Inkheart 2008年 アメリカ作品
監督 イアン・ソフトリー
出演 ブレンダン・フレイザー ヘレン・ミレン ポール・ベタニー ジム・グロードベント ジェニファー・コネリー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
読んだ物語から登場人物を呼び出せるという特殊な能力を持った人がいた。その人達を『魔法舌』と呼んでいた。だが、中には自分がその能力の持ち主だと分かっていない人々も存在した。
ある男性が物語を赤ん坊に読み聞かせてから、12年後。古い本の修復をするフォルヒャヒトは、やっとの思いで「闇の心(インクハート)」という本を手に入れる事が出来た。一方、娘のメギーは見知らぬ男性から声をかけられて逃げていた。その人物は実は父親にもさっき声をかけていたのだ。そして、二人が叔母エリノアの家に行っても彼が現れるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
ちょっと面白い設定の物語。
物語を読むとその登場人物が現代に現れるのだが、その代わり現代の誰かが入れ替わりに入ってしまうというもの。
あらすじの解説をもう少しさせてもらうが、ネタバレになるのでご了承ください。
能力を持ちながら本を読んでしまったフォルヒャヒトは、物語の人物が現れたと同時に娘の母親を入れてしまった。
もう一度読んで彼女を取り戻したいが、本がないという事だったようなのだ。
それでは、目的のペタ兄さんはといいますと。
その物語の中の登場人物で、現代に来てしまった、「ほこり指の男」だった。(そういう役名)
自分を戻してくれと訴えていたのだ。
いい奴なのか悪い奴なのか。なんとなくつかみ所があるようなないような人物。苦悩しながらの姿はかっこよかったのだが、笑顔がやっぱり少なかった。
なんだかいつも悲しそうだったしね。
実は彼が必死に物語の中へ帰りたいと願うのは、恋人がいたから。
その恋人役がなんと奥様、ジェニファー・コネリー!!
夫婦共演もさることながら、個人的にはむっちゃ懐かしく感じたのだ。
自分が映画を見始めていた頃、「Road show」なる雑誌(只今休刊中)を賑わしていてくれたのが、彼女だった。
「ラビリンス/魔法の迷宮」や、「フェノミナ」(未観賞)で、アイドル的存在だった彼女。
いや~相変わらずの美しさで嬉しかったなあ。
彼の奥さんだと知った時もかなりびっくりしたけども、これでも共演していたのには、ちょっとドキドキものだったぜ。(いろんな意味で)
もう少し二人の共演シーンが見たかったなあ。
いやいやそれより、ヘレン・ミレンの上手さでしょう!(^_^)v
叔母役だったが、「ナショナル・トレジャー2」の時も好きだったが(演じるキャラが)今回もすっごくいい感じだったのだ。
バイク乗りながら「なんで助けにいくのよ」みたいなのが最高だったぞ。
「冒険(する?)家の父親」という図式がしっくりするブレンダン。
しかし、しっくりしすぎてなんだか物足りない感じがしたのは、自分だけかな?
ファミリー向けの感じはよかったんだけど・・・。(――;)。