈である。


しかるに。

取り下げをするどころか、「堂々と」論告求刑をやってのける検察の態度は、司法の原点を踏みにじる行為であると断じざるを得ない。

しかも、『「供述に頼らずとも有罪立証できる事件」(幹部)と自信をのぞかせる(上記毎日)』と言い放つ異常さ。

何ら物的証拠も無く、自白調書は否定去れて、それでも「有罪立証」出来ると、うそぶく検察。



これにて、日本の司法制度は、本日2011年7月20日を持って、『法治国家である事を止める』宣言を下したに等しい。


権力側の『願望』と、それを求める『推測』とで、日本人は誰でも罪に落とされる事になったのだ。


今までも、そうであった様だ。

ただ、皆が薄々感じていたそのような事柄が、権力自体の側から公式に宣言されて、白日の元に曝された事により、今日と言う日は「記念すべき一日」となったのだ。


あとは、結審で判事が「法治国家の否定」を再確認するか、否かである。




コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我、弾劾す!

2011-07-18 23:20:47 | 政治と社会
1898年、フランス社会を揺るがす冤罪事件が引き起こされた。
『ドレフュス事件』である。

ユダヤ人将校「アルフレッド・ドレフュス」に、国家反逆罪の無実の罪を着せ「不名誉除隊」処分にした後、真犯人が判明。

しかし、軍上層部は権威の失墜を恐れて、真犯人を無罪放免にしてしまう。

その決定の翌々日。
作家のエミール・ゾラは、大統領フェリックス・フォール宛ての公開質問状を
1月13日号の新聞「オーロラ紙」一面に掲載した。

その見出しが、歴史に名高い「我、弾劾す!」である。

その中でゾラは、軍部を中心とする不正と虚偽の数々を徹底的に糾弾した。



大文豪『ゾラ』の言葉を、私如きが借り受ける等おこがましいが、敢えて言おう。


佐藤雄平福島県知事、菅直人内閣総理大臣、官房長官、産経省、文科省、及び東電を、私はここに弾劾する。

福島県民、そして、日本国民の多くを、将来の不安を隠蔽して、結果として国民の命を危機にさらしている事によって。

弾劾する。



ツイッター上で、私の心をとらえて離さない幾つかの「至言」を見つけた。
ご本人の承諾無しに、ここに再掲させて頂く事を、お許し頂きたい。


@tatsuofujii (藤井 辰雄)
人類史上最悪の原発事故事故が起きているたった5~60km先で高校野球の福島大会。子供達をそんなに被曝させたいのか。この問題はほんの一例。福島というシステムを維持させたい人間のエゴ。そのエゴの犠牲になるのは未来のある子供達。
(7月13日)

@hivere壺井須美子
文科省は、福島の子供達に福島産の牛乳を飲むことを強要し、福島県は、他県でバカンスを過ごすことを認めない。 子供達を閉じ込め、更なる被爆させようとしている。人間のすることだろうか。 こんな恐ろしいことが、自国の政府によって自国の子供達におこなわれる。歴史に残る国家犯罪ではないか。
(7月16日)



この僅か140字に満たない「訴え」が、日本の現状を的確に断罪している。


そうなのだ。
彼等、権力は「災害の被害を復旧する」事は、考えていない。
「災害の被害を薄めてしまう」事により、目立たなくしてしまいたいだけなのだ。


困難な状況に立ち向かって、最良の方法を考えて実行し、「被害」の程度を薄めて行くのでは無い。
困難な状況から逃げ出して、最も楽な方法を模索して、「被害の実態」の程度を薄めて行きたいだけなのだ。


『赤信号、皆で渡れば、怖く無い』(コント赤信号)
『放射能、皆で浴びれば、目立たない』(菅直人)


汚染牛の事にしても、小出しに情報を出して、国民の最初の「衝撃」を、だんだん麻痺させようとしているとしか思えない。

1頭。
9頭。
48頭。
648頭

福島県。
宮城県。
新潟県。
山形県。

一県から二県。
二県から三県。
三県から四県。

徐々に表立って行けば、最後は感覚が麻痺していて、重篤な事態に対しての対応が、徐々にユルくなって行く。

思うつぼだ。


たまたま、福島県での例が判明し、その後各地で検査をした結果数字が増えて行った、訳では無い。

原発の事故の有様を見れば、当然の事として予見しうる事態である。

事故以来、静岡や、それどころか、関西や四国、九州に至るまで通常以上の「放射性元素」が確認されて来た。

放射能は、量の多少に関わらず、全国に降り注いでいる筈だ。


魚介の汚染も同じ事。

ブリが。
ヒラメが。

大型回遊魚が。
根魚まで。


当然だ。
原発の冷却水は、垂れ流し。
周囲から、ドンドン海へとしみ出している筈。
地下に消えて行った量は、把握出来ないほど。

こんな簡単な事を、知らせない。
周知徹底させない。

隠せるだけ隠す。

そして、安全を言い募る。


政府が隠す。
霞ヶ関が隠す。
県が隠す。

現場で。
教師が隠す。
農協役員が隠す。


@nakaguma3(中熊 弘隆)
「牛肉汚染問題」1. 報告の途中だが、ここで一時中断して、現在表面化している「牛肉汚染問題」に触れておきたい。現在政府から流されている情報には重大な疑惑があるのだ。それは牛肉が何によって汚染されたかということ。報道では「屋外に保管した稲わら」ということになっている。本当だろうか?

「牛肉汚染問題」2. 稲ワラを牛の餌に供する場合、現在とられている方法は、そのほとんどがコンバインで刈り取られたワラを専用の機械で集め、巨大な塊にして、それを別の専用の機械により大きなシートで圧力をかけながらぐるぐる巻きにする。外からは絶対に水や空気が侵入しないように堅く巻かれる

「牛肉汚染問題」3. 何故そんなことをするかというと、空気を処断されたワラは、中で乳酸発酵して、保存の利く餌に変わるのだ。少しでも水や空気が入ると、かびたり、腐ったりして使い物にならなくなる。敷ワラにもならない。牛は傷んだ餌は絶対に食わない。我が家の裏は牛小屋だ。

「牛肉汚染問題」5. ところが、農協職員達がやってきて、「地元の餌は心配ないからどんどん食わせて良い」と言って回ったのだ。彼らは、乳牛でやっていることをそのまま肉牛でやってしまったのだ。牛乳は薄めて売れるが、肉は薄められない。このお馬鹿達は体内濃縮ということを知らなかったのだ。

「牛肉汚染問題」6. しかし、問題の責任を、末端のこのお馬鹿な連中に帰すことはできない。何故なら彼らは県や国の指導に従ったまでのことだから。今やられている「屋外に保管された稲ワラ」犯人報道は、明らかに情報操作の臭いがする。牧草→牛乳汚染という構図から国民の目をそらすものだと考える

「牛肉汚染問題」7. 現在、福島県のみならず、東北地方全域の耕地が汚染されている。しかし、30キロ圏外であればいつも通りに作物が耕作されている。川俣町では田の脇で2μSv/hあったが、米の作付けはされていた。牧草地帯は比較的高地にあるため、汚染はより深刻なはず。

「牛肉汚染問題」8. 500ベクレル/kgなどという気違じみた基準を設けたのも、薄めたり混ぜたりするときのハードルを下げるためなのだ。現地で得た極めて信頼できる情報によると、牛乳は既に広範囲で汚染牛乳が混入されており、しかも、それは政府主導でなされている。そして、秋からは米でも。

(7月15日)



