Der Todestunnel - Nur die Wahrheit zählt 2005年 オーストリア・ドイツ・スロバキア・イタリア制作 ドイツTVスペシャル
監督 ドミニク・オセニン=ジラール
出演 アグライア・シスコヴィッチ フラヴィオ・インシンナ ゲッツ・オットー ゲデオン・ブルクハルト
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
敏腕検事のサビーネは、上司から「セラートンネル事件」の担当を任された。被告人のトラック運転手ローマンが、有罪か無罪かというものだった。47人もの犠牲者を出したトンネル火災の原因が、彼が引き起こした小さな衝突事故から始まった事は明らかだったからだ。
彼女は、トンネル火災の生存者や犠牲者の家族、現場関係者から話を聞いてまわった。すると、彼女の中に、疑問が浮かび上がる。彼だけが罪を背負うべきなのかと。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、「コブラ11」でゼミルの相棒を演じた俳優さんの別の顔を紹介しようと思う。
とは言っても、何人かは掲載済みなので、先日最終話を迎えた、第12シリーズのクリスこと、ブルクハルトの出演作2本と、第8シリーズのヤンこと、オリバー君の出演作1本だけになってしまうが。(^◇^;)
それでは、この作品について。
作品的には、パニック災害もの。
だけど、事件を追っていくという、面白い視点で描かれているのだ。
しかし、ややこしい~というか、主人公が女性だったせいか、なんか、その演出が途中で、邪魔に思えたりした。
そんな、現実の彼女の問題よりも、トンネル事故の経過を早く見せてくれって感じで。(^◇^;)
あらすじに書いた通り、運転手のローマンが引き起こした事故がきっかけなのは揺るぎない事実。だが、もし、通常にいろんな事が行われていたら、こんなにも大惨事にならなかったのでは?という結論になっていくのだ。
こういう類の映画だといつもこんな感じが多いかな?
パニック映画の名作「タワーリング・インフェルノ」も小さな漏電からいろんな要素があって、大災害に発展してったからね。
それでは、目的のブルクハルトはと言いますと。
犠牲者の一人、アンドレアス・サラという役柄だった。
偶然トンネルにバイクで居合わせていた彼。車が渋滞する中、彼はすいすいとトンネルを抜け出す。だが、彼は再びトンネルの中へと戻っていく。なぜなら、ケガ人を救出する為に・・・。
消防もレス救隊もなかなか到着出来ない時に、必死に救出活動をした彼は、一人で数人の命を助け出すのだ。
「コブラ11」では、バイクシーンがなかったと思うが、ここでは披露。
いや~かっこよかったぜ、まじで。
それに、彼女とデート中っていうのが、ブルクハルトぽいではないか。
(色男なんだから)
さらに、その恋人に止められても「俺が行かないと」と高温で煙が充満している中へ飛び込んでいく姿は、めっちゃ素敵に見えたのだった。
事故の物語は、登場人物が多いからそんなに出番があるわけではないが、思っていたよりも出演シーンが多くて嬉しかった。
「コブラ11」で彼のファンになった人は、必見ですぞ!
他の人を助けて、いや、かっこいいじゃないですかい!ヨカッタ、ヨカッタ、で終わるのかと思いきや、逝ってしまいましたけど...
だからよけいに彼のヒーロー像が美化されたのかもしれませんが。
ちなみにイタリア人俳優、フラヴィオ・インシンナ(たしか子供が犠牲になってた)はシリアス演技をしてましたが、イタリアでは3枚目キャラ俳優でブレイクしたので、ちょっと意外でした。
あと主人公の女性検事に同行しているイタリア人俳優エットーレ バッシは30歳過ぎてからブレイクしましたが、20歳そこそこの時に「ミスター・イタリア」で優勝して芸能界入りしてます。
以上イタリア人俳優プチ情報でした~
あのパパさん(フラヴィオ・インシンナ)は、3枚目さんなんですね。
やっぱり、役者さんですね。
そんな素振りは微塵も感じませんでした。
(シリアスドラマだから、おふざけが出来ませんけどね)
エットーレ バッシ(Ettore Bassi)
あの一緒にいた男性の方ですね。
実は、個人的に、
かっこいいなあ~好みだなあ~
とは思っていた所だったんです。
そうかあ、イタリア人俳優さんだったんですね。
調べましたら、なかなか、日本ではお目にかかれない様子。
残念。
イタリアのテレビ俳優さんですかね。
映画には出演してないのかしら?
ブルクハルト。
こういう災害ものは、いい人ほど、最後までいなかったりするんですよね。
かっこよかったので、もう少し見たかったです。
貴重なイタリア人俳優さん情報!!
ありがとうございました~。<(_ _)>