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45歳、ブスだけど、27歳の彼氏に会いにロシアに行ってみた (4)

2014-01-31 23:59:59 | ロシア関連
早速ですが、「45歳、ブスだけど、27歳の彼氏に会いにロシアに行ってみた (3)」の続きを。

バスはすぐにモスクワ・シェレメーチエヴォ空港のターミナルDに到着し、私は先を行く他のお客さんにそのままついていく形でエスカレーターに。2Fに上がるとまずはパスポートコントロール。外国人用の窓口で順番を待っていたら、隣の窓口がオープンしたので、そちらに向かう。担当は30代くらいの女性。"Hello." とパスポートを出すと、まずは中身を確認。パスポートの写真のページとビザのページ(たぶん)を手元の小さなスキャナーでスキャン。「飛行機で隣だった男性が言ってた「入国カードは自動」ってこのことだったのね」と納得。ロシア語で何か質問されたので、ちょっとパニクり、"I don't speak Russian." と返答すると、「情けない女ね」という表情の後、一瞬日本語のような言葉を小さくつぶやく。さらにロシア語で質問され、最後の単語がモスクワだったことは聞き取れたので、「モスクワ滞在は何日?」と聞かれたと判断し、"I'm going to St. Petersburg." と返答。「ふぅん」という表情をした後、パスポートとほぼ同じサイズの紙が挟み込まれたパスポートを返却してくれました。これが出国する時に提出する書類ね。ソチオリンピック直前のテロ対策で、入国審査にすごく時間がかかるのではないかと心配していたのですが、待ち時間も含めて入国手続きにかかったのは10分ちょっと。予想外に早く到着ロビーに出ることができました。

今度は乗り継ぎのために到着ロビーから出発ロビーに移動…と思いきや、建物の中の英語表記が見づらくどう行けばよいかわからない(いや、事前にちゃんとロシア語を勉強しとけってことですよね、はい)。なんとか「出発」の表示を見つけ、エレベーターで3Fに。出発ロビーはかなり広く、人であふれているけれど、パッと見た感じ、いかにも日本人なのは私だけ。搭乗ゲートを確認するために、あちこち歩き回ってフライトボードを探すも見当たらない。焦りながら歩いていると、私が大好きなチョコレート菓子、スニッカーズの自販機を発見。しかもサイズが大きい! と思ったら、その自販機の近くにフライトボードが! っていうか、フライトボードというより30インチもなさそうなモニターにフライト情報が表示されているだけ。この広い出発ロビーにこんなに小さいモニター1台だけ!? とりあえず、サンクトペテルブルク行きの自分のフライトを確認するも、搭乗ゲートの表示はなし。「先にセキュリティチェックを受けろってことね」と判断し、セキュリティチェックの場所まで移動。

セキュリティチェックを済ませ、奥に進むとやっと搭乗ゲートが表示されているモニターを発見。ゲートに進む前にトイレに行っておこうと思い、女子トイレに入ると、個室は足元ががっつり見えるタイプのドア。個室自体は大きいのに、便器は日本より小さめで、便座も少し汚れている。「やっぱり日本のトイレが世界一かも」と思わされた瞬間でした。トイレを出て、搭乗ゲート付近まで行くと、出発を待つ人がわんさか。いろいろな顔立ちの人がいるけれど、東アジア系の顔は私を含め3人だけ。空いた椅子に座ると数分もしないうちに搭乗のアナウンス(ロシア語のみ)。人々がゲートに押し寄せる。日本人なら1列か2列に並ぶところだけれど、ここでは団子状態。とりあえず一番後ろに並び、ラッシュが解消された後に搭乗。ちなみにロシアでは国内線でも搭乗時にパスポートの提示が必要です。

機体はエアバスA321。私の席は窓側なので、先に座っていた廊下側の金髪の美しい女性に "Excuse me..." と英語で話しかけると、すぐに席を立ってくれました。"Thank you." とお礼を言うと、"You are welcome." と英語で返してくれてホッ。乗客がどんどん乗り込み、うまっていく座席。その様子を見て思ったのが、「ロシアは白人の国、モバイルの国」。多民族国家といえども、やはり人種としては圧倒的に白人で占められているし、スマホやタブレット、iPadをいじっている人がとにかく多い。隣のおじさんなんか飛行機がボーディングブリッジを離れてもスマホ見ているし。というわけで、ついにサンクトペテルブルク・プルコヴォ空港に向けて出発。窓から外を見て不思議だったのが、星がほとんど見えないこと。緯度が高すぎるせい? それとも空気が汚れているの? モスクワ―サンクトペテルブルク間のフライトは1時間と少しですが、それでも厚切りハムと厚切りチーズのサンドイッチが出されました。食べ終わった頃にはもう着陸の準備がスタート。機体はしだいに降下し、サンクトペテルブルクの夜景が眼下に。東京の夜景と決定的に違うのは、明かりがオレンジか黄色しかないこと。そうこうしているうちにスムースに着陸。もちろん、ここでもボーディングブリッジではなく、タラップで降機し、サンクトペテルブルク・プルコヴォ空港のターミナル1までバスで移動。ついにサンクトペテルブルクに到着しました!

今回はこの辺で。続きはまた後日ということで。

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