何もかもが、この通り。

何が何でも、「隠蔽する」「嘘をつく」「誤摩化す」。
偽の情報で、国民の行動を有らぬ方向へ導いて行く。

国民を騙す。
必要な防御を取らせない。
防御する可能性を、奪い取る。
自己防御しようとする者を、周囲がいじめる。


酪農家は、「藁」を与える事の実害は、知らされていなかった。
自分から、世の中に害をなす等、想像もつかないまま、結果として害を成す方向へと誘導されて行く。


コメの作付けも、今議論の的になっているようだ。


作付けをして、もし「汚染」されていれば「補償する(東電が)」という空手形を出しているらしい。
自己規制して、作付けを見合わせる農家は、結果として「補償」されない事になる。
従って、とにかく植え付けることになる。

収穫時に、何処まで検査を徹底するのかは、今までのあれこれの結果から、ほとんど信用出来ない。
農家が、果たしてちゃんと補償されるかも、信用出来ない。


恐らく、形だけのルーズな検査の後、あいも変わらず「問題ない」と査定し、他の産地のコメとブレンドしてしまうに違いない。

「土地を穢された農家」の心情。
「コメを作りたい」米作農家の心情。
コメは日本の国民の食料の根本である背景。

必要不可欠。

それらを巧みに操って。
作付けさせる。

収穫したコメは、総て売り払いたい。


何故なら、正しく測定して、多くの汚染米が出た時、補償額が際限なく膨らむ事は、何としても避けたいのだ。

この感覚が、政府と役人の間に、末はJA役員から、上は総理大臣まで共通の感覚であり、徹底している。


本来、政府行政がやらなければならない事。

住民の生活総ての補償。
被災住民の衣食住。

そして地場産業の補償。
農林水産業の総ての補償。

そんな事は、出来る訳が無い。
やりたくも無い。

これが、国と県当局の、共通の心理であり、行動の規範なのだ。


福島県民全員を避難させる様な、膨大な手間ひまとカネが掛かる様な事は、やりたく無い。
政府も、県知事も。

その結果、両者で結託して基準値を引き上げる。

汚染の実態に合わせて避難させる、のでは無く。
避難を竹刀で済ませる様に、基準値を変える。

知らず知らずのうちに、全国民を汚染させられてしまえば、最早抵抗し様も無い。
国民は、諦め、現実を受け入れ、それを乗り越える為の、雄々しい努力をして行く事になるだろう。

そう、計算している。

許せない。


「放射能、みんな汚染されれば、目立たない」
「責任取らずに済ませよう。。。。」

許せない。


今、この時に「事実の実態」を明らかにして、それに対処する事のあまりの規模の大きさに、彼等は、見て見ぬ振りを決め込んでいる。


最初に全てを明らかにした上で、全力で対処すると言う、気概も、能力も、責任感も無い。
ただただ、総て先送りにしながら、事態を「拡散して密度を減らし」て目立たなくして行こう。
そうすれば、取り敢えず今この時、自分達が取るべき困難な責務を逃れられる。


百人が100万mSvずつ汚染される事実より、一億人が夫々100mSv汚染される方が、ショックが少ないと信じているとしか見えない。


首相以下、関係省庁、福島県、それらの全てが、事実を誤摩化して、逃げ延びる事だけを考えている。

そして、そこに「原発利権」が絡んで、国民の為の公正な対策など、何処にも無い状況を造り出して、平然としている。

許せない。

原発事故による「放射能災害」は、為政者の自己保身と利益確保と言う、「微少」で極めて「個人的」な欲求が優先される事で、より以上に拡散され、事態の深刻さが「見えない状態」で将来へと蓄積されて行く。

許せない。

不誠実で、無責任な為政者が、個人的利害で国民の多くの生活を破壊し、子孫への被害を蓄積する行動を、許せない。


恐らく、日本の食料自給体制は、大きく損なわれる事だろう。
恐らく、日本の電力事情は、原発維持推進の「意思」が優先される事によって、電力不足を不正に喧伝し、国民の多くが不便を強いられる事だろう。
恐らく、日本人の健康は、子供達が成長して行く過程で、将来的に甚だしく損なわれる事だろう。

結果として、国民の安寧が妨げられ、豊かな国土と、深い伝統に裏付けされた文化と、国民の活力の源泉である経済が、大きく損なわれ、はなはだ困難な社会に変わり果てて行くだろう。

今のままでは。
このままでは。

そして、実際の被害状況が実感出来る頃には、今の為政者達は、居なくなっている。

何の責任も取らずに。
何の痛痒も感じないままに。

許せない。


的確な措置を怠り、国民に不幸をもたらして居ながら、それを恥じもせず今この時ですら「奸計」を巡らして自己保身にうつつを抜かしている彼等を、許せない。


内閣総理大臣、菅直人。
内閣官房長官、枝野幸男。
経済産業大臣、海江田万里。
文部科学大臣、高木義明。

福島県知事、佐藤雄平。

東京電力会長、勝俣恒久。

朝日新聞代表取締役社長、秋山耿太郎。
読売新聞代表取締役会長・主筆、渡邉恒雄 。
毎日新聞代表取締役社長、朝比奈豊。
産經新聞代表取締役社長、熊坂隆光。

日本放送協会会長、松本正之。


この連中は、はっきり言って「売国奴」である。

やるべき事をやらず。
ウソ偽りで国民をたぶらかし。
日本と日本国民の、国土と生活と、健康と平和とを破壊している、彼等を許す訳にはいかない。


不特定多数への、未必の故意による殺人の罪で、裁かれるべきである。

日本に『ゾラ』は居ないのか。
日本に『オーロラ』の様に、まともな記事を掲げる新聞は無いのか。


何の力も、影響力も、皆無の私である。
しかし、黙っている事が、犯罪の片棒を担ぐ事を意味する。


私は、ここに、彼ら全員を弾劾する。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「反省ないと思ってもらって結構」=原発リスクで与謝野経財相/「よその」盗人猛々しい。

2011-07-16 17:52:16 | 政治と社会
また、あっという間に土曜日が巡って来た。
一日か二日誤摩化されている様な気がする。


と言う訳で、【週末一口時評】です。



        【今週の一枚】
        
         『掃き溜めに鶴』



◆「反省ないと思ってもらって結構」=原発リスクで与謝野経財相(時事通信/7月15日(金)12時50分配信)
◇おお! 窮極の開き直り。「よその」盗人猛々しい。


▶新たに牛84頭出荷 福島県の農家5戸 暫定基準値378倍も(産經新聞/7月16日(土)21時53分配信)
▷最早、コメントのしようも無い…

▶汚染疑い牛、厚労省「食べても健康に影響ない」(讀賣新聞/7月17日(日)0時36分配信)
▷厚労省職員食堂で一括購入せよ。

▶「誰が原発を防衛するのか」ちぐはぐな理論(産經新聞/7月16日(土)21時40分配信)
▷「わが官僚帝国臣民は、打って一丸となりて敵勢力を殲滅せんと、最後のいちにんまで闘い抜く覚悟を決めたり」

▶簡単に脱原発言わないで…被災地首長ら首相批判(讀賣新聞/7月16日(土)21時37分配信)
▷「私ども首長達は、全員<超ドM>で有る事を、ここに慎んでご報告申し上げます」

▶バカにされながらもやってるのが国民新…亀井氏(讀賣新聞/7月16日(土)22時3分配信)
▷あ~あ、自分から言っちゃった。気ぃ使って気づかない振りしててあげたのにぃ…

▶再生エネ導入促進を=環境相に要望―岩手知事(時事通信/7月16日(土)21時18分配信)
▷「孫菅」の再生エネ案とは、別の話ですよね、ね、タッソさん?!

