マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ラッシュ/プライドと友情」

2016-06-07 22:42:13 | ドイツ映画&ドラマ

Rush  2013年 アメリカ・ドイツ・イギリス作品

監督 ロン・ハワード

出演 クリス・へムズワース ダニエル・ブリュール アレクサンドラ・マリア・ララ オリビア・ワイルド

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
F3のレースで優勝するジェームズ・ハント。天性の才能がありあっという間にチャンピオンとなった男だった。
逆に、ニッキ・ラウダーは努力の人物で、マシーンの整備からレースコースの下見まで自分で入念に行っていた。
そして、F1のレーサーになった二人。
ラウダーは自力の金でスポンサーを得るも、ハントは、自分を売り出してスポンサーを得ていた。
ある日。
もっとも事故が多く、最も危険なレースコースのドイツ、ニュルブルクリンクでレース開催が、悪天候の為危ぶまれる。このまま中止しようと訴えるラウダーに対して、ハントは、王者の座を奪われたくないからでは?と開催を提案した。
そして、レースは行われる事になった。
序盤にさしかかった時、ラウダーの車がクラッシュし、彼は炎に包まれ、生死をさまよう事になってしまった。
あの時、彼の言うことを聞き入れていれば・・・。
ハントは、ラウダーに申し訳ないと思いながらも、着実にポイントを稼ぎ王者への道を進んでいく。
一方、ラウダーは奇跡的に一命を取り留めるも、今期のレースへの復帰は絶望的だと思われるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、今年に入り、立て続けに3本も出演映画が公開される、クリス・へムズワースの出演作品を。

公開当時に、都会へ行く用事があったので、映画館で鑑賞したこの作品。
実は、
その日は都会に大雪をもたらした最初の日で、家に帰れるのか否かと、いろんな意味合いでハラハラ、ドキドキしながら見ていたのを未だに思い出すのだ。
結局は、家に帰れず、都会に住む甥っ子に一晩だけ泊めてもらって次の日に帰ったけども。
あんなに、都会が雪に弱いとは思わなかった。
そして、その大雪の中、自転車に乗っていた人を見かけた日には、雪を知らないってすげな~と思ったのだった。(その後、大雪の中ハイヒール履いてる都会人を見たときも感心してしまったけども)

もとい。

ラウダーは、事故後42日間でレースに復帰。
不屈の精神力で彼はチャンピオンレースに戻ってくる。彼を復帰へといざなったのは、あのハント。
彼が王者への道を着実に進んでいくのを見たからだ。

天才とされるハントに地道な努力で対抗するラウダー。
人的にはラウダーの方が好き。
天才も苦労が多いと聞くが、努力にはかなわないというか努力を信じてる自分としては、やっぱ努力が報われて欲しいからさ。

なんたって、あの肺の治療シーンが痛々しそうでこっちまで肺が痛くなった。
本当に凄い精神力の持ち主だよ、ラウダーさん。
ブリュール君の演技が上手いって事もあるんだけどね。

それでは、今週の注目のヘムズワース君はと言いますと、天才レーサーのハントだった。
まあ、自信過剰のチャラ男。
ちょっと軽すぎてムカついちゃったけども。(~_~;)
どうしても
ラウダーに肩入れしてしまったからなあ。
だけど、ラウダーが復帰したとき、理不尽な質問をした記者に、講義をしたのはスカッとしたよ。
彼も本当は良い奴なんだな~なんて。

実在の物語だから、本当のラウダーさんは今も元気でいらっしゃる様子。
(当時の二人)
逆にハントは、この世にいないそうだ。
事故ではなく、病気で。(詳しくは映画を見て)

この作品をきっかけに今年の初めに公開された映画「白鯨との闘い」で再び監督と仕事をした、ヘムズワース君。
その作品紹介は、いつの日か。


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