マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「ラム・ダイアリー」

2013-06-13 08:13:36 | 2000~2010年代 映画

The Rum Diary (ラム・ダイアリー) 2011年 アメリカ作品 



監督 ブルース・ロビンソン
制作 ジョニー・デップ 他
出演 ジョニー・デップ アーロン・エッカート マイケル・リスボリ アンバー・ハード

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
2日酔いで目が覚める男、ポール・ケイプ。彼はサファン(プエルトルコ)で記者の職に就こうとわざわざアメリカから来ていた。
面接は昨日だったが、とりあえず新聞社に出向くポール。そして、以外にも採用された。
だが、書くのはでたらめな占い記事ばかり。
そんな時、実業家のサンダースに出会い、彼が今から手がけるある事業の記事を書いてくれと頼まれる。
戸惑う彼の目の前に、サンダースの婚約者シュノーが目に入る。
彼女に一目惚れしたポールは、彼女に会うため張り切ってサンダースの言うことを聞くのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
基本的に主役の俳優は大の苦手。
ラジオで、「この俳優さんが嫌いだという人はいないですよね。」と強調していたが、実はここにいるのだ。(^◇^;) 
ラジオに投稿してやろうかと思ったくらいに。( ̄。 ̄;)
なんともどうもダメなのだ。
この作品も、どこがいいんだよ~とよく分からなかった。
きっと、自分が苦手だからかな?
と思ったが、そうでもないらしい。

ふと思った事だが。
自分が好きすぎて世間一般の人々も彼の事が好きだろうと思い込んで作ってしまったのではないか。
この人物をよく知る人に取ってこのポール・ケイプの行動は、
「まったく、彼らしいよ。」となるのか、
「え?そんな一面もあったの。」となるのか分からないが、
知らないこっちはどう捕らえていいのかまったく皆無だったのだ。
彼自身、愛らしいとも思えず、どこにそのジャーナリスト魂を呼び起こされたのかも分からない。
なので、彼の演技も上手いのかなんなのかも分からない。
分からない事だらけだった。

その点、まあわっかりやすいキャラのアーロン君演じるサンダース。
自分の味方になってる時は、ちやほやしたり寛大な態度を取ったりするが、ふと裏切られると手のひらを返したように攻撃的になって嫌らしい金持ちに。
もう、ステレオタイプ過ぎて、はいはい、どうぞどうぞって感じだった。
アーロン君は上手い。
上手すぎて、なんで彼じゃないとダメだった?とも思えた。
そんなに複雑な役柄でもなかったから。

有名なジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンの自伝を友人だったジョにデが映画化したものとの事。
その人物をまったく知らないから上記のような感想になってしまうが、その人物を知らなくても彼というキャラクターが一般的に好まれる、もしくは、身近に感じる人物のように演出すれば良かったのでは?と思えた。
たんたんと物語が流れすぎて、むっちゃ退屈だったぞ。

好きすぎるのも問題だね。(^_^;)


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ラビット・ホール」 | トップ | 「陰謀のスプレマシー」 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

2000~2010年代 映画 」カテゴリの最新記事