▶民主党福島県連「脱原発」の行動方針を決定(讀賣新聞/7月16日(土)21時9分配信)
▷ペテン師の揚げ足とって、やっちまえ!

▶首相より新潟知事優先=福島原発、意見交換会を欠席―南相馬市長(時事通信/7月16日(土)18時57分配信)
▷ははは。 直人クン、反小沢だよねこの市長(^^;)

▶<北沢防衛相>米国防長官と電話協議 普天間移設進展で一致(毎日新聞/7月16日(土)18時7分配信)
▷どんな風に一致したんだろね? グーグル自動翻訳機かなんか使ったのかしら?? 一方的に<YES>を連発してただけだと思うなあ~。

▶「ステップ2」前倒しに全力=避難準備区域、地元と調整―首相(時事通信/7月16日(土)17時30分配信)
▷放射能より政治スケジュール。除染より「達成」と言う言葉。

▶地デジ移行後も支援継続=視聴者の混乱抑制―総務省など(時事通信/7月16日(土)16時47分配信)
▷まだやる気でいやがる。。。

▶「親小沢」で再建=締め付けに不満も―鳩山グループ(時事通信/7月16日(土)15時0分配信)
▷記事中の何処にも「不満」の事は書いてない(爆笑)

▶たばこ&酒増税は「オヤジ狩り」 復興財源で野田財務相(産經新聞/7月16日(土)13時54分配信)
▷まず「ヨサノ狩り」を!

▶松本外相、職員に大韓航空機「利用禁止」指示 竹島デモ飛行に対抗(産經新聞/7月14日(木)12時59分配信)
▷真っ当な事もやれるんだ。。。

▶政府の対応遅い=福島訪問で知事が批判―環境相(時事通信/7月16日(土)12時56分配信)
▷さすがの、「あの」海江田大臣も、「あの」佐藤知事には言われたく無いだろうなあ~。

▶廃棄物処理「国の責任で」=福島知事と会談―細野原発相(時事通信/7月16日(土)12時19分配信)
▷雄平クンは「でっかい」すねの傷を隠す為に必死。

▶消費税は考えにくい=震災復興財源で―平野復興担当相(時事通信/7月16日(土)12時15分配信)
▷「考え」ずに「上げ」ます。

▶<福島第1原発>原発事故相、「ステップ1」は達成(毎日新聞/7月16日(土)12時4分配信)
▷書類上だよね。客観的に公正な検証は誰がやった?

▶防衛省課長ら口頭指導へ、東電社長輸送機搭乗で(讀賣新聞/7月16日(土)11時45分配信)
▷つまり、何ら「違法」行為も「違反」も有りません、って事です。

▶条件そろえば「首相さっぱり辞める」…寺田議員(讀賣新聞/7月16日(土)10時19分配信)
▷ははははは(笑い過ぎて腹の皮が痛い…)。条件揃うって、いつの事よ??

▶即時退陣要求の民主・長島氏「北風政策で行く」(讀賣新聞/7月16日(土)9時21分配信)
▷「仙谷Gは、不滅です!!」(ナガシマ)

▶首相、独でなでしこ応援しようとしていた…幻に(讀賣新聞/7月16日(土)8時58分配信)
▷永久に帰ってこなければ行って良し。 あっ、伸子も連れて行く事。

▶首相、脱原発「私個人の考え」閣内の不満爆発(産經新聞/7月16日(土)8時33分配信)
▷「首相の考えは国の方針だ。私の考えを言って何が悪い!」(菅直人)

▶「脱原発」は政府見解ではない…首相釈明(讀賣新聞/7月15日(金)11時57分配信)
▷記者会見での発言が政府見解でないと、言う事は、自らが総理の立場に無い、と表明したも同然。

▶原発ストレステスト実施計画提出、手法難解で混乱に拍車(産經新聞/7月16日(土)7時58分配信)
▷又また、現場と国民のストレスが増える。

▶自民・伊吹文明元幹事長「ベストは自民首班の選挙管理内閣」(産經新聞/7月16日(土)7時56分配信)
▷そりゃあ、ベストはそうでしょ。 笑っちゃうけど。言うだけタダ。

▶<民主>菅首相の退陣要求決起集会 不入りで出席31人(毎日新聞/7月15日(金)23時35分配信)
▷呼びかけ人11名を入れてだってさ、仙谷さん(爆笑)

▶「首相かなり弁解、態勢や法的問題で」知事会長(讀賣新聞/7月15日(金)22時13分配信)
▷「まず言葉有りき」(古代ギリシア哲学)。「まずペテン有りき」(菅直人)

▶「政治家として恥ずかしい」野党が首相批判(産經新聞/7月15日(金)20時30分配信)
▷一太が言った!

▶自民政審会長「首相の言い訳ありえない」(産經新聞/7月15日(金)16時46分配信)
▷『精神快調』かな、一太クン?

▶もんじゅ中止検討?高木文科相が否定・釈明(讀賣新聞/7月15日(金)20時29分配信)
▷「やめるのやめる、やめるのやめる、やめるのやめる、やめるの…」

▶菅首相悪あがき? 会見全文コピー配布で釈明(産經新聞/7月15日(金)20時10分配信)
▷「足掻き」とは、足で掻くと書く。最近では『悪い足』と書いて「わるいしゅしょう」と読む。

▶「脱原発」の首相擁護=福島社民党首(時事通信/7月15日(金)19時58分配信)
▷ペテン師を最後に助けるのは、結局いつも「瑞穂タン」。<悪女の深情け>かな?

▶特に前列に空席多く見苦しい…横路衆院議長注意(讀賣新聞/7月15日(金)19時29分配信)
▷特に後列に居眠りが多く見苦しい。

▶「脱原発」、政府方針でない=菅首相が表明、野党は批判(時事通信/7月15日(金)19時0分配信)
▷現役総理大臣(?)が記者会見開いて「個人の思い」を表明。

▶育休取得、男女とも低下=女性有期労働者は大幅減―昨年度(時事通信/7月15日(金)16時30分配信)
▷経団連は労働者を貪り尽くす。

▶自民・石破氏がトップ維持=前原氏ら上位変わらず―「次期首相」調査(時事通信/7月15日(金)14時55分配信)
▷マスコミ願望係数。

▶<東日本大震災>首相があす福島訪問(毎日新聞/7月15日(金)13時40分配信)
▷「また来るんですかあ?」「潜水服脱いだら?」「もう帰るんですかあ?」

▶新規に原発を作るのは極めて難しい…細野氏強調(讀賣新聞/7月15日(金)13時36分配信)
▷原発新規建設が俎上に登る事が奇跡。

▶ベトナムでの原発建設は推進、「脱原発」とは別(讀賣新聞/7月15日(金)13時28分配信)
▷日本国内ではペテンで通っても、国際的にそれじゃまずいっしょ。

▶復興財源は広く薄く様々な税から拠出すべき=与謝野経財相(ロイター/7月12日(火)10時12分配信)
▷だから「消費税」増税!

▶西山氏、官房付に=経産省(時事通信/7月15日(金)12時42分配信)
▷(女房の)監視付き、じゃ無くて?

