マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「危険な結婚」

2010-06-10 08:22:19 | 1980~1990年代 映画

The Undertaker’s Wedding (危険な結婚) 1998年 アメリカ・カナダ作品



監督 ジョン・グラッドショウ
出演 エイドリアン・ブロディ ジェフ・ウィルコット カリ・ウーラー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
マリオは指輪と花束を持ちデートへ出掛けた。そして、付き合っている彼女ルイーズにプロポーズをした。だが、彼の自宅が代々続くベリーニ葬儀場とわかり葬儀を待つ遺体を見てしまったルイーズは逃げ出してしまう。
そんな傷心の彼の元に、地元のマフィアのボス、アルベルトが訪ねて来た。対立しているカプレリのボスを彼の弟ロコが殺してしまった事により紛争が泥沼化しそうだいうのだ。ほとぼりが冷めるまで、死んだことにして欲しいとロコの偽装葬儀を行いそのままロコを預かる事になってしまったマリオ。
本当にそれで紛争は収まるのだろうか?

勝手な感想(自分の思い込み多々)
日本版DVDジャケットの雰囲気からしてミステリアスなお話だと思って鑑賞したら、思いっきりのコメディだった!
邦題だって、サスペンスと思えば思える題名。
もうちょっとなんとかならんかったか?(爆)

内容的にはベタベタなコメディ。
死んだはずの人間が生きているなんて思わせないように気を遣うのが面白かった。

さらに、大人しけりゃいいのに、ロコはトラブルメーカー。
振り回されるマリオが気の毒だったが、楽しかったのだ。

日本だと火葬するから、誤魔化そうと思えば誤魔化せる。
しかし、アメリカだと土葬。
遺体と対面しないといけないということで、失っているものを補う事があるそうなのだ。
なので、ロコの蝋人形だかが作られる。
マリオも言っていたが、部分的に作った事しかないものを、組み立てれば何とかなると納得。
だけども偽装はばれそうになるのがお約束で・・・。(爆)
さらに、話の流れで生き埋めなんてのを見た時は、
ロコも映画「キル・ビル」みたく脱出すればいいのにとマニアック突っ込みをしてしまった。(気になる方は、そっちの映画もご覧あれ)

それでは、目的のブロディはと言いますと。主人公のマリオが彼だった。
あの垂れ目な瞳が気の毒さを増さして、人の良さを滲み出している感じだった。
だって、振られた恋人だってロコに寝取られてしまうのだもの。可愛そうすぎる。
だが、そこはそれ、気の毒なことばかりじゃない。
あの人とのデートって凄い大胆!!
だし、びっくりしてしまった。
っていうかそこで恋に落ちるとは。

ラストはお決まりの感じ。
マフィアがらみのラストって最近は必ずこういう終わり方。
ハッピーエンドで終わらせる他の演出ってのはないものなのだろうか?
どうも「ロック・ストック~」のヒットからパターンが決まっちゃってる感じがする。
それとももっと昔からだったかな?

そういう所が気になるのは自分だけだと思うけどもね。(^◇^;)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ダージリン急行」 | トップ | 「キャデラック・レコード ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

1980~1990年代 映画」カテゴリの最新記事