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12 Meter ohne Kopf 2009年 ドイツ作品
監督 スヴェン・タディッケン
出演 ロナルド・シュアフェルト マティアス・シュヴァイクホファー オリヴァー・ブルーカー ヤコブ・マッチェンツ ヤナ・パラスケ フランツィスカ・ヴルフ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
クラウス・シュテルテベーカーを1401年10月31日に罪状で首切りに。
群衆の中、連れて来られる、シュテルテベーカー。壇上に上がりフードを取ると、シュテルテベーカーとは別人がそこにいた。だが、その男は「悔いはない」と言い出す。
1年前。
14世紀の北海でハンザ商船しか狙わない海賊がいた。シュテルテベーカーとその仲間だ。親友のミヒャエルと共に、今日も船を襲ったシュテルテベーカー。だが、胸を刺され生死をさまよった。助かった彼だったが、祝杯を挙げる中、出会った女性バイルから助かった意味を問われ答えに戸惑う。そして、悶々とする中、再び海へ繰り出した彼らは、偶然にも手に入れた大砲で再び勢力を伸ばし始めた。だが、長くは続かず・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
この作品のエンディング。亡霊との会話の中で「首を切られたのに、数メートル歩いたのには驚いた」というセリフを見てあれ?と昨日紹介した作品を思い出したのだ。
調べてみたら、主人公が同じ名前だったという訳。
視点が違っていたので、まったく関係ない作品に思えたのだ。
ついでに、主人公の名前なんていちいちすべて覚えている訳でもないからだ。
きっと史実に忠実なのは、昨日話した方だと思われるが。
12人と邦題がついている割には、ミヒャエルとシュテルテベーカーの友情物語に思えた。
2人とも好きな女性が登場するが、その時から2人の目差す道が違ってくる。
いつでも、どこでも、男の友情を惑わすものは、女かよ~と思ってしまったのだけどもね。σ(^◇^;)
実は密かに注目していた俳優がいる。
ミヒャエル役のマティアス・シュヴァイクホファーだ。
最近DVDになった、ティル君出演の映画「レッド・バロン」で主人公を演じた彼。ティル君の監督作品「耳のないウサギ」では、彼の仕事仲間として登場していたのだ。
そのイメージが強く、こんなに強引な性格な男を演じてるのかあ~と感心してしまった。役者だから上手いのは当たり前なのだけどもね。
昨日話した物語だと、むちゃくちゃな生意気な奴だったシュテルテベーカーも、こちらだとごくごく普通の男に描かれている。
どちらかというと、ミヒャエルの性格が、生意気な感じだった。
だから、視点も違っていて気がつかなかったのだと思うが。
ミヒャエルが想いを寄せる女性オカがヤナ・パラスケだった。
意外と大人しい感じの彼女もよい感じだと思ったのだった。(いつもはじけているイメージがあるので)
もしかしたら、他に探せば、また同じ感じの作品に出会うのかもしれない。
美術館に頭蓋骨が展示されていたんだからさ。