▶首相の即時退陣求め決議=31人参加、「思い付き」批判―民主有志(時事通信/7月15日(金)12時26分配信)
▷「良い思いつきだと思ったんだけどなあ」(仙谷由人)

▶馬毛島訓練移転、地元市民団体から初の賛成表明(讀賣新聞/7月15日(金)12時18分配信)
▷ほら。やっぱり出た。これがニッポン…。

▶細野氏「政策論というより現実論だ」(産經新聞/7月15日(金)11時29分配信)
▷「政策は現実とは別」とおっしゃりたい訳ですな(^^)

▶江田法相「集中砲火の中、首相は一生懸命」(産經新聞/7月15日(金)10時58分配信)
▷「集中砲火の中、首相は一生懸命に延命中」が、末尾が消えて居りました。お詫びして訂正致します。

▶九電社長に辞任促す=やらせメール問題で海江田経産相(時事通信/7月15日(金)9時55分配信)
▷「辞任を促す」というトレンド。

▶海江田氏、なれるか「反菅」シンボル(産經新聞/7月15日(金)7時55分配信)
▷サンケイよ、何が望みじゃ?

▶復興、首相が邪魔でも進めないと…平野大臣(讀賣新聞/7月14日(木)23時0分配信)
▷「首相がじゃま」と言われた首相が、かって居たか(@@)

▶「間接被害」も賠償対象=原発事故で紛争審査会(時事通信/7月14日(木)20時53分配信)
▷「間接」も「直接」も無い。原発事故が無かったら失わなかったもの<総て>を賠償せよ!

▶松本前復興相は「軽度のそう状態」…九大病院(讀賣新聞/7月14日(木)20時49分配信)
▷菅直人総理は「狂度のそう状態」…落第病院。

▶玄海原発の再開判断に影響なし=九電幹部からの献金で―古川佐賀知事(時事通信/7月14日(木)22時32分配信)
▷言うよねえ~。あっ、そうか。「再開するという判断」でしょ(^^)

▶エネルギー政策見直しへ=古賀連合会長(時事通信/7月14日(木)22時18分配信)
▷経団連下部組織として、一応の煙幕を張ってみる。

▶「減原発」目指す=玄葉戦略相(時事通信/7月14日(木)22時15分配信)
▷「減脱官僚」「減米軍基地撤去」「減国民の生活が第一」「減減税」そして、何をさておき『減挙党一致』

▶大韓機の利用自粛、公使呼び撤回求める…韓国側(讀賣新聞/7月14日(木)20時38分配信)
▷竹島不法占拠、日本海強奪、「反日教育」、大統領呼び撤回求めよ!

▶松本外相、職員に大韓航空機「利用禁止」指示 竹島デモ飛行に対抗(産經新聞/7月14日(木)12時59分配信)
▷真っ当な事もやれるんだ。。。

▶「私は信用されていない」=委員に一体改革PR求める―菅首相(時事通信/7月14日(木)20時31分配信)
▷ぎゃはははは、と『トルシエの世界』 さん風に笑ってみる。

▶<民主党>前原氏「私もそろりと」次期首相選びで主導権示唆(毎日新聞/7月14日(木)19時11分配信)
▷「示唆」って、自分から<主導権>?? そろりと穴から出て来た狢みたいなやっちゃな。

▶共産・志位氏は首相の脱原発を評価(産經新聞/7月14日(木)17時46分配信)
▷「恣意的」発言。

▶もう撤回? 枝野氏、菅首相発言を弁明「脱原発依存と言っていない」(産經新聞/7月14日(木)13時42分配信)
▷自分ははったり。尻拭いは官房長官。

▶<枝野官房長官>脱原発「遠い将来の希望」 首相発言釈明(毎日新聞/7月14日(木)13時30分配信)
▷「とおおおい将来の希望」をかまして、「目前の退陣」を引き延ばす。<高等戦術>

▶埋め立ての資材に活用=ヘドロ処理で指針―環境省(時事通信/7月14日(木)13時17分配信)
▷そして、次の地震で即座に「液状化」。

▶「ぜひ優勝して」と菅首相=官房長官、なでしこを称賛(時事通信/7月14日(木)12時45分配)
▷純真なアスリートの快挙を、ペテン師の言葉で穢すな!

▶【政論】どこが参加型民主主義? 「菅の 菅による 菅のための政治」(産經新聞/7月14日(木)7時57分配信)
▷違う。「菅の、菅による、菅の総理の椅子」

▶自民「ポピュリズム」 社民は「英断」と絶賛(産經新聞/7月14日(木)7時57分配信)
▷ポピュリスムを熟知した「自民」、物事の背景が読めない「社民」。

▶イライラ…「民主はペテン師か」(産經新聞/7月14日(木)7時55分配信)
▷「前総理」が断言していますが、今更何か?

▶居座り続ける菅首相 手立て無く、若手決起にも応えられぬ民主執行部(産經新聞/7月14日(木)1時26分配信)
▷居座り続ける失効部じゃ、しょうがない。

▶<自民>原発推進転換へ…「縮」キーワードに(毎日新聞/7月13日(水)22時51分配信)
▷<自民党>自体も『縮』。

▶<菅首相>「脱原発」を明言…将来、なくてもいい社会実現(毎日新聞/7月13日(水)21時32分配信)
▷将来を抽象的に語るだけなら、世界はユートピア。

▶首相会見詳報(6完)「原発の再稼働容認は十分あり得る」(産經新聞/7月13日(水)19時43分配信)
▷「あたりまえだのくらっかああ」「とーぜんとりっひ」と、総理はおっしゃっています(通訳)

▶片山総務相、「全学校図書館に司書配置を」(讀賣新聞/7月13日(水)19時27分配信)
▷えっ? 今までいなかったの!?

▶原発閣内不一致で「立ちくらみ」=野田財務相(時事通信/7月13日(水)19時18分配信)
▷それは国民のセリフだ、愚か者め!

▶イオン、全頭検査へ…セシウム汚染牛一時販売(讀賣新聞/7月16日(土)19時34分配信)
▷克也クンのオツムの中も検査して欲しいのですが。。。

▶妻が夫の局部を切断、生ゴミ処理機にかける カリフォルニア州(CNN/07月14日(木)11時14分配信)
▷怖っ…

▶韓国高層ビルの揺れ フィットネスセンターのエアロビが原因?(中央日報日本語版/7月16日(土)13時30分配信)
▷怖っ…

▶地下鉄駅、ホームで大型ガラス壁が“爆裂”・飛び散る=上海(サーチナ/7月15日(金)17時52分配信)
▷怖っ…

▶原始時代の生き残りか……体長1メートルの超巨大ミミズ出現―重慶市(レコード・チャイナ/7月14日(木)20時27分配信)
▷・・・ 中国には何でも揃ってます。


◆<生物学五輪>日本の高校生が金3個、銀1個(毎日新聞/7月16日(土)21時23分配信)
◇日本の将来に、希望も有った。

コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島県産農作物を、いつまで垂れ流しにしておくつもりだ。国が買い上げて廃棄処分にせよ。

2011-07-15 21:19:35 | 政治と社会
セシウムに汚染された福島県産の牛が、42頭市場に流通していた。

理解不能である。



悲しい事だが、そもそも福島県は既にほとんど汚染されている。
事実を、事実として認めようでは無いか。

政府が公表しないからと言って、汚染されていない訳が無かろう。
3月13日以来、原発からの放射能は、毎日飛散し続けている。

日にちが経てば解決する、という物では無い。
破壊されている原発を、完全に防護素材で封印してしまわない限り、放射能は出続けている事を、直視しなければならない。

「風評被害」等といい加減な言い訳を言い続けて、事実から顔を背けていても、何も解決しないのだ。

「風評に負ける事無く、福島産農作物を購入しよう」という発想は、福島県の農業を救うどころか、共倒れになるだけなのだ。

汚染されている地域の農作物は、流通させるべきでは無い。
汚染されている地域で、農業を続けるべきでは無い。

今後、農業を営む事が出来なくなった分を、しっかり補償して、農業を止めて頂くしか無い。
汚染作物は、産地を表示せずに流通させたり、他の産地の物と混ぜ合わせて販売したり、産地表示の義務の無い「加工食品用」にしたり、と言うやり方を続ける「姑息な」やり方を続ける事は、行政の国民に対する重大な反逆行為である。

