Munich 2005年 アメリカ作品
監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 エリック・バナ ダニエル・クレイグ キアラン・ハインズ モーリッツ・ブレイブトロイ トム・ヴラシア
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1972年、西ドイツ。ミュンヘンオリンピックの最中、イスラエルの選手団がパレスチナ人テロ“ブラック・セプテンバー(黒い9月)”に殺された。
イスラエル政府は、11人のパレスチナ人暗殺の命令を一人の男に命じる。彼の名はアヴナー。秘密情報機関モサドの一員だった。他の4人の仲間と共に、まずはドイツへ行ったアヴナー。その地の友人アンドレアスに会い、その道の情報に詳しい人物を紹介してもらう。そして、一人目のダーゲットの情報を得るのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
勝手に、最近のスピルバーグは賞取りレースに励んでいると思っているich。
これもその中の作品の一つだとしてまったく興味を示さなかったが、クレイグが出演しているという事と、以前からモーリッツ君もさりげなく出演していると聞いたので、クレイグ祭りの時に観賞した。
(だから、視点がクレイグよりだけど)
では、まずクレイグから。
彼は4人の仲間の一人、スティーヴン。車両担当の男だった。
車にスティーヴンってマックイーンか?と馬鹿な考えが浮かんだのは言うまでもない。(だって、彼の後頭部マックイーンの後頭部に似てるんだもん!)
なかなかいい感じの役柄だった。生意気な感じというか粋がっているというか。
まあ、007前の出演なので少々出番が少なめではあったが、最後まで主人公と一緒だったのでちょぴり安心したりした。
そして、モーリッツ君。
主人公の友人でドイツ人のアンドレアスだった。
容姿が髭面で始めは、彼だと認識するのを戸惑った。(爆)
だけど、真剣で怖い雰囲気の彼だったので、渋くてかっこいいと思った。
きっちり友人のアヴナーに忠告もしていたし。
出演シーンは、これだけ。
寂しかったが、なかなか好印象ではなかったかと思える。
約2時間40分の映画だったが、場延びのような感じはなかった。
そこら辺はさすがスピルバーグと思った。
しかし、こういうテーマの映画は辛い。
いろいろと考えさせられた作品だった。
どこでどうねじれてこうなってしまったのだろう?
こういう作品を見るたびにいつも思ってしまう。
きっと両方の言い分があるのだろう。
そして、両方の正義もあるのだろう。
どっちが正しいとは、到底言い切れないが、人を殺す事での解決は良くないという事だけは何となく言える気がした。
あ~辛いなあ~。(苦笑)
映画中でバナ兄が作っている料理がとにかくおいしそうで。前半部分は合宿みたいな感じでしたしね。
私のお目当てはジェフリー・ラッシュ。
「あんまし出てこんなあ…」と思っていたらラストに出てこられてましたね。
そうそう長いんですよね。でも、飽きませんでした。
スピルバーグは昔から大好きな監督さんだったので、最近の文芸的な作品がどうも受け入れがたいです。
昔は夢がある娯楽をたくさん撮ってくれたんですけどね。(苦笑)
>ジェフリー・ラッシュ。
う~ん。分かるような分からないような。(苦笑)
俳優さんの名前と顔を総合して覚えないという得技?の持ち主なので、なんとも言いがたいですわ!
いつもながら、すんません。<m(__)m>