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Jude 1996年 イギリス作品
監督 マイケル・ウィンターボトム
出演 クリストファー・エクルストン ケイト・ウィンスレット リーアン・カニンガム レイチェル・グリフィス ジェームズ・ネズビット デヴィッド・テナント
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
メアリーグリーンに住んでいる心優しいジュードは、少年の時に、フィロットソン先生がこの地を去る日に言ってくれた一言を守っていた。「本をたくさん読んでクライストシンスターへ来なさい」その日から毎日時間があればいろんな本を読みあさっていたジュード。ある日、地元の女性アラベラと恋に落ち結婚する。しかし、クライストシンスターへの思いが捨てきれない彼は、彼女と別れその地へ移り住む。そこで、いとこのスーと出会うのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
切ない物語である。胸が締め付けられる思いを何度したことか。
エクルストンの演技は素晴らしいの一言なのだ。
彼は主人公のジュード。(原題そのまんま彼の名前だ)
勤勉な彼はどんな状況下においても必ず本を読んでいる。幼い時に先生に言われた一言を守って。
学校へ行けるわけでもないのだが、そこがけなげで、見ているこちらは願わずにいられないのだ。いつかは、彼の努力が報われることを。
そんな彼に関わる女二人がめっちゃくっちゃ頭にくる!これほどぶん殴りたくなる連中もいない。
まず、始めの奥さんアラベラ。
彼を誘惑しといて(あれは完璧に誘惑だ!)子供が出来たから結婚しろとほざく。しかし、子供の話が本当かどうかも分からないまま分かれて、再会もつかの間、実は子供は本当だったんだとまたもやほざき、彼に預けてしまう。と、その後、再婚した相手の財産で金持ちになったのに子供を引き取りに来ない!なんだ~あの女!!我がママも程があるぞ!
それに輪をかけて我がママなのが、後に奥さんになるスー。
思わせぶりな態度を取るし、結婚したらしたで籍を入れたくないとほざくし、最後には私達が一緒になった事がいけなかったのと言い出し分かれるのだ。(-_-メ)
こんな女なのに、ジュードは愛情を注ぐのだ。彼女の信念を貫かせようとするのだ。
もうけなげでけなげで、ボロボロ泣けてしまったのだ。
なんとなく映画全体の雰囲気が「ゴー・ナウ」に似てるなあ~と思ったら、同じ監督さんだった。
だからかあ~、こんなに切ないのか~と。
ついでに、ネズビットもチョイ役で出てた。
相変わらず、ちょっと癖のある友人役だった。
そうそう、先生役が「ドッグ・ソルジャー」にも出ていたカンニガムだった。
まったく雰囲気は違ってたが、何かたくらんでそうな感じで。(何も無かったですけどね)
エクルストン自身もこんなに勤勉な人かと思わせる演技。
私生活では幸せになってくれっと思ってしまうほど役がマッチしすぎていた。(^_^;)
プライベートは幸せだろうなあ。まだ、結婚してないようだけどさ。(苦笑)