犯罪である。



▶汚染わら食べた牛どこに?出荷先の自治体、流通経路解明急ぐ(mns見出し)

>福島県浅川町の肉用牛農家が餌として与えた稲わらから高濃度の放射性セシウムが検出され、汚染された可能性がある42頭の食肉が流通した問題で、出荷先となった自治体は15日、流通経路の解明調査を続けた。

>福島県によると、出荷先は仙台市、千葉県、東京都、横浜市。10頭が出荷された仙台市によると、1頭分は食肉加工後に東京都の業者に、別の1頭分は山形県酒田市や岩手県花巻市、仙台市の業者に販売された。ほか8頭の流通経路は不明。5頭が出荷された千葉県では、解体された牛は都内の施設を通じて流通しているという。

>福島県によると、わらからは1キログラム当たり最大で9万7千ベクレルのセシウムが検出された。同県白河市の稲作農家は計4農家に問題のわらを売ったが、4農家のうち、実際に牛を出荷したのは浅川町の1農家だけという。
【msn産経ニュース/7月15日 08時10分配信】


藁を酪農家に売る事も非常識。
買った酪農家が、藁を屋外に保存していた事も、非常識。
その藁を、牛に与える事も非常識。

しかし、この事で農家を責める事は出来ない。
そのように汚染されて行くことが、想像すら出来なかったのだろう。

汚染の実態を公表しない、『当局』に総ての責任がある。


狂牛病の蔓延いらい、酪農業は世界的に厳しい基準が決められて、誕生からと殺まで、総ての経歴が辿って行ける様にする事が、義務づけられている。

生まれると直ぐ、バーコードのついたタグを、耳にとめる。

生産者の氏名、生年月日、与えられた餌、その他総ての情報が、読み取られる様になっている。

『トレーサビリティー』と言う。


最近あるツイートで、福島県産牛に関しては、それらの情報がアクセス出来なくなっていると発信されていた。

世界基準から言って、異常である。

「事実を知らしめて、いたずらに住民の恐怖心を煽るのは良く無い」
お為ごかしに、目先の責任逃れでこのような事を言いつつ、事実を隠蔽して、結果としてより大きな、より広範囲の、より取り返しのつかない、重大極まりない結果を後々に引き起こす事に、面と向かって立ち向かおうとしない。


原発事故全体の対処について、同じ事が言える。

住民を避難させない。
子供を疎開させない。
作物の生産を続けさせる。
汚染作物を市場に流通させる。
汚染作物で、給食を食べさせ続ける。
汚染されている状況で、戸外での運動会を行う。
汚染されている状況で、プールで水泳の授業を行う。


「直ちに健康への影響は無い」

この言葉に、総てが現れている。



▶東日本大震災:セシウム汚染牛 「風評が一番怖い」 「福島産」値崩れ深刻(毎日見出し)

>福島県浅川町の畜産農家が放射性セシウムに汚染された稲わらを肉牛に与えていた問題で、県産牛への風評被害への懸念が高まっている。冷静に対応するスーパーがある一方で、市場の値崩れは深刻化している。

>「一番怖いのは風評被害。疑心暗鬼になった消費者が豚肉や鶏肉も信用しなくなるのではないか」と不安を募らせる。
【毎日新聞/2011年7月15日 東京夕刊】


「一番怖いのは風評被害」
違う!

そもそも、汚染されていて当たり前の状況の中で、当然に起こって来る事実である。

<牛肉>が汚染されていれば、<豚肉>も<鶏肉>も。。。汚染されていて当然である。
その様に心配する事が「自然」な反応である。

そう言う心の動きを、「風評」とは言わない。

そろそろ、考え違いに気がつこう。



▶セシウム汚染牛流通、原発周辺出荷の全頭検査へ(讀賣見出し)

>一方、農林水産省と福島県は同日、この農家の稲ワラから規制値の約57倍に相当する同セシウムを検出したと発表。県は、原発周辺の緊急時避難準備区域と計画的避難区域の全牛農家約230戸の出荷した全頭を対象に、肉の放射性物質の検査を行う方針を決めた。
【讀賣新聞/7月12日03時07分】


繰り返すが、福島県の農産物を、消費目的で流通させるべきでは無い。
国が全量買い上げて、農家に保証し、作物は廃棄するのが、当然である。


▶セシウム汚染牛「やむを得ない嘘」が招いた影響(産経見出し)

>原発事故後、南相馬市は燃料不足や避難などで大混乱し、現地のあらゆる物流は停滞した。牧草や配合飼料も入らなくなり、汚染牛を出荷した農家は「震災後に配合飼料が不足し、やむなく(屋外にあった稲わらを)与えた」としている。

>「周囲が避難する中で、何とか頑張ろうとしていた」「福島の畜産業を立て直すために頑張っている仲間。責めることなんてできない」。汚染牛を出荷した農家に対し、周辺農家などは同情的だ。しかし、「やむを得ない嘘」が招いた影響は大きい。

>今回の問題を受け、政府は福島県の計画的避難区域などから出荷される肉用牛の「全頭検査」を検討しているが、自治体は「不眠不休で検査しても無理だ」と反発している。

>食の安全を守るためには、生産者が最低限のルールを守ることはもちろん、風評被害に苦しむ農家への適切な補償や不正を防ぐチェック体制の整備が求められる。
【産經新聞/07月12日 21時59分配信】


この酪農家の心理は、痛い程良く分る。

しかし。
生産者として、消費者に与える影響と言う物を、真剣に考える事が求められる。

汚染状況を始めとして、適切な情報提供が為されていなかった事は、理解する。
そのような状況で、このような汚染が引き起こされる等と言う事を、考えもしなかったに違いない。
その意味で、この酪農家を責める事は、誰にも出来ない。

責められるべきは、東電であり、原子力・安全保安院である。

そして、福島県の計画的避難区域などから出荷される肉用牛の「全頭検査」を<検討している>だけで、これまで全頭の検査をしていなかった福島県と政府とが、最も責められるべきである。

責められるべきは、枝野官房長官であり、菅直人首相である。


<食の安全を守るためには、生産者が最低限のルールを守ることはもちろん、風評被害に苦しむ農家への適切な補償や不正を防ぐチェック体制の整備が求められる>

生産地、行政当局、マスコミ、消費者、総てが『風評被害』と言う名の<免罪符>に頼る事を、止めなければならない。

そのためにも、放射能汚染地域での、農業を止める決断をするべきである。


その土地で、代々農業を営んで来た方々に取って、それを放棄すると言う事は、死ぬより辛い事であろう事は、想像出来る。
しかし、これは人知を越えた<運命>なのでは無かろうか。

勿論、東電から一方的に押し付けられた「運命」など、受け入れられないであろう。

しかし、現実としては、受け入れて頂くしか無い。
これ以上、国民の生命を危険に曝す訳にはいかない。

その、辛い選択を受け入れてもらう為にも、政府は「広く滞り無く」農家の保証をしなければならない。

勿論、直接の補償すべき者は、東電自体である。

しかし、待っていられない。
政府が、取り急ぎ肩代わりして、篤く補償し、その分は東電から確実に取り返す措置を講じるべきである。


挙げ句の果てに。


▶福島の全肉牛、出荷制限へ…セシウム汚染拡大で(讀賣見出し)

