Good Girl Bad Girl 2006年 ドイツTVスペシャル
監督 セバスチャン・ピグ
出演 ユリア・スティンホフ ヘンドリック・ドゥリン ニック・グリンブル グレアム・マクダヴィッシュ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ケースを持って逃げる女。追っかけてきた男を一撃し、側にあった車を盗み逃走した。
数分前。
ショークラブのスター、ヴァネッサは、店を辞めようと経営者のグロメクのオフィスを訪ねた。すると、交渉がこじれ、彼女はしてもいない殺人犯にしたてられてしまう。どうにかその場を逃げ出したヴァネッサは、逃げる際にグロメクが麻薬取引に使う宝石入りのケースをちゃっかり奪って行くのだった。彼女が逃げ込んだ先は、双子の姉マリアがいる修道院。
有らぬ事かマリアはヴァネッサに間違えられ、グロメクの手下に誘拐されてしまうのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今年最後の掲載週は、先月同様、「コブラ11」関係の俳優人の別作品を紹介しようと思う。
まずは、チーム2でおなじみの、スザンナこと、ユリア・スティンスホフと、フランクこと、ヘンドリック・ドゥリンが再び活躍するこの作品。
ドイツ作品なのに言語が英語だった。
本人達が英語のセリフを話しているようなのだが、どうもこのユリアの声がアフレコに思えてしまって、途中から日本語吹き替えで観賞した。
唇の動きと聞こえて来る声に差があるとその事が気になって話に集中出来ないからだ。(ドイツ語が聞きたい訳だしさ)
さて、話としては単純明快。
簡単に言えば、この宝石を廻ってのドタバタ劇とでも言った方がいいかな。(爆)
注目は、ユリア・スティンスホフの演じる双子、グッド・ガールのマリアとバッド・ガールのヴァネッサ。
個人的にはそう変わらない感じがした。(これこれ(^◇^;))
ヴァネッサはスザンナをちょい不良にした感じといえば想像が付くと思う。
なので、
チーム2と同じように振り回される感じのヘンドリック演じるテックスが登場する。
彼は店のバイトだったのだが、ヴァネッサが好きで彼女(厳密にいうと双子の姉、マリアの方)を助けてくれるのだ。
あの時に見せなかった二人のラブシーンがあるかも?
という含んだ感じの思わせぶりな雰囲気だった。
あったかどうか気になる方はどうか観賞してみてくれ。
何せ、カーアクションがまるっきり「コブラ11」の使い回しだったのだ。
(第9シリーズ 『第3話』&『第9話』)
使われてたシーンをカット割りで違うドラマに仕立てている感じ。
なんたって、ゼミルの乗るBMWがまんま使われているからだ。
ナンバーだって『8231』だからね。
警察官が乗ったり、犯人が乗ったり。
逆に、ドラマのカット割りの方法が分かって、こうすれば、運転手が違っても使えるのねえ~なんて思ってしまったのだった。
さらに、重要な舞台となる修復したお城。
どう見ても第4シリーズ「アムステルダムコネクション」の時の老人ホームに見えるのだ。
最近ではレネ(トムと言った方がピンとくるかな)の主演した作品「ヒットマン・ゼロ」の舞台となったホテルのようなのだ。
もしかしたら、Actionconcept社がその建物を所有しているのかもしれない。
何度かお目にかかる建物のようだから。
前にも言ったかもしれないが。
ドイツのTV賞と言われる「Deutscher Fernsehpreis 2009」でヘンドリックが教師を演じた連ドラがベストシリーズとして受賞しているのだ。
原題「Der Lehrer」
悪ガキ相手をしている先生役のヘンドリックが妙にいい感じで、刑事役よりも似合っている雰囲気。
ちょと見てみたいぞ。
RTL社制作のコメディ。
誰か買い付けてきて!(笑)