マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「素粒子」

2008-01-23 00:00:25 | 好きな俳優モーリッツ・ブレイブトロイ

Elementarteilchen  2006年 ドイツ作品 

監督 オスカー・レーラー
出演 モーリッツ・ブレイブトロイ クリスティアン・ウルメン マルティナ・ゲディック フランカ・ポテンテ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
国語教師のブルーノは、妻子もいるが、性への欲望が押さえきれず、もんもんとした日々を送っていた。ある日、自分の生徒に手を出そうとして、あまりにも自分の不甲斐なさに精神科を受診する。
一方、科学者のミヒャエルは、再び研究に没頭すべく職場を離れる事にした。
まったく性格が違うこの二人は、実は異父兄弟。一応、事ある事に連絡は取り合っている仲だった。
ある日、自分達の母親の墓を移動する事になり、ミヒャエルは久しぶりに故郷へ帰る。すると、幼なじみのアナベルと再会するのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
1992年に出版された本の映画化。
で、
この監督さんは「アグネスと彼の兄弟」を撮った人。
だからだろうか、モーリッツくんの役所が同じ感じ。こっちの方は悲劇だったけど。
この作品も昨年公開された作品。同じく春頃だったと記憶する。ドイツ映画祭でも上映してくれたと思ったが。
何故に「アグネス~」がDVDになったのかは、この作品のお陰だとやっと分かった。さらに、
モーリッツくんが、この作品でベルリン映画祭最優秀男優賞を受賞したのも影響するかな?
(箔が付かないとDVD化しない制作会社にも少々腹がたつけども・・・)


さて、目的のモーリッツくん。性への欲望が押さえきれない教師、ブルーノの役。
いつもながら、そういうの演じさせたら上手いから~、モーリッツくん。
良い味が出てましたよ!
それにしても、彼の若い時を演じた男の子ももうちょっとかっこよくして欲しかったと思うのは、ファンだけの望みだろうか?(爆)
しかし、やっとの思いで、幸せを掴んだのにあの結末は悲しすぎる。
なんかめちゃくちゃ切なくなった。
それにしても、
あの紺のワイシャツ着た姿は、目を見張るほどかっこよかったなあ。
二の線すれば、絶対かっこいいのに~モーリッツくん!!


ポテンテも相変わらず、良い感じで良かった。

もう一人の主人公を演じた彼も良かった。

そしてこの物語もなんとなく良い感じがした。
ハッピーエンドではないけど、あんな終わり方も納得だな~と。

物語のキーは、アインシュタインの原理「世界を理解するには、その入り口を捜せばいい」というのがそうのようだ。
書いておきながらよくわからんけども。

なかなか、ドイツらしい作品で面白いと思う。
しかし、「アグネス~」同様、微妙といえば微妙かも?(爆)


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