マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「第5惑星」

2007-12-04 09:45:27 | 好きな俳優 デニス・クエイド

Enemy Mine 1985年 アメリカ作品

監督 ウォルフガング・ペーターゼン
出演 デニス・クエイド ルイス・ゴセット・Jr

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
21世紀の終わり。人類は宇宙へと出て行った。そして、ドラックス星のドラコン星人との死闘を繰り広げていた。
兵士タビッチの乗った宇宙戦闘機が敵の攻撃を受け、見知らぬ惑星へ不時着してしまった。そこへ、同じように敵の兵士ジェリバも不時着する。
始めはいがみあう二人だったが、過酷な気象条件のこの惑星にたった二人しか存在しない為、互いを認め助け合いながら、仲間の助けが来るのを待つ日々を送るのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
こういう作品に出会えるから、好きな俳優の出演作を追っかけるのが止められない。そうでもしないと巡り会えそうにもない作品に出会わせてくれるからだ。
今回の作品はその典型的なパターン。
はっきり言って、この作品の存在さえも知らなかった。
こんな面白いSF作品が存在したとは。(爆)

さて、見た目的は、今夢中で作品をみまくっている、俳優デニス・クエイド。
彼の役は、人類の兵士タビッチ

言葉がまったく通じない相手ジェリバと心を通わし、互いを助け合い、最後は、ある理由で彼の母星へ行くのだ。
全く、男気のあるかっこいい人物なのだ。
無精髭に長髪も似合っていた。途中からなんとなくユアン・マクレガーの容姿に見えたのは、ファンの目線だからかな?
なにしろ、全編出ずっぱりの彼。殆ど一人芝居状態ではなかろうかと。
演技も上手いし、最高だった。

最高と言えば、手作り感あふれる特撮。(爆)
今のようなCG技術がないからだけど、なんとも突っ込み所が満載で以前見たことあるかも?シーンがいくつもあるのだ。無意識だと思うけども。
まず、蟻地獄のような怪物が出てくるのだが、あれはまさしく「スターウォーズ」に出てきたあの怪物にそっくり。(「ジェダイの帰還」でハン・ソロ達が出会うあの怪物だ)
さらに、湖から兵士ジェリバが出てくるシーンは、「地獄の黙示録」か!とも思えたし。

それに相手の兵士ジェリバの格好が凄いのだ。
殆ど“トカゲ”(爆)
「ダークエンジェルⅡ」を見た方はお分かりかと思うが、あのドラマに出てくるミュータントの一人のトカゲ男そのまんまな感じなのだ。
特殊メイクはすっごく良くできていた。演じた役者はさぞかしたいへんだったと思うが。

SFなのにヒューマンドラマ。

調べたらそれは1968年の「太平洋の地獄」という映画のリメイクでもないが内容がほぼ同じという事だった。
こちらは、日米合作で三船敏郎さんが主演なのだそうだ。舞台も太平洋戦争末期なんだとか。

少しネタバレになるが、「太平洋~」と同じ内容のシーンは前半のみ。後半はまた違う感じのヒューマンになっていく。気になる方は、宜しかったら観賞してみてくれ。
突っ込み所も多いのに感動するから。

さて、今週はと言うか、今月いっぱいはデニス・クエイドの出演作品を紹介しようと思う。
1ヶ月丸々、彼の作品紹介。初めての試みだが、がんばるぞ!
ついてきてくれると嬉しいなあ。


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