>福島県産肉用牛から相次いで国の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されている問題で、政府は15日、同県内のすべての肉用牛について原子力災害対策特別措置法に基づき出荷を制限する方針を固めた。

>厚生労働省と農林水産省は15日、放射性物質に汚染された肉用牛が福島県全域に広がっている恐れがあると判断。市場に流通させないために、出荷制限に踏み切ることを決めた。同県はすでに県内のすべての肉用牛農家約4000戸に対し18日まで出荷自粛を要請。両省は出荷自粛の期限後に、制限する方針だ。同県の昨年2月時点の肉用牛飼育頭数は約7万8000頭。

>菅首相が19日以降、福島県の佐藤雄平知事に指示する。
【讀賣新聞/7月16日(土)3時3分配信】


今頃になって、やっと「出荷を制限する方針を固めた」訳だ。

そして、「制限(=禁止)」はするが、『補償』はするつもりは無い。
そこに、被災者への<愛情>や<いたわり>等を、一切感じ取れない。

そのような、血の通った政治倫理など、彼等には完全に欠落しているのだ。

よりによって、このような人的輩が政権に有る時に、このような大災害が起こってしまった。

大災害を引き起こした「東電」。
原発導入を計った福島県知事。
その監督官庁である経産省。
安全・保安員。
首相。


神様は、存在しないのか。
それとも、今この時、神様は日本人に試練を与え賜うたのか。

一体、何の試練なのか。
なぜ、福島県民が、そんな試練を受けなければならなかったのか。


地震と津波による災害は、自然の力の成せる技であった。
原発事故は、人災である。

設計施工時の不完全さ。
日常の保守点検の際の各種の手落ち。
耐久性の限界。
それらの総合的結果が、地震のエネルギーに堪えられなかった。

その危険性は、予てより内部から指摘されていた。

それに対して、経営陣は一度として真剣に顧みようとしなかった。
経営側と、県と、経産省とが一体となって、耐久期限の限界を超えても、許可を更新し、稼働を続けてきた。

この「人間の驕り」が、「利益追求主義」を生み、「利権受益層」の暗躍の場を生み、その結果がもたらした今回の事故である以上、人災を越えて、明らかに犯罪である。


個人の犯罪は、司法の裁きを受け、処罰される。

政財官と言う「権力」が引き起こした犯罪は、処罰されない。
責任も、問われない。


いい加減で、世の中を変えよう。

取り敢えず、汚染状況を総て明らかにした上で、住民の生活環境、農業その他の産業の継続を、改めて考え直し、早急に根本から対処しなければならない。

これ以上、被曝を拡げ続けてはならない。
何の処置もしない政府は、糾弾されてしかるべきである。


責任を取れ。

コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランスの革命記念日にあたって思う事。「国家は国民を裏切るものだ」と言う事実。

2011-07-14 23:28:14 | 政治と社会
国家は国民を愚弄する。

国家は、国民の真の利益に沿って動く事は無い。
国民は、国家の利益の犠牲となる。

国家は、国民の与り知らぬ所で、決断する。
国民は、国家の裏切りに気づかない。

国家は、国民を搾取する。
国民は国家の犯罪は知らされない。


人類の、文明史上共通の真理である。




前日、頭上を航空機が飛び交っていた。

上空の飛行が禁止されているパリである。
上空僅か300メートルを、攻撃型戦闘機ラファールや、ハイテク偵察機等が時折飛び交う情景は、毎年この時期恒例である。


       


1789年7月14日。
前日、廃兵院『アンヴァリッド』を襲って武器を手に入れたパリの民衆が、「政治犯」を収容する反体制側の怨念の象徴であった、バスティーユ牢獄を襲い、陥落させた事が、フランス革命の発端である、と言う事になっている。

小学校ですら、「歴史」の授業で革命の時代の内容は、事細かに教わる。


特権階級の特権を廃止した。

支配階級の、貴族と聖職者も、課税対象となった。
身分の差、出自の如何を問わず、法の基には平等。

それまでは、人口の二割の王侯貴族聖職者は、一生の間、戦争しているか遊んでいるだけで、税金は払わなかった。
人口の八割を占める「大衆」は、生まれて死ぬまで、働いて税を納めた。

王侯貴族と聖職者は、特に恣意的な件以外は、悪を暴かれたり罰を受ける事は無かった。
一般大衆は、微罪で逮捕され、公正な裁判も受けられず、投獄や処刑されていた。

一度だけの革命で、一挙に近代的民主国家になった訳では無い。
1830年7月革命。
1848年2月革命。
1871年3月パリコミューン。

革命を繰り返し、多くの血が流され、試行錯誤を繰り返した挙げ句に、法治体系を調え、民主主義の理念を形づくって行った。


その、近代民主社会の萌芽となる『フランス大革命』の発端、7月14日は、『国民の祝日』と呼ばれる。


日本で「パリ祭」と呼ばれるこの日、実際には『シャンゼリゼ大通り』での大軍事パレードが、繰り広げられる。

この晴れの日の為に、全世界の駐屯地から「選ばれた精鋭部隊」が、パリに参集する。

大統領府『エリゼー宮』を専用車で発った大統領は、凱旋門で陸軍の指揮車であるジープに乗り換え、統合参謀本部長の同乗の元、パレードの先陣を切る部隊が整列するシャンゼリゼを、ゆっくり走って「閲兵」しながら、『コンコルド広場』に到着する。

そのまま、待ち構える閣僚や各国招待者と挨拶を交わして、大統領特別席に着席。

        
        コンコルド広場の貴賓席に置かれる「大統領」の椅子


大パレード開始と共に、続々とシャンゼリゼを下って来る、各種部隊の上空を、共和国曲技航空隊の戦闘機が9機、扇型編隊で「三色」の煙幕を棚引かせながら、飛来して来る。

その後から、多種多様な航空機が、上空300メートルを保って飛行する。

マッハ3の戦闘機から、プロペラで飛ぶ特殊大型機に至るまで、フランス全土の基地から、夫々異なる距離を、異なる飛行速度で飛来して、決められたタイミングで次々と編隊飛行をする為に、秒刻みでのコーディネーションが不可欠となる。

