Stardust 2007年 イギリス・アメリカ作品
監督 マシュー・ヴォーン
出演 クレア・デインズ チャーリー・コックス ミッシェル・ファイファー ロバート・デニーロ ジェイソン・フレミング デクスター・フレッチャー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
イングランドの外れ。周囲を壁で囲まれたウォール村。壁の向こうの魔法の世界ストームホールドへ行ったダンスタンはそこで一人の女性と出会い一夜を共にする。そして後に彼女から彼へ赤ん坊が届けられたのだった。
成長した赤ん坊トリスタンは、憧れの女性ヴィクトリアの心を射止めようと偶然見た流れ星を取りに落下地点に行った。するとそこには星でなくイヴェインが倒れているだけだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
以前、「レイヤー・ケーキ」を見たときに大変気に入ったichは、その監督さんの最新映画だということで今回映画館まで見に行ってきた作品。
マット主演の「グッド・シェパード」とどちらを見ようかと、迷ったが上映時間の短さでこちらを選んだ。(「グッド~」はDVDになってからじっくり見ようと思う)
物語的にも好きなファンタジーだったので良かったし、何しろ、脇役人のおもしろさで大変気に入った映画になった。
この落ちた流れ星イヴェインをめぐる争奪戦が物語りの軸である。
まず、
イヴェインの心臓を狙う魔女3姉妹の一人ラミア。
彼女達は400年間、若さをもたらす流れ星をまっていたのだ。
で、
ラミアを演じるのが、ミッシェル・ファイファー。
彼女が上手いのなんのって!そんな事までしてくれるのか~という感じで大変楽しかった。
ラスト近くのシーンは本当にそうかと騙されたし。(っていうか、単純に騙されすぎの自分?)
そして、
ストームホールドの次期王の座を狙う7人兄弟の王子達。
王様が死んだ今、後継者の証であるルビーのネックレスを奪いに来るのだ。そのネックレスを持っているのが流れ星のイヴェインだから。
で、
すでに死んでいる4人は、生きている3人の王子達の側に幽霊姿でいるのだ。
その姿が死んだ時のそのまんま!おかしいったらありゃしない!
その兄弟の一人プライマスを演じるフレミングが最高にいい味が出ていて、最高におかしいし、最高に楽しい。だって、真面目な王子様ってのがものすごく楽しい感じなのだ。
さて、忘れてならないのが、名優デニーロ。
彼はイヴェインとトリスタンを助けてくれる海賊シェイクスピアを演じている。
もの凄く恐れられている海賊のリーダー、だけど・・・。
いや~上手い。
さらにその手下を演じたデクスター・フレッチャー(「ロック・ストック~」のコックのソープ役といえば思い出す方がいると思うが)がこれまたいい味が出ているのだ。
この海賊達のシーンは必見である。
言っておくが、脇役人は主役人を喰ってしまっている訳ではない。
彼らが盛り上げるからこそ主人公の二人も輝いて見えてくるのだ。
とにかく楽しくて面白い作品だった。
久しぶりに楽しい気分で見て良かったと思える作品に出会えた。
機会があったら、是非、映画館で見てもらいたい作品だ。
父ちゃんは筋金入りの根性悪だし。
でも憎めないっていうところがミソです。
私も実はファイファー様にだまされました。
高らかにお笑いになった時マジでムッとしましたから。
楽しい映画でしたがウチの近所のシネコンでは既に1日1本の憂き目にあってます。
田舎って…。
>幽霊兄弟
もう、最高ですよね。
画面は白黒でしたが、撮影中のカラーバージョンが覗いて見たい!
いや~みなさんいい味が出てました。
>ファイファー様にだまされました
同じでしたか!一緒だ~。
本当にムッとはしますね、あの場面。
このおばあ~やんしつこい!てね。(笑)
田舎では1日、1本でしたか。
他にも話題作が目白押しでしたからねえ。
あ~もう少し、田舎にもシネコンを~。(願い)