給釜釜的信 My father is a Hero 1995年 香港作品
監督 コリー・ユン
主演 リー・リン・チェイ(ジェット・リー) アニタ・ムイ ユー・ロングァン シー・ミャオ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
第18回少年武術大会。クン・クーは、母親と共にこの大会を父親が見に来るのを願っていた。
その頃父親のウェイは、犯人を追っていた。
実は、彼は北京警察の潜入捜査官なのだが、仕事柄家族にも秘密にしていたのだった。犯人逮捕も上手く行き、息子の優勝姿も見る事が出来たウェイだったが、ある日、家族の目の前で警察に連行されてしまう。
また新たな潜入捜査の依頼だったのだが、何も知らない家族はショックを受けるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
夏に出演映画が2本も公開されるのを記念して、今週は、ジェット・リー(リー・リン・チェイ)の主演映画を紹介しようと思う。
だいぶ前に観賞したのだが、何故か深く印象に残っているこの作品。
この頃のジェットの映画の特徴なのかしらないが、少し悲しい感じが漂う。
重い荷物を、一人、背負っているようなタイプの役柄が多いのだ。(む?どっかの誰かさんと一緒?)
そんな重い雰囲気の主人公ウェイが、ジェットの役。
香港マフィアのボスを捕まえる為に、罪を犯し、別の刑事に追われながら逮捕に奮闘するのだ。
しかし、何故か息子のクン・クーがそんな彼の元へ現れる。
彼は、すべてを秘めて息子に接しなければならず・・・。
何だかそこら辺の葛藤が悲しかった。ついでに、奥さんがねえ・・・。
なんだか本当にちょっと悲しい感じがしたのだ。
アクションは、いつもながら(一昔前の、と言うべきか)の独得香港映画。
(最近はとんとこんな感じの作品にお目にかかれてないような気がするが)
なんでもありの、突っ込み所が満載の、何とも言えない、妙な面白さを兼ね備えている感じだった。大雑把な感じともでもいいますか。
そこん所が何とも個人的には好きなんだけれども・・・。
思い出した!久しぶりのアニタ・ムイが懐かしかった事を。(爆)
そして、もし間違って居なければ、ウェイの息子クン・クー役の子役君は、以前もジェットの息子の役を演じた子役だと思う。
やっぱりあれだけ出来る子供って限られるってことかな?(笑)