その為に、前日に実地テストを行っていたのだ。


今年は、海外駐屯部隊が表立って主人公となり、先陣を切って行進し、大統領席の前で左右に分かれて分列行進となる。

一番最初に、カリブ海の島嶼部海外県の出身者で構成された部隊が、大統領の前で半円の陣を組み、民族に伝わる「闘いの舞い」を披露した。

ニュージーランドのラグビーチーム『オール・ブラックス』の、試合前の「ダンス」に似ていた。


大統領は、笑顔で参観していた。


そもそも「閲兵式」とは、軍が「最高司令官」に対して「忠誠」を示している事を、確認する儀式である。

フランス共和国大統領は、三軍の長「最高司令官」である。

アメリカの大統領より、権限はむしろ強い。

アメリカの様に、議会が大統領に対立する事は、「保革逆転ねじれ議会」でない限りは、あり得ない。

議会は、大統領の与党である。
法務大臣も、大統領が任命する。
高級官僚は、大統領が変わると全員クビがすげ替えられる。

つまり、司法、立法、行政、そして外交の全てを大統領が握っている訳である。

その大統領に、軍は忠誠を誓う。


その国家体制の「再確認」の儀式が、7月14日「革命記念日」の大パレードなのだ。

ある意味で、壮麗なる式典と言える。
別の意味で、壮大な欺瞞とも言える。


国家は、常に国民の為に有る訳では無い。
国家の利益と、国民の利益とは、一致し無い事の方が多い。

往々にして、国家は国民の利益を犠牲にして、国家の利益を優先するものだ。

そんな事は、フランスの国民は「百も承知」である。

ちなみに、大統領選挙の投票率は、70%台の半ばである事が、普通となっている。


老いも若きも、知識人も労働者も、夫々政治には一家言あり、主張もする。
その上で、選挙は欠かさない。

その上で、「お上」の不実など知った上で、政治談義に余念がない。


決して、新聞テレビを鵜呑みにしない。
逆に、先ず疑って掛かる。

国民の利益を必ずしも擁護しない政治に、少しでも国民の意思を反映させるべく、選挙にでかけるのだ。



翻って我が日本と言う国は。。。

2009年の総選挙の投票率は、さすがに70%に迫る勢いであった。
しかし、補選や地方選挙ともなると、30%台もザラ。

そのくせ、政治が国民を守らない事に、恨みつらみの繰り言を言い募る。

権利の行使はせず、権利の享受だけを求める。

そして、背景を考えずに、表面に現れた事象のみで、即座に判断を下してしまう。
新聞テレビが言う事を、そっくりそのまま受け入れる。



フランスで。
国民は、国家を信用していない。
それにも関わらず、政治に熱い思いを込める。

そして、双方合意の基に、壮大な演出で国家の近代的スタートの日を祝う。
何故なら、国家が国民を「著しく」裏切ったら、また直接行動を取れば良いだけの話だから。

国家とは「悪」である。
この事を、フランス人達は歴史を通じて、学んで来た。

その上で、巨悪と、些細な悪とで、判断を分ける。
小さな悪行は、いわば権力者なら当たり前。
「その代わり、国民を見捨てるなよ!」


日本で。
国民は、国家に裏切られ続けて来た。
それでも、その事に永遠に気がつかない層がある。
そして、どれほど国民を裏切ろうが、直接行動など起こらない。

国家は、善である。
権力者は、悪行など行わないと言う事が、建前である。

だから、些細なミスでも、キャンペーン次第で巨悪として捉えられる。
その影で、本当の巨悪は、国民に正体を暴かれる事も無く、のうのうと生き延びる。
国民が「国は国民の為にある」と、信じきっている事を良い事に。


アメリカの小説等を読むと、歴代大統領が、如何に無能な男であるかが、赤裸々に描かれてる。
フィクションとは言え、大筋ではその通りなんだろうと思える。

その無能な大統領を担いで、ホワイトハウスに巣食う「高級官僚」達が、如何に利己主義で、下品で、利益の追求にいとまが無いか、赤裸裸に描かれている。

事実、そんな物なのだろう。

そして、その類いの「下品であくどい」エリート達が、国家を運営しているのだ。

世の東西を問わずに。



それでも、国家は存続し、その国家の体制の中で、国民の日常の営みは続いて行く。

ただ救いは、そのような国家の為政者たちは、一応国民の手で選ばれるのだ。
ダメなら、次は無いのだ。

トップをすげ替えるのは、国民である。
そのトップが入れ替わると、高級官僚は総て入れ替わる。

それでも、「行政の連続性」への不安等は話題にならない。

官僚とは、行政の事務方であるだけだから。
政治家の方針で、行政は決まって行く。


そうやって、時と共に「政権交代」は、極普に繰り返されて来た。

だからこそ、国家の巨悪の部分は国民の与り知らぬ所で為される。
そして、基本的な部分での国民の利益は、ちゃんと守られる。

なぜならば、国家が国民を最終的に愚弄すれば、国民のしっぺ返しを喰らうから。
お互い、それを承知で、お互いの立場をわきまえている。


もし原発事故が起これば、即座に責任者はその責任を問われるだろうし、必要な措置は直ちに取られる。
その後のことは、長期的スパンでの対策をとりつつ、国家にとっての重要な部分は、そのまま維持されて行くかもしれない。

しかし、住民を見殺しにしてまで、行政の利便性の為に「安全基準」のハードルを引き下げたりする事等、考えられない。

任期が決まっている大統領こそ辞任はしないが、担当大臣と、もしかすれば首相首が飛ぶ筈だ。
それが、普通の意味での「国家」の在り方であろう。

ましてや、強制節電など、あり得ない事甚だしい。



日本だけは、そんな常識が通用しない国家に、なってしまった。

責任は、誰も取らない。
被害は、一方的に国民に押し付けられている。


世界中で。
国家は、国民を愚弄する。
国民には見えなくとも。
歴史が証明している。

しかし、国民はその本質は知っている。
そして、被害を一方的に押し付けられたまま、と言う事はあり得ない。

マスコミが暴くであろう。
その事実を知った国民は、実力を行使する。

全国で、デモやストの嵐が巻き起こり、国の機能はマヒする。


その「作用と反作用」との前提の元に、国家と国民の関係が築かれ、維持されて行く。


そんな、普通の国になりたい。
なって欲しい。

フランス革命記念日の夜、花火の轟音を近くに聞きながら、そんな風に思った。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本を救う為に成さねばならぬ事。

2011-07-12 23:49:08 | 政治と社会
いよいよ、あの鳩山サンまで「民主党」の存続に懐疑的な発言をされたようだ。

最も『菅直人民主党』の事である。


少し長くなるが、記事の全文を掲載する。

鳩山由紀夫前首相「民主党、潰れたって構わない」(産経見出し)

(転載開始)
菅直人さんは、私が首相のときに副総理として、何度も「厳しい局面に立たされたら、別の大きなテーマを示せば、そちらに国民の目が向いて局面を打開できるんだ」と進言してきました。(米軍)普天間飛行場移設問題で危機に陥ってるときにも「消費税増税を言え」と働きかけました。私は「言えない」と答えました。

 それで、菅さんは自分が首相になったときに消費税増税を持ち出し、結果として参院選に負けました。

 今も同じなのか、思い付きのように別の話をすっと作るのは上手です。

 消費税やTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)、「脱原発」もそう。しかし、常に大きな本道を見ようとしない。政治はパフォーマンスではないのです。

 小泉純一郎元首相の流儀をまねて、党内に抵抗勢力を作って戦っている姿を示して支持率を上げようともしました。憎悪の塊みたいに小沢一郎元代表を敵に祭り上げ、政権運営してきました。「小沢さんが党内にいると、うまくいかない」と言っていましたね。

 菅さんには、鳩山政権と違う色を出せば政権浮揚するという気持ちがあるんですね。私が打ち出したものを否定したことで、民主党の理念が見えなくなった。

 しかも、支持率を上げるためという発想で大きな落とし穴にはまってしまう。理念型の政治とはほど遠い政局で動かそうとする姿勢が災いして結果としてうまくいかなかった。

 私は昨年9月の民主党代表選の時から、いずれ菅政権は厳しい時を迎えるだろうと予測していました。結局、東日本大震災発生で首相に応えるだけの力量がないことがわかりました。菅さんを一番近くで支えてきた内閣や党執行部もみんな「辞めてくれ」と言っています。今、政権はレームダックです。国民、特に被災者に申し訳ない状況です。

 次の首相は、党内をきちんとまとめ、好き嫌いではなく、政策の議論を行い、他党にも協力を得られるような包容力のある人が必要です。小沢さんのような官僚システムを熟知している人の協力を求めながら、党としても政府としても経験と能力を生かし切れる態勢にすべきです。

 私は、自分が首相をまたやりたいとは思いません。ただ、新首相が国民のために働けるような態勢をつくるために縁の下の力持ちとして努力します。

 このままなら民主党がどうなったって私は構わない。潰れたって構わないんです。今のままでは結果として、国民の利益を大きく損なう状況になるのは間違いない。菅さんがそこまで理解していないとは思いませんが。

