「ベルリン・天使の詩」

Der Himel uber Berlin　1987年　フランス・西ドイツ作品

監督　ヴィム・ヴェンダース
出演　ブルーノ・ガンツ　ソルベイグ・ドマルタ　ピーター・フォーク

勝手なあらすじ（自分の解釈の上でのストーリー）
天使のダミエルは、今日も仲間の天使と共に１日の出来事を話していた。それは、人間達の１日。彼は密かに人間になりたいと望んでいた。一方、ブランコ乗りのマリオンは近々所属しているサーカスが解散してしまう事に悩んでいた。なぜなら、この土地を離れられなかったからだ。ある日、ダミエルは必死に練習しているマリオンと出会い。恋をする。そして、人間になりたいと強く思った彼は・・・。

勝手な感想（自分の思い込み多々）
あの世の世界の味気なさと、現実の世界の華やかさ。
天使（霊）の世界と人間の世界の違いの表現がすごく上手いと思った。いい映画だ。
ラストもいいし、個人的には、ほんわか可愛い映画だと思った。
彼女に恋したから人間になったという理由が素敵ではないか！
そして、天使が人間になった時のシーンがこれまたいいんだ。
さり気無くうれしそうな様子が。
怪我して血を流してるだけで嬉しいし、みんなに見られているだけでも、嬉しそう。

限りある命だから、すべてが素晴らしいのである。

とでもいいたげなんだ。
最近の人は、そこんとこ分かってるのかな？

これは、メグ・ライアンとニコラス ・ケイジの主演映画「シティ・オブ・エンジェル」のオリジナル版。
何回も話しているが、リメイクものは、別物と見たほうがいいので、どちらがいいとはいいがたい。
どっちもいい映画である。

どうもこの映画には続編があるとの事。
「時の翼に乗って」
天使にならなかった彼の友人天使が今度は人間に成るお話だそうで、ベルリンの 壁が崩壊したあとのお話。
見て見たい！が、レンタル屋にないのが悲しい。(T_T)