Escape From New York 1981年 アメリカ作品
監督 ジョン・カーペンター
主演 カート・ラッセル ドナルド・プレザンス アナザック・ヘイズ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1997年、ニューヨーク。他の都市から分離されたこの街は、自由の女神を監視塔にする巨大な刑務所になっていた。その上空を飛んでいた大統領専用機がハイジャックされる。重要書類を抱えた大統領は脱出を試みるが・・・。政府はある男に大統領を救出するように依頼する。その男とは最強の犯罪者スネーク・プリッスケン。無理矢理体内に爆弾をしかけられたスネークの命の保障は24時間。時間内に大統領を無事救いだせるのだろうか?
勝手な感想(自分の思い込み多々)
カート本人がもっとも好きな作品がこれ。撮影も楽しかったし、興行収入も良かったからだとの理由らしい。
なんともB級感(良い意味で)漂う作品だ。なにしろ背景が“絵”ですから。(笑)
この最強の犯罪者スネーク・プリッスケンが彼の役。
さてこのスネーク、いったいどんな犯罪を犯したのか?
パンフに書かれているのは
「大銀行から数え切れないほどのクレジット・カードを盗んだ」
としか書かれていないのだ。
先日、友人ともその話しになったのだが、だからどんな罪だって~の。カード詐欺か?それだけか?そうじゃないだろうという結論。知ってる方がいたら教えて~。ついでにあのアイパッチも気になるのだけれど。もひとつ、お腹の蛇(コブラ?)の刺青も。(笑)
設定はどうなってるんだろう?
この“すねいく~君”がめっちゃいいんだよ。
彼の何が魅力的かというと
最強のわりには警戒心がないというか抵抗しないとこ。
あっさり体内に爆弾を入れられるわ、大男と戦えといわれれば、バット持って戦うは。
非情かと思えば、女性が死んでしまってなんとなく悲しげな表情を浮かべるし。
人間臭いというのか彼の雰囲気がそうさせるのか。
パンフの中で彼が何故この役を引き受けたかが書かれていた。
ラッセル「面白いと思ったからです。キャラクターとしてね・・・。誰でも、こんな人間になれたらな、と思うことがあるでしょ?このキャラクターはそれがあったからです」
彼は“スネーク・プリッスケン”になりたかったんだね。(笑)
分からない訳でもない。
沈着冷静な男って憧れるよなあ。ついでに傭兵タイプも。文句言わずに仕事を遂行していく・・・。
いいんじゃないかなあ。そうなってみたいよ。