 6月2日の内閣不信任決議案採決の直前、菅さんから復興基本法と平成23年度第2次補正予算案編成のめどがついたときに退陣するという言葉をもらいました。今は2次補正、特例公債法案、再生エネルギー特別措置法案の成立を退陣の3条件に挙げていますから、それを満たせば辞めると理解しています。今でも私は菅さんの言葉を信じています。(小島優)

(転載終了/産經新聞/7月12日(火)7時55分配信)



一応、菅直人の本質はみんな解っている事では有るが、政権のトップにいた鳩山前総理自身の口から、その下にいた「副代表菅直人」の実態を「生の言葉で」語られると、妙に納得してしまった。


「厳しい局面に立たされたら、別の大きなテーマを示せば、そちらに国民の目が向いて局面を打開できるんだ」
「消費税増税を言え」


成る程なあ。

次の<総理のメ>を見据えて、少しでも失点をしない為に、ただただ「何にもせずに」影の様に、眠った様に、存在感を消していた菅直人が、実際にはそんな事を「口走っていた」ときくと、意外な気もするし、妙に納得もしてしまう。

この鳩山サンの発言の一言一言が、そのまんま「菅直人」なる<希代の権力亡者>の性格を、実に良く伝えてくれている。

「小沢さんが党内にいると、うまくいかない」

無能を丸出しの発言であるが、菅直人の存在軸も丸出しである。



彼は、自分からは「絶対」辞めない。

その根底には、幾つかの根本的概念がある。

一つ目は、言うまでもなく「人生の目標」であった『総理大臣』になれた以上、絶対に辞めたく無い、と言う感情。
少しでも長く、可能な限り長く、総理の椅子に座っていたい。

窮極の目標を達成したあと、極端に言えば、辞めれば彼に取っての「生きて行く意味」が無くなってしまうのだから。


二番目は、「無様な辞め方」をしたく無い、と言う事。

何しろ「みてくれ」ダケの男である。
政治を称して「パフォーマンス」に興じる男である。

とにかく、人生の目標である「総理」の座を射止めた以上、褒めた讃えられて辞めないと。
「辞めさせられる」形でその座を去る事にでもなれば、彼の人生の目標達成の意義が、半減してしまうのだ。

彼に取っては、「史上最悪の首相」等と言う評価のまま「歴史」に名を留める事等、死ぬ程の屈辱なのであろうから。

そう言う訳で、何か「華々しい成果」を手にするまでは、自分からは辞めない。


そうなると、昨日書いた如くに「信任を否決」するか、「不信任を可決」する、或はその両方を成し遂げて、辞めざるを得なくするか無い。

しかし、今の「民主党」内部を外から眺めていると、そんな「王道」を取れるとは、毛頭思えない。

極めて残念な事では有る。

しかも、そのときは菅直人は絶対に「解散」するに決まっている。

何しろ「屈辱的退陣」は、絶対やらない。

とは言え、解散しても民主党は政権を失う事は既定の事実の様な物だ。

結果としては、「不信任された挙げ句、総選挙で政権を失った首相」というタイトルで、歴史に名を留める事になるは必定であるが。
それこそ、彼が最も避けたい「屈辱」の結末となる。

そうなれば、庶民は「胸のつかえ」が取れる、この上なく気分は良い事だろう。

しかし、だからと言って、政権が不透明になるのは、国民としては困るのだ。
あくまで、菅直人と7人衆だか何だかの一味を失脚させて、与党のままで「政権交代」する事が望ましい。


その為にも、絶対に忘れて欲しく無い事が有る。

「外国人不法献金」
「北拉致容疑者関連大体への献金疑惑」

この二点を、徹底的に追及する事。

「首相を続ける」事が出来なくなるまで、追求を絶対に辞めない事。

これが、全国民の切なる願いである。



さあ、誰がそれをやるのか。

自民党?
共産党?

それとも、民主党自身?


あらゆる手段を総動員して、世論を喚起する事が寛容である。

情報テロの権化である「マスコミ」を、この時ばかりは徹底的に利用して、世論を喚起し、黙って見過ごす訳にはいかなくなるまで、世論を沸騰させて欲しい。

世論と称して「マスコミ」による、警察への圧力を限りなく高めて行く。
実際に操作を始めざるを得なくする。
そうなれば、与党民主党と言えども、看過出来なくなり、国会の場で追求する環境が整うのでは無いか。

その機に乗じて、野党の諸君に頑張ってもらおう。

その様な環境が整えば。
さすれば、如何なる「鉄面皮」であろうとも、執行部から「強硬」に辞任を迫って、腰砕けの執行部ですら、彼が辞めるまで引き下がらない事が出来よう。


その前に、それこそ『両院議員総会』を開いて、正々堂々と「解任動議」を提出して、辞めさせる事が可能であろう。

あとは、警察の捜査次第であるが、公民権停止まで追い込む事も出来るのではは無いか。

彼の運命は、無惨な結末となるだろう。


上の記事で、鳩山サンは「小沢さんのような官僚システムを熟知している人の協力を求めながら」と言う言い方で、<誰か>しかるべき人をと、言おうとしている。

というより、この時点では、そのように言うしか無いのだろう。

しかし。
そんな人物が一体全体、何処に居ると言うのか。


今日の、山の様な難題を抱えた状況で、少しでも早く「沈み行く日本」を救う為には、取り敢えず小沢復権しか無い事は、鳩サンも理解している筈である。

「国家観」
「具体的政策論」
「実行の戦略」
「野党との調整力」
「官僚の操作力」
「財界に対する存在感」
「対アメリカの存在感」

どの一つをとても、小沢一郎以外の人材が居るとは思えない。

少なくとも、今の時点では。


民主党にも、それなりの見識と行動力とを兼ね備えていると思える議員諸氏は居られる。

ただ、今この時、この状況で「日本の舵取り」を任せられるか、というと、残念ながら経験も実行力もまだ足りないと思えるのだ。
それは、私だけの受け取り方では無い筈だ。

だからこその、小沢復権が必要なのだ。


「彼しかいない」と言う状況は、ある意味で、大変不幸な事だ。
人材不足は、この国の基本的弱点であろう。

政治家の「世襲化」の定着。
政治家の「職業化」意識。

世代的に、「大所高所」から物事を見る判断力が、養われない教育を受けて来た政治家達の時代になってしまっている。

某政経塾が示す通り、血の通わぬ、あくまでも「偏差値秀才」的な政治家しか輩出しない教育的社会構造。

若者自体の、国家への意識の変化と、それに伴う「政治家を目指す」姿勢の違い。

総てが、小役人的な政治家しか生み出せない土壌になってしまっている。

そう言う観念的政治論でしか判断出来ない世代を、実社会に即した「血の通った」政治を行える様に育て上げる為には、本物の実力者が不可欠である。

今はまだ世代交代の時期では無い。


小沢一郎氏しかいない事は、不幸なことだ。

彼に、総ての期待と責任とが架かってしまう。

しかし、本人にやる気が有れば、日本の将来を、今、彼に託す事は、唯一無二の選択なのだ。
そして、本人はまだまだお元気の様である。


その為には、先ず菅直人の退陣が急務。

やって欲しい。
やらなくてはならない。


昨日も書いたが、この「未曾有の厄災」を招いてしまった『民主党』の義務である。


民主党に決別を宣言したと言うのに、まだこんな事を書いている。。。
困った物だ。


コメント (7)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする