Nanga Parbat 2009年 ドイツ作品
監督 ヨーゼフ・フィルスマイヤー
出演 フロリアン・シュテッター アンドレアス・トビアス カール・マルコヴィクス フォルカー・ブルッフ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ヘルリヒコファー博士は、ヒマラヤ山脈にそびえる標高8.125メートルのナンガ・パルバート、別名「裸の山」で、もっとも標高差のあるルパール壁を経て登頂に成功した事を、マスコミ向けに説明を始めた。
そこへ、松葉杖を付いた男性が入って来た。
彼こそ実際に登頂した、ラインホスト・メスナーだった。
ラインホストは幼い時から弟ギュンターと共に、壁さえがあればどんな困難な場所でも登って遊ぶという事をしていた。
彼はヘルリヒコファー博士が、ヒマラヤ登頂に成功する為に登山家を募っていると知り、自分を売り込みに行く。
その後、ギュンターと共に登山チームへの招待を受けたラインホスト。
遠征隊と合流をし、山の麓までくるが、悪天候の為に日程が延びてしまう。資金が底につく頃、どうにか資産家達に金を出させようとヘルリヒコファー博士は、ラインホストを会食に同席させる。すると、彼の説得で資金は調達出来た。
さらに、天候が回復し、いよいよ登頂への挑戦が始まるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
ドイツ映画「アイガー北壁」を観賞してあるので、どうしても、それに近いか同じ感じに思えてしまう。
「アイガー~」はラスト、悲劇だけども。
いつも思うが、
そんな険しい山をどうして冬に登頂するのだろう?
天候が安定している時期があるのだと思うが、なんでわざわざ、厳しい難しい時期を選ぶのかがどうしても理解出来ないのだ。
「山があるから登る」
という感覚と同じかな?登頂した時の達成感の違いかな?
まったく分からない訳ではないが、あえて、命の危機をさらさなくても~と思ってしまうのだ。
それって、親心だからかな?
ちょっとネタバレになってしまうが、
兄は装備が不十分のまま登っていく。
心配して追いかけて来た弟に、「なんで、来たんだ。俺一人ならどうにか出来るのに。」と言っていた。
それって、ごもっともと思った。
自分自身を守るのはどうにか出来るが、誰かを守るというのは、そうとう大変。
だから、弟には悪いけども、自業自得と思ってしまったのだ。
チームとして登頂を目指したのに、単独で行ってしまった責任ともいうべきか。
こういう作品を見ると、
何処で見極めるかが難しいと感じてしまう。
二人だって、登頂は初めてではなかったはず。
山を知っていたはずなのに、その時の判断ミスで事故が起きてしまう。
人の欲望がそうさせるのかな?
栄光という欲望がね。
いつもながら主人公とかになりきって見ているので、見終わっていつも疲れてしまう。
しばらくは、サバイバル系の映画は遠ざけようかな?(^◇^;)
最近、山岳ものにハマっていたので、お気持ちよくわかります。
私も、山岳ものをみればみるほど、山なんて絶対イヤ!と思います(^^ゞ
でも、こういう方たちは、より難度の高い壁、より過酷な季節、そして酸素の有無。
その「初登頂」「初制覇」に意味があるそうなんですよね~
まったくもって恐ろしい世界です。ちなみに、この作品の初登頂は一応夏なんですよね。(冬季はいまだ達成されていないはず)
サバイバル映画でも、みてるこちらに達成感や共感できるものがあればよいのですが、
過酷環境が続くから、疲れますよね(^^ゞ
>この作品の初登頂は一応夏なんですよね
そういえば、麓は夏でした。
山頂が雪山なので、てっきり冬登山かと。(^◇^;)
初なんとかてのは、きっと魅力的なんでしょうねえ。
でも、無事帰って来てなんぼだと思うんですが・・・。
え?山岳ものにはまってるんですか?(@_@)
他には何かあったかな?
今の所、「アイガー北壁」しか思い浮かびません。
ご覧になりました?この作品よりもさらに疲れますよ。
サバイバル映画とか、砂漠が舞台の映画とかが、特に疲れちゃいます。
何本か続くとちょっとダメです。
まあ、どのジャンルでも続くと飽きちゃうんですけどね。
飽きっぽいので。(^◇^;)
あれでも、あそこでは一番良い季節みたいです。
もうだいぶ「初」がなくなってきてるので今度は「新」ルートとか・・・あくなき挑戦が(^^ゞ
そうそう、家に帰るまでが遠足だよーって思っちゃいますよね
山岳ものと言っても、映画ではなく実録ものの本が中心です。
アイガー北壁、まだこわくて手を出せません(^^ゞ
>飽きっぽいので。(^◇^;)
同じく!一気に深く掘り進めて、あきてさっと移動してまた掘り進む(笑)
そういえば高校の時「堀進」って別名で呼ばれたわ・・・
本ですか!凄いなあ。
装備と天候と、心理が書かれているんですかね。
本は映画関係じゃないと読まないんですよ。(^◇^;)
後は、心理学関係かな?
登山はとんと読んだ事ありません。
なんか、映画よりも怖そうで・・・。
山はルートもあるんですね。
当たり前だけど、平面じゃないから、いろんな角度や道からいくんですね。納得です。
「堀進」(*^^)v
ある所まで極めて、行き着くとこまで行くと、飽きちゃってぽ~いって行くんですよね。
わかります~。
アイガー北壁は、体調が良いときに、自分が暑い時にでも見た方がいいですよ。すっごく寒いですから。
あれは、冬登山だったかな。
そうそう、ザイル。
これ、山登りには、欠かせないですよね。
映画でもかかせないです。(ネタバレぎりかな?)