Elysium 2013年 アメリカ作品
監督 ニール・ブロムカンプ
出演 マット・デイモン ジュディ・フォスター シャールト・コンプリー ディエゴ・ルナ アリシー・ブラガ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
21世紀末。地球は汚染が進み人口過剰となった。
超富欲層の住民は豊かな暮らしを続ける為に地球を捨て不老不死の宇宙ステーション「エリジウム」に移住した。
幼いマックスは出会った年上の少女フレイからエリジウムの本を読んで貰い、いつの日かそこへ行く事を決意していた。
2154年のロサンゼルス。
マックスは前科者として保護観察に置かれながらも真面目に工場で働いていた。
ある日、いつものように仕事をしていたが事故に巻き込まれ大量の放射能を浴びてしまい、余命5日と宣告される。
マックスは、助かる為にはあの「エリジウム」に行くしかないと考え昔の仲間スパイダーに頼みに行く。
一方、その「エリジウム」では、セキュリティーの問題でデラコート高官はパテル総裁に注意を受け、役職も危ぶまれていた。そこで彼女は、地球にいるカーライルに、新しい総裁が誕生するようにプログラムの書き換えをさせるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
マットのSFもの。
どうしても、裕福な人が恵まれ貧乏な人が苛まれる。
不老不死なんてくそ食らえとおもっている自分にはどうしても理解しがたい、永遠の命。
そんなに生きてなにがいいんだ?
自分本位もいいかげにしろと言いたくなる。次世代にいつでも受け渡したいと思うから。
この監督さんの独特な世界感は変らず、ついでにロボットのデザインも変らない。(^◇^;)
「第9地区」もかなりのシュールさだったが、こっちもかなりのシュール。
「チャッピー」も観賞済みだったので、まあ、またチャッピーいるわ~的にロボットをみてしまったのだ。
もっと「エリジウム」でドンパチしてくれるかと思いきや、行くまでが長かった~。
それでは主人公のマックスを演じたマットはと言いますと。
取り付けられた装置が痛々しそうで、終始苦しそうで・・・。
苦悩するマットは昔に戻った感じ。ある女性に一筋ってのも定番になりつつあるのかな。
坊主頭はなかなか良かったが、ラストはそうくるのかとビックリした。
まあ、そこがこの監督さんらしいといえば、らしいんだけどね。
個人的には、もう少し、マックスとジュディ・フォスター演じるデラコート高官を対立させて欲しかった。
名俳優の共演が見たかったからさ。
監督さんのお気に入りシャールト・コンプリーは健在で、相変わらずクセのある人物だった。
そうそう、懐かしき人物を発見!
久々にディエゴ・ルナと再会した。
最近はこういうギャング系統が多いらしく、美形の好青年がワイルドな大人に成長していて、ちょっと嬉しかった。
もうちょっと出番が欲しかったけどね。(^◇^;)